2024-07-16 43:36

2024年ONTAKE100km回顧録

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人生初おんたけ100km走ってきました!

後でブログにもまとめるとして、とりあえず記憶が鮮明なうちにダラダラと1人でべしゃりつづけております。

 

誰が聞くねん!って感じですが、来年出ようかな?と思ってる方の少しでも参考になれば幸いです。

サマリー

荘司さんは石川県在住のランニングトレーナーで、初めてのONTAKE100kmに挑戦しており、11時間を切ることができました。コースの距離を計算し、涼しい気候に助けられて目標を達成しています。スタートから終わりまでのレースの流れを振り返りながら、登りや雨による苦労や最後の頑張りなど、詳細に語っています。2024年のONTAKE100km回顧録では、レースの詳細やトラブルの回避方法について語られています。

ONTAKE100km挑戦
裏日本からこんにちは、石川県在住のランニングトレーナー荘司です。
今日は、ついに人生初のONTAKE100kmの方を鑑賞してまいりました。
記憶が新鮮なうちに、いろいろとコースのこととかレース中の記憶を音声に残しておこうと思い、今、録音中でございます。
それをまたブログにまとめようかなと思うんですが、取り留めもなく喋っていこうかなと思います。
もうちょっと数日経つと、人間の記憶というのは曖昧なもので、もう来年のONTAKEエントリーしようか悩んでいるという、謎の思考回路になっております。
取り留めもなく話すと言っても、トレーニングのこととかから話し出すと、もう永遠に喋ってしまうので、レース当日のことだけに絞って、何となく思い出しながら喋っていこうかなと思っております。
まず、もともと目標のタイムを設定するんですけど、11時間を切れたらいいかなという感じで設定しました。
だいたいONTAKEの距離と累積を見て、自分が過去どれくらいのタイムで走ったかなとか、過去ウルトラマラソンの100キロ、単語ウルトラを頑張って一回走ったことがあるんですけど、その時のタイムと気温がどれくらいだったかなとかを調べ直したり、
今年とか、毎年出てるんですけど、比叡山インターナショナルの50マイルが80キロの累積がいくらだから、ONTAKEの100キロの累積これくらいにすると、こうやってああやって、だいたいこうだなみたいな。
ざっくり僕の計算でいくと、比叡山50マイルのタイムとONTAKEのタイムがだいたい一緒になるかなっていう感じで、レース前から想像してて、ほぼほぼそんな感じだったかなという感じですね。
5月にあった比叡山50マイルが確か11時間半の制限時間で、11時間20数分ぐらいで乾燥したので、ざっくり11時間半としてほぼほぼONTAKEもそれぐらいのタイムが妥当なのかなみたいな。
11時間20分前後かなみたいな感じから、比叡山からざっくり2ヶ月あったので、1ヶ月トレーニングやって、なおかつ比叡山を走ったっていう経験値、そこの積み上げも踏まえて、11時間20分よりかは早く走りたい。
あわよくば11時間切りたい、みたいな感じで目標設定をしてました。
で、結果、10時間57分ぐらいだったかな。で、11時間はなんとか切れました。やったーという感じなんですけど、個人的には9大点、60点ぐらいかなという感じですね。
なぜかと言いますと、もともと大会の日の数日前かな、林道が一部崩れてて、距離が2キロマイナスの累積も200メートルぐらい少なくなりますっていうことだったんで、
ざっくり2キロの200メートルマイナスだったら15分ぐらいタイムが縮まるだろうっていうことだったので、なんとなく、そうなると11時間切りじゃなくて10時間45分切りぐらいをしないと、
もともとの当初のコースでの11時間切りみたいなのは達成できてないだろうなーみたいな。今回はたまたま11時間切れたのは2キロ200マイナスっていうのがあったからだなーっていうのが一つ。
もう一つは、めちゃくちゃ涼しかったんですよね。おそらくスタートの前で、天気予報で確か20度切ってたんですよね。18か19度ぐらい。
実際体感的にもそれぐらいかな。でも湿度が高かったんで、10度台か20度前後はあったかなーっていう感じなんですけど、それでもここ最近の連日の30度越えの暑さを体感して、体が暑さに慣れてる中での20度前後となるとやっぱ涼しいなーっていう感じでしたね。
なので、そういう去年の猛暑と比べて今年の涼しさを加味すると、11時間切れて当然でしょうというか、そうだなーっていう感じですね。
でも、自分の力は出し切れたかなと、あれしとけばよかった、これしとけばよかったみたいなのはないので、最低限の走りはできたのかなーという印象です。
タイム目標とコースの計算
おそらくこのコース、30度越える猛暑になると、どれぐらいやるなー、バキバキに釣り倒してかなりタイムは遅くなるんじゃないかなーと、30分から1時間近くは変わるような気がなんとなくしてます。
おそらく猛暑になると、11時間切りと大口叩いてた自分は12時間切るのがやっとだったんじゃないかなーという感じもしますね。
なので、距離短縮と気温に助けられた11時間切りかなーという感じです。
実際、レース中のことを振り返っていきたいと思うんですが、
本当に温竹は初めてで、思想とか走りに行ったこともなく初見のコースだったので、
一回神戸まで行って温竹常連の方々と陶芸祖林道の練習を一緒にさせてもらう機会があって、
その時に終わってからもお風呂行ったりご飯食べたりしながら温竹の話したりランニングの話したりしてて、
最初の15、6キロずっとロードやでみたいな話をちらっと聞いてたり、
ほんまに最初から最後まで林道やからねみたいな話を聞いてたり、
エイドは水があったらええと思いとかっていう話を聞いてたりしてたので、めちゃくちゃ助かりましたね。
まさにその通りというか、水とたまに麦茶、たまにスポドリみたいな、
あとバナナとオレンジがあったかなぐらいの感じで、
もうエイドで呼吸できるのは水のみと思って走ったりとか、
スタートから本当に十数キロはずっとロードの峠層みたいな感じだったので、
それを聞いたことを鵜呑みにしてずっとロードずっとロード、まだ8キロ経っても9キロ経ってもまだまだロードロードって思いながら走れたのは良かったなーっていう感じですね。
で、なんだかんだ夜中のゼロ時スタートの大会は初めて、
レース中に夜になってとかはあるんですけど、
夜中ゼロ時スタート、寝ずに走り始めるっていう大会が初めてだったので、
最初のどれぐらいかな、最初の10キロ15キロぐらいはずっと思ってたかな。
なんかあれですね、夜も走ってるスピード感に最初慣れるのに大変というか、
あんまり僕は走ってる時に時計が表示する1キロごとのラップっていうのをあんまり信用してなくて、
たまにおかしくなったり、変に早かったり変に遅かったりすることがあるので、
スンとがちょっとおかしくなりやすいっていうのもあるのかもわからないですけど、
あんまり時計のタイムを信用しすぎないようにしてて、
走りながらキョロキョロ周りを見て、木だったり電信柱だったりを通り過ぎるスピード感で体感を測るんですけど、
夜ってそれがつかみにくかったなーっていう感じですね。
でも今だいたいログを見てると設定ペース通りかな。
レース中の振り返り
5分切ってずーっと走りたいなーっていうところをずーっと見てたらだいたい5分切って走ってる。
4分半から4分55ぐらいの感じで走れてるかなーって感じですね。
ちょっと傾斜がついてきたらそれが5分半から6分ぐらいになり、
6分半から7分ぐらいになり、また平坦になって5分ぐらいになるみたいなのの繰り返しで15キロぐらいが過ぎていった感じですね。
最初の25キロのエイドまでは淡々と進もうという感じで、夜だしほぼ記憶ないですね。
景色も見えないし、基本25キロまでの15、6キロがロードだったんで、実質10キロ?
トレイルって言っても林道なんで、ずーっと25キロ走りっぱなしっていう感じですよね。
レースじゃなく、まさにウルトラマラソンっていう感じのレースでしたね。
25キロのエイドにやっとたどり着いたのが、ここは調子よかったですね。
ここでだいたい2時間24分ぐらいが目標タイム、なんとなく設定してたのが、それに対して2時間15分前後かな。
確か10分近く予定より早い感じで着いたので、いい感じかなっていう。
でも突っ込みすぎず、遅すぎずっていう感じで25キロのエイドに到着して、
かの有名な小海とかを制覇している黒田さんがテキパキとエイドをされてて、
トップ選手もこうやって支えてくれてるんやなと思いながら、ありがてぇと思いながら水をもらい、25キロのエイドを通過していきました。
そこから54キロぐらいでしたかね。
スタートゴール地点のところにぐるっと回って一旦帰ってくるんですけど、
そこまででだいたい5時間ぐらいを目標にしてたかな。
遅くともエイドワークを終わらせて5時間で出発したいかなぐらいで目標にしてたんですけど、
この区間。確かコースで一番高い標高のところまでガツッと登る区間ですね。この25キロの区間。
とにかくポンタケはトレランレースじゃなくウルトラマラソンだから、全走りしてやるって心の中で決めてたので、
どんな登りが来ようが、たとえ歩きの方が速かったとしても走ってやろうと、
走るスタンスは変えずに頑張って登ろうとずーっと走ってましたね。
本当に絶妙にしんどいけどなんとかギリギリ走れるみたいな感じでしたね。
途中しんどくてキロ8分とか8分30秒ぐらいのペースにたぶん乗ってたと思うんですけど。
どんなとこやったかな。夜やったしな。夜というか夜中か。明け方の手前。
どんなとこやったかな。あそこかな。登りほぼほぼ終わりかけのところで、ライトにめっちゃガーが群がってて男の人が2人ボランティアで立って、
頑張ってくださーいって言ってくれてたあこかな。
たぶんここに人がいるってことはほぼほぼ登り終わりなんやろうなーぐらいの感じで、うっすら記憶がありますけど。
全然どこをどう思い返してもほとんど景色というか路面が一緒なんですよね。
ロードか林道なんで。全然記憶にないですね。
でもずっと頑張って走って登ったなーっていう感じで、ずっと淡々と走り続けてたっていう感じですね。
ずーっと下って、下りも基本的に林道なんで走りやすくて、気を抜いて念座したり大きい石蹴って爪が死んだりしないようにだけ気をつけながら、
ずーっとペースも5分前後、ちょっと5分切ったり5分縫ったりみたいな感じで、飛ばしすぎず下っていこうかなーという感じで下って、
で、スタートゴール地点に戻ってきたのが5時間で出発したかったんですけど、そもそも着いた段階で、
5時間…どれぐらいだったっけな。ちょっと過ぎてましたよね。
5時間6分とかやったかな。
で、たしか7、8分エイドワークで荷物入れ替えたりストレッチしたり、水入れたりして再出発と。
レースの開始から中盤まで
エイドワークもっと早押したらいいんですけど、基本的に僕はエイドが遅いので、まあまあそれはいい年で。
そんな感じで、後半の50数キロスタートしていったって感じなんですけど、スタートした瞬間から足が重たかったですねー。
えー登りが登れず、ずーっとここ、たしかなんかお家の、お家がある近くをちょっと走ったり、
で、そこからちょっとずーっと峠層みたいな感じで、またずーっとロードの登りやったと思うんですけど、
ここのロードが一番なんかしんどかった感じですねー。
体重いなーって感じで、えー再スタートを切って、4キロ5キロっていう感じですね。
で、そっからまた、えー、なんか御滝のコースってあれですね、記憶に残らないのが、
ロードから知らん間に林道になってるみたいなのが、なんかコースのほとんどみたいな。
でまた知らん間にロードになって、えーなんかエイドとか、えースタートゴール地点に戻ってくるみたいな。
でまたスタートしたらロードがあって、ずっとロードの峠層みたいになって、知らん間に気がついたら下が林道の砂利道になってて、
えー傾斜球になってきて、えー気がついたら終わって、気がついたら下ってて、気がついたらまたアスファルトになって、
エイドに着いてたみたいなのの繰り返しなんで、全然コースの記憶が曖昧ですね。
なるほどな、今ちょっとログを見ながら、あのー喋ってるんですが、ほんとずっとそんな感じですね。
後半はなかなかやっぱり、疲れたなーでも走らんとなーっていう感じでずーっと走ってたっていう感じですね。
でこの辺から多分、雨がめちゃくちゃきつくなってきたところだった気がしますね。
確か夜が明けてライトとか通って走ってて、そうですね。
確か後半のこの最初の方の55キロから60キロ70キロ前後のところはずーっと雨がすごくて、
レインを着るか着ないかどうしようどうしようと思いながら、でも走れてるから寒くはないしなーと思いながらも、
ずーっと自分の体調とか様子見ながら、夜が明けてきてるのにちょっと眠たいなーみたいな。
そういえば補給あんまできてなかったかもと思って、多めに補給取ったら眠気が飛んだり。
ちょっとあまりにもびしゃびしゃに濡れすぎたので、お腹あたりを触ると寒さは感じてないけどお腹周りちょっと冷たいなーと思ったんでめんどくさかったですけど、
コース上でリュック下ろしてレインを着たりとか、お腹冷やさないようにしたりとか、そんな感じでとにかく走り続けるためにトラブルを減らすことばっかりやってましたね。
それのおかげで特にトラブルもなく、前半のループがちょっと熱くはなかったんですけど、ちょっとした胃のムカつきがあってなかなか固形食べるのが苦しかったですねー。
ジェルが全然取れたんで取ったんですけど、今回ちょっと補給食が持っていくのが気持ちよかったかなーっていうのが自分の中ではちょっと失敗というか、やっぱりジェルの方がいいなーと思った感じですね。
なので、逆に前半の54キロのループで若干胃のムカつきはあったんですけど、このまま後半行くとタダでさえ問題起こりやすいのに固形物がめっちゃあると補給できひんと思ったので、
胃がちょっとムカムカして気持ち悪いけど、前半の体の元気なうちに無理やり固形の補給食を突っ込んでやろうと思って、前半のループはジェル1個だけで後は全部グミとか固形の補給食を無理やり食ってましたね。
ずーっと固形食ってましたね。
そのおかげで後半、持って行ってたジェルを気兼ねなく飲めたのはよかったなーっていう感じですね。
そんな感じで大雨のところでわざわざレイン来たりなんやかんやしながらもトラブル防げたのはよかったかな。
大きなトラブルもなく淡々とずーっと上って下って上って下って。
フェイドに着いたら水を補給して上って下って上って下ってみたいな後半でしたね。
あとは完全に一瞬メンタルが折れちゃったのが、2回カフェイン多めのあるいはBCAAが入ってるスーパーメダリスト9000やったかな。
よく僕はスーパーメダスーパーメダって言ってるんですけど、それを後半の一箇所で撮るのと、もう一箇所は多分前半。
だいたい僕、夜明け前に強烈な眠気が来るので、そこでカフェイン多いものを撮ろうっていうので、これもまたメダリストのやつなんですけど。
メダリストのあれは何やったっけ。カフェイン200。なんか冴えるみたいな冴えって書いてたかな。
なんかそんなやつ。最近出たやつかな。
見つけてそれを前半のちょうど夜明けぐらいに撮って、いい感じで眠気が来ず走れましたね。
後半にメダリストの9000、下流のコナのタイプなんですけど。
これはトレイルフェスト時代からお客さんにこそっと教えてたんですけど、
メダリスト9000っていうのがあって、スーパーメダリスト9000、下流のコナのタイプであるんですけど、
これ確か一袋で500ミリのスポ撮りにできるやつなんですけど、これを直飲みします。
確かカフェイン量はそんな多くなかった。
でも調べてみるとカフェイン量は100ミリか。
後半の雨と補給
なのでさっきのメダリストのカフェイン200ってやつの半分の100ミリなんですけど、
この下流をですね、直飲みします。で、水で流し込みます。
これが強烈に僕は眠気覚ましとBCAAとかクエン酸とかもいろいろ入ってるんで、
後半ここぞって時にこれをガツンと行くんですね。
で、ちょうど今回は御岳のコースでいうところの、
どこだったかな?何キロだったかな?
82キロぐらいのところかな?
82、83キロぐらいのところの水公園っていうんですかね。
っていうところでこのスパメダを飲んで、
でもね、このスーパーメダリストの救世にお客さんにお勧めしてたら言いやられてあかんかったっていう人もいるので、
多分クエン酸も入ってるし、それを直飲みっていうのはちょっと博打的なんでしょうね。
でも僕はあんまりそういうのになったことがないんで、これをぶち込むんですけど、
念のために、僕は胃腸障害を防ぐためにマグマを飲んで、
このスパメダ9000をぶち込んでっていうのをね、この水公園でしようと思って。
取りやすいように、エイドが近づいてくるとザックとか取りやすいところを探したりとか、
ポケットに移し替えてすぐ飲めるように準備するんですけど。
ポケットからマグマを飲んで胃腸を整え、スパメダをぶち込んでやろうと思って入れてたポケットに手を突っ込むとですね、
ないんですよね。ないんですよ、スパメダが本当に。
衝撃的に心折れましたね。やばかったですね。
頼みの綱のスパメダを落としてしまったと。
山の中にゴミを落としてしまったという申し訳なさもあったんですけど。
何より一番飲んで最後20キロちょい頑張るぞっていうところでのスパメダを落としてしまったわけですよね。
あれは衝撃的でしたね。もうガクガク震えました。
ただでさえ足やられてるのにもう立ち直れへんっていうぐらい震えるぐらいにショックでしたね。
水公園でもどうしようみたいな。
もうテルビーシェもあと計算上2個取りたかったのに1個しかないしもう計算も合わんやんってなった感じでしたけど、
もう何とか何とかもうたまたま1個だけちょっとだけカフェイン入ってるジェルがあったんで、
もうこれでいいわーって代用したんですけど、いやーショックでしたね。
最後の登りとゴール
スパメダ山に落としてごめんなさい。
ちょっとポケットに移し替えてちょっと走るっていうのはせんとこうと思いましたね。
何とかそこも落ち切らずに、逆にもう吹っ切れてやり切るしかねえって思ってやり切れたのは良かったかな。
はい、そんな感じでなんとか82キルも水公園もどれぐらいだったっけな。
目標がそこが82、83キロで8時間ぐらいで回ってこれたらいいかなっていうので、
前半の50数キロで10分15分ぐらいちょっと押してる感じだったんで、
80数キロのところは20分から25分ぐらいでまとめれたらいいかなーっていうところで、
だいたい計算通り8時間どれぐらいだったっけなー20分ぐらい。
なんで目標8時間のところで8時間20分ぐらいでぐるっと回ってこれたっていうか、
水公園まで回ってこれたっていう感じですね。
で、ここまで来ると最後ガツッとまたしんどい登りが、前半の登りと同じぐらいの登りがガーンとここで来るなーって事前にGPXを見て分かってたので、
もう最後の登りやし、頑張りましょうねーって一緒に近くを走ってた人に声かけて、
僕もそれで人にエールを送りながら自分にも言い聞かせてて、
絶対この登りで歩かへんぞと決めて、どんな傾斜の登りが来ようが歩くものかという一心でひたすらに登って、
で、確か登り切るちょっと手前でまたエイドがあって、
そこでも水ちょっとだけもらって、
ここから確かあと数キロまだ登りありますよねーって聞いて、
あーそうですねーって言われて案の定、
まあまああって、確か2、3キロぐらいそこからさらにあったかなー。
めっちゃ登りやんもうーみたいな。
12キロで終わってくれよーと思って。
で、登り切ったらもうあとはほぼほぼ下りですけど、
これがまたショートカットになっているというものの、
何キロ続くかはあんまり分からず、
10キロなのか12キロなのか14キロなのか、
永遠に下りは下りなんですけど、
結局何キロあったんだろう。
14キロぐらいあったんかなー。
なんとなく14キロぐらい下りがあったんではないかなーと。
そうなんですよねー。
で、この下りでももう最後やし、
頑張って出し切ろうと思って走ってたんですけど、
一人男性の方に抜かれ、
僕まあまあ頑張ってんのに、
全然軽やかに抜いていくやんと思って、
吐息を漏らすように、
速いっすねーって声かけちゃって、
すーって置いてかれたんですけど、
その人に引っ張られて、
レースの詳細とトラブルの回避方法
ちょっとペース上がった僕で4分45とかで走ってて、
さーってその人は消えていっちゃったんで、
多分その人4分前半、
4分20とかで下って行ってたんじゃないかなー。
4分2、30。もうちょっと早いかなー。
あーもう無理や、もう次がね、
すぐいったっしゃいみたいな感じでやったんですけど、
でもその人にいいタイミングで抜かれたというか、
下りでちょっと腹筋もバキバキ痛いし、
ちょっと心折れそうってなってたときに抜かれたんで、
あー僕も最後まで頑張らなっていう風に頑張れたんで、
なんとか10時間57分という、
ギリギリ11時間を切れたんで、
なんかあそこで一瞬、
火をつけてもらわれなかったら、
垂れて11時間数分とかになってたやろうなーっていう感じですよね。
いやーこの下りも長かったー。
ずーっと林道、ずーっと林道で気を抜くとぐねりそうで、
足の置き場にも気をつけつつ、
でもある程度ペースも上げていかないと、
目標タイムギリギリみたいな感じで、
苦しい、楽しかった、走る、座禅、
いいえて妙っていう感じですね。
ひたすら走りながら座禅、
もう脳内では歩きたい、止まりたい、休みたい、帰りたい、
なぜエントリーしたんだ、
それを考え続けた11時間っていう感じですね。
でもなんとか涼しくてよかったかな。
意外といろんな人と話してると、
ちょっと熱中症っぽくなった人だったり、
逆に低体温っぽくなった人だったり、
あんだけ雨が降ったりすると、
なかなか走りながらのコンディションの調整というか、
ウェアを着る気ないとか、
ちょっと肌寒くなってきたから、
もともと計画してた補給よりも多めに取らないと、
歯が無くなっちゃうなとか、
夜中の0時からスタートの大会なんで走りながら、
ただ単に寝てなくて眠たいのか、
気温とかの寒さによって低血糖になりかけてるから、
ハンガーノックになりかけてて眠いのか、
なんなのかっていうのを考えたりしながら補給をしたりして、
とにかく100キロ超のレースって、
いかにトラブル少なく淡々と走り続けるか、
っていうのがすごい大事だなーって思いながら走ってたっていう感じですね。
レース後の感想と次回のエントリーについて
いやーもうバギバギ。
レースが日曜日、月日、2日3日経っての、
まだバギバギが残ってるんですけど、
いやーもうなぜか心地いい筋肉痛になってきて、
あんだけ苦しくてもう二度と出るかと思ってたおんたけ。
エントリー開始したら2025年またエントリーしちゃってるかもしれません。
やばいなー。
冷え座に続きおんたけもどんどんこれ沼ってしまうんかなー。
今回いろんな人と会えて楽しかったなーっていうのもありますし、
涼しかったから熱中症のダメージみたいなのが少なくて楽しかったと思えてるのかもしれないですけど、
いやー楽しかったですね。
そして出るならもうちょっと上を目指したいなと思いましたね。
11時間、11時間切れたら次はおんたけでサブテンとか言うだけ言っときましょうか。
人生で一番つらくてしんどかったのが100マイルのトレイルのレースより、
僕はタンゴウルトラの100キロが一番きつかったんですよね。
思い返すと、2年前か。
灼熱で途中熱中症っぽくなってフラフラになりながらも何とかサブテンしてやるって言って、
その時もサブテンして走ったんですけど、
そこからウルトラマラソンは絶対にエントリーせんとこ、二度と出んとこうと思って、
そのことも忘れ、なぜか走る座禅と言われるおんたけの100キロにエントリーして、
やはりいろんな人に聞くと、ウルトラマラソンみたいなもんやでと言われ、
走ってみるとやっぱりウルトラマラソンみたいな感じあって、
きつかったんですけど、これなんか癖になりそうな予感がしなくもないですね。
そんな感じで、なるべく記憶が鮮明なうちにいろいろと思い出しながら、
あやこやと一人でベラベラベラベラ喋ってたら、
ここ1時間、本集数分、誰が聞くねんっていう感じですが、
とりあえず自分のブログをまとめるための、
微暴力的おんたけ解剖録でございました。
おんたけに出られた皆さん、100キロも100万も出られた皆さんお疲れ様でした。
運営してくださったOSJとかそのボランティアの皆さんありがとうございました。
とてもとても楽しい大会でございました。
これからも長く続いていってほしいですね。
またエントリーしそう、やばい。
やばいと思いながら終わりたいと思います。
それでは失礼します。
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