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2024-02-20 18:53

#048 10X _ishkawa氏 前編 - iOSエンジニアからフルスタック、そしてCTOへ

- 学生時代に起業、共同創業者はなんとフラー渋谷さん

- いったん就職した理由

- カヤック→LINEへの転職動機

- バックエンドをやり始めたきっかけ

- 起業を想定してフルスタックを目指していたのか?

- LINE→メルカリへの転職動機

- 会社員時代のうまくいった/いかなかった新規事業

- メルカリでは起業を意識してチームビルディングも担当していた?

- 上場間際のメルカリを辞めて起業、リスクは感じなかった

- 矢本さんに誘われなくてもいずれ起業したと思う?(中編に続く)


(2021年収録)


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00:01
今、10XでCTOをやっている石川と言います。
エンジニアとしてのキャリアを簡単に説明しますと、
もともと中学生ぐらいの時からプログラミングをやっていて、
大学生の時に神戸の先輩に誘われて、スタートアップの創業メンバーになったりして、
それを半年ぐらいやっていく中で、一回普通に就職したいなと思って、
それで新卒で科学に就職しました。
徹美さんとはそこで出会いましたね。
それでその後、科学に1年弱ぐらい勤めた後に、
もうちょっと違うところで働きたいなと思って、
NHLジャパン、その後すぐにLINEになった会社ですね。
LINEで勤めていました。
その時は、LINEは新規事業をたくさん作っていたので、
そのiOSアプリをどんどん担当するみたいな感じでやってましたね。
しばらくやった後に、もうちょっと小さいところというか、
ちゃくて勢いあるところに行きたいなと思っていて、
その時100人ぐらいだったメルカリに転職して、
メルカリでまた新規事業をやっていたんですけど、
そこで今の会社の代表の矢本さんで、
この人が起業するんだったらちょっと面白そうだから、一緒にやろうかなと思って、
今になって、もう3年か、3年かな?4年目?今4年目だと思います。
ありがとうございます。
話したいのが、結構石川君って割とCTOとして登壇したりとか、
矢本さんのポジティブキャスト、僕すごい聞いてて、
ゼロトピックとノーアジェンダ聞いてて、
僕は石川君って、かやくんって名前になっちゃうから呼んでるんですけど、
ゲストに出てて、結構そこでの話もやっぱり一緒に共同創業者としてやってるし、
矢本さんもすごい言語化が上手な人だから、
そこのインタビューは結構クオリティ高くて、
CTOの話とかどういう仕事してるのとか、
そういう話ってあんまりアイドルはそこより高くならないなと思ってて、
僕が今日こういう話をしたいなと思ってるのが、
石川君ってエンジニアとしてバリバリ、今はもうバリバリだけど、
IOSエンジニアとして一緒にやってた頃から、
マリスマ性のあるエンジニアで、割とファンが多かったと思っていて、
注目を浴びる人で、憧れる人も多くて、
そこから今のCTOっていうキャリアチェンジ、
結構IOSエンジニアからフルスタックエンジニアになるっていうのも技術幅の広がりも多いけど、
そこからさらにCTOってだいぶ事業に責任を持つ立場だから、
またさらにジョブチェンジと言ってもいいぐらい大きく違うと思うんですけど、
エンジニアの行く方向としては、すごい理想的だと思うんですよね、
自分のエンジニアのスキルを展開していく方向性として。
そうなりたい人って僕すごい多いと思うんですよね。
そんなマリスマ性ありつつ、理想的なキャリアが楽しそうだなと、
03:00
そうなりたい人多そうだなと思うキャリアを生んでる石川君に、
どうやったらなれるのかっていうところを探っていければなと思って、
どうやって探ったらいいかよく分かってないので、
ちょっと思い浮かぶような話を聞いていきたいなと思っていて、
でも僕は石川君は事業志向のようには思ってなかったんですけど、
今のご紹介を聞くだけでも、
今思えば一貫して新規事業志向だったんだっていう、
あえてそういう切り口からご紹介したのかもしれないですけど、
そもそも学生時代からスタートアップやってて、
メルカリでも新規事業っていうところで。
ちなみにどういうスタートアップやってたんですか、学生の時は。
学生の時はアプリがまだレイメイティの時で、2011年ぐらいですね。
アプリのランキングがあるじゃないですか、
あれの過去のやつを表示できて、
今までどういうアプリが流行ったことがあるんだよみたいなやつ、
表示するみたいな感じのやつをやってましたね。
そうですね、そういうようなイメージで、
サーバーサイドを社長だったら、
プラーっていう会社なんですけど、社長だった渋谷が書いていて、
僕が集めてきたデータを表示する係みたいな感じで、
2人で最初はやってたりします。
そこでプラーの渋谷さんと学生時代に石川くんがやってたっていうのは、
めちゃくちゃ面白い話ですね。
その話ってなんか、
僕に向けていろいろ見てきたけど、
その話はどこでも見なかったけど、
それを知る人ぞ知る話なんですか?
そうですね。
多分渋谷もあんまりインタビューで言ってないと思いますし、
あんまり記事になった機会とかはないと思います。
面白い。
プラーって今はもうM&Aみたいになったんでしたっけ?
今はもう普通に存続していて、
80人ぐらいとか社員いるって言ってましたね。
そうですよね。
もう一定の軌道に乗っている会社っていうイメージはありますね。
そうですね。僕もびっくりです。
企業家として成功している渋谷さんと、
CTOとしてもう軌道に乗っているように僕には見える石川くんが、
学生時代のスタートアップやってましたって、
だいたいそんなにパッとしなかった話が多いイメージだけど、
デリーの企業の方も学生時代の時に会ったことがあって、
その方の学生時代のスタートアップも、
この間クラブハウスで聞いてたら、
一緒にやってた人の今別のところで成功してる、
それなりに上手くいってるらしいんで、
学生時代は上手くいってなくても、
その後それぞれ別々で成功するっていうのはあるのかな。
その時はそんなに上手くいかなかったんですか?
それと言った理由なく終わっていた感じですか?
そうですね。
そんなにその時上手くは別にいってなくて、
06:02
かといってすごい失敗したわけでもなくて、
その時僕はエンジニアとしての常識が全然なくて、
いわゆる学生エンジニアの人って、
今見てると普通にエンジニアとしての常識みたいなのがあったりするじゃないですか。
その時の僕には全然そういうのなくて、
例えばサーバーとアプリでやり取りするのに、
JSONという存在を知らなくてみたいな。
わかります。
その時はSQLiteのファイルを配信してもらって、
SQLiteだったらアプリで読めるじゃんっていう感じで、
無理やり読むみたいな。
それぐらいの常識の長さっていうか、
知識の幅の狭さがあって、
その時にフラーに、今フラーでCTOやってる藤原さんという方が、
途中で彼女を上位にしてくれたんですけど、
彼は普通にエンジニアとしての力があって、
そういう場所に宿り着くにはどうしたらいいかなって考えた時に、
普通にウェブエンジニアみたいな人がいっぱいいる場所で、
きちんと就職して、
自分の見識を広める必要があるなって。
そういうのもあって、
最初は普通の就職をするっていう形で選びました。
なるほど。
かやくの3人も一旦就職してみたいな話があったけど、
そういう感じなんですね。
就職して経験積んだ方がいいなっていう。
そうですね。それは本当そうだと思います。
その後のLINEとメルカリも、
質問したかったのはどういう理由で、
そういうところを選んだのかと思ったけど、
大きい会社で待遇が良さそうとかというよりは、
新規事業でいろいろできそうみたいな切り口だったりするんですか?
その時は、かやくからLINEに行った時は明確に理由があって、
かやくに行った時に自社サービスの開発チームだったんですよね、僕は。
その時のかやくって、切り口が面白くて、
みんなに注目されるサービスっていっぱい出してたんですけど、
みんなにとって普通に使うサービスを出せてなかったっていうのがあって、
僕はその時に仲間っていうチームに行って、
今はロビーっていう名前のプロダクトであると思うんですけど、
その時に仲間アップは伸び悩んでいて、
サービスの伸ばし方わからんなみたいな。
開発の仕方は分かってきたけど、
サービスの伸ばし方が分からなくて、
そこに対してどうしたらいいか本当に分からなかったんですよね。
それで一生懸命開発してたんですけど、
思ったような成果は出せなくて、
そうなった時にちょうど先輩がLINEに行ってて、
確かにLINEに行ったらサービスの伸ばし方とか分かるかっていうのがあって、
それでLINEを受けに。
分かりましたか?サービスの伸ばし方。
分かったのかな。
あんまり分からなかったかもしれないです。
伸びてるものとか、人がいっぱい使われてる時にどういうことが起きるのかとか、
サービスを伸ばすデザイナーとか、
ディレクターの人とかと一緒に仕事ができたんで、
彼らが何考えてるかっていうのは、
なんとなくちょっとは盗めたのかなっていうところがあると思いますね。
09:03
あとバックエンドもその頃経験してますよね。
プロダクションレベルの。
それもなかなか余裕のある大企業じゃないと、
なかなか勉強してっていうところからはやらせてもらえないですよね。
そうですね。その時はちょうど同じ部署の先輩で、
クライアントだけだとシステム全体の設計とかできないし、
話を通す時にもクライアントのことしか見えてないといい形にできないから、
サーバーもやったほうがいいよ、みたいなことを。
3階の席とかでどれだけ本気かわかんないですけど、
と言われまして、徳博さんっていう人なんですけど、
有名な。
彼に言われて情緒に相談したら、
じゃあ次の週からあのサービスのサーバーやっていいよ、
みたいな感じにしてくれて、
それで結局徳博さんに教えてもらいながらサーバーをやっている感じになりましたね。
めちゃくちゃいいですよね。それが例の今ですもんね。
でもその頃からこういう今みたいな、
もともとスタートアップ志向があって、
サービス全体を自分でどのポジションでも担えるみたいなことを
想定して動いてた部分もあるのか、
先輩に飲み会の席で言われた成り行きが大部分なのかどうなんですかね。
どうなんですかね。
それは自分として明確に意識できていたわけではないですね。
ただやっぱり開学の時とかも何でもできる人っていうのは周りにいて、
それこそネイチャーリムの創業エンジニアのマッシュさんが
僕の最初の上長で、
彼はサービスの設計もやるし、
どの領域のコードも書くし、
書けた通り形になったら新たなエンジニアに任せ切るみたいなことをやっていて、
そういう動き方ってそもそも存在するんだっていうのはもともと認識はしてはいて、
なんで自分がiOSエンジニアとして割と特化はしていたけど、
そこで他の領域に移るっていうことに対してそんなに違和感はなかったっていう感じですかね。
逆にそういうマインドを持ちつつ、
iOSエンジニアに割と特化してた理由って何なんですか。
何ですかね。
楽しかったからですかね。
それはシンプルで納得いく理由ですね。楽しいですもんね。
あとはやっぱりユーザー体験に近いところをやるっていうのは結構テンション上がりやすかったんで自分的には。
エンドユーザーが触るところ、デザインもやるから、
そういうところのこだわりがある人だから、
やっぱ当時スマホが一番最先端の体験で、
そこを追求したくなるっていうのはわかりますね。
で、メルカリへ転職して、
それってLINEが飽きていいとこないかなっていうので。
そうですね。もうちょっと意思決定に関わりたかったっていうのがあったかもしれないですね。
12:04
元気授業で割と大きいチームにいることも多かったんで、
そうなってきた時に、ここが自分的におかしいなと思った時に、
周りを説得しなきゃいけないとか、上の人を説得しなきゃいけないみたいなアクションが結構必要で、
そういった時に、自分がもともと意思決定のレイヤーに関わってないから、
そういう構造になっちゃうっていうのは、ある意味しょうがないんですけど、
より意思決定に近いところで働きたいなと思っていて、
それが満たせたのが、メルカリが新規事業を作るっていうところだったんで、
それでいったっていう感じですかね。
最初から創造だったんですかね。
そうですね。最初から創造ですね。
創造で新規事業をやって、
その時はいろいろスタック全体を作ってたんですか。
いや、その時はiOSだけやってましたね。
でもその意思決定をやりたいというところは満たせたんですか。
半々ぐらいですかね。でも前よりは確実に関われたなとは思いますけど。
ちなみにLINEとかメルカリで新規事業をいろいろやってきて、
うまくいったやつとかいかなかったやつとか、思い出深いやつはありますか。
そうですね。でもそこまでのキャリアで、
自分が確実にこれうまくいったなっていうのはあんまりなくて、
サービスレベルでいうと、
エンジニアとしてこれだけの質のものをこれだけの速度で作るっていう、
作る面においては十分成果を出せたとは思うんですけど、
サービス面で結局成功できたものっていうのはないかなとは思ってますね。
そうなんですね。
比較的これかなってやつは?
比較的うまくいったかな?
まだまだだけど、ある程度は使ってもらえたなみたいなやつとか。
それはやっぱりLINEライブとかですかね。
最初は純タレントみたいな人に配信してもらったりとかしてたんですけど、
だんだん一般の人とかも配信するようになって、
僕が関わってた当初とは全然違う形なんだけど、
いろんな人が使ってるのかなっていう。
ただその姿って自分が想像してたものと全く関係ないんで、
サービスが使われてるっていうことと自分の出した成果って全然関係ないなって。
ちなみにメルカリ想像で一緒にやってる北さんとか、
北さんって想像じゃないのか?
北さんはメルカリのUSなんで相当遠かったっすね。
そうなんですね。
結構石川くんの周りに強いエンジニアが集まっていった気がして、
成田さんとか中岡さんとか、
あと誰だっけ、結構IOS界隈の知れた人たちが集まっていった気がして。
それって石川くんが集めてたんですか?
いや直接は関係ないんじゃないですかね。
15:03
関係としてはあるかもしれないですけど、
結局ガンジーさんもUSで挑戦できるところを探していたし、
成田さんは関係あるかな。
ちょっと誘ってっていう。
チームビルディングみたいなことは今はもうめちゃくちゃしてると思うけど、
中の頃からそういうことに足をかけてたのかなと思って。
そうかもしれないですね。
やっぱりメルカリのときは一エンジニアという意識が強かったんですかね。
なるほどね。
僕は矢本さんのポッドキャストを聞いてて、
石川くんがゲストに出てたやつで、
共同創業した理由みたいな話が来て、
矢本さんがいろいろメリット・デメリットとかいろいろ整理して、
あれはどうだったっつって。
あれは良かったけどあんまり関係ないかなみたいな。
石川くんはリスクを別に感じてなかったみたいな話が好きで、
当然、やっぱりメルカリがこれから上場するっていうタイミングで、
もう明らかに軌道に乗ってて、
普通はやめないタイミングでやめて、
石川くんもすごい社内で認められてて、
いいポジションでやってて、裁量もある中で、
2人で共同創業をするっていうのは、
普通に考えたらリスクのある話だけど、
それを石川くんがリスクはないと思ってたっていう話が、
僕はすごい共感できるところがあって、
僕はアメリカに転職した時に、
行動力あるとか言われるけど、
別に僕は行動力あると思ってなくて、
得しかないと思ってたから、
別に得になったら翌日から日本でフリーランスやればいいし、
得るものを得られるプラス面しかなくて、
失うものは何一つないから、
別にそこに何のリスクもないと思ってて、
でも周りの人から見ればチャレンジングな行動に見えるっていう。
石川くんの状況も、
僕は山本さんのポッドキャストとかを延長してる、
僕としてはすごい分かって、
なかなかエンジニアとして今結構迷いはあるんですよね。
迷いがあるんですよね。
自分の人生を何に燃焼していいか分かんないんですよね。
でも起業してるって間違いなく自分の会社と自分の事業に
100%コミットするっていうことに迷いがないじゃないですか。
そうですね。
でもそういう時に山本さんも書いてるけど、
共同創業者がめちゃくちゃ重要で、
やっぱり事業とかはピボットするかもしれないし、
分かんないけど、やっぱり誰と創業するかみたいな。
その人に背中を預けて一緒にやれるかっていう時に、
やっぱり山本さんと石川くんってすごいタグだと思って。
それぞれの専門領域が違うし、それぞれすごい人たちだから。
お互い言語がかみ合って、テキストがかみ合って、
2人でディスカッションすれば、
どんどんいいものができていくっていうのはイメージできるんで。
18:01
そういう創業パートナーに誘ってもらえるという機会が
すごいことだなと思って。
何が言いたいかというと、
100%信じられる共同創業者と起業できる、するっていうのは
僕はすごい幸せなことだし、
そこにリスクを感じないっていうのはすごい分かる。
石川くんは多分それを言った人だから伝わってると思うけど、
見てる人に多分伝わってない気がする。
言語化できてないけど。
それはすごい分かってて、
その話についてちょっと聞きたいんだけど、
例えば結構、
企業とかプロダクトを作っていきたいっていう人なんだなというのは、
今となったら分かるんですけど、
大和さんに誘われなくてもいずれ起業したと思いますか?
18:53

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