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日々お伝えしているニュースや話題の中から一つのテーマに絞って、専門家や当事者に話を聞く週替わりの特集コーナー
Weekly Close Up。今年の5月、北九州下地区出身の登山家・西川文明さんが、北アメリカ大陸最高峰の山で標高6190mのマッキンリーに挑みまして、見事登頂に成功しました。
3月のWeekly Close Upでは、マッキンリー挑戦前に色々なお話を伺ったんですけども、今回は北九州の登山家・七大陸最高峰を制覇ということで、マッキンリー登頂の裏話、そしてこれからの夢についてお話を伺っていきます。
無双花でマッキンリー登頂に成功した西川文明さんです。
西川さん、お帰りなさい。
はい、ただいま。
よくぞご無知で。そしてマッキンリー登頂、おめでとうございます。
ありがとうございます。
これで、七大陸最高峰すべて制覇?
そうです。
おーすごいですね。
はい、セブンサミッターです。
うわ、かっこいい。
最後に残っていたのがマッキンリー。
そうです。
タイミングとしてちょうど出成りからマッキンリーとまた故障が変わったというか戻ったタイミングだったわけですけど、今回のミッションはどうだったんですか?
いやー人生で一番大変でしたね。
えー。
前回も地上最高にきつかったんですけど、今回もそうでしたね。
荷物が重くって、前回もう動けなくなったところまで行くのがまず大変で、天気もずっと悪くてですね、気温も去年よりもだいぶ低かったんで、今回はその前回そのハイキャンプって一番最後のキャンプがあるんですけど、3つ目のキャンプ、ハイキャンプっていうのが5番目のキャンプなんですけど、3つ目のキャンプでもうハイキャンプより寒いぐらいの気温になってて。
風も強いってことですか?
風も強かったし、なんか多分カッパが来てて、めちゃくちゃ寒くてですね、キャンプ3でテントの中でもうマイナス28度とかそんな感じだったので、その時上に行ってたらもう大変なことになってましたね。
とはいえ、その時のプランとしてはもう登頂はいつにっていうのはある程度決めてたんですか?
そうですね、最初の計画立てた時点で5月31日登頂予定だったんですよ。最終的に5月31日に登頂してます。
おーすごい!
予定通りじゃなかったんですけど、最終的に予定通りになっちゃったっていう。
へー。
ほんとその先の天気とか見ながら計画を常に変えていくというか、それで最終的に予定してた日に登れたっていう。
はー。
その最終日の登頂する日っていうのは天候はどうだったんですか?
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めちゃくちゃ良くてですね。
おー。
その日しか良い日がなくてですね。
へー。
だからほとんどの人登れてないんですよ。
周りにもいたんですね、クライマーは。
いたんですけど、最終キャンプに僕らが上がった時点でみんな降りたんですよね。
あー。
そのもう風が強いっていうのが分かってたんで、ただ僕らはそこで耐えるっていう作戦をとって、
上で耐えて、でもう本当に風がないめちゃくちゃ条件の良い日に僕らだけ登ったっていう。
はー。
天が味方したんですね。
そうですね、ラッキーでした。
一度は挑戦、夢破れ引き返したキンリーでしたけど、
二度目の挑戦によってその頂きを拝むことができた。
しかも絶好のコンディションで。
はい。
誰もいない。
はい。
その時の気分ってどんなもんですか?
いや、なんかその感動よりも先に実は、
あーもうここに来なくていいって思ったんですよね。
へー、そういう心境に?
あーもう二回目だし、もうここ三回も行きたくないと。
うん。
もう大変だし。
はい。
まあそれなりにこうやっぱ、死と隣り合わせなので、
あーこれで終わったと。
なんかちょっと安心したというか、
ただまだその帰りにちゃんと無事に降りないと、
そこがまだ怖いというか。
確かに。
まだ終わってないっていう、油断するなっていう感じですね。
とはいえ、まあ今回三人で登頂して。
そうですね。
ただ実際に山頂に到着した時っていうのは、
石川さんお一人の状況だったんですよね?
そうですね。
今回カメラマンの仲間がいて、
荷物がやっぱ重くてですね。
で、途中でもう撮影機材を置いて、
撮影よりも三人で登頂しようぜって言って、
とりあえずもう荷物を土地で置いて、
それで登ってたんですけど、
本当最後の急なところがあるんですけど、
そこの下でもう動けないかったんですよ、ほとんど。
三人で相談して、
帰りの体力残ってないと死んじゃうんで、
そこの確認して、
ほんとゆっくりだったらいけますと。
ただもう結構時間がもう、
その時点で夜の7時ぐらいだったんですよ。
で、夜遅くなると気温が下がってくるんで、
危険度が増すんですよ、帰りの。
なので確実なのはもう一人で行ってくださいと。
いつになるか分からないんで。
ということで僕一人で最後行ったんですけど、
その時もですね、去年一人でやっぱ登って、
体が動かなくなって、
それでまあ死にかけたというか、
運よく助けられたんですけど、
今回僕一人で行った時に、
ここで僕痺れて動けなくなったら、
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これ死ぬかもしれないと。
誰も登ってきてないしね。
後ろから上がってくると思ってなかったので、
すごいエネルギーを補給しながら、
行きましたね。
ほんと決死の覚悟で登頂して、
そして誰もいない。
そうです。
一人占めのマッキンリーの頂きですよね。
でもそこはさすがにやっぱり感慨深いものがあったでしょ。
植村直美。
はい、冒険家の。
一人でこの景色を見たんだなと思って。
偉大なる先輩。
そうですね。
で、僕実は誕生日が一緒なんですよ。
そうなんですか。
はい。
で、植村さんって43歳でマッキンリーで亡くなってるん、
行方不明になっちゃってるんですけど、
僕43歳でマッキンリーに戻ったじゃないですか。
名前も。
マッキンリー2月12日43歳。
なので僕は絶対に生きて帰ろうと。
だから登山って我々素人から考えると、
やっぱり頂上に行くのがゴールっていうイメージで、
そこにピークを合わせるのかなと思いきや、
下山までの体力を残しておかなきゃいけないんですよね。
ということで、もう本当に過酷なコンディションだったんですけども、
命がけー。
そうそう、最後の最後のベースキャンプのところで耐えて、
そしたら天が味方して、
一時的にこう一日だけ良い天気があって、
そのタイミングでアタック。
そして成功というね、本当に。
奇跡ですね。
一時はね、失敗して命からから戻ってきた。
そのまた2度目の挑戦で見事登頂成功ということですね。
まあ今日は山の日ということもありまして、
今週はその山に魅せられ、
7大陸全ての最高峰を制したという、
西川さんのお話を今週お届けしたいと思います。
ここまで西川文役さんでした。
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