00:00
キョンさんお願いします。 キョンさん、いきなりですが、自己紹介お願いします。
シン・キョンホンと言います。今はVRのロールプレイゲームの会社を立ち上げて、ゲームをリリースして開発をしています。
もともとフリーランスのプログラマーだったというよりは、ほとんどあまりその期間はなくて、もともとバイバイワールドっていうクリエイターユニットをやってまして、
その時に、ハクシュマシン、ハクシュロボット、何度か最近だと結構テレビ出てたりするんですけど、ハクシュロボットの開発をしてまして、
そのハードウェア担当の別の人間とソフトウェア担当の僕として一応やってました。
その時、吉本興業さんとかからお話をいただくようになって、
自宅開発でソフトバンクさんのロボットのペッパーの開発に携わらせていただいて、その流れがあってから独立したんですね。
独立してフリーランスになって、でもフリーランスになって、
これ後で話すかもしれないですけど、ノートアプリを作って、これでもしかしたらすごい売れて大きい会社にできるかもと思って起業をすることにして、
ただ結果うまくいかなくて、自宅の仕事を何個かいただいていくうちに結構自宅の仕事が増えていて、
自宅の会社を経営するに至って、ちょっとここからVRがすごい飛んでしまうんで説明が難しいんですけど、
いろいろやりたいことはあって、何かしら作っていたいなっていうのの中でVRをたまたま手をつけたことがきっかけで、
結構面白かったので、そのまま作り続けていたらゲームが完成して、会社にしようというところまで行きましたという感じで、今VRの会社で開発者をやってます。
ありがとうございます。
すみません、撮りたくないです。
いやいや、撮りたくないです。僕がなんできょんさんに今回のゲストで来てもらったかっていうと、
結構そのものづくりをするようなクリエイターユニットみたいなところから、
フリーランスエンジニア自体はむしろ好んで、
もうちょっとお固い方の、わりとメディアアートっぽい案件よりはどっちかというと固いシステムを作るような案件の方を好んでやっている印象で、
それもギャップも面白いなと思いつつ、そしたら今度企業をして人を入れて、
フリーランスやる人って自分で手を動かすのが好きな人が多いイメージですけど、
でもちゃんと人を入れてどんどん任せる方法でスケールさせていって、
例えばVRアプリケーションを作り始めて、ゲームを作って、
っていう感じでどんどん興味取り分で新しいところに開拓していってるのが面白いなとずっと見てて思っていて、
一方で僕はiOSでずっとフリーランス的に一人で、基本的に個人で動くっていうことにずっと留まってるんで、
きょんさんみたいにやってることも、人との連携の仕方もどんどん変えていくっていう、
眩しく見えるところがあるので、
どういう感じなんだろうなって話を聞きたいなと思って、
03:02
ちなみに今自己紹介の中で見てて、僕の認識とギャップがあったのが、
バイバイワールドってものづくりしてたときの、
吉本所属のクリエイターユニットなのかと思ってたんですけど、
そうじゃなくて吉本から話をもらって、吉本さんとの案件をやってたって感じなんですか?
もともと一緒にやってた高橋っていう人間がいまして、
その人間と一緒に各種ロボットを作るだけの、本当に案件をもらうとかのユニットではなかったんですけど、
そういうのを展示していくと、そういうところで吉本さんとかから声をかけていただいて、
じゃあうちのこういうのも作ってくれないみたいな別のシステムというか、
別のハードを含めたシステムの依頼をいただいて、それで受託につながっていたんです。
で、その流れでじゃあうちと専属契約をしようということで、
吉本所属というか専属で契約しているアーティストとして一応活動をしていた感じです。
じゃあ順番的には仕事が先に来て、その後所属アーティストになったんですね。
はい、そうですね。
で、吉本さんのYouTubeチャンネルのAll Night Nippon Wみたいなチャンネルがあって、
やってましたね。
そこにバイバイワールドのコーナーもあって、
2015年の初期の頃を見るとまだキョンさんも出てるんですけど、
で、こう脱退みたいな回もなく急になっているんですけど、
何があったんですか?どうなってやめた経緯とか。
そうですね、そこが結構独立の経緯ですね。
ペッパーがちょうど辞めたタイミングがペッパーの、
もともとBtoBとしてペッパーがソフトバンクさんのショップに並ぶっていうイベントがまずありまして、
その1年後ぐらいに家庭用として販売が始まったんですね。
家庭用のローンチのタイミングまでやろうって決めてた。
そしたらちょっと独立して別のことをやりたいなっていうのは前から思っていて、
ただそのタイミングでYouTube始まってしまったっていうのが。
ああ、そうなんですね。
そうなんです。なのでYouTube始まっちゃったけど、
辞めるのどうしよう、わざわざ辞めるっていうほどのなんかあれでもないという感じで、
なんかスッといなくなって、まだ始めたばっかだし、
スッといなくなってもバレないんじゃないかっていうことでスッといなくなって。
元からその高橋さんにはそういう相談をしてたんですか?
そうだったと思いますね。
いや、もしかしたら相談ギリギリになってた可能性はありますけど、
なんかやべえ始まっちゃったみたいになってた可能性はありますね。
ちょっとよく覚えてないんですけど。
なんでそんなに独立しようと思ってたんですか?元から。
そうですね、なんかエンタメ系の仕事だからっていうわけではないかもしれないですけど、
結構そのPepperのお仕事とかって、
なんですかね、ロボットなんでハードと絡んでくる関係性か、
あんまりそのウェブ系の最新技術を追っかけるみたいな感じではなかったんですよね。
で、新しいフレームワークがバンバン出てきて、
なんかキャッチアップしたいなっていう気持ちは高まっていったんですけど、
結構そのもともと組み込まれていたシステムの上で、
06:02
ライブラリとかも選定しなきゃいけなかったりとかっていうところで、
なんだか窮屈さを感じていたりとかっていうのもあったり、
あとはそのPepperのプロジェクトの本当に初期から入っていたので、
だんだん部下じゃないですけど、
一緒にやっていく人が僕の下についてくるようにしまって、
だいたい1日の大半をExcelをいじってるっていう感じになってしまったのも結構、
自分の中でのやりたいこととのギャップとしてはちょっと大きかったなと思ってて、
それで自分で手を動かしたいなっていうのがあったので、
ちょっとこれは独立してソフトウェアを本当にしっかりやるような会社、
当時会社にしたかったっていうのもありまして、
フリーランスになろうと思って独立したというよりは、
起業しようっていう感じで独立したんですね。
当時読んでた本の影響とかすごいめちゃくちゃあって、
コンビネーターの本とか多分読んでたんですけど、
これでスタートアップかっこいいなとかっていう気持ちとかもあって、
当時多分29歳ぐらいだったんですけど、
若干気力の減退を感じてて、
これ30歳になったら起業はいいかなってなりそうだなっていう予感もちょっと感じてたのもあって、
将来起業したかったなってなりたくないなっていうのもあったので、
このタイミングで行くしかないと思って、
ペッパーのB2Cローンチのタイミングで脱退させていただいて、
新しく会社を起こすっていう感じですね。
なるほど、面白いですね。
ちなみにペッパープロジェクトが大きくなって、
マネジメント的なエクセルジル作業が多くなって、
もっと自分で手を動かして、
最新技術を追いかけてやりたかったっていうところで、
吉本さんとアーティスト契約しているユニットみたいなところでは、
自分で作家性を出して、
ものを作っていけるっていう可能性はあって、
ペッパープロジェクトを単純に、
ある程度ユニットとして関わり方を縮小していって、
アーティストユニットとして、
活動を尖らせていくっていう方向性もあった。
僕からすると、吉本所属のアーティストユニットって、
めちゃくちゃ面白そうじゃんって思うわけですよね。
自分で考えたものを手を動かして作って、
それを自分の姿形出して発表してっていう。
藤原マリナさんとかそういう感じ。
はいはい、そうですね。
自分でやりたいことをやることの、
めちゃくちゃ一番尖ってる立ち位置みたいなところで、
そっちの可能性はあんまり感じなかった?
今思えば本当にその通りで、
若気の至りというか、
独立したかったみたいな気持ちも結構、
感情として動いてしまったなっていうのはあります。
一切のしがらみを一回ゼロにしてから、
もう一回リスタートしてみたいっていう、
今だったら絶対独立しないで、
09:00
ペッパーのお仕事を受けながら、
そのお金をうまく回しながらVRのゲームを作ってると思うんですけど、
当時はそういう感じではなくて、
ゼロからやって、それでまたうまくいって、
すごいうまくいく人生を想像しながら辞めていきました。
分かりました。
一旦もう辞めたいっていう感じは分かりますか?
今のことをちょこちょこと、これを辞めて、
ちょっとここで交渉しながらこういう方向に持っていってよりは、
辞めてスタートした方が楽っていうのは分かるし、
楽っていうか大変ですけど、
そっちのそうしたいっていう気持ちは分かるし、
それで企業への気持ちがムクムクと湧いてしまったら、
もう止められないっていう感じも分かります。
僕は起業したことはないけど。
なるほど、そこは分かりました。
フリーランスになって、でも元々は企業前提でフリーランスやって、
フリーランス自体はもう、
フリーランス案件は一応、
クイズ内で技術を磨くための仕事って感じで、
基本的には企業のネタを探しながら活動してるって感じだったんですか?
元々、そのPeaceNoteっていうノートアプリをリリースして、
その名前で会社を起こしてるんですけど、
吉本辞めたぐらいの時に、
それを作ろうって決めて走り始めたんです。
この辺はちょっと、
いろんなノートアプリがある中で、
ノートを突っ込んでいくかみたいなところはあるんですけど、
当時僕の中では、
1行でノートが取れるノートアプリがどうしても欲しくて、
それを作りたくて仕方がないっていう気持ちが勝ってしまって、
それで1年間ぐらいかけてそのノートアプリをiOSで作って、
リリースしたっていうのが先にありまして、
そこでちょうどお金が尽きてしまったんです。
1年間何もしないでいたっていうところで。
そこでフリーランスとしての受託を始めて、
順番としては先に起業してから、
フリーランスっぽい感じでお仕事を
1人会社として受けていたっていうのが順番としてはあります。
確かに。
そのピースノートを作っている頃に会いましたよね。
そうなんです。
あの頃はまだ仕事をしていなかったんですね。
あの頃はふらふらしてましたね。
ノートを作るか、
すみさんとかと会うような、
ハッカーパラダイスとかに参加したり。
ハッカーパラダイス、2015年ですね。
本当そうですね。
さっきYouTube見てて、
バイバイワールドのYouTubeに2015年の前半まで出てたから。
だからそんなに時間が経ってない頃に会ったんですね。
そうですね。
あの頃、
本当にロボットの、
そのPepperの中で動かしているプログラムと
そのiOSのプログラミングって全然違ったので、
結構キャッチアップを大変だなって思いながら
iOSでやっていて。
それで、つとみさんはiOSの住人としておられたので
お話聞いてみたいなというか、
登壇を聞きに行って、
ハッカーパラダイスに行きたいんですけど、
悩んでるんですよねって言ったら、
行ったらいいじゃないですかみたいに言ってて、
あ、そうですねって言ったら、
なんかしたっていうケース。
ちょうど日本に来てた時でしたよね。
はい。
ちなみにそのPeaceNoteは、
12:00
一行でノートを書けるアプリだったんですか?
そうですね。
どういうコンセプト?
有名どころなんであれです。
Evernoteとかだと、
ノートを立ち上げてからノートを作成して、
タイトルにまずカーソルが入っているのか入っていないのかという状態で
カーソルをアップして、
予約書き始められて、
タイトル書いたか書いていないかの後で、
本文を書き始めなきゃいけなくて、
予約保存みたいな長いなんですけど、
ノート立ち上げた瞬間から、
タイトルとか別にいらないから、
本文にカーソルがあって欲しかった。
それで書き始めて、
開業ボタンがもう保存でいいわと思ってて、
それで開業ボタンを保存にして保存で、
もうこれで終わりっていうのを繰り返して、
小さいツイッター的に使えるようなノートアプリみたいなところを作りたかった。
さっき一行でって言ったんですか?
一行ですね。
開業はいらないっていう。
そのコンセプト、
僕ピースノートって、
最初平和のピースだと思ったんです。
でも今、破片のピース、断片のピースって言うんだったんですか?
そうです。
結構そのコンセプトはちゃんと伝わったんですかね、ユーザーに。
結構ダウンロードはしていただけて、
ただ金額としてはそんなにやっぱり食べていけるほどではなかったんですけど、
1万ダウンロードぐらいはしていただいたような気がします。
サーバースクリプトですか、モデルは。
いや、モデルはもう売り切りです。
売り切りですか。
売り切りで1万。
でも売り切りで1万はまあまあいってますね。
そうですね。
キャンペーンとか駆使してたんで、
本当に今の値段通りに1万いってるというわけではないんですけど、
でも結構売れたなっていうところで、
だけど、サーバーを持たないで、
ドロップボックスで同期をするっていう仕組みを使ってたんですね。
そこが僕のサーバーの知識がなかったから、
当時ちょっとここまでいけない手を出してもうまくいかないんじゃないかとか、
っていう日和の部分もあったんですけど、
そこら辺やっていく中でお金が尽きてしまって、
本当はMacアプリも出したいとか、
Androidアプリも出したいとかっていうことを考えた。
受託をやっていくうちにだんだんその気持ちがなくなっていってしまい、
ノートアプリはほとんど開発してないっていう状況に、
受託を始めた頃になってしまいましたね。
逆に今聞くとアリですけどね。
当時僕見てたけどあんまりピンときてなかった。
でも今聞くとコンセプトがスッと入ってきて、
結構いいんじゃないと思ったんですけど、
機動速度とかもめちゃくちゃこだわって、
カーソルがアウトとか、
開業ボタンが保存になってるとか、
そういうとこって結構伝わりにくいから、
それをどう伝えるかの勝負に、
マーケティングとかになってくるのかなと思うんですけど、
そういうところに力を入れて、
あと保存とかはもしかしたら他のノートアプリに乗っかった方がいいのかなとか、
だからそこでテキストを作って、
それで他のメモアプリに差し込めるみたいな、
でもその通りですね。
だからプラットフォームとしての弱さは大きいところに拒んざめ作戦で、
15:03
でもそのコンセプト自体は僕はすごい賛同する。
ハンズフリーでも起動するとかね、今だったら。
確かに。
ハンズフリーでピッパーって言って、
後から直せるとか。
結構いまだに使っていただいてたりとかもするみたいで、
たまにコメントがApp Storeに付いてたりして、
なんかありがたいなと思うんですよね。
完全に終わった話になってるじゃないですか。
もうないんですか、その熱量は。
3、4年前ぐらいに更新してないんですよね。
だからなかなか今、Xcodeプロジェクトを開くのも怖いな。
当時僕、業務効率化にめちゃくちゃハマってたっていうのが、
結構ノートアプリを作りたいっていうモチベーションにあったんですけど、
いろいろやっていくと結局もう、
それこそExcelじゃないもので何か管理したいっていう気持ちが結構強かったんですよね。
なんだかんだやっぱExcelに落ち着いてしまうっていう状況から、
なんとなく脱出したいなっていうふうに思ってたんですけど、
やっぱ数年やっていくとまたExcelで管理してますね、大体何かしら。
つい、結局Excelの引力に負けちゃったんですね。
負けてそうなんです。
だからもうExcelでいいじゃんっていうふうになってしまっています。
ノートアプリ自体は未だに僕自分で使ってはいるんですけど、
そことMacOSとの連動とかそこまでやりだすと、
結構メンテナンスをし続けなきゃいけないので、
別のことがやれなくなっちゃうなっていうのが大きくてやれてないです。
本当に今、別にやりたいことがなかったら全然作り続けてると思う。
それで次の話にも関係してくるんですけど、
キャンさんはそれで会社作って、
さっき知らなかったけど、
ピースノートをやっていくつもりで会社にしたけど、
お金がないから自宅やり始めてっていう話で。
僕が当時印象的だったのは最初から人を入れて、
ある程度その時はまだ技術的には勉強フェーズの人を入れて、
教えながら仕事を任せていって育ててっていう感じで。
でももうその2、3年後に最近どうですかって言ったら、
もうなんか人が増えてて、ほとんどキャンさんが
自宅のところには入らなくても会社が回るみたいな。
当時勉強だった、勉強中だった人はすっかり立派なエンジニアになって、
むしろ教えていてみたいな感じで。
それすごいなっていう話を。すごいなと思って。
今何が言いたいかというと、
それでもうそういうふうにある程度回る、
自宅開発も回ってて、人も育ってて。
そしたらまさに今こそピースノートを
その人たちで作れるんじゃないですかって思ったんですけど、
そのリソースはないって感じですか?
そうですね、ピースノートを続けるっていうところ自体は
やりたさはちょっとはあって、
ただ収益性の問題でそこにリソースを割けるほど
儲かってはいないっていう状態ですね。
18:00
なのでピースノートをずっと続けていたとして、
例えばベンチャーキャピタルとかから
お金を入れないでスケールさせられるのかっていうと
結構難しいんじゃないかなって
僕がビジネス的に諦めてしまっているところはあります。
だから趣味としてこういうノートアプリがあったら
世の中が少し良くなるよねと思いながら
作っている分には良いと思うんですけど、
これで自分の開発費をペイしながら
ずっと続けていくほど儲かるってなると
結構ビジネスモデルとして
しっかりサブスクリプションで月額を取って
っていうようなやり方を取っていくほど
使う人は出ないんじゃないかなっていう諦めがあります。
例えばサブスクで、今買い切りいくらですか?
今買い切り200円です。
サブスクで月100円にして
順調に賛同者が出てきて
1万人がサブスクしてくれたとして
この話に、僕は個人的に興味あるから
YouTubeの聞いてくれる人を無視して
この話で長引いちゃいますけど
1万人で100円払ってくれたら
100万円じゃないですか、月。
コンセプトはあくまで最小限の
ノートをサッと取れるというところで
他の便利な機能を他のノートアプリとか
ドロップボックスみたいな保存できるところに依存して
本当にサッとメモを取る入り口だけをやると
そこをメンテするだけっていう感じだったら
成立するんじゃないですか。
確かにそうですね。
サブスク1万人って結構ハードル高いかなっていうところ
最終的にはですよ。
でも1000人でも10万円で
月に1、2日だったら
そうですね。
ある程度出来上がってしまえば
月に1、2日もかかんないんじゃないですか。
確かにそうですね。
確かにメンテするだけだったらそんなにかかんないから
それこそ月100万もいらないくらいで
運営自体はできる。
そうですね。
すみません。
多分、住宅開発より儲かんないっていうのが
一番大きいんじゃないかなって思います。
そうなんですよ。
僕がなんでここに執着してるかっていうと
僕も同じ事例も抱えてるんですよ。
昔から作ってきたアプリとかあって
そこそこ喜んでもらえて
ずっと更新してなくて
iOS11で64ビット化が
対応してないやつが
ストアから追い出され
インストールできなくなって
iOS11どころかもっと
2014年ぐらいから更新してなかったりするから
もっともっと昔から更新してなくて
でも未だに
あのアプリは良かったなみたいな
見かけたりとかして
直したさはあるけど
でもどう考えても
コストに見合わないから
やりたいんですよ。
やりたいんですけど
つい稼ぎ的に効率があまりにも悪いんで
21:04
そんなことやってていいのかなと思って
ちょっと敬遠してしまう自分がいて
でも作りたいものを作らない自分
稼ぎを気にして作りたいものを作らないのもな
っていうところにジレンマがあって
そうそうそうそう
分かりますよ。
これあんまり使っていただいてる人が
もし聞いていたらって思うと
あんまりちょっと言いづらいんですけど
多分もう作りたくないんですね
優先順位的に
もっとやりたいことが多分上に
スタックされてしまってるので
届かない
じゃあそっか
でもそういう風にいっぱいあるんですね
稼げる自宅以外にVRのやつとか
いっぱい急にどんどん上にたまってて
本当にいつかやりたいさはあるけど
死ぬまでそこのスタックまで到達しないだろうな
っていうイメージ
なるほどね
分かりました
分かりました
その気持ちもよく分かります
そうだな
その企業の
今会社何人くらいになったんですか?
今12人ですかね
僕入れて12人
すごいですね
12人は大きいですね
ちなみにそれはVR RPG会社とは別ですよね
別ですね
別であって
12人が
基本的には自宅開発を事業として
そうですね
京本さんはもう開発はやってないですよね
そこでは
たまにちょっと忙しくなったらやることもあるんですけど
その一人月みたいな感じで
お受けすることはなくなりましたね
仕事取ってくるとこももう別の人が動いてるんですか?
仕事取ってくるのは僕ですね
取ってくるってほど必要ないというか
基本的には継続のお仕事とか
その継続のお仕事からのご紹介だったりとか
って言うので
いただいてるので
あまり僕が取ってきているって感じではない
あとちょっと古くからお付き合いいただいてる
エージェントの方がいて
その方が振ってくれたりとかっていう
そこで要件聞いて
談判交渉してっていうところは
京本さんがやるんですか?
そこは僕が今やってます
ある程度
細かくつどつど毎月何か決めるというよりは
ある程度大きい単位で何ヶ月みたいな感じで決めるから
別にそんなにそこは忙しくないって感じですかね
そうですね
3ヶ月とか半年とかのご契約いただいて
あとは開発者とクライアントさんとやり取りしてもらってる
という感じです
それで十何人をずっと食べさせられてるって
結構本当は回ってますね
そうですね
ただ今回コロナでいきなり一瞬
仕事がなくなったっていうのはちょっと焦りました
半分ぐらいに仕事がなくなって
これはやばいみたいな感じだったんですけど
だからそういうの来るとやっぱり会社のダメージって
結構大きいなっていうのは通設に感じました
24:00
どうしたんですか?
その時はめちゃくちゃいろんな人に
お声をかけてないですか?
その時ばかりは営業活動頑張ってたんですか?
はいしましたね
みんな11人を社員として雇ってるって感じですか?
今役員がもう一人いるので
役員が僕ともう一人なので
社員が10人ですかね
紹介で入ってくるって感じですか?
そうですね
僕の知り合いか知り合いの知り合いを
ご紹介いただいてっていう感じ
会社としては開発を日々する以外に
何かやったりするんですか?
結構会社をやるって
ビジョンを掲げたりとか
それを体現するために
企業文化を浸透させて維持させるために
自作を売ったりとか
あるったりするじゃないですか
そういう会社は一部なのかもしれないけど
どういう感じで運営してるんですか?
今リモートになっちゃったんですよね
コロナで全社
なのでほぼ会わなくなったんで
マインドの浸透もあれもないんですけど
会社があったときは
一応入社のタイミングとか
飲み会のタイミングとかでも
住宅開発はこうあるべき論みたいなのは
語ったりしてましたね
それで浸透はしてたのかわからないですけど
どうあるべきなんですか?
僕は将来的にプログラミングの仕事って
どんどん簡単なものがなくなると思ってて
例えばAmazonが
アプリ簡単に作れますよ
みたいなの作ったりするじゃないですか
サーバーレスプログラミングみたいな感じで
サーバーの管理も不要になってたりとか
だんだん単純作業の部分がなくなっていったときに
結局御用機器みたいなことをできないと
住宅開発者として生きていけないんじゃないかと思ってて
だから先方がやりたいことが分かってて
やる方法が分かってたら
もう住宅開発者に発注は多分来ないから
面倒くさいことをちゃんと巻き取れたりとか
先方がやりたいこと分かってるけど
やる方法が分からないときに
手を差し伸べられるようじゃないとダメだよね
みたいな話をしてたりします
その時に結構僕プログラマーあるあるのか
うちの会社に入ってくる人あるあるのか分からない
やり取りが雑だと
この人と話したくないっていうので
話が終わっちゃうんじゃないかなっていうのを
結構危機感を感じていて
なんで先方とのやり取りで
なんか悪態をつくみたいなの
本当にダメみたいな話とかはよくします
結構やっぱりコードレビューとかで
辛かったりすると
なんかやり取りが雑になってたりっていうのは
結構いるので
だから先方も結構ぶっきらぼうに
投げてきたりとかした時に
こっちもぶっきらぼうに返すのは
でもこっちはやっぱお仕事いただいてる身なので
ちゃんと返しましょうねっていう話とかは
分かる
実装してると一番詳しくなるじゃないですか
結局実装してる人が上に
その上で要求出す人とか
27:02
どうしても解像度的に荒くなるから
実装してる人から見ると
何言ってんだよみたいな
思ったりするシーンもあって
実装してる人がたまに一番偉いかのような
おっしゃるように
ちょっと高圧的になってしまったり
言い方が雑だったり
時には乱暴だったりすることも
散見されるので
そういうのはやめとこうねっていう
そうですね
結構フリーランスのプログラマーとかに
憧れるところとして
会社の朝礼に縛られないとか
時間にルーズでも大丈夫みたいな
雰囲気は感じるんですけど
僕はむしろそこを大事にしてった方が
生き残れると思ってるんですよね
だからちゃんと業務時間に
オンラインでいることで
この人とはやりやすいなと思ってもらえることの方が
大事なんじゃないかな
こういうのはみんなちゃんと刺さるんですか?
いや、刺さらない
老害っぽい感じだと思います
たまに
飲み会で刺さると言って大丈夫なんですか?
あんまり良くないかもしれないです
うちの会社のここがダメみたいなのが
ツイッターでリストアップされてたりとか
たまに出回った時に
うちの会社結構当てはまってるところがあるな
とか思ったり
時間がしっかりしてないとダメとか
その出社とかの時間をしっかりやろうとか
あとは一応
僕自身そんなできてるわけじゃないんですけど
挨拶結構大事だと思ってて
おはようございます言わないのって
ちょっと嫌なんですよ
だからそういうのやろうねとか
言ったりしてますね
結局言ってるんで
みんなやってくれてはいるんですけど
若い人が多いですか?会社は
僕は今34歳なんですけど
僕より年下ですが
30代前後ですかね
だいたい年下ですか?
だいたい年上もいますが
飲み会はどれくらいやるんですか?
だいたい月1でやってたんですが
3月くらいは最後に
やらなくなりました
コロナでリモートになってしまうので
逆にZoomでやりやすいってことは
別にないってことですか?
そうですね
Zoom飲み
一人と一人しか喋れないような
雰囲気を感じてまして
雑談ができないと
僕の声が大きくなりすぎて
あんま良くないんじゃないかな
そうなんですよね
そうそう
Zoom飲みで今みたいな話をしだすと
みんながそれを聞くしかないんで
そうそう
でも今色々ありますよ
ちょっと
別れて席に入って話すのとか
あれ良さそうですね
離れてると声が遠くなるっていうので
近くの人と雑談ができるような
空間のあるような
チャットというか
Zoom的なやつとか
ありますよね
そっか
飲み会で
ある程度みんなで
30:01
コミュニケーション取るような場も
あったって感じですね
そうですね
僕が話してるのは
隣の人にこの話をしてるだけなんで
全然浸透はしてなかったかもしれないですよ
周りは周りで別の話をしてて
それはそれでいいかと思ってた
僕がなんでそういうところにも
また食いついてるかっていうと
色々
思うところとかはあっても
結構
自分が何か
一番主催者というか
主で
そこについてきてくれる人に
何かを言った時に
どうしても圧があるから
ちょっと
あと年齢も言ってるんで
僕は特に老害的に思われる
恐怖が常にあって
今みたいな話とか
分かるけど
なかなか怖くて言えないなみたいな
まあまあ
そんなこと言ってたら社長とか
できないでしょうけどね
そうですね
老害の言うことが結構正しいこと
多いなっていうのは年を取るとともに
なんか感じることが
まあまあそりゃそうですけどね
そうなんですよね
礼儀は大事とかっていうのはもうまさしくだな
まあそうですね
礼儀は大事ですよ挨拶大事ですよ
分かりますよ
いやでもすごいですね
10人を支えてるのは
いやでもなんか全然むしろ
支えてもらえてる感じですね
最初の頃会社にして
っていうタイミングで
受託をやっていこうと思った時に
一人で受ける時に別の仕事が入ってきた時に
週2、3の仕事っていうのが
来なかったんですよ
別に
何件か来るみたいな状態だったので
これをお断りして
縁が切れるのもったいないなっていうところで
社員をちゃんと入れて
その仕事もお断りしないで受けていきたいな
っていうのが根本にあったんですね
それでその仕事が
繋がっていって
ってなると最終的に
僕が
クライアントさんとのやり取りだけに
集中できたりか
仕事を勝手にこなしてくれても
クライアントさんとのやり取りすら発生しなくなったりとかすると
ほんとすごいなみんな
って思いながらありがたいなっていう
そんな風にいい感じに成長していってくれたのって
なんかポイント
これがうまくいったなみたいな
とかあるんですか
そうですね
最近はリモートのせいでも
結構その辺ぐちゃぐちゃになってるんですけど
僕がそうだったので
プログラマーとして
に専念してもらって
会議に一切出さないってしばらくやってたのは
案外よかったんじゃないかなと思ってて
全部の会議に出て
その結果だけを伝えるっていうのを
しばらくやってたんで
プログラミングの習熟に集中できたのは
結構よかったのかなっていうのは
当時ことを振り返ると思います
なるほど
まずはプログラマーとして
しっかり自信をつけてもらって
そうするとあとは
企業とのコミュニケーション
お客さんとのコミュニケーションとかも
33:01
ある程度エンジニアとしての自信があれば
上手にこなせるみたいな
そうですね
実際その会話レベルだと
高等での会話レベルだと
あれですけど
GitHubとかのレビューとか
Slackでのやり取りとかっていうのは
発生していたので
そういうところで自然に会話できるっていう自信は
ついたんじゃないかなと思っています
実際現場で初めて
クライアントさんと直に会ったりとか
最初緊張してたりとか
でも僕がそこついてたりとかして
若干和らげつつ
特に問題なく普段の会話が成立してれば
問題なく進むなっていう感じ
VRの話に
なかなか行かなくて申し訳ないですけど
全然大丈夫です
退職者とかまだ出てないですか
退職者出てないですねありがたいことに
すごいですね
帰る前に念をしてますね
友達とやる感じじゃないですけど
大丈夫ですかっていうことは結構
強く言ってて
普通に
わきあいあいとやるのを
想像して入ってきてもらったら
困るなと思ってたので
最初から僕がトップダウンじゃないですけど
クライアントさんの言うことを
本当に僕が代弁してるだけみたいな
形で伝えていくっていうスタンスで
クライアントさんの要望を叶えていく
みたいな感じでみんなの側に立たない
みたいな感じなんですけど
それを最初から伝えたんで
それで入ってきてくれる人だけが入ってきてくれてるっていうのは
フィルタリングはされてます
なんで入るんですか
それでも
会社を大きくして
やっぱ仲間
同じ仲間でやっていくっていうところに
共感はしてもらえてるのかなと
そのフィルタリングがかかった状態で
入ってくる状態なので
基本的にはみんな仕事に対して真剣な人しか
会社に一応いない状態になってたりとか
その会社の収益っていうのが
基本的にはフリーランスベースというか
どんなものをみんなで
接班しましょうねみたいな形で
一応給与体系を決めてたりとか
一応オープンにはしてるんですが
給与体系とか
他の会社とかよりも
きょんさんの会社を選んで
入ってくるので
そういうフェアな
給与体系とか
あと知り合い
図手だから
その知り合いを信用できるとか
そこはいいかなと思いますね
結局やっぱり
めちゃくちゃ冷裁企業なので
そもそもいつ潰れるかわからないところに
外から入ってくる人って
意味しづらかったりするんじゃないかな
と思うんですけど
向こうからもそうですし
こちらからもいつ辞めてしまうかもわからない人に
ちょっといい給料払いづらいっていうのもあって
給料って低く設定しがちなんじゃないかな
と思うんですけど
知り合いの知り合いレベルでフィルターがかかってれば
あとは最初の時点で
本当にすぐ辞めないでほしいってことを
念をしてたりはするので
愛用コストは低いかもしれないですね
その形って
それって
収益に応じて給料が変わるってことですか
実際はそうならないように
っていうところで考えてて
収益に応じて
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ぐらつかないために
会社に留保を貯めようねっていう考え方
今回のコロナみたいなのが起きたとしても
フリーランスだったら
貯金してなかったらアウトじゃないですか
会社全体で誰かが仕事が回ってれば
一応その金を
薄く広げれば
全員の食いっぱくれることはないように
っていうのをお話としてはありまして
それプラス
日々の余剰資金っていうのは
ちゃんと会社に貯めていこうっていう
そういう設計って設立の時に
したんですか
ある程度
これぐらいの人数いたらこれぐらいが
何パーセントぐらい稼働してたら
常にこれぐらい入ってきて
このぐらい留保すると
みんなに安定して
これぐらい渡せて
もうちょっと増えたらどうなってみたいな
設計を最初からしてたのか
なんとなくやりながら調整していったのか
どういう感じですか
最初からしてましたね
ただ結局留保の量って
社員を入れるタイミングで
調整できるんで
社員をずっと入れなければ
留保ってある程度たまり続ける
仕事が切れなければ
ある程度の留保ができたタイミングで
もう一人採用しましょう
っていう感じで増やしていけば
そこまで留保の量が極端に減ることはない
新しい人入れるのは
留保のたまり具合によるって感じなんですか
一応
紹介いただいて
今入って
入ってくれるか分からないですけど
紹介してもらえそうな方っていうのは
今5名から10名ほど
お話いただいてて
その方々が
留保のタイミングまで待ってもらえるか分からないですけど
そのタイミングまで待ってもらえてたら
お話させていただいて
紹介してもらえそうだった
紹介のストックは
ストックって言うと変だけど
でもタイミングは留保の時が
あとは仕事が増えた時に
留保少ないけど採用せざるを得ない
みたいなタイミングがあったりするので
そういう時は一瞬倒産の危機を迎えつつ
やってます
ちょっとリスクを抱えつつ
すごいな
すごいですね
会社の作り方が
ちゃんと考えられてて面白いですね
危ないながらも
勉強になることは結構多いので
ちなみにさっき
バイバイワールドを
辞めた経緯の話で
最新技術を触りたかった
とかあったんですけど
でも今