1. 黙れ!ヤドロク!!
  2. #294 「荒野に希望の灯をと..
2024-12-19 16:56

#294 「荒野に希望の灯をともす」~医師・中村哲 現地活動35年の軌跡~をみて

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毎度、黙れヤドロクでございます。お疲れ様でございます。
元気?いや、元気にしてたらいいなということでございますけど、気が付けば12月ももうあの真ん中過ぎましてですね。
言うてる間にもう年の瀬やなという、ここに来ましてですね。もう久しぶりでございます。
Mr.Xからお前これを見て感想の一つも言わんかいということでございまして。
DVDが2枚届きましてですね。まず1作見させていただこうということでございまして。
まあ年の瀬やからこれどうやろうなというようなことですね。皆さんお忙しいからこんな話聞いてる場合はないというようなこともあるかもわかりませんが。
私、1枚見終わりましてね。鉄は熱いうちに打てということでございますから。
感想というんですかね。これを感想が、感想言うてどやというようなものではまずないというようなところからお知らせしたいなというふうに思うんですが。
私が今回Mr.Xから見てお前なんぞ言わんかいというようなことを言われたものの一つが。
荒野に希望の火を灯す。医師中村鉄現地活動35年の奇跡というドキュメンタリーのDVDでございます。
朗読の語りは石橋蓮司さんということですね。語り中村雅子さんということでございますかね。
中村鉄さんというお医者様でございます。パキシタン・アフガニスタンで35年活動された。
もともとは自分の趣味で山登ったりとか虫を見たりとかいうのでアフガニスタン・パキシタンのほうに行かはったが、
もう自分が医者なもんやから現地の人が見てくれ見てくれ言って寄ってきて冗談の列やったと。
これはならんということで一回家帰りましてもう一回行くと。これは募集があったからハンセン病と言われるやつですね。
ライ病とも言われますが、これはもう基本的にこの時点でこの方の言われた言葉。
見捨てちゃおけないという。これは何でしょうな、もう冒頭のほうなんですよ。
素晴らしい感情じゃないですかと感情的になるなと言われれば人間ちな感情的な生き物ですよね。
この方の見捨てちゃおけんという言葉というのは簡単なんですけど重たい言葉でな。
命の選択というのが目の前で起こっている中で見捨てちゃおけんといける人間って備えてるやろかと思った時に
私はもう軽くこう人のことかもたにしますけどこんなふうに見捨てちゃおけんなんていうような感情で動いてんのかと言うたらそこまでではないなという。
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この方が現地で見るものというのはまあ医者として言ってるんです先生と言われて言ってるんですが、
もう本当に冒頭初めの何年で感じはんのは医師であるというおごりというのはもう冒頭で捨てたはるんですよね。
この人の動き、しゃべったはる姿、見た時に何やろうねこう自分にはできへんことやから何とも言いづらいんですけどね。
暗ければ光を寒ければ火を焚くというようなことものすごく原始的なことということやねんけど
ほんまにこの頃ね情勢が不安定でございます。
まあテロのねことやったりとかが1998年ですかその辺にあったことで
ほんまにこうアフガニスタンという国を世界が狙うというんですかね攻撃していくというようなご時世の中でもこの方ずっと戦ってはりますね。
テロで確かにテロの母体になってるような国やということで周りの国は攻めるけども
現状そこに生きてる人間というのはもう患罰と飢えと飢餓でねどないもならんという状況を自分の目と足で見たはるわけでございます。
これはならんと。まず人間というのは病気がどうこういう前に食べて生きてなあかんと。
生きてたら病気を治せるんやというようなこのお医者さんのもう極端なところに行ってるように僕らは感じます。
もちろんこれは恵まれた生活の中で生きてるからこそそんな思うんやと思うんですけど目の前にバタバタ人が死んでいくのを見ますとそんなこと言うてられん。
生きなならん何が足らん水が足らんこのお医者さん用水路を引くことを考えますね。
そこからもう長い戦いになるようですが自分のふるさと福岡に帰って大きな川から用水路を引くにはどないしたらええんやと江戸時代に作られた山田関という関を見てこのやり方かというふうに思いまたアフガニスタに戻って用水路を作るわけでございます。
その用水路が最初は13キロぐらいの予定が27キロぐらいまで増えるんですけどね。
砂漠に到達させる。一面のもう記録に残ってるんです映像この映像を見ていただきたいんですけど砂漠一面の砂漠やったとこがね森に変わるんですよ。
ここで生きてた方何十万人という方が植えてたのがこの方の用水路の計画で生きてます。
僕まああんまり階層細かいことはわからんのです。見てて人間中なお互いに依存して生きてると。
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その依存して生きてることが平和へと。
昨今SNSなんかでいろんなことありますけどなかなか人と関わったわが交わってはいけん。依存することはならん。依存ワークやというような風潮もありますけど
まさにこの方からすれば人間ちらも依存しあって生きてるもんや。それが平和やと。依存してかつそこに平和があるんやというようなことを言うとあるんですね。
僕らでは今の僕らの頭では生活では理解できへん境地にいたはるなと。
トータル1時間半ほどのものではございますけども。
まさにこの方の35年の戦いというのは
人間がねいっぱいこんな立派な方いたはるんやと思うんです。日本の方だけじゃなくて海外の方でもいたはると思うんですけど
人間が神さんになっていく瞬間という記録というんですかね。
なんかそんな風に感じたんですよね。向こうの人も知ってるや知らずかわかりません。
洋水路の脇にある公園にはこの中村医師が笑ってる姿がかたどられた塔があるんですけど。
なんでかというと教団に倒れてはるんです。撃たれてはるんです。亡くなってはるんです。
現地のスタッフ5、6人とともに一緒に撃たれて亡くなった。
人間ちはそれでも人の値打ちとか横に神さんがおっても気づかへん。
神さんを殺すのはいつでも人間なんやなという風に思いましたね。
まあちょっとしどろもどろになっておりますけど、こんだけいろんなことを感じさせてもらえるというか
またまた自分が生きてて立派なことじゃなくても人一人の命を救えるかと言われたら
まあそんなことはできへんなと思ったりとか。
この方は間接的であれ何十万人という人間を救ってるんです。
その傍らで自分の息子さん、次男さん、納主用で亡くされてたりする。
溶水炉に水が通る。そこで遊ぶ子供が見えるようになる。
その子供の中に自分の息子がふとおるんちゃうかと幻を見る。
こんな光景誰が想像できるやろなと思うわけでございます。
まことに人間は神さんにもなれるなと。悪魔にもなれるなと。
みんなそれぞれの価値観があって生きてるんやなというのはわかるんですが
こんだけ純粋にやっていける人というのはやっぱり世界中にどれぐらいおるんやろうなという風に思いますね。
日々徳島の固い中である意味平和に生かしていただいてるということを考えますと
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誰も救ってへんわけでございます。
ポッドキャストなどで何か喋ることで
よし、ヤドロクさんが4やったらちょっと元気でやっていこうかという風に思ってもらえる人がおれば
救ってはいないですがちょっと人を元気にさす。この程度が自分にできることやと。
Mr.Xは私に言うてんのかもわからへんけども
そんなこと考えてないでって言われるかもわかりませんけどね。
まことに重たいものを送ってきやるなという風に思うわけでございます。
もちろんポッドキャスト番組だけじゃなくてYouTubeでもええんです。
いわゆるコンテンツと呼ばれるものが人の心にどう響くかどう影響さすかということの
一つの大きな現れでもあるかもわかりませんね。
本当に動くということとか行動をとるということっていうのは大事なことやと思うんです。
ました人を救おうと思えばお前そんなマイクの前で喋ってたらあかんやないかと
今こそ動いて何とせなあかんのにちゃうんかという気にもさせられますけども
現実何ができると言ったら僕が今このアフガニスタンに行ったとて
石ちょっと軽い石一個運んでアーシンというのが関の山でございます。
じゃけどこの方はいろんな寄付やらを集めながら何本も用水路を通して
その工事自ら重機に乗り石を運びそういうシーンが映像の中に流れてきますな。
どこの神さんが地べたに降りて皆と一緒に働くやろうなと思ったりもしますけど
だから本場の神さんというのはこういう人を人に宿るものやというふうに思いますね。
だからといって自分の宗教観を人にやれするわけじゃなく
宗教が悪いわけじゃないというようなことでしょうね。
向こうの文化を大切にし向こうのモスクまで建設し
そこで教育も施しなさいと人に信仰も必要であるというようなことですね。
なんやろうね考えさせられますな。
今の自分も含めてですけど周りがねどうあれ今の日本がどうあれ世界がどうあれ
私どうにか考えてどうにかできるものでもないんですけど
深く自分の中に入ってくるものはやっぱりありますね。
大事ですな。
時よりこういうものを見させていただくというかね。
何よりいつでもそういう被害に遭うのは子供やと。
これは戦争という大きなものも含めてですけど
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家庭内の戦争というのがありますよね。
育ち、環境、そういう戦争の中でいつでも被害を被るのは子供や。
老人子供やというふうにおっしゃってますね。
ほんまやなと。
生で映像を見せられるとねほんまに辛い。
でましてやご自身の息子が亡くなった後
戦争やら他のことやら飢餓やらで子供を亡くした親の気持ちが痛いほどわかる。
何ともできへん。
自分らの力ではね何ともできへんことで子を亡くすと。
理不尽に一死報いてやると。
この要水路の建設、建築に当たっても亡くなった息子さんに見とけと。
俺が一死報いてやると。
あの世で待っとけと。
心に誓うわけでございますな。
やっぱり神さんは人に宿るね。
そんなふうに思うわけでございます。
言葉なんかあんまりないね説明もないです感じることで言うたら。
それでもやっぱり人と
考えが違うたら
やっぱり神さんは人が殺すんやなと
思ってしまうことがあるわけでございます。
なんやろうね難しい。
胸に来るものだけが全て綺麗なものでもないし
汚いものでもないし
Mr.Xはこれを見て果たしてどんな思わかったんか
気になりますね。
とても
人一人の人生35年
余りを1時間半に要約したら
美しいことだけを並べるしかなくなるようなことはあるかもわかりませんけど
この人のなされたことっていうのは素晴らしいなと
誰かが語り継ぐとか
誰かがどこかで知るというようなことっていうのは
とても大事やなと思ったわけでございます。
長いこと説明したりね
いつもやったら天気の話だけで
20分も30分も話するんですけど
そんなわけにいきまへんね。
そんな感じの
もう一度題名を言いますよ。
公園に希望の火を灯す
石中村哲現地活動35年の奇跡
ペシャワール会という会を立ち上げておられて
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今でも活動されてると思います。
たかが100円たかが10円たかが500円
それでもこういうところに寄付をするというような活動でさえ
向こうでは何人かがご飯食べれたりとか
これは世界中にあるわけですよ。他にも別に
アフガニスタンだけじゃないです。
何もできるやろうなと
お金だけのことではないんですけど
でもまず知ること
言う中で言うたらこういう映像を見させていただくっていうのは
ありがたいことやなと。選んで見に行かへんのです。
なんでか言うたら残酷やからです。
自分が今部屋におってパソコンの前で
マイクに向かって喋ってるこんな贅沢なことないなと
思わされるからです。
何してんねんやと。
自分がやってることがさも罪のように感じてしまうということです。
元気なもんですね。
価値観が崩壊してしまう
自分の精神が崩壊してしまう恐れがあるから
人は知らないでもいいことは知らんまま行こうとする。
これも大事な部分あるんでしょうけどね。
知ってしまったからには仕方がないというようなこともあるわけでございます。
ぜひ皆さん気が向けばDVDになっておりますよこの作品。
ちょこっと見ていただければ
5年先10年先何かしら
一つの引っかかりが何かを変える可能性もあるかなと思うわけでございます。
そんなふうな作品でございました。
ドキュメントですからね。
これがきついな。
これぐらいにしときますさ。
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