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深刻な人道危機~パレスチナの今~:人道支援にあたった国境なき医師団
2025-09-01 12:05

深刻な人道危機~パレスチナの今~:人道支援にあたった国境なき医師団

国境なき医師団 村元菜穂
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日々お伝えしているニュースや話題の中から一つのテーマに絞って、専門家や当事者に話を聞く週替わりの特集コーナー
Weekly Close Up。2023年10月に始まったイスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘は依然収まる気配はありません。
現地は今どのような状況なのか、今週は深刻な人道危機スパレスチナの今というテーマでお送りします。
先週の木曜日、実際にパレスチナで人道支援に当たった方にお話を伺いました。その様子を今日はお届けいたします。
国境なき医師団村本直さんです。
村本さんおはようございます。おはようございます。
まず村本さんは2024年の11月から2025年の1月にかけてと、そして今年の5月から7月にかけて
2度パレスチナのガザ地区に入っていたということなんですけども、実際その間に見たこと、経験したこと、ガザの状況どうでしたか?
私たちが活動しているナセル病院まで行くまでにもたくさんの建物が壊れているのが分かりましたし、毎日ドローンの音が聞こえる状況でして
すごくうるさいんですよね。ドローンが低音で飛行している。そこで私たちを監視しているのかどうかわからないんですけど、朝も夜もですね。
空爆もひどく毎日聞こえる状況でありました。
1回目と2回目の違いはやはり大きくて、2回目はやはり食料の状況が厳しかったので、
1月2日と終わり4ヶ月後に戻った時のガザの同僚たちが痩せていたのは、私的にはショックでしたね。
それと疲れがすごいかったです。疲労困憊って感じで、希望があるのかないのかわからない状況で生きていくっていうのがどんだけ辛いのかという感じはしましたね。
4ヶ月ぐらいの間にも状況はますます厳しくなっていっているということなんですね。
そうですね。私が5月に行った時はガザ地区の80%がもうイスラエル軍に占領されている状況で、
ガザの市民の方々は大体ガザ自体がすごく小さいんですけど、20%本当に小さい園籍の中で生きていくしかないという状況でして、
食料問題、物資の問題はさらにひどくなっていて、安全地帯と呼ばれているグリーンゾーンの中での空爆もどんどん増えていく状況で、毎日がそんなような状況でしたね。
特にここ数ヶ月は飢え、飢饉の状態が深刻になっているということなんですけども、具体的には今どういう状況なんですかね。
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私がガザを出た7月以降もどんどん悪くなっているということですが、
やはり私たちは1日に2食、朝と夜という形で、前回もそうだったんですけども、
今回は量も少ない、やはりクワリティが全然、朝のパンとか小麦がないので他のものでちょっと分け合って作ってあったり、
物資がお金を払ってでもない、あったとしても数が少なすぎてすごい高くて手が出せない状況、そのような感じだったので、
私が一緒に仕事していた同僚たちは、みんな1日に1食しか食べていない状況で、
私が去った7月以降は1日に1回も食べれなくなっているというメッセージが届いてましたね。
2日に1度ぐらいしか食べれない状況で。
ガザの中にも一応ビジネスハウスで栽培をやってたりするところがあったんですよね。
そういうところにも空爆があるので、完全に食べ物を一切与えないようにするために起きているような状況で。
私が思うのは本当にこの飢え飢餓というのは人の手で作られているのであって、
その食べ物、食料、人が生きるために必要なものが人の手で制限されて、それが戦争の道具として使われている。
本当にそれを目の当たりにした感じですね。
空から物資などが周辺国から降ろされていくような映像というのが日本でも伝えられているんですけども、
それでももう全く足りない状況なんですよね。
そうですね、それなんでは足りないですよね。
戦争が始まる以前は1日に500台のトラックがガザの中に入っていたんですよ。
それが入らないとガザ新兵を全ての方々を、援助だけじゃなく他の食料とかが入っていたんですけど、
今ではそれが、私がいた5月から7月の6週間で入ったトラック4台トータルで。
本当に数が全然足りていない。
今でも状況がちょっとは良くなったかもしれないという情報が入ってますけど、
今1日100台は入ってないと思うので、
なのでやっぱり戦争前の500台と比べると完全に差がある。
空から物資を届けるだけじゃ足りない。
持続性もないので。
そうですね、その中で国境なき死団のメンバーの方々はガザでどういうサポートされてるんですか。
私たち国境なき死団は医療団体なので病院支援なんですけど、
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私がやっていた活動はナセル病院という、残念ながら今週の月曜日にまた2回空爆を受けてたんですけど、
そこで、火傷とトラウマが自家手術の担当する病棟で国境なき死団はサポートをしていました。
その他にも仮設病院というテントで作った病院を研究で立てて、
そこで患者さんを見ていたり、ガザ北部にもクリニックがありました。
そういう医療提供、医療サポートというのは、まんべんなくできるような状況なんですか。
まんべんなくはできないですよね。
やはり今ガザではほとんどの病院が完全に脱走している病院は一つもないような状況で、
ナセル病院も半分ができている状況なんですけど、
それでもやっぱり患者さんはたくさん来るので、
私たちの病棟は毎日患者数は100%以上いました。
病院のベッド数が85ぐらいしかなかったんですけど、
いつも90ぐらい患者さんはいらっしゃるので、今ではもっとすごいと思いました。
今はベッドナセル病院では患者数が300%だから、
3人に1つのベッド数ぐらいしかない状態だと聞いております。
今特に足りないなっていうのはどういうものですか。
全てが足りていないですよね。
まずは食料。
私たち沖縄警視さんとしては薬品。
あと燃料もブロックされている状態なので、
やっぱり燃料がないと本当に何もできない。
今ガザには何人として電気は通っていないので、
みんな発電機で電気を越している状態でありまして、
その燃料がないと発電機が動かない。
発電機が動かないと病院がシャットダウンする。
全てがシャットダウンしてしまうという状況で。
足りているものがない。
水も足りていない。
飲み水だろうが、体を洗う水だろうが、水自体が足りていないんですね。
そういう中でどうやって燃料とか水を入手しているんですか。
燃料に関しては国連がベースでやっていて、
その国連が入手できている量から、
国連がどの団体にN事業に渡すかという感じで配っている状況で。
私たちは本当ならば900リットル毎日もらう約束になっていたんですけど、
私がいた頃でもその900リットルが100とか200しかもらえていなくて、
全然もう足りていなくて、
どんどんどんどんストックを使っていく状況になっていて。
09:04
私はロジスタンとして燃料を管理もしているので、
本当に平々でしたね、毎日。
病院の発電機に燃料を入れるのか心配でした。
ガザで暮らしている方々は、情報は手に入るような状況なんですか?
一応ネットがすごい弱いんですけど入りますし、
私たちの施設、仮設病院等の施設ではWi-Fiが入るようになっているので、
そこで情報を入れられるんですけど、
それの中でも私がいた1ヶ月半の中で、
1週間ぐらいネットワークが攻撃されて、
一度切断されちゃったんですよね。
その時はさすがにきつかったですね。
やはり、私たち海外スタッフも家族と連絡を取るのが唯一の楽しみという方もたくさんいるので、
もうそれが全部シャットダウンされると、結構精神的にも厳しいところがありました。
実際に村本さんがどういう活動をされているのか、
ロジスティシャンの仕事などについては、
明日また詳しく伺っていきたいと思います。
今日はここまでありがとうございました。
ありがとうございました。
いかにパレスチナは深刻な状況かというのが、
村本さんのお話の中でもわかったと思います。
常にずっとドローンの音が聞こえながら生活している。
そしてその物資もなかなか手に入らない。
飢餓の状況がますます深刻になっています。
国境なき石田村本直さんにお話を伺いました。
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