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バンクーバーのエンジニアへようこそ。このポッドキャストは、日本時間で毎週火曜日に更新される、北米圏のテク業界やキャリア、ライフスタイルなどについてお届けしている番組です。
番組をお届けするのは、サンフランシスコのスタートアップでCTOを務めるYUYAと、エンジニアの海外進出をサポートする企業、フロック代表のSENAでお送りしております。
【佐藤】というわけで、大島先生、始まりましたが、エンジニアの文脈で起業したことがある人を呼ぼう第2弾ということで、前回呼ばせていただいたのがRECOさんでしたね。
シンガポールの方にも行かれたことがあるということで、いろいろと起業の部分、文脈に対するエンジニアとしてっていうところ、特にビッグテックとかに行かずに起業するとかっていうのが果たしてどうなるのかみたいなところで、すごい発見のあった回だったかなというふうに思うんですが、
今回もまたちょっとスペシャルゲストに来ていただけたということで、本日来ていただきましたのは島田さんです。よろしくお願いします。
【島田】よろしくお願いします。
【佐藤】俺、島田さん1回バンクーバーに来てもらったの、あれもう何年前でしたっけ?2010?
【島田】あれ2019ですね。僕が世界一周してるときなんで。
【佐藤】あの時なんで世界一周してたんでしたっけ?たまたま会えたみたいな感じだったんですけど。
【島田】あの時は自分のもう1回起業を決めてたんですけど、マンマリーを売却した後で。
その後、どういうテーマでやろうかっていうのと、場所はどこでやろうかっていう、2つテーマに依存しますけど場所は。
そういう形でいろんな場所を見るっていうのをやってて、大体40カ国60都市ぐらいを回ってたんです。1年ぐらいかけて。
そのうちの、ほんとほんと終盤ですね。バンクーバーとカナダ・トロンとかのその2都市を訪れてて。
それで大島さん、その時もいらっしゃったんで、大島さんに久々に聖杯しに行ったら、
佐藤さんをご紹介いただいたっていうのが、あれですね、2019年多分。
【佐藤】そうだ19年の、だからコロナ前ですもんね、バッチリ。
【島田】そうです。ちょうどコロナが終わる前まで僕飛んでました。
【佐藤】そうか、ありがとうございます。というわけで、実はこのBotcastの冒頭で島田さんの紹介をどういうふうにしようかなってずっと迷ってはいたんですけれども。
ちょっと僕も勉強というか、振り返りも兼ねて、ご紹介プラス島田さんの自己紹介もいただければなというふうに思うんですが。
もともとはあれですよね、株式会社コネヒトさんのところで、ママリっていうアプリのCTOをされていた。
ちょっと文脈おかしいのかな。っていうような流れだったのは、ご経歴かなというふうに僕はイメージしているんですけれども。
エンジニアとしてのご経験なんかも踏まえた上でだと、もう何年くらい経験されているイメージですか。
エンジニアとしてっていう感じだと、僕がちゃんとプロダクトを作り出したのって、サンサンって今上場している会社があると思うんですけど。
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それのエイトっていうプロダクト、個人向けの名刺管理のアプリがあります。
名刺管理ですよね。
これの立ち上げをやったのが、ちゃんとエンジニアリングしたプロダクトっていう意味で言うと、それが最初かなと思っていて。
あれをサンサンの寺田さんっていう社長の方と、もう一人のエンジニアの人と一緒に一番最初に立ち上げたっていうのが、
プロダクトをちゃんと自分自身のオーナー尻尾を持って行動を変えたっていう意味で言うと、あれが最初なのかなと思っていて。
それ、僕大学3年なんで、ちゃんとプロダクト触ったら20とか21とか。
じゃあ最初からそういうスタートアップって言ってあるかもしれないですけど、
本当にプロダクトをローンチするタイミングからエンジニアとして入ったっていうのが、実はエンジニアとしての最初のキャリアってことですか?
そうですね。でもあの時は何でもやだったんで、今の8card.netっていうドメインも取りましたし、
パワーポイントも作りましたし、何でもやってた感じでしたね、8を立ち上げるときは。
そうなんですね、僕8むちゃくちゃお世話になったんで。
ありがとうございます。
まさか立ち上げに関わられた方にお話できるとはっていうのは、これバンクーバーの話しとき気がするな、流れでお話しさせていただいたと思うんですけど。
その後、コネヒトさんの方に、これCTOっていうポジションでおそらくジョインされているのかなって思うんですけど、それは正しいですかね?
そうですね、ジョインっていうか応援っていうCEOがいるんですけど、彼と一緒に学生のまま起業したっていうのがコネヒトで、2人で立ち上げたみたいな感じですね。
すごいですね、じゃあもう本当にスタートアップのキャリアから始まって、本当立ち上げのフェーズから入って、
なんかいきなりちょっと前回話した話をちょっとぶり返しちゃうんですけども、結構なんかエンジニアとしてのキャリアってどっかでビッグテックとか挟むべきかねみたいなね、
なんかおっきいところで経験積んだ方がええんちゃうかみたいなのでも、よう喋られる文脈かなっていうふうには思うんですけど、
そういう意味だと島田さんは本当にもう立ち上げのフェーズにずっといらっしゃる方っていうことになるかなというふうに思うんですけど、それは正しい?
そうですね、今はもう結局3社目の起業しているので、そういう意味だとビッグテックを僕はよく知らないっていうので参考になるか分からないですけど、
起業しかしてないですね、今のところ。
えー間違いない。なのでちょっとこの辺の話なんかを非常にちょっといろいろ紐解いていければ今日は嬉しいなって思うんですけれども、
そうですね、ちょっと島田さんの今やられている部分とか、どういうちょっと技術に触れられてきたとかっていう部分もすごく興味はあるんですが、
やっぱり起業するエンジニアさんが、文脈的にはですね、バンクーバーに僕ら、僕はもちろんいるんですけど、大下さんもバンクーバーに住まれていて、
で、真下行ったらシーコンバレーということで、当然ながらエンジニアの方々もしくは起業家の方々も4番下がいるわけじゃないですか。
本当にエンジニアとかテックの文脈で起業をするっていうのはほぼ当たり前の文化が真下にあって、
で、かたやバンクーバーってなかなか実はエンジニアはむちゃくちゃたくさんいるんだけれども、起業に至るっていうフェーズの人たちが非常に少ないよねっていうのがコミュニティを運営している側としては、
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残念だなっていうのはちょっと残念とまで言わないけど、何でだろうなっていう部分があって、で、もともとこのポッドキャストの中での起業家特集というのをさせてもらうきっかけになったのも、
ちょっとエンジニアがやっぱり起業をするとかっていうのって結構壁があるのかなとか、もしくはやっぱり、さっきもちょっと話しましたけど、キャリアとして考えたときに、
ビッグテック行くとか、ちょっと大きいチームで揉まれるとか、そういうのを経緯しなければ、要するに起業とかってするのはもうナンセンスみたいなことを思っている人ももしかしたらいるのかなっていうのもあって、
実際にじゃあ起業されているCTOさんだったりとか、起業のフェーズにいらっしゃるエンジニアさんっていうのの話を聞いてみようという風になったのがことの文脈という形になるんですけれども、
そういった部分だと、先ほどの話をもう一回ちょっと繰り返す形になるんですが、やっぱりその大学生っていうフェーズの人たち、当然周りは就活したりとか、
どっかの大企業行ったりとか、そういう人たちが多分もう周りばんさかいたであろうっていう中で、その当時はおそらくもちろん33株式会社が、
やっぱり名前は知られていなかった企業だとは正直思いますし、その会社でプロダクトを実際に作る立場でエンジニアとして入るって、まあまあな勇気だなという風には思うんですけど、
当時の島田さんはそこに対して何かプレッシャーだったりとか、いやー葛藤だったりとか、そういうのはなかったんですかね。
えっと、33に関して言えばインターンだったんですよ。
インターンだったのか最初は。
学部時代のインターンだったんで、それはもう別にあんま関係ないですよね。学生時代にいい経験させてもらおうって感じで、いきなり始めたら社長にお前これやれって言われて、
突然始まったのが8みたいな感じなんで、それは別に正直あんま自分が決断したっていうよりは巻き込まれたみたいな、巻き込まり事故みたいな。
そうなんだ、なるほどね。
そういう感じでした。
学生企業は当然親とかには、僕は慶応出身なんですけど、慶応まで言っといて、
例えばトヨタとかいい会社に就職しないのかお前はみたいなやつ。
よくある話よね。
よくある話で、お前そういうとこに行くんじゃないのか、さっきそう思ってたみたいなリアクションも正直ありましたよね。
なるほどね、やっぱあるんだ。
それは親はありましたけど、でも自分としては結構それこそさんさんでのインターンとか、他にも実はインターンさせてもらってた会社とかがあって、
やっぱりIT面白いよねっていう、スタートアップ面白いよねっていう風に思ってたところがやっぱり大いにあったので、
そういう意味で言うと、大企業に就職するっていうのは自分としては楽しそうじゃないなって思っちゃったんですよね。
なるほどね。
僕当時学部に行った後に大学院も行ったんですよ。
はいはいはい。
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院に行きながら学部で就職した某大きなキャリアとかに就職した友達とかがいたんですけど、
就職してしばらくしたらちょっと研究室同期とかでご飯行ったりするじゃないですか、飲みに行ったりとか。
それで話聞いてみると、入社して半年ぐらい経ったのに、まだ研修やってるみたいなこと聞いてて。
大企業あるあるなやつか。
その間にもう一つプロダクト作れるよなとか思っちゃうんですよね、それ聞いて。
そうか、面白いな。大島さんは逆に理系バリバリの大学出たわけでしょ。
その時そういえば企業だったりとか、エンジニア畑の中心の学部だったと思うけどさ、いなかったんですかそういう人たちって。
僕実は大学の時に企業というか会社を作って、スタートアップじゃないですけど、
地域の、その当時函館に住んでたんですけども、函館のお店、飲食店とかのホームページを作ったりとか、
っていうような仕事はしてました。
そこでちょっと僕が思ったのは、結構自己流でやってたのね。
当時HTMLとPHPですごい脆弱性のあるコードとかも書いたし、
当時って情報がまだまだGitHubとかがなかったので、
本屋に行って本を買って、PHPの本とか読んで、ブログサイトを作ったりとかニュースサイトを作ったりとかそういうのをしてたんですけども、
そういうところで僕は逆に最初大きい会社に入って、ちょっとちゃんと学びたいなっていうのは思ったんですよ、最初。
なるほどね。
そこはちょっと島田さんどう考えてたのかなっていうのが気になるところですね。
チームで何かを作るっていうのは大きいところのほうが学ぶことが多かったんちゃうかっていう風な文脈ですかね、そうすると。
そう、やっぱり自分で自己流でプログラミングを書くことに当時は限界をすごい感じていて、GitHubとかがなかったので、
そこで一旦は最初大きい会社というかある程度組織化されてて、いいエンジニアがいる会社に行きたいなと最初は思いましたね。
なるほどね。そういう点だと島田さんはもういきなりローンチに関わってっていうところで、なかなかちょっと対局を成すところはあるのかなというふうに思うんですけど、
結構そこは不安とかなかったですか、ちなみに島田さんは。
そうですね、でも大島さんのおっしゃることはすごくよくわかるなと思ってて、確かにエンジニアとしてはいい先輩がいて、
たくさんそこからフィードバックをもらえるって感じをしてほしいと思うので、そう思うのは自然ですよね。
僕今ちょっと当時もう10年以上前の話なので、なんでそう思わなかったかっていうのをちょっと書いてみると、
一つあったのはやっぱりプロダクトを作りたいと思ったんですよね。エンジニアリングを学びたいんじゃなくて、プロダクトを作りたいって思いは結構僕は先行してるところがあったんですよね。
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なるほどね。
なのでどっちかっていうとそっちの思いを優先したってところがあるんじゃないかなって思ったのが一つと、
あともう一つは本当にありがたいことに、会社っていう枠以外で自分の師匠じゃないですけど、
先輩というか、自分が尊敬するエンジニアがいたっていうのがやっぱりいいことだったかもしれないですね。
それやっぱり東京だからなのかもしれないですね。僕当時地方に住んでたので、そういう会社とかもなかったですし、
インターンするような会社もなかったですし、そういう知り合いになる人もいなかったので、そこはやっぱり東京のいいところだったのかもしれないですね。
そうですね。
サンサンの前とかにも実はインターンシップっていう形で何社か僕やってたんですよ。
いわゆる非エンジニアリング領域もやったし、本をいきなり渡されて学びながらやるみたいな、クローラー書くみたいなところもやったりしたんですけど、
そういう感じで社内社外に関わらずエンジニアのコミュニティが多少あって、
そこで情報交換できたので、多少エンジニアの学ぶ欲っていうのは満たされてたかもしれないですね。
なるほどね。
メンターの存在って大きいかもしれないよね。結局フロックもうちもそうなんですけど、海外で通用するエンジニアになるぞって言って、
メンターがいる、いないとかっていう分で相当差が出るなっていうのは正直思っていて、
言っちゃうと、会社とかそういうチームに入って個人として見たときに、やっぱり教えてくれる先輩、もしくは自分が壁にちょっとつまずいたときにサポートしてくれる人だったりとかっていうのが、
探し見つけやすいのが多分組織とか会社っていうチームというか組織であって、
別に会社っていう枠組みを離れてそういうメンターさんがもしもいるとするんだったら、じゃあ別に会社っていう組織に属する必要性って、
もしかしたらないのかなって今の話をちょっと体育的に聞いていて、僕は思ったんですけど、そういう意味だと割と大きいってところをね、やっぱり行かれている大島さん的な目線から見ると、
いやそれよりももうちょっと得るものあったよとかっていうのはなかったんですか?
あとはやっぱり横のつながりっていうか、僕の会社もそうですけど、よく言われるのが例えばGoogleとかビッグテクニックと、やっぱりその同僚たちがまた他の会社に行ったりとかしてっていうようなコネクションみたいなのを得れるっていうのはありますよね。
それはちょっと自分で一人でやっていると、それを得るのがなかなか難しいので、その会社にいると自ずと入ってくる人のコネクションを得て、出てくる人も後で連絡取れたりとかするので、そこはあるかなと思うんですけど。
いや、それすごく羨ましいです。正直言って。やっぱり知り合いで例えばGoogleとか入った人たちって、確か僕の台ってGoogle新卒1期とか2期なんじゃないかな、日本でいうと。
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やっぱりいまだに横で仲良くしてるみたいだし、そういう人たちって例えばスタートアップでも、後から実はとあるスタートアップの幹部として入るみたいな感じで、結構世の中が散らばったりするんですよね。
そういう人たちの人脈ってあるだろうし、やっぱり同期って一緒に、日本の場合はですけど新卒って制度があって、そこで得られる同期って本当に一緒に1回の機会だと思うんで、それはすごく羨ましいです。
僕の場合で言うと、これは幸いなんですけど、本当に日本のスタートアップのアクセラレーションがほぼ出始めたタイミングだったんですよ。僕らはMobita Japanっていうのは孫大蔵さんが主催して、今はMisutuって名前になってるんですけど、
あれのインキュベーションの1期生だったんですね。孫大蔵さんの前のプロダクトで僕らは大蔵さんにピッチして、それで君たちいいねって言われて入ったんですけど、結構そのタイミングで若い学生、いわゆる僕らみたいな同性愛の学生起業家とか、前後プラスマイナス3くらいの人たちがアクセラレーションを受けて起業するっていうタイミングだったんですよ。
だから起業家同期とかは結構幸いそういう意味ではできて、それはまた新卒同期とは違った縁というか、そういうのはあったりしますね。
寺田 なるほどね。やっぱりアクセラレーターからって、やっぱりサンフランシスコなんかもアクセラレーターを、それこそアルケミストだったりとか、ワイコンだったりとか、そういったところから人脈を横のフリアカーにつけて、それをやっぱり起爆剤にして、やっぱり起業家として最初のスタートアップを爆発するんだみたいなところって、すごいよくある話だと思うから、結構それをじゃあ、孫大蔵さんは日本っていう、なかなか当時ってアクセラレーションとかアクセラレーターっていう部分がそもそもまだ結構浸透、多分してなかった時期なんじゃないかなっていうふうには思うんですけど。
もうその時期からそういうコミュニティの中に属していたっていうのは、もしかしたら会社その辺の企業に属する以上に有益なもしかしたらコネクションができるきっかけだったのかもっていうことですよね。
かもしれないですね。ちょっと多分それって違う軸だと思うんで、またその軸で優劣が決められづらいとは思うんですけど、でも自分としてはその時に本当に例えば無限ラボっていう、KDDIの無限ラボで仲良くなった人たちで、英語レーカーのファウンダーチームとか、
幸いそういう同期の人たちでご縁とかで、例えば自分がちょっと演じる人としてさせてもらったりしてますけど、そういうご縁があったりとか、スタートアップ同士の情報交換とかもらってたりしましたし、それはやっぱりありがたかったですよね。
いやー、だからそこじゃない?結構その大手とかもそうかもしれないし、この大きい会社に多分属さないとなかなかその企業とかに行く余裕が湧かないんだって人たちって多分そこだと思うんですよ。おそらくそういった横の繋がりだったりとか、さっき言ったメンターだったりとか、すごいレベルの高いエンジニアにもまわれる経験だったりとかっていうのを積みやすいのが企業だからっていうことで、より有名な、よりレベルの高いところ、より先行やっぱり勝ち抜いてきた人たちが集まってるところに入ったほうが手っ取り早いんじゃないかっていうふうに思います。
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ある程度考えてる人だったら多分そうだと思っていて、一方でやっぱり島田さんみたいにプロダクトにも集中したいと、それこそ1個のね、それはプロダクターを作ってる会社に入ったとしてもその歯車の1個としてっていうので何か従事するっていうよりも、自分で多分そのプロダクトに100集中するっていうことを今集中したかったんだろうなっていうふうに今話聞いてては思ったので、そういう人からしてもしも仮に企業やったりとかかなり早いフェーズでスタートアップだったりとかにジョインするとするんだったら、その今島田さんが集中したいと、
今島田さんが言ったところのアクセラレーターだったりとか、そういう横の繋がりにどういうところに行ったら広げることができるのかとか、その嗅覚みたいなのって、なかなか大学生とかさ、それこそ大きい会社に入る前の人たちってあんまないじゃないですか、やっぱり。
で、それって身につけるよ、お前って言って身につくものでも正直ないと思うんですけど、だからそういう意味だと、島田さん的なそういう嗅覚的なのを鍛える材料というか要因というか、そういうのってあったんですか、雑誌でもウェブサイトでも追いかけてる人でもメンターでも何でもいいんですけど。
うーん、正直その嗅覚をじゃあ18歳ですごい鋭くする、できるかというとちょっとわかんないなと思って。
はい、なんですけど、やっぱり自分が何やりたいかっていうのを考え抜くのはすごい大事だと思っていて、
例えば僕にとってはもしかしたら正解だったかもしれないんですけど、例えばインフラエンジニアとしてスペシャリティになりたいって人がいるとするじゃないですか、
その人がじゃあスタートアップコミュニティでスタートアップの人たちと絡んでいいのかっていうと、多分インフラってスタートアップのプロダクトを作るうちのほんと一部だと思うんですね。
そうなんですよね。
だからインフラのスペシャリストにはもしかしたらなれなかったかもしれないですよね、この道だと。
うん、確かに確かに。
ちょっとわかんないですけど、もちろんプロダクトがスケールアップしてインフラが必要になって、それでスキルを身につけたって場合はもちろんあるんですけど、
もしかしたらGoogleのインフラクラウドの部門に行ってめちゃくちゃスペシフィックな技術をやってる方が幸せかもしれないし、
それはやっぱり自分自身でゴールを決めるのがすごく大事だと思ってるんですよね。
僕はプロダクトを作りたいっていうエンジニアなので、
かつプロダクトって自分自身で作るのが一番勉強になると思ってて、結局全部しないといけないじゃないですか。
フロントエンドのこともしないといけないし、インフラのこともしないといけないし。
だから自分自身でスタートアップでプロダクトをやるって全部の技術に触れられて、全部自分で責任を持たないといけないから、すごく恵まれた環境だと思ってるんです。
僕にとってはエンジニアとして学ぶっていう意味では、プロダクトを作るエンジニアとして学ぶっていうのはすごくいい経験だと思います。
だから僕は会社とかプロダクトに自分の技術を育てられると思ってるんですね。
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でもそれはやっぱり人それぞれゴールが違うじゃないですか。
それをちゃんと、やっぱり曖昧でもいいので考えてみて、その上で行動するっていうことがすごく大事だと思ってて。
例えばじゃあプロダクトやりたいってなったら、僕はインターン行ったんですね。
プロダクトを作ってる会社に、実際プロダクトってそもそもどうやって作るの?
世の中にプロダクトはどうデリバリーされてるのか知らなかったわけですよ。
全然わからなくて18歳でいきなり入って、そもそもプログラミングって高校までやったことがなかったので、
どうしたらいいんだ?
実際プロダクトを作ってる会社に入って、
そうなんだ、まずPythonなりPHPなりを学んで、
ウェブサーバーにそのプログラムをアップロードして、
それにユーザーがアクセスして初めてページが表示されるんだ、みたいなことがわかるわけで、
やっぱりそれは中に入って作ってる人たちの動作を見て初めてわかりますよね。
それが楽しいんだったらプログラムになればいいし、
これちょっとわかんないしつまんないなってなったらプログラマーじゃなくてもいいかもしれないし、
ディレクターでもいいかもしれないし。
やっぱりそれを自分自身で解説立てをして、
その上でそれが本当に自分の解説が正しいのか、
アクションで確かめるっていうのを常にやり続けるってことだと思います。
話だけ聞くと間違いなくその通りだよねって思いつつ、
例えばさっきの話にあったところの、
例えば自分がプロダクトを作りたいって言うんだったら、
作ってる人たちに聞けばいいじゃないかっていうところ、
その聞くっていうところを多分勇気と捉える人たちってすごく多くて、
実際そこに対しては大下さんもそうだけども同意よく、
実際だって大下さんもキヨさんとかアメリカで活躍してる人たちの話聞いたり、
コネクション作ったりとかっていうので、
本当にアメリカ行くっていうのを実現させようとしたわけだし、
だからそういうのができる人とできない人っていうのも当然いるから、
そればっかりはでももうどうしようもないというか、
持っても生まれたものなのかなと半分俺は思っちゃいて、
でもお二人に共通する部分としてはそういったところだと思ったよね。
実際に自分がこれにアクセスしたい、
自分がこれにちょっと触っていきたいとか触れていきたいっていうところに対して、
非常に貪欲だなっていうのはすごく感じたので、
一つちょっと勉強になりました。
僕もそうなりたいなと思います。
サービスを作りたいとか、
アイディアがあったりとか、
こうやりたいみたいなゴールがある、
プロダクト思考っていうのかな、
そういうエンジニアの人は今の話でもいいかもしれないんですけども、
僕が感じてるのは漠然と大手に行きたいみたいな、
スタッフエンジニアになりたいみたいな人もいるじゃないですか。
それは生活のためかもしれないし、
エンジニアとして上級っていうのはただスタッフだからスタッフになりたいみたいな、
そういうふうに捉えてる人もいるから、
そういう人って目標がないのか、
自分の将来が見えてないのか、
それともそれでもいいのかっていうのはどうなんだろうっていうのは思ったんですけど、
おー、なるほど。
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いるじゃないですか、そういう人も。
あとはシニアで泊まってもいいみたいな人もいるじゃないですか。
そういう人って目標がないのかな、
やりたいことがないっていうことになるんですかね、そうなると。
でもさっきの島田さんがおっしゃった部分をちょっと拝借していいのであれば、
多分もしかしたら自分が考えた上で行き着くべき場所っていうふうに思ったのかもしれないよね。
それこそ今までPodcast出てくれた人だったらShopifyの雄生さんとか、
あの人は技術的な部分だったら追い詰めてソフトウェアを作る側に入って、
そこからチームをマネージする側、もしくはチームをインソツする側、
チームのことを考える側としてSREに入って、
そこで実際に経験を積んでっていうので、
もしかしたら次に見えてくるのはプロダクトも作れる、
実際にチームのことも考えられる。
じゃあCTOとかそういうマネジメントをする側にも将来的にはキャリアパスがつながるんじゃないかっていうふうに考えられた方だから、
もちろんプロダクトに対する意識がゼロとはもちろん言わないけれども、
そういったキャリアベースで考えるっていうのも一個の道なのかなっていう、
さっき島田さんが言ったところの自分がやりたいところ、行き着きたい場所っていうところを
具体的にした人でもあるのかなって俺は思ったんですよね。
それは結構さっきの島田さんが言うところの描くイメージ像のところの違いにはなってくるのかなとはちょっと思ったですね、俺は。
そうですね。難しい話なのかもしれないけど。
僕とかはエンジニアになったからにはテクノロジーで世界とかをちょっと良くしたりとか、
言い方ありですけど豊かにできたらいいなみたいなのを考えていて、
そのソリューションがもしかしたらサービスを作ることになるかもしれないですけど、
彼らにとっては会社の中で会社の一部として働くことがソリューションになるのかなっていうのは確かになっていうのは、
今背中の話を聞いて思いましたけど。
それはそれでなんか、これはあくまで僕の個人的な主観ですけど、
やっぱり大規模じゃないとできないこともあると思うんですよね。
スタートアップはやっぱり新しいものを生み出すってところですけど、
例えば自分の目標というか人生の目的が世界に対してインパクトを与えるという目標だとすると、
今GoogleのエンジニアになってGoogleの検索エンジンのアルゴリズムに貢献したら、
多分スタートアップを一から適用するよりも早く世界に対してインパクトを与えると思う。
確かに。
だから大企業のパワーを使うというか、そういう形で自分の自己実現をするっていう人も別にいると思うし、
それは悪くないと思うんですよね。
AWSのクラウドメンバーになって世界のインフラを支えるシステム、DXを支えるということもできるだろうし、
それは人それぞれやりたいこと、もちろんそれはいろんなもののファクターの総合的な判断だと思うんですね。
例えばAWSとかGoogleだったら、最近レイオフされてますけど比較的給与もいいだろうし安定してるじゃないですか。
家族の安定を取りつつ自分の今実現するという意味ではそういう選択肢もあるだろうし、
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僕はそれ自身はそれぞれやりたいことをいろんな形で実現してるんじゃないかなって僕は思ってます。
そうですよね。さっきのインフラエンジニアもそうだしSREもそうだし、ある程度規模感のある会社でないとなれないポジションだと思うし、
割とステージによって自分のやりたい分野が変わってくる、もしくはつきたいポジションが変わるっていうのは、
確かに自然に発生することなんだなというふうには思うところですよね。
そうですね。あと皆さんそれぞれエンジニアもやりたい領域ってあるじゃないですか。
例えばフロントエンジニアの人はフロントエンドのパフォーマンスの効率化がすごい好きっていう人もいらっしゃいますし、
いわゆるゲーム系のエンジニアってハイトラフィックをいかに捌くかってことにすごいモチベーションの高い人いるんですね。
いかにトランザクションをうまく捌くかってことに対してすごいパッションがある人は大きなトランザクションを求めていくので、
スタートアップって基本的には小さいじゃないですか最初は。だから最初の初期のスタートアップのインフラエンジニアでトランザクションを捌きたくて普通入らないんですよ。
間違いない。何のためにっていう。
です。だったらGoogleの検索エンジニアのバックエンドのインフラをどう捌くかっていうところでビッグテーブルの、昔だったら設計をするとか、
そういうところのほうがコンピュータサイエンス的にはエキサイティングですよね。
そうですね。確かに。
それぞれやっぱりあると思うんですよ。やりたいことが。
なるほどね。面白い。
そうですね。そういった部分も踏まえた上で自分のやりたい方針っていうのがプロジェクトだったりとか大下さんのようにインパクトを与えるプロジェクトを作る側に回るだったりとかだったらスタートアップとかもありかもしれないし。
やりたいフィールドごとっていうことですよね。
そうですね。それはすごくそう思います。
自分のやりたいことに合った環境を選ぶべきってことなんですね。
そうですね。なので一番最初のやりたいことっていうのが定義されないとそれって選べないじゃないですか。
だからそれを早いうちにやっておかないと不可逆なので時間の流れは決めておかないといけないんじゃないかなっていう風に思うんですよね。個人的に。
これちょっと下田さん個人のことだと思うんですけども、下田さんは大学卒業されてから起業されて売却とかもされてまた起業して売却してみたいな連続起業家でやられてるじゃないですか。
その中でキャリアパス議員は完全にスタートアップ人間ですよね。スタートアップエンジニアですよね。
その中で大手の方に例えばGoogleとかAmazonとかに行きたいと思ったとか行っとけばよかったなみたいなことって思ったことありますか。
いや今はないですね。
今はっていうことは昔はあった?
委員に行くときに迷いました。大学院に行くときにGoogleとかAWS、Amazonみたいなところに行ってエンジニアリングするっていうのはすごく魅力的だなって思ったことがあって。
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大学院に行くか学部のそういうところに就職するかみたいなところでちょっと迷ったことはあります。昔。
それはやっぱり周りと比べてっていう瞬間が多かったかなってことですかね。休養帯やったりやってることだったり。
いやすごく恥ずかしいんですけど、Googleのエンジニアかっこいいんじゃないかなみたいな。
みんなそんなもんだって絶対。
そのかっこいいっていうのを作るってやっぱり他者との比較じゃないですか。そういう意味で言うんだったら周りでGoogleやったり、さっき言われた同僚さんやったりとか同期の人やったりとかみたいなのを見てそのやっぱり漠然とかっこいいなっていう。
それも一つの人間を動かすファクターだなと思うし正直。
それちょっと意外だったね。島田さんは最初からかっこたる意思と堅い決意と揺らぐことのないハートを持ってプロダクト制作に勤しんでるらしいのかなって思ったから。
一応迷ったときはあったと。人間だったと。
いやいやもうブレブレですよブレブレ。
そうっすか。それはそれで意外すぎるわ。
なので僕はすごい大学4年から院にかけて、さっき若き頃自分自身に言ったんですけど、結構自己分析というか気を一斉にしたんですよね。やりたいこととか人生の目標とか。
なので自分にとっては大学3年か4年にかけてのインターンの後の、いわゆるみんなが就活で汗汗してるときの期間に自分自身も同じように自分自身は何したいんだっけってことをたくさん整理して、それで今のスタートアップの道に最終的には今なってるんですけど、
そのときは例えばGoogleって選択肢も考えたりとか、もちろん入れるかわかんないですけどね。いろんな可能性を加味して自分何やりたいんだっけとか、そういうことをやったりしてましたね。
それで例えば人に話を聞くのもやったし、自分自身で紙に書いて整理したりとかそういうこともやったし。
うーん、なるほどね。
そういう意味ではあのときの僕はもうブレブレです。
ブレてるってことを自己認識した上で分析しようと思ったなんてそんなことする大学生は知らんけどねっていうのはありますけど、
俺だって大学生か20歳そこそこの頃ってもはや、もうカナダにいたか、21とかか、カナダでワーキングホイールでホリデーしてましたわ、完全に。
いやでも、僕はそっちの方が素晴らしい経験だと思っていて、それはなんでかっていうと、今僕シンガポール在住ですけど、やっぱり海外に自分自身の身を置くっていうのはすごく大事なことだと思うんで、
それを早いうちにもっと経験していけばよかったなっていうのは一つ振り返るとありますね。
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さあじゃあちょっとこれは、これを聞いてる人たちにさっさと海外出ろというちょっと後押しだと捉えてもらうのかなっていうふうに思うので、そんなことないか。
そんなところですか?じゃあこの辺のビビテック周りから抜けちゃっても大丈夫そう?
はい、大丈夫です。
はい、オッケーです。
そう、というわけで、ちょっとですね、多分今聴いてくれてる方々も若干ちょっと多そうなんだって思った部分あると思うんですけど、
島田さん実は今シンガポールということで在住されてて、僕が今当たり前だけどバンクーバーからお話させてもらっていて、
大嶋さんがアメリカの方で起業されようとしているんだけども、なぜか今在住日本ということで、在住じゃないか、旅行で日本。
滞在です、日本に滞在。
滞在日本。
一時帰国してる。
一時帰国で1ヶ月くらいかな、日本ということで。
なかなか三拠点ポッドキャスター、まあまあじさのこと考えるの面倒くさかったなっていうふうに思いながら、島田さん、あ、シンガポールだったらやべえってね、ちょっと焦らせていただきました。
すいません、お手伝い伺いします。
結果的に島田さんに時間直してもらったからね、俺。
そう、っていうのもあって、まあちょっとシンガポールがいらっしゃるんだということで、今ちょっとクエスチョンマークのね、たぶん聞いていらっしゃる方もいるかなっていうふうに思うんですけど、
まあちょっとしゃべれる範囲でもちろん構いませんので、今ちょっと島田さんが、なんで日本に出てシンガポールにいらっしゃるかのそこらへんの文脈って、まあなんとなくでしゃべってもらうことってできますか?
はい、そうですね。今、実はすごく簡単に自分自身の会社の利益を晴らすと、まずそのコネヒトを2016年にKDRに売却をして、2019年まで子会社の取締役としてやって、
その後、セナさんにも会わせていただきましたけど、自分自身で世界一周して、実はその後日本でもう一回起業してるんですね。
プリズムプロジェクトっていう、いわゆるバーチャルキャラクターを英語圏向けにプロデュースするっていうようなビジネスをやっていて、それを去年の5月にソニーに売却をしてます。
それが僕の2社目だったんです。今3社目はシンガポールのヘッドクォーターでやっていて、それで自分自身もシンガポールに供物して、新しいチャレンジを今してるという感じです。
それは、はい、なので今シンガポールに供物してやってるという流れです。
はい、ありがとうございます。
だから俺、シンガポールに実はいらっしゃるって知らなくて、ポッドキャストの今回ご依頼させていただくとき、もしかしてこの人日本じゃないのかなっていう感じで思っていただくだったんですけど。
ちなみにこれもね、シンガポールって企業がむっちゃ多いじゃないですか。
シンプルにバンクーバーしか僕は知らないっていう文脈なので、どんな感じか教えてほしいのレベルなんですけど。
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それこそバンクーバーって真下シリコンバレーだから、むちゃくちゃ比較はされるわけですよ。
企業家が多い、バンバンカフェ行ったらスタートアップの話ばっかりしてるっていう中だと、シンガポールも例えば税制優遇の面だったりとか、
企業家が非常に行きやすい町、もしくは企業がしやすい、特にWeb3の文脈なんかだと法律面の問題なんかもありつつっていうので、シンガポールもしくはドバイみたいなところであろうという人たちが多いかなというふうに思うんですけど。
そういった部分だとやっぱり下田さんもWeb3界隈とかで、もしかしたらお仕事っていうことで考えるとシンガポールを選んだっていう、そういう文脈でシンガポールに移住された感じですか?
そうですね、おっしゃる通りです。いわゆるWeb3の文脈ももちろんそうですし、大きくその他に2つシンガポールを選んだ理由があって、
1つはシンガポールってやっぱりグローバルなファイナンスがしやすいんですよ。グローバルスタンダードな状態に法事がなっていることが大事で、Yコンビネーターの政府のページ見てもらうと分かるんですけど、
Yコンのテンプレートがアメリカ以外で用意されているのって、実はカナダとシンガポールとケイマンなんですよ。
そうなんですか。
なのでアジアでファンディングするんだったら、1つのデファクトスタンダードはシンガポールなんですね。
そうなんだ。もうアメリカオンリーみたいなイメージが勝手にあったけど、全然そんなこともなく、シンガポールの方、
Yコンビネーターの繋がりを求めてみたいな形で起業される、もしくはそこを目指される起業家さんなんかもテック界隈すごく多いってことですかね、シンガポール。
Yコンビネーターに限らず、純粋にオペレーションの場所が例えば中国とか、台湾とか、別にベトナムとかでもいいんですけど、
だとしてもヘッドクォーターをシンガポールにするっていうのは結構ステッカーで、インドの会社とかもそうなんですよ。
それはちゃんと法人としてヘッドクォーターを置きやすいような色んな仕組みが整っているので、シンガポールをヘッドクォーターにするっていうのはアジアが非常にポピュラーなんですよ。
だからこそYコンビネーターも政府のテンプレートをシンガポール向けに用意している。
別にこれは政府自体が非常にポピュラーな契約形態なので、Yコンに入りたいからとかじゃなくて、純粋にそれを使うっていう起業家も多いから、
Yコンビネーター側がちゃんと用意してくれている。
へえ、面白い。やべえ、むちゃくちゃそれ聞いてみたいんだけど、それをむっちゃ深掘りすると趣旨がぐるぐる振れてしまうという話。
いろいろってなんだみたいな。ちょっとまたどっかでこそっと教えていただければなというふうに思いますが。
それが一つで、もう一個タイムゾーンで言っても、今回僕らの今取り組んでいる事業はアジアの力を使おうと思っているので、
アジアと時差が少なくコミュニケーションできるっていうのはすごく大事なポイントだったので、僕自身はここに身を置いています。
なるほどですね。時差の部分に関しては結構いろんな人が軽視しやすい部分ではあるなと正直思っていて、
39:02
それこそやっぱりアメリカの部分で西海岸かシリコンバレーとかで企業をするぞみたいな人たちが、
カードとか同じ時差系の中でブランチ新しく開けてとかって結構多いので、そういった部分とか、
あと最近リモートで働くっていう部分がちょっとずつハイブリッドになって、対面になってっていう風になっていく中で、
リモートワークで人を雇って回すっていうことがどんどん当たり前になっていく中でも、
この時差プラマイ4時間以内の人に限定みたいな採用活動をしている会社さんとか多いので、
やっぱり時差の部分に関しては島田さんとこの会社さんも非常に重視されてたってことですね。
そうですね。それはすごく大事な要素かなと思っています。
なるほど。ありがとうございます。
じゃあちょっと趣旨に戻ると、
シンガポールでエンジニアとして起業することのメリットとかってあるんですか?
例えば周りにいいエンジニアがいっぱいいるとかそういうのってありますか?
採用のことかな?どちらかというと。
コミュニティ的な?
そうですね。コミュニティとか。
シンガポールはファイナンスとか起業家っていう意味では悪くないと思います。
ただエンジニアリングに関してはすごい強いってわけでもないと思っています。
だからエンジニアリングのコミュニティがシンガポールにあるから、
エンジニアを採用しシンガポールに来ようっていうのはちょっと微妙だと思っていて。
意外ちょっとだけ。
もちろんいますよ。いますけど、
すごくサンフランシスコみたいに犬を歩けば棒に当たる状態で
すごいエンジニアがいっぱいいるみたいな感じではないですね。
もっとビジネスファイナンスっぽいです。
まあそうよねという部分が半分と、へーっていう部分が半分なんですが、
シンガポールでいうとやっぱり金融の街ってイメージは僕もものすごいもちろん起業家サイドの一応人間なのでは思ってはいて、
おそらく先ほどの会社作りやすいっていう部分に関しては、
金融サイドの事情も絶対いっぱいあるんだろうなって思いながら、
ただWeb3だったり、税制優遇の面も踏まえた上で、
こんだけWeb3だ、DAOだ、NFTだみたいな文脈でシンガポールで会社作るんだっていう人が多い中だから、
まあそりゃエンジニアもむっちゃ多いだろうって勝手に思ってたんですけど、
むしろ増えない理由が俺見つからない気がするんですけど、そんなことないですか?
まずWeb3に限らないと思うんですけど、
昨今のITスタートアップはコロナ後にリモートワークがやっぱり標準になったので、
エンジニアを別にヘッドクォーターに置かないっていうのは多々あると思う。
なので、そもそもシンガポールってアジアだと物価高いしリビングコスト高いんですよ。
だからわざわざシンガポールに呼ぶ理由はないですね。
わざわざシンガポールでチームを作るっていう、周りの東南アジアの国から呼び寄せるっていう理由は、
42:03
もちろんグラブとかショッピーとかシンガポールで有名なテックとかはやってるはやってるんですけど、
基本的には優秀な人じゃないと結構厳しいというか、数を取るっていう意味で言うと、
あんまりシンガポールは適してないと思う、拠点としては。
同じタイムゾーンでもっと安いところがたくさんあるわけですよ。ベトナムとか。
そういうところに拠点を作る方がコスト的には賢いと思う。
だからサンフランシスコのベンチャーがバンクーバーに拠点を作ってるのに近いと思う。
まさに同じですよね。大下さんが一番いい例じゃないですか。
もともとバンクーバーに来た時、アメリカの会社さんに採用されたけれども、
居住地がバンクーバーで、おそらくそれは生活費も含めた上で絶対安く済んだやろうし、
企業としてはこんな優秀な人をこの金額で雇えるっていうところは、
絶対プラスになったに違いないから。
そういうのがシンガポールっていう物価の高いところと、
日本だったり他のアジア圏とっていう部分で比較というか、
いい意味で対比されてるんだなっていうのは、
だからシンガポールに作る側の人たちが詰まらなくてっていうのは、
はーっていうふうに思ったけど、なるほどね。
なるほど。日本人だとシンガポール同じタイムゾーンだし、
英語ができればシンガポールのスタートアップに働けるのかなと思ったんですけども、
そうなった場合は逆に、例えばインドネシアとかベトナムとかの
めちゃくちゃ優秀な人と戦わなくちゃいけないっていうことになるってことなんですね、そうなると。
そうですよね。めっちゃ優秀な人と優秀層とね。
そうそうそうそう。だからそれは結構辛い。
僕前の会社でフィリピンとインドネシアのエンジニアの方いたんですけども、
それこそフィリピンの中でも東大クラスのところの人を雇ったりしてて、
めちゃくちゃ優秀だったんで、あの方々と戦うのは結構大変だった。
大変だなとは思いましたね。
そうよね。しかも給与的に見ても、
シンガポールど真ん中で雇うよりは安く多分雇えちゃうっていうことですよね。
そうですね。
競争という意味で、エンジニアとしてのキャリアとしての競争で見るんだったら、
それは大変やなっていうふうには思うよね。
だからせっかく時差が近くて日本だとね、グローバルな会社に働ける機会だけど、
そうなるとめっちゃ強い、強強の他のエンジニアと戦わなくちゃいけないので、
その辺は日本人にとってはちょっと不利というか、どうなんだろうと思いましたけど。
なるほどね。
逆に日本の会社に就職してしまう理由って、それも一つあるのかなっていうのは思いました。
競争相手が多いと。
そうそう。そうやったら日本豪華で雇ってるベルカリとか、
そういうとこに行ったほうがいいのかなみたいな思いましたけどね。
45:00
なるほどね。
そういう意味で言うなら島田さんのところは、今一緒に働かれてるエンジニアとして行動を書いてる人っていうのは、
日本とか他の国の方々、結構多いんですか?
そうですね。今うち、公用語、英語なので、あんまり国籍とか人種とか、そもそも気にしてないところがありまして。
なので、今アメリカのエンジニアと日本のエンジニアと、あと僕でやったりしてますね。
ああ、そうなんですね。なるほど。
まあでもそうよね、シンガポールはこれだけやっぱり注目されているし、さっき言った通りヘッドクォーターレベルの会社も非常に多いっていうことで言うんだったら、
アメリカであろうがどこであろうが、英語をさえとりあえず喋れれば、全員が採用のターゲットになるってことですもんね。
そうですね。タイムゾーンだけうまくアラインするは、別にどこでも正直いいと思ってるんですよね。
なるほどですね。アメリカってそれで言うんだったら、まあまあタイムゾーンやばいっていうか厳しくないですかって思ってるんですけど、
その人はどこか別のとこ住んでるんですか?
えっと、まあ個人の話なんであんまり言いづらいことが正直あるんですけど、
アメリカって一般の話にすると、タイムゾーンが一応アメリカってヨーロッパと違ってアジアと真逆じゃないですか。
ああ、はいはいはい。
だからこっちの夜があっちの朝になるし、こっちの朝がこっちの夜になるので、コミュニケーションができる時間が生まれるんですよね。
なるほど、なるほど。なんかそういう弱オフショア開発みたいなところがよくやってそうなことを、その規模の会社さんでもやられてるってことですね。
そうですね。僕らも今取り組みながらやってる。一応何人かアメリカのメンバーとか、日本に留まらず、日本、シンゴポール、アメリカとか結構散らばってるんですけど、
まずそもそも働き方として、できるだけドキュメントとか、いわゆるチャット上で仕事が行えるように頑張って仕組み作りするというところと、
最悪何か話したいときにタイムゾーンを超えてうまく話せるようにする。
例えば、先ほど申し上げた夜と朝でうまくシンクするとか、そしたら1日2回シンクできるじゃないですか。みたいな形で、できるだけうまくタイムゾーンを超えて仕事をするっていうのは取り組んでるところですね。
もちろん難しい面もあります。全員同じタイムゾーンにいる方が仕事はやりやすいと思うんで。
それはそうなんですけど、そうするとでも採用のポテンシャルの枠がとても少なくなっちゃうし、僕らとしては別にどこに行っても取れるような状態にして、理想的にはしたいと思ってるんで、
結果的に今その方針で採用して、アメリカにもエンジニアがいるって感じです。
なるほどですね。素晴らしい取り組みプラス。やっぱりそうなるとね、さっき大下さんが言った通り、なかなか日本から挑戦するってなると言語の壁、技術の壁、優勝者の壁、いろいろあるなって思いつつ。
なるほど。それもあってシンガポールの方から起業もされた。何となく僕の中でも謎は解けたかなって思うので。
そういった文脈からちょっと次の話題、それじゃあ行っちゃおうかなって思うんですけど、大下さんここまで何かある?
48:03
大丈夫です。
はい。というわけで、割と結構時間もいい時間になってきてるかなって思うので、最後の方になるかなって思うんですけど、
いくつかエンジニアとして起業するっていう人たちに向けて何かアドバイス的なことあればそれは嬉しいなって思いつつ、
先ほど結構キャリアの話で割と聞いたなっていうふうには思うんですけど、
改めてもしも島田さんの中で、やっぱりご自身もエンジニアとして起業にやっぱり携わって2個、3個か実際に携わってきたというのもあって、
本当に起業フェーズやったりスタートアップフェーズでエンジニアとして関わるっていう部分だったら割と島田さん以上に参考にすべき人あんまりいないんじゃないかなっていうくらい俺は考えている部分ではあって、
そういう今まで関わってきた、売却経験もあるしっていうところだと、
そういう経験たくさん積まれてきた島田さんの目線から、今やっぱりこのねさっきのアジアの話やったりシンガポール、カナダ、アメリカもちょっと含めなんですけど、
やっぱり起業をする若手エンジニアとかに向けた何かアドバイスみたいなのがあれば、ちょっとぜひお聞きしたいなというふうには思うんですけど、何かありますか?
そうですね、パッとボールが投げられたので難しいんですけど、
すいませんね、もう一気に高速球投げたって感じでね。
そうですね、やばい。さっきの話にちょっとかぶっちゃうところもあるんですけど、今エンジニアにとってすごくチャンスにあふれているタイミングだと思っていて、
それは新しいテクノロジー出まくってるじゃないですか、それはWeb3の文脈もそうだし、MeshApp GPTの文脈もそうだし、めっちゃチャンスだと思っていて、
かつ、コロナのせいというかおかげで、リモートワークでうちみたいに働く場所に関係なく働ける企業がすごい増えたと思っているんですよ。
超直論ですけど、別に日本に住んでてもアメリカのサンフランシスコの企業でスタートアップのメンバーになって挑戦できると思う。
もちろんタイムゾーンとか言語とかいろいろ来ないといけない壁はありますけど、
自分自身がもし20代、10代みたいな年齢だとしたら、そういうところに早く身を置いて挑戦したほうがいいと思ってるんですね。
それは会場的にそこで働くことが目的じゃなくてもいい経験になるし、それで自分自身の仮説とかを検証できる環境ができてるからですよね。
なので、もともと僕が大学生の時ってフィジカルにサンフランシスコに行かなきゃいけないみたいなときがあったわけですよ。
それはビザの問題とかいろんな問題で難しかったんですよね。
でも今はそういうものも越えつつあったりとか、いろんなサービスが出てきたので、
サンフランシスコの企業に福利厚生もちゃんと日本で就いた状態で勤められるっていうサービスもあったりするので、
リモートワーク用の法的スキームをちゃんと考えた、どこでも採用できて働けるみたいなサービスもあったりするので、
51:11
チャンスが転がってると簡単に言うと、
今自分が動けば、自分が確かめたいこと、もしくはチャレンジしたいことが今できる環境があるので、
勇気というふうに捉えられちゃうかもしれないですけど、今はめちゃくちゃ動く価値があるタイミングなんじゃないかなと思ってます。
素晴らしい。
今ね、ものすごい同じデータだけど、最近フロックもこんな文脈で海外行けよっていうふうに言ってる団体やから、
本当にレベルがむちゃくちゃ日本で高い方々が、どうやったら海外行けますか、まず何かやったらいいですかっていう相談は多いんですよ。
でもね、本当に全く同じことで、コロナ以降リモート面接むちゃくちゃ一般的になったから、
昔ほど行かなきゃとか、ビザの壁越えなきゃっていう部分が結構やっぱり緩いんですよね。
で、もちろんビザに関して、ど素人な会社はそれなりに多いので、もちろんちょっとそういう時はね、僕らも知識化せればなというふうに思うんですけど、
だから日本でそれなりに経験積んだ方々に僕ら最近アドバイスしてるのって、とりあえず日本から面接受ければって言ってるんですよ、今は。
いやでもそれが言えるようになったのはすごく良くて、コロナのおかげって言いたくはないけど、やっぱりリモート面接、リモート採用っていうのが一般化し、
確かにハイブリッドになったところもむちゃくちゃ増えたんで、結果的に今移れなくっちゃっていうのはあるかもしれないけど、
最初の一歩目っていう部分をね、本当にちゃんと越えやすい環境が今だなと思うから、今のね、志村さんのお話は、
良かった、俺間違ったこと言ってなかったっていう、ちょっと答え合わせをさせていただけたなっていう気分でした、僕は。
はい。なんかその中で、やっぱりどうしてもアクションまで繋がらないっていう人もいると思うんですけども、
そういう人ってまず何から始めたらいいんですかね。例えば、なんかメンターを見つけるとか、自分のロールモデルを見つけるとか、
なのか、もうなんかメール、さっき言ったように、でも面接は結構レベル高いと思うんですよね。なんかやっぱり結構ハードルが高いと思うんですよね。
そこって何かありますか、志村さん的に。これから始めればいいみたいなのありますか。
すごくいいクエスチョンだと思っていて、やっぱりこういうのっていきなり面談して英語話せるって無理じゃないですか。そもそも英語話せないみたいな話だと思うんで、
それをやったことある人に聞いた方がいいと思う。例えばそれこそ、西田さんかもしれないし、大島さんかもしれないし、僕かもしれないですけど、
まず海外で働いたことある人に話を聞くも良し、もしかしたら日本で面談したことある人、海外の企業に話を聞くも良し、今このpodcastでコメントとかできるんでしたっけ。
できるんだっけ。ツイッターか何かでハッシュタグでバンクーバーのエンジニアって。
エンジニアです。
エンジニアだ、ごめんごめん。勝手に俺のブログにつなげんなって。バンクーバーのエンジニア。
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そこにメンションするとかでも良し、ツイッターDMするも良し、何かしらの方法でやったことある人に個別具体的なことを聞いて、そもそもやっぱり情報を知らないといけないと思うんですよね。
いや、間違いですね。
なので、自分が一番ハードルに思っていることを素直にそういう人に胸を借りずに聞くっていうのが良いと思います。
素晴らしい。
じゃあもう胸を借りることができる人が400人くらいいるフロッグっていうところに最初聞くのがきっと良いのかな。
言わせてる感がヤバい。
言わせてる感がヤバい。
でもそうですね、本当に大島さんはメンターとかされてる会計なんかもね、やっぱりそういう同じフィールドに立つ人たちを増やしたいからっていうのは当然あるやろうし、割と聞き合い答えてくれるからですね、やっぱ。
そうそう、特にエンジニアってオープンソースの文化なのか知らないけど、みんなで助け合っていこうみたいな、特に日本人くくりでグローバルだとみんなで頑張っていこうって思ってる人が多いから、DMすると仕方されることはほぼないと思うんですよね。
ただし、聞き方をね、ちゃんとね、海外来るにはどうしたらいいですかみたいな感じで聞くんじゃなくて、ちゃんと自分で調べてみたいなことは言ってほしいんですけど、絶対返信はしてくれると思うので、ちょっと時間かかるかもしれないけど、みんなお忙しいので、だからそこはいいかもしれないですね、知ってる人に聞くみたいなのは、まずそこからですね。
間違いない、絶対最初はそういうね、なんかインタビュー的なところから始めた方がいいと思うんだけどね、なかなかね、情報収集っていうものも教育なのかなって最近思うところがあって、まあちょっとそんな話をすると長くなるからやめよう。
はい、ありがとうございます。じゃあまたちょっとね、同じような文脈、もしくはちょっと下田さんのお声をぜひ借りたいときは、あと3回くらい呼ぶイメージがちょっと僕はありますけど、もしよかったらぜひ来ていただけるとすごく嬉しいなと思いますので。
どっかで、バンクーバーでお会いしましょう、ぜひ。
あ、そうっすよ、バンクーバーでお会いしましょう、マジで。
はい、行きたい、ぜひ行きたい。
はい、ぜひじゃあよろしくお願いします。
今日はありがとうございました。
ありがとうございました。
お招きいただき、失礼します。
はい、失礼します。
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