2021-09-02 15:05

第44回『フィットネススタジオのFC加盟しています。開業支援は受けましたが、その後はほとんど何の連絡もない状態で、ロイヤリティを払いたくありません。今後どのように本部とつきあっていけばよいでしょうか。』

第44回『フィットネススタジオをFC加盟して経営しています。開業支援は受けましたが、その後はほとんど何の連絡もない状態で、ロイヤリティを払いたくありません。今後、どのように本部とつきあっていけばよいでしょうか。』というテーマで店舗ビジネス専門コンサルタントの髙木悠が熱く語ります。


【ハイライト】

・ロイヤリティは何の対価かを明らかにしよう!

・加盟者に対して『平等なサービス』の限界

・加盟者がFC本部を上手く活用する為には?

・ロイヤリティを払わなかった場合のリスクと懸念点

・加盟者がFC本部と良好な関係構築を行うべき理由


『多店舗化・フランチャイズ化を考える店舗ビジネス研究所』のエピソードを文字起こしした版はこちらです。(株式会社常進パートナーズHPブログリンクにアクセスされます。)

https://johshin.co.jp/blog/7320


メインパーソナリティー:      

高木悠(株式会社常進パートナーズ代表取締役)      

「企業が高収益を生み出すための仕組み作りと社員が誇りを持って働ける環境作りをサポートすることで、店舗ビジネスの社会的地位の向上に貢献すること」を基本理念に、日々企業支援に尽力している。      

代表的な著書として、『21世紀型「のれん分け」ビジネスの教科書』(自由国民社)がある。      


パーソナリティー/ナレーター:      

田村陽太(社会保険労務士)  


番組プロデュース:株式会社サンキャリア


~お知らせ~      

『多店舗化・フランチャイズ化を考える「店舗ビジネス研究所」』は、店舗ビジネス専門コンサルタントの髙木悠が、「最速最短で年商30億・店舗数30超を実現する実証されたノウハウ」をコンセプトに、のれん分け制度構築、FC本部立ち上げ・立て直し、人事評価制度の整備など、飲食店、整体院、美容院等の様々な店舗ビジネスの「多店舗展開」を加速させるために重要な事を、社労士の田村陽太と対談形式で分かりやすくお話しするポッドキャスト・ラジオ番組です。毎週木曜日更新です!     


【書籍案内】  

 本番組のメインパーソナリティの髙木悠がこの度出版した『21世紀型「のれん分け」ビジネスの教科書』のリンクはこちらです。   

『21世紀型「のれん分け」ビジネスの教科書』

https://amzn.to/3vic8il   


・のれん分けに興味がある方   

・今後の店舗展開のあり方を模索している方 

は是非ともお読みください。   


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多店舗化・フランチャイズ化を考える店舗ビジネス研究所
この番組は株式会社上進パートナーズの提供でお送りいたします。
店舗ビジネス専門コンサルタントの髙木悠が、最速・最短で年賞30億、店舗数30兆を実現する実証されたノウハウをコンセプトに、
奴隷分け制度構築、FC本部立ち上げ、建て直し、人事評価制度の整備など、飲食店、生誕院、美容院などの様々な店舗ビジネスの
多店舗展開を加速させるために重要なことを対談形式で分かりやすくお話しする番組です。
こんにちは。パーソナリティの田村洋太です。配信第44回目となりました。本番組のメインパーソナリティをご紹介します。
店舗ビジネス専門コンサルタントの髙木悠さんです。よろしくお願いします。よろしくお願いします。
はい、田中さん。今日も頑張っていきましょう。はい。
本日の質問はこちらとなっております。フィットネススタジオをFC加盟して経営しています。
開業支援は受けましたが、その後はほとんど何の連絡もない状態でロイヤリティを払いたくありません。
今後どのように本部と付き合っていけば良いでしょうか?ということなんですけども。
なるほど。
これはあるんですかね?よくある質問ですか?これは。
まあまあ、これはよくありますね。
どうしていったらいいんですかね?これは本部が悪いんですかね?どうしたらいいんでしょうか?これは。
まず、このご相談者の方が本部との関係をどうしていきたいかということだと思うんですけど。
これは今後本部と付き合っていけないと。信頼関係がなくなってしまったから、やめたいという話であれば、
どうやってフランチャイズ契約を解約していくのかという話になっていくと思うんですけど。
こういったご相談をいただくということは、本部との関係を改善していくとか、
もしくは、本部はこうなんだけど、でもこの事業をもっともっと良くしていきたい。
そんな思いが感じ取れるご質問なので、そちらの観点でまず考えていきたいなと思うんですけど。
その意味で言うと、まず今本部から何の連絡もない状態だと。
ロイヤリティを払っていると。それに対して納得がいかないわけですよね。
そうですね。
でもこれはなかなか難しい問題で、まずロイヤリティというのが何の対価として払っているのかということを確認しないと何とも言えないんですよね。
なるほど。それ具体的にどんなことですか?
03:01
ロイヤリティがいくらなのかもちょっとわからないんですけど、本部によっては、
看板を貸しますと、その代わりにロイヤリティを払ってくださいという本部もあれば、
看板も貸すし、定期的に店舗を訪問して指導もするし、日々情報共有もしますと。
その代わりにロイヤリティを払ってくださいという本部もあるんですよね。
だからこのロイヤリティの中に何が含まれているのかというのは、フランチャイズ本部によって全く異なるんですよ。
そうなんですか。それはフランチャイズ契約書に書いてあるんですか?
基本的には契約書の中に書いてあるはずですし、仮名の交渉とかをする段階で、
通常ロイヤリティ払うけど、何のロイヤリティ対価として払うのかというのは説明があると思いますし、
書いてなければ、やっぱり仮名者としては聞かないといけないですよね。
なるほど。ロイヤリティの中身は何なのかっていう。
なんでこれを払うのかっていう話ですよ。そこをまずは確認をしていただくと。
これが看板代とかだけでロイヤリティを払っているんだとすると、何の連絡もない状態っていうのが健全だと私は思わないですけど、
ただ、契約書はそういう話になって、双方合意して締結しているわけじゃないですか。
だから、まずはそういうもんだっていうふうに考える必要がありますよね。
なるほど。じゃあ、仮名者としては一般的に考えたら、
こんだけロイヤリティ払っているのに本部からの資料がないっていうのはおかしいじゃないかっていう気持ちもあるけど、
契約書の中に見てみると、それはもうお互いが納得しているから、それは当たり前だよねって思う。
でも本部もあるから、それは契約見てみないとわからないことですね。
そうですね。
なるほど。
仮名者としてはロイヤリティを何で払うのか、何かサービスがあるからお金払うわけじゃないですか。
これはもう最初に絶対確認しなきゃいけないんですね。
仮に本部のサービスとして、月に1回訪問しますとか、日々情報提供しますみたいなものが入っていたとするじゃないですか。
そしたら、これは本部が義務に対して違反しているわけですよね。
そうですね、確かに。
そしたら、仮名店としてはやっぱりそのことをちゃんと本部に伝えてお話ししなきゃいけないですね。
それは仮名者側から本部に言ってあげるということですね。
これね、フランチャイズ仮名で成功するポイントになってくると思うんですけど、
やっぱり放っておいて本部が何でもかんでも仮名店のためにやってくれるかっていうと、
06:05
そうであれば一番いいんですけど、やっぱり本部もいろんな仮名店をたくさん持ってるわけじゃないですか。
だからなかなかそうするのが難しい現実もあると思うんですよね。
フォローしきれないというか。
それがあっても不思議じゃないわけですよ。
だから仮名店としては、とはいえそこに仮名して仮名金払ったりロイヤリティ払ったりしてるじゃないですか。
だからそこは本部をうまく使う姿勢、これが求められると思うんですよね。
確かにそうですよね。仮名者から本部に対して質問があるってことは、
少なくとも本部に対して興味があるというか、関係を築いていきたいという表れでもありますしね、仮名者としては。
葉っぱをかけるというかね。
私もフランチャイズ本部で働いてたので、これよくわかるんですけど、
私も経営指導員の時っていうのは、店舗で言うと16店舗とか担当してたんですよね。
基本的には1店舗ずつ同じ時間を割くようなスケジューリングをしてるわけですよ。
平等にやるんですね、そういうのはね。
原則はやっぱり平等にやるじゃないですか。
だけど、やっぱり中には本部をうまく使おうという姿勢のある仮名店さんとかがいらっしゃって、
よく、「こういう資料とかってないですか?」とか、「こういう問題があるんですけど、相談できないですか?」みたいなことを適宜連絡をくれる方とかいるんですよね。
そうなると、当然そういう相談が来たら対応しなきゃいけないじゃないですか。
だから何とか時間をやりくりして対応するわけですよ。
でも何も言ってこない仮名店さんというのもいるわけですよね。
私の時間はもう限られてるわけですから、何か言われたらその時間の中で何とか対応するわけですよ。
だからその仮名店に対しての時間っていうのは増えるじゃないですか。
平等は原則なんですけど、やっぱり本部をうまく使おうという仮名店さんに対しては、使う時間が増えてるんですよね。
じゃあ他の仮名店に対して使う時間が減るかって言ったら、減りはしないんですけど。
でもその平等ではなくなってるじゃないですか。
でもそこって本部の問題ではなくて、私はその辺の本部をうまく使おうっていう仮名店さんの経営力だと思うんですよ。
なるほど、はいはいはい。
そうですよね。
だから今回みたいなケースであればですね、やっぱりお金を払ってる以上、やっぱり本部をできるだけ使いたいと、コスパを上げたいと。
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そういうふうに考えて働きかけていくのがいいのかなと思いますけどね。
ロイヤリティ払ったから対価が自動的に来るわけじゃなくて、自分から本部を使って自社の経営を良くしていこうみたいな。
そういうのが仮名社として大事みたいな。
そうですね。
なるほど、ありがとうございます。
1個質問なんですけども、この仮名社の方ね、向こうから何も技術指導がないみたいなところで、ロイヤリティ払いたくないみたいな話あるじゃないですか。
実際払わなかったらどんな感じになっていくんですか?これって見払い的な感じでトラブルになっていくものですか?本部と。
だいたいフランチャイズ契約書っていうのは、ロイヤリティを払わないっていうのは解約条項に入ってたりするんですよ。
なるほど。
その解約になると結構高額な医薬金を払わなきゃいけないみたいなケースになってるんですよね。
だから、納得いかないからってロイヤリティ払わないっていう選択は非常に危険で。
やっぱりまずはロイヤリティが何の対価なのかっていうのを確認をしていただくと。
ロイヤリティがね、経営指導するとか情報提供するみたいなものがサービスに入ってないんであれば、それはもうしょうがないじゃないですか。
そういったものが入ってるのに本部がやってないんだとしたら、ロイヤリティは払うんだけど、それをちゃんと義務を履行するように本部に求めていく。
そっちの方が健全なんじゃないかなと私は思いますけどね。
その契約書の内容を見つつも、ちゃんと本部に対して働きかけるみたいな。
本部がどれくらいひどいのかが、この情報だとわからないので何とも言えないんですけど、原則論で言ったら、やっぱり本部とは関係を良くしていった方がいいんですよ。
亀井社側としてですか?
さっきね、本部をうまく使いましょうっていう話をしましたけど、中にはロイヤリティを払ってるんだから、本部ちゃんとやれよみたいな。
クレーム口調で言ってくるところもあるわけですよ。
亀井社としてもね、そういうのがあるんですね。
そうそうそう。これをやれって言って。
でもね、結局は本部の中にいる人が動いてるじゃないですか。
相手の気持ちを考えたら、そうやって頭ごなしにね、本部が悪いとクレーム入れられたとして、いい気持ちになるかってことだと思うんですよ。
なんないですよね。
だから、そういうクレーム出したことについてはやってくれるかもしれないけど、もっとこういう方法もありますよっていう提案とかはしてこないかもしれないじゃないですか。
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だから、やっぱりそこだとうまく使えてないと思うんですよ、本部を。
だから本部との関係っていうのはあくまで良好にしておくと。
同じね、パートナーなわけじゃないですか、グループの中にいる。
そうですね。
だから本部とはやっぱり関係を良好にしながらも、だけどその本部をできるだけうまく使っていく。
下高さはだから持っておく必要がありますよね。
なるほど。
やっぱりこの関係を作りを見直されていくといいかなと思いますけどね。
ありがとうございます。結構時間も近づいてきたんですけども、最後質問なんですけど、やっぱりFCを加盟する側としても最初は多分夢とか希望にあふれて加盟したと思うんですよ。
実際こんな感じの質問をいただいて、やっぱり今最初に思ってた加盟したいって気持ちと加盟したくない気持ち。
結構そのギャップがあるじゃないですか、今の気持ちに対して。
ここら辺はFC本部としてどうしていったらいいのかってあるべき姿みたいなのを突き詰めていけば、こういう加盟者さんの質問って減っていくと思うんですよ。
どんなふうにして本部としてはあるべきなんでしょうか、姿というか。
加盟者も当然最初と加盟のタイミングと、加盟してから時間が経っていって経営者として経験もどんどん積んでいくわけじゃないですか。
その状況でやっぱりほったらかしておいたら、やっぱりこういうふうになるわけですよね。
これはね、いかにロイヤリティはただ看板貸してるだけですよと、そのための対価ですって契約上になってても、
何のアプローチもしなかったら、それはだんだんロイヤリティ払ってるのバカバカしくなっていくと思うんですよね。
看板で集客がどれだけできてるかっていうのを測るのも難しいじゃないですか。
看板外したら自分でできるんじゃないかって思うようになっていくと思うんですよ。
ノウハウが蓄積されていくわけですから、そういう加盟者の気持ちをちゃんと理解して、
そういうふうに思わせないように、やっぱり日頃から、これ何回か前にお話したかもしれないですけど、
コミュニケーションをとって、この本部とこの本部経営者とやっていきたいって思ってもらうような関係づくりに、
これは多少ロイヤリティ高くしてでも、本部として一生懸命取り組んだ方がいいですよね。
うちの本部があるからこそ、加盟者の事業も継続できてるんだみたいな、そこらへんのPRみたいな。
そうですね。
難しいところではありますけども、なかなか初心に帰るってところがね、結構大事になってくるんですね。
そうですね。
分かりました。ありがとうございます。
本日の質問は、ロイヤリティを払いたくないっていう加盟者に対しての本部としての付き合い方のお話をさせてもらいました。
本日はありがとうございました。
15:01
ありがとうございました。
15:05

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