2021-05-17 16:16

第13回『美容院のスタッフが辞めてしまい、成長できない会社を成長させる為には?』

第13回『美容院を経営しています。スタッフが成長すると辞めてしまい、一向に会社が成長しません。成長している会社はどうしているのでしょうか?』というテーマで店舗ビジネス専門コンサルタントの髙木悠が熱く語ります。 


【ハイライト】 

・美容院の人材定着の難しさ 

・美容業界のよくある退職原因 

・美容院が成長できる道とは? 

・美容業界でののれん分けのポイント 

・本部がのれん分けで一番やるべき事 


『多店舗化・フランチャイズ化を考える店舗ビジネス研究所』のエピソードを文字起こしした版はこちらです。(株式会社常進パートナーズHPブログリンクにアクセスされます。)

https://johshin.co.jp/blog/7217


メインパーソナリティー:

高木悠(株式会社常進パートナーズ代表取締役)

「企業が高収益を生み出すための仕組み作りと社員が誇りを持って働ける環境作りをサポートすることで、店舗ビジネスの社会的地位の向上に貢献すること」を基本理念に、日々企業支援に尽力している。

代表的な著書として、「21世紀型『のれん分け』ビジネスの教科書」(自由国民社)がある。


パーソナリティー/ナレーター:

田村陽太(社会保険労務士)


番組プロデュース:株式会社サンキャリア


~お知らせ~

店舗ビジネス専門コンサルタントの髙木悠が、「最速最短で年商30億・店舗数30超を実現する実証されたノウハウ」をコンセプトに、のれん分け制度構築、FC本部立ち上げ・立て直し、人事評価制度の整備など、飲食店、整体院、美容院等の様々な店舗ビジネスの「多店舗展開」を加速させるために重要な事を、社労士の田村陽太と対談形式で分かりやすくお話しするポッドキャスト・ラジオ番組です。毎週木曜日更新です!


番組へのご感想、メッセージ等、noteでコメントどしどしお待ちしております!

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【書籍案内】 

 本番組のメインパーソナリティの髙木悠がこの度出版した『21世紀型「のれん分け」ビジネスの教科書』のリンクはこちらです。  

『21世紀型「のれん分け」ビジネスの教科書』

https://amzn.to/3vic8il  

・のれん分けに興味がある方  

・今後の店舗展開のあり方を模索している方 は是非ともお読みください。  


多店舗化・フランチャイズ化を考える「店舗ビジネス研究所」のTwitterアカウント(@shop_laboratory)です。


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多店舗化・フランチャイズ化を考える店舗ビジネス研究所
この番組は株式会社上進パートナーズの提供でお送りいたします。
店舗ビジネス専門コンサルタントの高木悠が、最速・最短で年賞30億、店舗数30兆を実現する実証されたノウハウをコンセプトに、
奴隷分け制度構築、FC本部立ち上げ、建て直し、人事評価制度の整備など、飲食店、生誕院、美容院などの様々な店舗ビジネスの多店舗展開を加速させるために重要なことを対談形式で分かりやすくお話しする番組です。
こんにちは、パーソナリティの田村陽太です。配信第13回目となりました。本番組のメインパーソナリティをご紹介します。
店舗ビジネス専門コンサルタントの高木悠さんです。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
高木さん、今日も元気にやっていきましょう。質問はこちらとなっております。
美容院を経営しています。スタッフが成長すると辞めてしまい、一向に会社が成長しません。成長している会社はどうしているのでしょうか?という質問なんですけれども。
前回、美容室の話をしましたね。
ちょっとね、してましたね。整骨院と一緒の感じでお話ししましたね。教えていただけますでしょうか?
この美容院でやっぱり難しいところっていうのは、まずスタッフに顧客が帰属する。
スタッフにお客さんがついてしまうっていうところと、やっぱり資格が必要な仕事なので、スタッフがノウハウを完璧に身につけてしまうんじゃないですか。
お客さんもつくし、ノウハウも持っているので、やっぱりそれをそのまま持って独立しやすいんですよね。
成長すると辞めてしまうってありましたけど、ある程度お客さんがついて、ある程度やり方がわかれば、やっぱり独立したいって思いはなりますよね。
会社の仕組みとして残っていかないというか、人に依存しちゃうんですね、売り上げの仕組みというか。
結局それが辞めてしまうと、ノウハウもお客さんも両方とも会社から出てってしまうんで、会社がまた一からになるわけですね。
それが会社の成長に繋がらないっていうことに繋がるってことですね。
そうですね。これはやっぱりこの美容院っていうビジネスの、ビジネスモデル上の特性ですよね。
03:08
なるほど。辞めちゃうっていうのは何でなんですか?これはそういうきっかけとかそういうのがあるんですか?美容院さん、美容院でスタッフが辞めちゃうっていうのは。
働く場とかにも、職場の環境とかにもよるんでしょうけど、美容院ってまず労働時間がすごく長かったり、あとは訓練の時間が必要だったりして、
そもそも仕事として結構大変なわけですよね。あとは前回も話した通り、美容師一人が生む売り上げとか価値っていうのが、やっぱりそんなに多くない?
カリスマ美容師とかって言われるような方だったらちょっと違うのかもしれないですけど、私なんかが接する会社だと、やっぱり80万とか100万打つとすごいですよね。一人月。
そういうもんなんで、なかなか給料っていうのも増えていかない。結局そういったところで、自分で独立するっていう道を選びやすい。
それはあれですかね。売り上げが決まっちゃってるからそれに対する人件費が決まって、お給料で不満に思って退職したってことですか?
給料の不満もあるでしょうし、不満というか、それ以上は先が見えない。出世の道っていうのも限られる。
そうなると、だったら独立して、自分が好きなような働いて、例えばお店で働いてて一人80万売ってたら、自分で独立して80万売ったら、それは会社の利益がなくなる分、自分の収入増えるような感じするじゃないですか。
だからやっぱり辞めて独立する。美容院って本当に多いですよね。
独立しちゃう方多いんですね。
個人で小さくやるような方ってのが多いですよね。
前回もお話ありましたけど、そういうふうなことをすることによって、本当に幸福になるのかっていうところは難しいところではありますけど。
高木さん、この質問に答えていきたいと思うんですけど、会社が成長しない、それは人に依存しているってことがあると思うんですけど、成長するとこはどうしたらいいんですかね。成長させたいじゃないですか、人に依存するビジネスってあったとしても。どうしたらいいんですか。
やっぱりこれは人の流出を防止しないといけないですよね。
防止する。
人が出ていかないようにしなきゃいけないわけですよ。
ただ、スタッフが会社を辞めて独立するっていう道は、たぶん止められないと思うんですよ。
06:07
止められないと言いますと。
会社で働いてて、給料とか出身の道とかに限界を感じてるわけじゃないですか。
これはビジネスモデル上どうしようもないわけですよ。
それをポジションをたくさん作るわけにはいかないし、給料をたくさん払うわけにはいかないわけじゃないですか。
じゃあ職場環境を良くしてとかやったって、止められないと思うんですね。
だから、自分で独立してしまう。
自分でっていうところですよね。
フォーカスを当てて、独立はしてしまうんだけど、独立をしたとしても、なんとかそれを完全に切り離すことなく、
グループの中で活躍してもらうみたいな道をなんとか作れないか。
そのグループの中というと、本部のグループに留めておくってことですね、独立者を。
そうですね。
これがまさにのれんわけ制度を活用していくっていうことなんですけど、
のれんわけ制度を活用していくと、独立してもらって、
チェーンとしてグループの中で仕事をしてもらうわけですよ。経営者になってもらう。
だからお客さんは当然直営店舗からは流出してしまうわけですよね。
そうですね。
ノウハウも流出してしまうわけですよ。
だけどグループの中には留めることができる。
だから自分で独立するとか、他社に転職するとかと比べれば、だいぶマシなわけですよ。
こういう道を作っていくっていうことが唯一の解決策なんじゃないですかね。
なるほど。一つも聞きたいんですけど、
例えば紙を切るって言って人に依存しているビジネスじゃないですか。
それをのれんわけして本部に売り上げを上げていかないと本部の売り上げにならないじゃないですか。
人に依存している売り上げのロイヤリティ。
なぜ本部にこんなロイヤリティを上げなきゃいけないんだよと独立者は不満に思うこともあるじゃないですか。
どうやってやっていくんですか、美容院の場合ののれんわけって。難しいと思うんですけど。
そこがまさに本部の力の見せどころで。
だから独立した美容室の方ってたくさんいるわけじゃないですか。
その人たちが困っていることを本部ののれんわけ制度を活用することによって対象することができるのであれば、
それはそこのグループに入っているメリットがあるじゃないですか。
だからこれを作っていく。
具体的にそれが何かっていうところは、私の経験で言ったら資金的なメリット。
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集客面でのメリット。
その他にも細かい部分でいくと、
例えば最新の情報、技術とか、そういったものを本部が収集している情報が得られたり、研修に参加できたりとか、
そういったメリットなんかも作ることできるんでしょうけど、
やっぱりその資金的な要素と集客的な要素っていうのがキーになるんじゃないかなと思いますね。
なるほど。一個一個分けてお話ししていきたいんですけど、
資金的なところっていうのは、本部はどうやって加盟者に情報を握っていくものなんですか?
どうやってやっていくものなんですか?
言えるような範囲であれば、具体的なあります?資金的なものって。
美容院で独立される方って、最初の自己資金をそんなに貯められないケースが多いわけですよ。
だから店舗を作るにしても、そんなに大きいお店は作れないですね。
みんな小さなお店を作るんですけど、小さなお店を作ると、
自分が施術者としてずっと働かなければいけなくて、抜けられないわけですよ。
だから体壊したらおしまいになるわけですよ。
だからもう少し人を雇用して、自分が抜けても回るようなお店の規模を作るっていうのが理想なんですよね。
それを作るにはお金が足りなかったりするわけですよ。
人を雇う人件費ってことですか?
人を雇う人件費だそうですし、それだけの規模のお店を作るという方針もできない。
なので、例えばそこに対して本部が一定の資金的なサポートを貸してあげるとか、
店舗を作ってあげて、その店舗を貸してあげるとか、
そういう資金的なメリットがあれば、これは分かりやすいですね。
ただ、お金のサポートって本部もあまりしたくないわけですよ。
だからこれは限界がある。
だからもう最後の手段と思ったほうがいいと思うんですよ。
じゃあ、優先する方は集客の方のサポートってことですか?
やっぱり集客ですよね。
それは具体的にどんなふうにやっていくんでしょうか?
基本的に独立する方っていうのは、まず今持っているお客さんを持っていこうと思ってると思うんですね。
だけど経営って既存のお客さんだけだと、やっぱり既存のお客さんでどんどん減っていきますから、
新規のお客さんを一定程度入れていかないと売り上げって、少なくとも伸びてはいかないですよね。
以前ね、バケツの穴に穴が開いてて水を入れていくっていう話題をしましたけど。
だから維持していくのもやっぱり新規を一定程度入れなきゃいけないわけですよ。
でもそこにはそれなりのコストもかかりますし、何か媒体を使うんだったらコストかかるじゃないですか。
自分でチラシ配ったりするってなると、そこには労力もかかるじゃないですか。
それを個人経営でやるっていうのは、なかなか難しいわけですよ。
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そこに対して本部が何らかの価値を提供できる。
例えば本部がそれなりの店舗数を持ってたら、統一した専念広告としてそれなりの予算を持って投下したりできるわけじゃないですか。
それに乗り分けした人が繁盛できれば、それはメリットあるじゃないですか。
だいぶありますね、メリットが。
サイトだと美容系でもウェブ広告を自社で回して集客していくような会社もあるわけですよ。
どういうことでしょうか。
リスティング広告とかって言うんですけど、地域名プラス美容室とかで経営すると広告が表示されると。
だけどそんな設定を個人の独立者ができるわけないんですよね。
難しいですね、たぶんね。
例えばそういうノウハウを本部が構築してて、独立者の店舗の収益が最近ちょっと落ちてきてるから、
じゃあちょっと広告回して新規入れましょうかって言って、本部がやってくれたら、それはめちゃくちゃメリットあるじゃないですか。
メリットありますね、なるほど。
だからそういうノウハウを本部が構築して、それは本部がやってますから独立者単独でできないわけですよ。
そのノウハウを提供しますよなんて言ったら、これはメリット大きいじゃないですか。
だいぶありますね。
そういうシステムをやっぱり構築できるかどうか。
それがその乗り分けシステムを使いたいと思うかどうか。
分かれ目になると思うんですね。
加盟者が本部に残りたいと思うポイントというか。
なるほど、一つも聞きたいんですけど、集客ってところを本部が勉強していかなきゃいけないじゃないですか。
集客って何から始めていったらいいんですか?何が大事なんですか?
まず最新の情報はどんどんどんどん入れていかないといけないですよね。
どういうことでしょうか。
そういったウェブマーケティングの内容でもいいですし、最新のITツールとかでもいいんでしょうけど、
とにかく情報収集をちゃんとしていくってことでしょうね。
私たちが乗り分け制度づくりとかで関わっている美容院なんかよくあるんですけど、
有名なホットペッパーみたいな媒体に載せて集客してるとなると、
それは独立してもホットペッパーで使えるわけですから、それだけで集客できてたら、別に本部に残るメリットないじゃないですか。
だから、そういった最新の情報をたくさん仕入れて、そういった媒体を使ってもいいんですけど、
自分たちでノウハウを確立して集客をしていく。
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それはとにかく勉強して、大変なことをトライハンドエラーを繰り返して、自分たちならではのものを活用するしかないですよね。
乗り分けしていくためには、まず本部がどうやって広告がうまくいくかっていうところは、
まず成功体験がないと、それがうまく乗り分けにもつながらないってことですね。
そうですね。独自のノウハウを確立しないと、特に集客ですよね。
手術はできるわけですから、そのあたりが残りたいと思われるかどうかの鍵になる。
手術ができないんだったら、資金的な面とかで分かりやすいメリットを作るしかないですよね。
なるほど。今つながりましたね。資金面と集客面と情報収集のところ。
これが大事だなというところがすごい分かりました。
これがスタッフの会食にもつながらずに、会社が成長していく一つのポイントというところですね。
グループ内に囲い込んで、本部も嬉しいし、従業員さんも嬉しい、そういう関係を作っていきましょう。
そういう仕組みですよね。
なるほど。めちゃめちゃいいことを聞きました。
今日は高木さんありがとうございました。
ありがとうございました。
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