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日々お伝えしているニュースや話題の中から一つのテーマに絞って、専門家や当事者に話を聞く週替わりの特集コーナー
Weekly Close Up。今年は戦後80年ということで、戦争を体験した方の数もどんどん少なくなっています。
いかに今、その体験者の方の話に耳を傾け、そしてそれを次の世代に繋いでいくか、記憶の伝承というものが今の喫緊の課題ということになっております。
今週は戦後80年記憶の伝承というテーマでお送りしております。
最終日の今日は、高校生平和大使として活動しているこの方にお話を伺います。
高校生平和大使の中村美優さんです。
中村さん、おはようございます。
おはようございます。
今日はよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
今、高校何年生ですか?
高校2年生です。
そんな高校2年生の中村さんが、今、高校生平和大使として活動されているということですけれども、そもそもこの高校生平和大使というのはどういう活動をするんですか?
この高校生平和大使とは、美力だけど無力ではないというスローガンのもと、核兵器排出と平和な世界の実現を目指して活動しています。
これまでにいろいろな場所に訪問されたんですか?
活動内容としては、署名活動、研修会、講演会、そして平和事業などがあるんですけど、まずは署名活動。
月に一度、天神、小倉、久留米の街頭で署名活動というものをさせていただいていて、この署名活動では核兵器の製造開発に賛同いただけない方から署名をいただいています。
そして研修会活動として、広島や長崎、沖縄であったり、昨年は津島、東京などに行かせていただいて、そこで県の歴史を学ばせていただいたりだとか、私たち自身がたくさん学習をさせていただく機会をいただいています。
そして次に講演会で、講演会活動では私たち自身の活動報告や思いを伝えるところもあるんですけど、被爆者の方のお話を聞いたり、その集会でお話ししてくださる方のお話を聞いたりと、私たちも話すこともあるけど学ばせていただくこともたくさんあります。
そして研修会や講演会で学ばせていただいたことっていうのを地域の小中学生に平和事業として伝えさせていただいています。私は今、農型高校に通っているんですけど、この農型高校の校内でも署名活動の呼びかけや、織鶴を全校生徒に追ってもらったりという活動をしています。
そういう活動を通じて、特に同じ中村さんとの、世代が同じ方々からの反応とか声ってどうですか?
最初はこの高校生平和大使についても知っている子っていうのはすごく少なかったんですけど、私はこの活動がもう2年目になるので、昨年に比べると学校の中でも声をかけてくれる子が多かったりだとか、私も積極的に研修会などに行ったら友達に話すようにしているので、友達も興味を持ってくれて、どんなことをしたの?とか、写真見せてよって言ってくれる子がとても増えました。
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でも実際、こうやって高校生平和大使になろうと思ったきっかけって何だったんですか?
私が通っていた小学校の先生が、とても戦争とか平和について熱心に教えてくださる先生で、小学生の頃からそういう学習っていうのはすごくさせてもらっていて、その教えてくださっている先生が、私が小学校を卒業すると同時に退職をされたんですけど、その先生から私はギターを習っていて、
ギターの先生でもあったんですね。その先生が教えてくださる曲っていうのは、戦争とか平和関連の曲っていうのがすごく多くて、その練習の合間に戦争のお話とかをしてくださっていて、その中で高校生平和大使の話が中学1年生の時に出てきました。
そして実際に中学3年生の時にお会いする機会があって、高校生平和大使の方と交流学習会をさせていただいて、その話の中で小中学生に平和授業をしているっていうところを聞いて、もしかしたら私の学校でもできるんじゃないかなって思って、学校の校長先生にお願いをして、高校生平和大使を呼んでの平和授業っていうのを実際に行ってもらいました。
その時に私は、自分と年の近い高校生が自分の思いを自分の言葉で伝えるっていうところにすごく衝撃を受けて、自分は聞く立場だけど、次は話す立場に立って自分も伝えていきたいなっていうふうに思って応募しました。
長崎や広島といった被爆地出身の子だけじゃなくて、そうではない高校生も一緒に参加して、当時の被爆の実装などについて触れて、それをまた自分たちの出身地に持って帰って伝えていくっていうこの活動にはやりがいを感じますか?
とてもやりがいを感じます。やっぱり現地に足を運べない方っていうのもいらっしゃるので、私たちが学んだことっていうのをお話しさせてもらうと、お話が聞けてよかったとか言ってくださる方がたくさんいます。
今まで活動してきた2年間で印象に残っているものってどんなことですか?
私が特に印象に残っているのは被爆者のお話と津島研修なんですけど、被爆者のお話だとやっぱり今年は被爆80年、被爆者の平均年齢は85歳、86歳になっていて、
この被爆者の方の生のお話を聞けるのは私たちが最後の世代というふうに言われているので、しっかりとお話を聞いて次の世代に伝えないといけないなというふうに思ってはいるんですけど、
やっぱり被爆者の方の中には自分の体験を話すのが辛くて、伝えたいけど伝えられないという方が多くいらっしゃる中でも、次の世代に伝える、そして二度と繰り返さないためにお話をしてくださる方がいて、
そのお話をしてくださる方も涙を浮かべながら自分の体験をお話してくださるんですけど、その中でも特に私が印象に残っているのは皮膚がただれてしまっていて、
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服に当たると痛いので腕を上げて歩かないといけなかったのとか、周りが本当に地獄のようだったというふうにおっしゃっていて、こういう被爆者の方が感じたことっていうのを、
小中学生とかも知らない方にたくさん伝えていかないといけないなっていうのはすごく印象に残っています。
ただこれから被爆者の方、戦争体験者の方がいなくなってしまう時代が来たときに、中村さんは初めとして、どう次の世代にこの平和の尊さというものを伝えていくかっていうのがすごく大事になってきますね。
そうですね。やっぱり今お話を聞かせていただける機会がたくさんありますので、自分が聞けるからこそしっかり学んで次の世代に伝えていかないといけないですし、
やっぱりどうやって次の世代に残すかってなると、被爆者の方の声をビデオに撮って残すだとか、プレゼンテーションで残す。
そして私たち高校生平和大使が小中中学生にしっかり伝えていくっていうことを大切にして頑張っていきたいなというふうに思っています。
ミウさんの今後の目標って何ですか?
核兵器廃絶っていう目標を掲げてはいるんですけど、戦争が起きている時点でもうダメだなというふうに思っていて、
でも現状を知らない子たちっていうのがたくさんいて、知らないってことが一番まずいなというふうに思っていて、
小中学生に平和授業をしに行った時に、いつ長崎に原子爆弾が落とされましたかって聞いてもわからない子っていうのが今すごく増えていて、
やっぱり知らなかったら繰り返してしまう。
一度と同じ過ちを繰り返さないために、私たち自身がしっかり伝えていく。
少しでも私たちの思いであったり被爆者の思いっていうのを伝えて、みんなで平和を祈っていかないといけないなというふうに思ってますし、
やっぱり今の現状ではいけないので、もっともっと声を上げて、今度スイスにも行かせていただくので、
そういう私たちの思いっていうのを世界にも発信していきたいというふうに思っています。
ぜひぜひ、これからも中村さんがいろんな人に話を聞いたり、いろんな場所に行って触れてきたものということで、
そこから通じた平和の大切さ、命の尊さ、そういったものを伝えていってください。
本当に今日は貴重なお話を聞かせてくれてありがとうございました。
ありがとうございました。
まだ高校2年生っていうことなんですけども、本当にしっかりしていて、
能動的にいろんなことに取り組んで取材して、いろんな方に声を聞き、そしてそれを伝えるという活動をして、
そして同世代にも影響を与えているということなんですね。
とても心強い、頼もしいなと思いました。
高校生平和大使の中村美優さんにお話を伺いました。
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