仏を殺せ
前回からの続き
大衆の中でも、仏を殺せみたいなのがあるんですよね。
え?仏を殺せ? 穏やかじゃないですね。
例えば、俺が仏だみたいなことを言っている奴がいたら、それを殺せだったかな?
そんな奴はいないと。 俺が仏だ、俺が悟ってて、お前は悟ってないとか、そういう奴はもう悟りじゃないと。
教えの流派にもいるんでしょうけど、誰も悟れないよっていう。
誰も悟ることはできないんだよ。
っていう。 上も下もないよ、みたいな。
とはよく言われますね。
全然自分の体感としてそれを得たわけじゃないんですけど、
そんなもんなんだとしたら、得たいなぁと思うけど、なんか難しい。
両方わからないですね。 なぜかというと、僕の欲求なんですけど、
やっぱり喋ってもらったほうが嬉しいかもしれないですね、と思ったんですけど。
今日試しに、なぞくろさんはテキストだけっていうバージョンでやってみましょうかって言ってやってましたけど。
今やってて思ったのは、言いたいことは結構あるんですけど、
頭の中でシミュレーションしてたんですけど、
たぶんこれ、自分が口出してたらここまで深い話引き出されてなかったんだろうなっていうのも思ったんで。
逆になんか、パス渡してくれれば話しますぐらいのスタンスにしようかなと思ったんですよ。
あーなるほど。
こっちからインターセプトするんじゃなくて、急にパス渡されて、あっ!ってなったら話しますっていうぐらいのほうがいいかなと思って。
基本的にはお二人の対話ベースで進んでいって、
なんかこれ詰まってきたなみたいなときにポッと出してくだされば、その上の経緯とか整理してとかもできるかなと思うんで。
そうですね。
結局なぞくろさんが裏方的にと言いつつ、僕もしろさんも、「あ、何々って書いてくれましたね。」って結局読み上げてたしとか思って。
たしかに。
ただ直近で言うと、この書いてくださった漢字がもう読めないんですよ。
漸悟と頓悟
僕もそんなに詳しくないですけど、「とんごとぜんご」って言うんですね。
悟りに至るために2つのアプローチがある。
今からめっちゃ偉そうなこと言いますけど、全部京極夏彦の小説からの受け売りなんで。
お二人って京極夏彦を読んだことあります?
ないですね。
どんな時代劇なのかわからないけど。
それは鉄鎖の織りっていう、とある山奥にあるバカでかい巨殺、でかい寺で起きる殺人事件を舞台にしたミステリーなんですけど。
ああ、ミステリー作家さんなんですね。
ミステリー作家だけど妖怪学者みたいな感じで。
そう、必ずそれは…あ、やべえ。
久しぶり。京極道シリーズかな?
ちょっとごめん。ウロウロいなんですけど。
そのシリーズってのは必ずタイトルに妖怪の名前が入ってて、
この場合だと鉄鎖っていう妖怪が入ってて、
その妖怪がどんなことをするかとか、どういうふうに語られるかっていうのをモチーフにして事件が構成されてる。
それが事件に関わってるっていうのが全部共通してるんです。
クソ長いんですし、ドンキみたいに分厚いんで。
あんまり家に置いておくと圧力…まあドドメイさんこの話はね。
いやいや、全然。
巨殺のお寺の話なんで、悟りっていうのが結構大きなテーマになってて。
さっきも言ってたけど、これ本当に日本の受け売りだしウロウロいなんで間違ってたら悪いんですけど、
悟りには二つの種類があるよってことを言ってて、
トンゴっていうのが、さっき話してたようなたどり着いたみたいな感覚。
急に、あ、今悟ったっていうような瞬間が急に訪れるようなのがトンゴだと。
あ、違う違う違う。
あ、違うわ、ちょっと押さえなきゃいけなかった。
練習…違う、悟りを目指すための手法か。
悟りはどっかのタイミングでいきなり来るんですけど、
それがいきなり来るのか、それか少しずつステップを重ねていって、
前後っていうのはその…
段階的にってことですね。
そう、段階的に少しずつ。
今偶事書を開いたんですけど、トンゴが長期の…ネットの辞書です。
トンゴが長期の修行を経ないで、人は人びに悟りを開くこと。
前後が段々に悟ること。順序を追って悟ること。
あ、そう、だから合ってるのか。
だからいきなりわって悟ったっていうような感覚にポンと飛び越えて到達するのか、
こういった結果、どっかのタイミングで今私は悟ったんだなっていうような感覚になるのかの違いかなっていうふうに僕は理解したんですけど。
2種類あるんだ。
ただごめんなさいね、受け売りの台場怪しい知識なんで、興味ある方はテッソの織り読んでください。
おこちゃまですけどね、でかいんで。
え?おこちゃま?
めちゃくちゃ邪魔なんですよ。
あ、邪魔、ははは。
文庫本のくせに1300ページがなかったんだよ、確か。
ごめんなさい、なんていう名前でしたっけ、タイトル。
テッソの織りです。
テッソの織り。
ありがとうございます。
はい、なんでしたっけ。
ごめんなさいね、お二人の話を聞いてて思ったのは、お二人が目指した前後の方だよなって少しずつステップを重ねていって、
いきなり降りてくるっていうよりも、着きましたねっていうような感じ。
手放す
ステップを目指してるんじゃないかなっていうふうに思ったんですけど、
でもその前段階してしらさんは手放すっていうことが一つテーマとして今来てるから、
それをどうやって実現するかってとこで、
模索するというか、やるところなのかなと。
そうですね。
手放すってね。
まあ簡単なんですけどね、全部やめないんですよね。
全部は無理。
仕事、結婚など、やめられないもの、やめられないものもありますし、
いろいろね、やめてみて、しっくり合わないことがあったら、
ちっちゃいことでもね、食事でもね、
やめておけばいいんですけど。
なんか結構、長くやってるものほどやめづらいというか、
こだわっちゃうんですよね、自分が。
なんか、そうじゃない人に憧れって、
そうじゃない人に憧れって、
こだわっちゃうんですよね、自分が。
そうじゃない人にあこがれたりしてるんですけど、
柔道の金メダル取った松本さんって知ってます? 女性の松本香里さんって。
いやー、わかんないですね。
野獣って言われて、なんかね、すごい柔道の試合前にめっちゃこんな顔で。
これ一応パッと気がする。
すごい行走の顔をされるんですね。
確かに2大会連続ぐらい取ったのかな、ロンドンとか。
全然知らなかった。 ロンドンの次とか、リオドじゃないのかな、わかんないけど。
松本だったよね、松本ですね。
いやー、初めて見ました、今。 なつくさんリンク貼ってくれたけど。
その方が、柔道でもちろんね、
金メダルを2回ぐらい取ってる方だし、
悪いって訳じゃないですけど、自分がただ単にあんまり好きじゃないっていうので見ると、
柔道とか、何かね、メダルを取った人が、ある意味その、引退後にそれだけに乗っかっていく。
例えば、テレビのコメントで倒し回すみたいな。
多分、やってる活動はそれだけじゃないんでしょうけど、
メダルを取った貯金とか遺産だけで、ずっと生涯食っていくっていうのが、
俺はかわいそうだなって思うんですよね。
いや、わかりますよ、わかりますよ、感覚は。
でも、この方は、もちろんメディアにも出てますし、柔道からは離れてないんですけど、
アイスクリームを作ってるんですよ、この人。
しかも、
乳製品を使ってないのかな、乳製品を使ってるかな、なんかね、
グルテンフリーじゃねえな、アームフリーだったかな、なんか。
その人は、院役の時に、アスリートが気軽に食べられるアイスクリームがなかったから、
アイスクリームを作りますって言って、そういう原材料にこだわったアイスクリームを作ってるんですけど、
そういうことにコロッといっちゃうわけですよね、キャリアもね。
切り替えたり。
柔道、私は別に柔道はもう未来ないです、みたいな。
そこまでは行ってないかもしれないけど、
そうそう、ギルトフリー、ギルトフリーっていうのはね、あんま俺は好きじゃないですけどね。
松本香里さんが、そうそう、ダーシーズファクトリーっていうね。思いっきり、
動画の、トップの動画に、
自己アピールがすごいなって思っちゃいましたけど。
そう、とかね、そういう、
一つにこだわらないっていう、人に憧れているんですよね。
自分はできないからこそそう思う、苦手だからこそそう思うんですけど、
いいと思ったことをね、やめられないんですよね。
ヨガは別にないですよ。
あの、サユってあるじゃないですか、サユ。
はいはいはい、白いユって書いて。
そのアイルベーダー的なサユの作り方があるんですよ。
へー。
それは、沸騰してから10分くらい沸かしたままにするんですけど、
で、それも毎朝飲んだ方がいいよっていうのをチラッと友達から聞いて、
やってみたら、それだけじゃないと思うんですけど、
俺そんなに太ってないんですけど、さらになんかこう、
シャープになったんですよ、体が。
それはいいなーと思って、それも。
ずっと続けてるんですけど、
それもね、10分間こう、沸かし続けなきゃいけないし、
今ガス代高いんで、
どうなのかなーと思いながら、
本当に、ケトルのお湯じゃダメなのかなーって思いながら、
でもまあやってるんですけど、
それぐらい苦手なんですよね。
辞めるってことが。
なるほどなー。
なんだかんだやってるみたいな。
いやー面白い、なんかいくらでも話が広げられるっていうぐらいもう、
いろんなところにあるんですけど、
自分の生き方に繋がるワードというか、
僕の中で勝手に浮かんじゃってるだけなんですけど、
何の話からしようかなー。
まあでも本当はこの、なんていうんですかね、本当はっていうか、
始める前に浮かんでた話題の一つに、
Facebookでしゅらさんが、
話しかけ、リプライしてくれたの覚えてますかね、コメント。
あ、ツイッターですか?
いや、Facebook。
Facebook?
Facebookで。
今回ですか?
いやいやいや、今回というか前回収録から今回までの間で、
はいはいはいはい。
あー!
覚えてますかね、僕が。
はいはいはいはい。
魂と体の関係
あのー、なんか、
肉体と精神と魂というかなんか。
そうですそうです。
はいはいはいはいはい。
ちょっとなぞぐるさん分かんないと思うんで、
っていうのとリスナーさんも分かんないと思うんで、
一応あれしとくと、
僕が毎朝おはようございますっていうハッシュタグをつけて、
各種SNSに同じ文章を投稿してるんですけど、
それでね、6月22日にこれ投稿してるやつですね、
Facebookの方の投稿にしゅらさん反応してくれたんですけど、
えーと、道のり、
あ、これはさっき言った、
しょうまさんとやってる別番組の略して道のりの道のりなんですけど、
道のりでも話したことある気がするけど、
魂と体、ん?体じゃない。
魂と体が一つだってよりは、
魂は体だって今のとこ感じてるみたいな。
で、ちょっとまた文章続くんですけど、
要はしゅらさんそこの魂は体だっていうふうに、
僕が感じてるっていうところに反応してくれて、
おーしゅーさんは魂は体だって感じてるんですね。
これは魂に従って体が出来上がっていると思っていて、
一体ではないと感じていますよ。
面白いですねーって書いてくれたんですよね。
だからその話題とかができたら嬉しいなーみたいに思っていて、
だからそこにも僕の中では今日の話も繋がってる感覚なんですよ。
僕が言ってるのって、さっきのヨガとかで、
ヨガとか瞑想でたどり着く悟りの境地みたいなものって、
そういう突然降って降りてくるみたいなものなんだろうなーって思うから、
頑張ってたどり着くみたいにしてても、
しててもしてなくても降って降りてくるものなのかもしれないから、
ある意味諦めて日々淡々と歩くみたいに、
最近思ってるっていう話と、それと別で僕の中で、
なんかそういうのって感覚的な話だから、
なんか心と体の話とまたちょっと違うんですけど、
僕の中で理性というか、
頭でこねくり回して出す左脳的な理屈、リズメみたいなものをプラス、
プラスじゃない、ものと、
スピリチュアルとか精神的なものとか心とか、
そういう世界っていうふうに二分して考えたときに、
僕結構頭でこねくり回して、
考えて考えて今の暮らしがいいんじゃないかみたいにしてやってる、
そういうこねくり回したそれの延長上にも、
結局そのスピリチュアルの人たちと同じゴールみたいなものがあるような感覚があって、
そんな中で生きてる気がしていて、
そのさっき僕があさついとしてた、
魂は体だっていうふうに感じてるっていうのは、
その頭でこねくり回した考えなんですよね。
感覚的に出したものじゃなくて、
今まで得た知識とか学校で教わったもので考えていったら、
魂みたいなものが外から体に宿るみたいなのが、
イメージできなくはないけど、
それがないと魂みたいなものがないっていうふうに思えるかなって、
自分で突き詰めて考えていったときに、
自分の体を構成している細胞とか、
その中にある原子が分子だ、素粒子だみたいにして考えていったら、
そもそもそんなちっちゃいものが動いてるっていう時点で、
その中に魂の元になるものがあるとしか思えないなみたいな感覚もあるんですよね。
体の構成と魂的なもの
それの集合体が体だって思ったら、
今のところ僕の中では魂イコール体であって、
外からそういう機体みたいなものがフワーっと入ってこないと、
魂がないみたいにあんまり思えないんですよね。
なるほどね。
例えば今まで思ったのは、
体を構成している原子だったり素粒子だったり、そういうのにちっちゃいものが分解していくと、
それ一つ一つに魂と言われるようなエネルギーみたいなものが宿ってる。
その集合体が体であって、外にある魂のような機体のようなものがないと、
なくても成立する。
成立するというか、それとつながってるとかそういうことじゃないなみたいな。
というふうに感じてると言ってた。
なんていうか、じゃないなーまで行くとちょっとあれなんですよね。
まだそこまでの、なんていうか、自分が体感したことがないから、
それは分からない。あるっていう人もいるからあるのかもしれないんだけど、
自分としては少なくともそれを体感したことがない、極端な話を言うと、霊的なというか神秘的な体験みたいなことをしたことがないから、
分からないっていうだけなんですよね。
分からないながらに、でも分からない人間であっても、
その体を構成している分子だなんだ、素粒子だの中に魂的なものの根っこなものがあるっていうふうに、
思考を進めても何ら矛盾がないな、みたいに思ったっていう感覚なんですよね。
そうですね、確かに。
で、それを聞いて今思ったのは、
根っこ、本当に一番ちっちゃくしてた時の根っこって、
別に僕らは特別に人間に備わっているわけじゃないじゃないですか。
例えば木座だったり、例えば自分らを構成している同じ物質が外にあれば、
その物質の材質というか、元素の核には同じ素粒子があって、同じエネルギーがあるわけじゃないですか。
じゃあそれとどう繋がってないっていう証明ができるんですかね、外の。
ん?繋がってない?
繋がってないというかそれと違う?
はい。
その、例えば、まあ俺も何度も別に何かを研究してとか、そういうふうなことで言ってないんで、
すげえ間違ってるのを前提に聞いてほしいんですけど。
僕も大間違いですよ。
僕らの体の中に炭素があるとして、カーボンが。
カーボン、はい。
炭素って含まれますよね、人間の。
そうですね、それすらちゃんと、まあでも何か有機物。
炭素だったり、そうそう有機物だとして、
その有機物が、自分の体に今、体の中にある有機物と、体の外にある有機物があるとして、
その根っこでは一緒なわけじゃないですか。
根っこでは一緒、はい。
例えば、炭素、自分の体を分解してたら炭素があって、炭素の素粒子があって、
それが自分の体にあるのか外にあるのかみたいな。
で、じゃあその時に、その区別ってどうするのかなみたいな。
ん?区別。
自分の中と外、どこから自分で、どこからか自分じゃないかっていう区別が、
どう判断するのかなって思ったんですよね。
どう判断するか。
ん?どう判断するか。
その、まあ、シュラは今見えてる、このね、この形がシュラだと思ってるんですけど、
この辺までシュラなのか、この辺まで全然違うじゃないですか。
なんか俺の半径3メートル、半径3メートル範囲はシュラだと言っても、
まあそれおかしい人かもしれないですけど、
いやいやいや、はいはい。
でもそれ、なんて言うんですかね。
はい。
なんて言うか、全然全然分かんなくなってきたけど。
うーん。
とか。
はい。
自分の体を。
ちょっと汚い例えなんですけど。
次回へ続く。