2021-08-09 16:25

第37回『エステサロンを経営しています。今後のれん分け制度を導入する予定です。まだ独立希望者はいません。どのタイミングで仕組みをつくるべきでしょうか。』

第37回『エステサロンを経営しています。今後のれん分け制度を導入する予定です。まだ独立希望者はいません。どのタイミングで仕組みをつくるべきでしょうか。』というテーマで店舗ビジネス専門コンサルタントの髙木悠が熱く語ります。


【ハイライト】

・エステサロンとのれん分けの現状

・のれん分け制度はいつ作るべき?

・独立や起業の常識について物申す

・0からの状態でのれん分け制度を作るためのポイント

・加盟希望者が実際独立する事で得られるメリット


『多店舗化・フランチャイズ化を考える店舗ビジネス研究所』のエピソードを文字起こしした版はこちらです。(株式会社常進パートナーズHPブログリンクにアクセスされます。)

https://johshin.co.jp/blog/7265


メインパーソナリティー:      

高木悠(株式会社常進パートナーズ代表取締役)      

「企業が高収益を生み出すための仕組み作りと社員が誇りを持って働ける環境作りをサポートすることで、店舗ビジネスの社会的地位の向上に貢献すること」を基本理念に、日々企業支援に尽力している。      

代表的な著書として、『21世紀型「のれん分け」ビジネスの教科書』(自由国民社)がある。      


パーソナリティー/ナレーター:      

田村陽太(社会保険労務士)  


番組プロデュース:株式会社サンキャリア


~お知らせ~      

店舗ビジネス専門コンサルタントの髙木悠が、「最速最短で年商30億・店舗数30超を実現する実証されたノウハウ」をコンセプトに、のれん分け制度構築、FC本部立ち上げ・立て直し、人事評価制度の整備など、飲食店、整体院、美容院等の様々な店舗ビジネスの「多店舗展開」を加速させるために重要な事を、社労士の田村陽太と対談形式で分かりやすくお話しするポッドキャスト・ラジオ番組です。毎週木曜日更新です!     


【書籍案内】  

 本番組のメインパーソナリティの髙木悠がこの度出版した『21世紀型「のれん分け」ビジネスの教科書』のリンクはこちらです。   

『21世紀型「のれん分け」ビジネスの教科書』 (発売日:2021年7/9(金))  

https://amzn.to/3vic8il   


・のれん分けに興味がある方   

・今後の店舗展開のあり方を模索している方 

は是非ともお読みください。   


番組へのご感想、メッセージ等、noteでコメントどしどしお待ちしております!

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Youtube番組、企業の発展と社員の幸せを探求する『JOHSHINちゃんねる』

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多店舗化・フランチャイズ化を考える店舗ビジネス研究所
この番組は株式会社上進パートナーズの提供でお送りいたします。
店舗ビジネス専門コンサルタントの髙木悠が、最速・最短で年賞30億、店舗数30兆を実現する実証されたノウハウをコンセプトに、
奴隷分け制度構築、FC本部立ち上げ、建て直し、人事評価制度の整備など、飲食店、生誕院、美容院などの様々な店舗ビジネスの
多店舗展開を加速させるために重要なことを対談形式で分かりやすくお話しする番組です。
こんにちは。パーソナリティの田村陽太です。配信第37回目となりました、本番組のメインパーソナリティをご紹介します。
店舗ビジネス専門コンサルタントの髙木悠さんです。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
髙木さん。
はい。
今日もやっていきましょう。
はい、お願いします。
今日の質問はこちらとなっております。
エステサロンを経営しています。今後、のれん分け制度を導入する予定です。まだ独立希望者はいません。どのタイミングで仕組みを作るべきでしょうか?という質問なんですけども。
はい。
のれん分け制度とエステサロンという組み合わせもあるんですね。
いや、これね、多いパターンですよ。
あ、あるんですか。
やっぱりエステサロンも多いんですけど、結局その仕事が、労働集約的な仕事。だから人がサービスを提供する仕事って、どうしてもこの生産性向上に限界があるじゃないですか。
だからエステで言ったら、月の売上がスタッフ1人当たり60万円から80万円とか、それぐらいが結構半上点レベルなんですよ。
そうするとね、給料はその半分ぐらいしか出せないので、30万とか40万とかじゃないですか。社保入れて。
そういう業種っていうのは、やっぱりのれん分け制度で独立する道を用意してあげるみたいなのはやっぱり多いですよね。
エステサロンだと、なんとかサロン2号店みたいな感じに出すってことですか?のれん分けっていうと。
のれんを分けるっていうところから来てますからね。やっぱり名前は統一していくっていうのが基本的な考え方なんですけど、最近はそうじゃないところも増えてきてますね。
やり方だけ教えてあげて、看板は別とかね、ロゴマークとかだけ統一してるとか。
なるほど。結構のれん分け制度としても色々なやり方があるんですね。
やっぱり多様化してきますよね。ラーメン屋さんみたいにチェーン店の匂いが出てくると、少しラーメン屋としての魅力が落ちてくるようなところもあるじゃないですか。
03:07
そういったところは看板変えたりしてますよね。個人店っぽく見せたり。
エステサロンとかだとやっぱりロゴとかも統一していった方がブランド的にはいいかなみたいのでやられてるんですね、皆さん。
最近の傾向はそうですね。エステサロンなんかはブランドは統一してるケースが多いですかね。
なるほど。今回はのれん分け制度をまだ導入する予定ですけど、希望者がいない状態ですと。どういうふうにして作っていくもんなんでしょうか、これは。
いやこれね、難しい問題なんですよね。結局鶏が先か卵が先か問題だと思ってまして。
わかりやすい。
両方のパターンあると思うんですよ。だからのれん分け制度を最初作ってから利用する人を育てていくパターン。
利用したいという人が現れてからのれん分け制度を作るっていうパターン。
どっちかっていうと後者が多いですね。利用者が来てからのれん分け制度を作ろう。
それはそうですよね。いなければ制度を作っては意味ないですもんね。
そうそうそう。だからやっぱりのれん分け制度を作るとなるとそれなりに手間もかかりますしお金もかかるわけじゃないですか。
そうですよね。
利用者が現れてから作ろうっていう。その感が自然ですよね。
ただ、私はこういったのれん分け制度作りをいろんな会社でやってきてますけど、
どっちかっていうと利用者が現れてから制度を作ろうっていうパターンの方は進まないケースが多いですね。
そうなんですか。それはどういうきっかけでそうなっちゃうんですか。
っていうのは、そもそも利用希望者が現れないということですね。一番初めの。
これ、なんでかって言ったら、
まあそりゃそうですよね。だってのれん分け制度っていうのがどういう仕組みなのか、どういう形で独立できるのかっていう概要がよくわかんないわけですから。
その仕組みを利用したいって言えなくないですか。
そうですね。
独立するってね、結構人生の重要な決断なわけじゃないですか。
結構勇気いることですもんね。
これって、環境が整ってから何かをやろうっていう考えって非常に合理的なんですよね。
だから、のれん分け制度を利用したいっていう人が現れてからのれん分け制度を作るっていうのも、環境が整ってからやるってことじゃないですか。
よく言いません?お客さんが集まってから独立しようとかね。
ああ、はいはいはい。
言うじゃないですか、環境が整ってからやろうって。
これは合理的ですよ、すごく。
そうですね。食いパクれないね。
食いパクれないじゃないですか。独立なんかまさにそうですよね。
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だけど、さっきお話しした通りで、独立の方で考えたら、独立してないんだからお客さん来ないじゃないですか。
副業の段階でやってたとしてもね、本気度が違うから、そんなたくさんお客さん来ないわけですよ。
だから独立できないって話になりやすくて。
だからのれん分け制度も一緒ですよね。
もう形がない状態なわけですから、それを利用したいっていう人が現れたらむしろラッキーで、基本的には制度がないと現れにくいんですよ。
それが本気になっているかの現れというか。
そうですよね。独立するケースで言ったら、不十分だけど独立すると。
お客さんなしと。
そうなるとお客さん増やすために頑張るじゃないですか。
だから独立の話で言ったら、環境が整ってない状態で独立した方が成功確率高いと思うんですよ。苦労はするけど。
苦労するから成功するって話ですよね。
いろんな仕組みでもそうだと思うんですよね。環境が整うのを待ってたら、なかなか進んでいかない。
なので、のれん分け制度を導入する予定だと。今独立者はいません。
ほとんどの会社はこのパターンなんですよ。
やっぱり多くの会社は合理的な選択を選ぶんですよね。利用者が現れてから制度を作ろうと。
それが実務的にうまくいくケースが稀なので、もう導入する予定だって決めてるんであればね。
どのタイミングで仕組みを作るべきかって言ったら、もう今その瞬間なんじゃないですかっていうふうに私たちは考えてますけどね。
なるほど。もう一個質問したいんですけども、のれん分け制度を今まで誰も排出したことがない状態の中でのれん分け制度を作っていくってなかなか難しいことじゃないですか。
ゼロから1を作るってすごい難しいじゃないですか。どのようなことをイメージして作っていくものなんですか?のれん分け制度って。どんなふうにして作っていくものなんですか?
簡単に言うと、独立希望者、独立する人が結局成功してもらわないとのれん分け制度で成り立たないじゃないですか。
だからその人に成功してもらうために会社が用意すべきことは何ですかっていう問いをひたすら探求していくって感じじゃないですか。
今それはどういうことでしょうか。具体的に教えてもらえますか。
例えば、のれん分けするっていうお店を持つわけじゃないですか。それはどういう形でお店を持つんですかと。
本部が展開している直営店舗を引き継ぐのか、それとも新規の店舗を作ってそこの経営を任せるのかとかね。
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そこで働く従業員さんは本部の従業員さんを一時的に貸してあげるのか、それとも自分で雇用してもらうのかとかね。
あと、細かいこと言ったらいっぱいありますよね。そこのお店ってそもそも本部と同じ店なのか、看板はどうなるのかとか。
提供する商品やサービスってどうなるんですかみたいな。
それを相手が成功するためにどうあるべきかっていう観点で考えていかなきゃいけない。
2号店が成功するにはどうしたらいいんだろうっていうことを考えながら、それを一個一個潰していくみたいな感じですか。
そうですね。あとはやっぱりのれんわけは直営店舗と違うポイントとして言うと、独立者が違う事業体で運営していくわけですよね。
だからその独立する人が何を目指しているのかっていうところもちゃんと確認しなきゃいけないんですね。
でも、儲かればいいって話じゃないかもしれないじゃないですか。
最近って日本が豊かになってるんで、稼ぎたいっていうニーズって、私は相対的に低下してきてると思うんですよ。
なるほど。
そんなに稼がなくても、それなりの生活できるじゃないですか。
だから、その人が本当に求めてることは何なのかっていうところまでちゃんと考えて、その人の幸せを実現するために本部ができるサポートとか用意してあげることが何なのかってことですよね。
なるほど。
その乗り合い分け候補者みたいな方が、この人は乗り合い分けさせるべきなのか、させないべきなのかっていうのは、従業員さんの人格であったりとか価値観とかも考えながら決めてあげる方がいいんですかね。
それはそうですよね。田村さんは働き方とか詳しいと思うんですけど、やっぱり従業員さんの働き方っていうのも、今すごい多様化してきてるわけじゃないですか。
どんな働き方が自分にとって理想なのかみたいな、いろんなあり方がありますし。
逆に言うと、従業員さんの能力なんかもバラつきがものすごいあるわけじゃないですか。だから、私は必ずしも乗り合い分けをして独立するっていうことが、従業員さんのすべての人にとってプラスになるかってそうじゃないと思うんですよ。
そもそも独立すると、田村さんもそうだと思うんですけど、休みなんてないみたいなね。 ないですね。
別に休みがないから嫌かって言ったら、嫌じゃないわけじゃないですか。 嫌じゃないんですよね、不思議とね。
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そういう感覚ではなくて、仕事が好きだし、やるわけじゃないですか。そういう人は独立向いてるわけですよ。
だけど、私はね、自分のプライベートも大切にしたいと。だから土日はもうしっかり休みたいみたいなマインドを持ってる方を独立させちゃったら、合わないですよね。
確かに合わないですね。
そういった方はやっぱり会社があらかじめ精査して、独立を止めたくなきゃいけないんじゃないですかね。
なるほど。そこら辺とかも乗れんわけさせる前に従業員さんとのコミュニケーションっていうのもやっぱり重ねていくべきなんですね、こうやって。
そういうのも本来は乗れんわけ制度作りの中に入ってて。
なるほど。
うちは乗れんわけ制度を通じて、皆さんの人生をこういうご提案をしますと。それがいろんな幸せの提案があるわけじゃないですか。
会社によってはね、例えば夫婦でオペレーションにエステ入ることで、サラリーマンの時よりも収入が稼げると。
でも当然オペレーション入るわけですから結構大変なわけじゃないですか。しかもずっとやっていかなきゃいけないと。
それ以外にも何店舗の経営者になってもらうことを目指しますとかね。いろんな幸せの定義があるんですけど。
そういうのを自社が考える幸せですよね。それを従業員さんにしっかりと共有して。
それで、この乗れんわけ制度で独立しますかどうですかっていう投げかけをしていくわけじゃないですか。
なるほど。結構時間も近づいてきたんですけども。乗れんわけをね、いろいろ携わってきて高木さんの方でもサポートしてると思うんですけど。
乗れんわけに成功した会社さんで、乗れんわけした方、加盟希望者の方が実際乗れんわけしましたと。
それでその乗れんわけの方が実際やってみて良かったことって聞いてみたら何かありますか。
私が強く覚えてるのは、その独立された方っていうのは、会社で働いてる時っていうのは、給料って我慢することに対する対価だみたいな捉え方だったと。
我慢して仕事をして、それに対してお金をもらうみたいな認識だったと。そう言われると私もサラリーマンの時そうだったなと思うんですよ。
会社行くのって別にそんなに好きで行ってるわけじゃないと。だけど仕事だしね、お金もらうために行かなきゃいけないから行くみたいな。
それが独立した瞬間に、やっぱり全て自分の採用になるわけじゃないですか。
そうですね。
自分が頑張ったら頑張った分だけ、帰ってくるものもあるし、得られるものもあると。自分のためにやってるから楽しいし。
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結局独立したら、あの時は我慢してお金もらうためにやってたけど、独立したらすごくお仕事が生き甲斐になったみたいなことを言ってらっしゃる方がいて。
やっぱりそれって本当に醍醐味だなと思ったんですよね、この制度を導入して。幸せですよね。従業員さんも幸せだし。
幸せですね。
で、売上が上がるから、本部にもプラスになるし、やっぱり本部の経営者もね、自社で作ったのれん分け制度を使って独立した人が、そんな仕事が我慢の対価だったのが生き甲斐になったなんて言われて嬉しいじゃないですか。
めちゃめちゃ嬉しいですね。
そういうのは理想だと思うんですけどね。
じゃあのれん分けしてみて、そういうところが楽しいというか、欲しかったことっていうかあるんですね。
そういう未来をもし目指してるんであれば、やっぱりその利用者が現れてから制度を作るんではなくて、やっぱりそういう未来をね、まずは作って見せてあげて、利用希望者を募る。
こっちの方が上手くいく可能性高いですよね。
なるほど。ありがとうございます。
今日はのれん分け制度のタイミングについてお話いただきました。
高木さん今日はありがとうございました。
ありがとうございました。
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