練習会の開催
裏日本からこんにちは、石川県在住のランニングトレーナー荘司です。
今日は、この間開催した僕の練習会、金沢ランニング部でのお話をちょっとしたいと思います。
あのですね、今ですね、僕の練習会でいろいろと面白いことが起こっておりまして、
僕は、何年だったかな?2016、17くらいから、ランニングとトレーナーの専門店の店長をさせてもらって、
物販のお店で店長をやって物を売りつつ、それだけではなかなかコアな、ニッチな商品を扱うお店だったので、
イベントをどんどんやって、足がそんなに速くないんだけれども、人に教えするという立場でイベントをやったり、いろいろしてきました。
今もそれがありがたいことにお仕事になり、個人でイベントを立てて人に教えさせてもらっているんですけれども、
なんかね、面白い変化があって、だいたいちょうどコロナの2020年、2021年くらいからですね、明らかに人に何かをお話ししてて、
帰ってくる質問とか、いろいろランナーさんのお悩みを聞いてお答えするみたいな感じで練習会をしているんですけれども、明らかに違うんですよね。
お悩みの内容というか、お悩みの質というか。
明らかに違うのはですね、ちょうどその2020年、2021年前後から変わったので、ランニング系のユーチューバーの方が増えたみたいな感じで、
簡単に誰でも、ただでいろんな情報にアクセスできるようになっているんですね。
これがまた効果不効果なんだかな、堅苦しいなって僕は思うんですが、
2020年以前とかはですね、そこまでYouTubeでいろんなことをしゃべっているランニング系のユーチューバーっていう人はいなくて、
商品レビューがあったり、のめり込んでいるランナーさんほど名著と呼ばれる書籍を読んでトレーニングをしたり、
それが簡単にまとめられているブログにアクセスして、ちょっと練習メニューを考えてみたり、みたいな感じでやられている方が多かった印象なんですが、
もう今はですね、パニックになっているランナーさんが非常に僕の周りだけなのかな、なんかね多いような感じですね。
ただ、いろいろ情報は得ているので、謎にめっちゃ知識はあるみたいな。非常に厄介なんですね、これが。
こじらせまくってると、風をこじらせまくってる感じなんですよね。
なんかどっか調子悪くなったりとかしてるのが、今までだったらこういうフォームのここのポイントがちょっとずれてるから、こういうアドバイスしてあげたら直った直った、ほら大丈夫でしょ、みたいな感じだったのが、
いろいろ思いつきじゃないですけど、YouTubeで流れてきた順にいろいろ取り込んでみたものの、自分がどのように体を動かしているかをいまいち把握できてないので、
なんかとんでもないって言い方おかしいかな、なんかガチャガチャしてるんですよね。見たらなんとなくわかるんですけど、なんかガチャガチャしとんな、みたいな。
で、紐解いていくと、あーそういう風に考えてるんですね、その考えあんま良くないっすよ、みたいなんで、明らかにこの数年は、僕から一方的に何かを講習したり、めちゃくちゃあーだこーだと手取り足取りフォームのことを教えたりすることは滅多になくなり、
どちらかというと、皆さんが武装して武装して、なんかゲームで言ったらいろんな装備ですよね、なんか剣やら盾やら防具の中でもなんか体の鎧からすね当てから兜からなんかすんごいアンバランスな感じで身につけてますね、みたいなのを一個一個これいらんあれいらんみたいな、
感じで取り除いていく作業に駆使にしていると、こういう感じの練習会が続いております。
一つ一つの装備はとても大切なんですよ、この兜は確かにいるね、この剣も確かにあったほうが強いよね、この防具もいるはいるんだけど、そもそも何時間ぐらいをマラソンで目指してるんでしたっけ?
みたいなので、だいたいそういう防具が必要になってくるのは、ざっくりですけど3時間とかを、男性だったら3時間を切るぐらいのところから考え出してもいいんじゃないかなみたいな、それはどんなタイミングであってもあったらいいのかもしれないんですが、
あまりにも自分の武装のものを身につけようとすると重すぎて武器と防具に振り回されてるって感じになるんですよね。
なので、タイミングが僕的には今じゃないよなーみたいなのが非常に多いんですが、わざわざYouTubeでおのおの発信されてる方々が、
あなたに特別にあったものを完全カスタマイズで話してくれるわけはなく、ざっくりとフルマラソン完走とか、4時間切りとか、3.5するにはこれとか、どこそこが痛い人はこれを直せとか、
なんとなくそれっぽいことは言って、はまる人にははまるんですが、なかなかこれは今の私にいるのかな、いらんのかな、みたいな取捨選択がしにくいというかしづらいというかできないというか、
それでとりあえずこの兜とか持ってます。そしてとりあえずこの剣持ってます。そして盾はこれを今使ってます。みたいなのがチグハグやん、みたいになってる人が多いんですよね。
トレーニングの新アプローチ
だいたい3時間半を切りたい、4時間切りたい、4時間半を切りたいって言ってるランナーさんに多いかな。
はい、今なんとなく僕が見させてもらってるランナーさんがだいたいそこのレベル間の人が多いんですけど、
それよりもマラソン完走したいですとか、初めてのマラソン不安です、でも頑張りたいです、みたいな感じの方の方がどっちかというと、
すごい純粋にまだまだこれから頑張っていこうって感じで、先に知識をいっぱい入れていこうっていう風にはなってないことが多いので、
すごい伸びるなっていう感じですね。びっくりするぐらい伸びるなっていう感じで思っております。
逆になかなかいろいろ考えてあれやこれやと、よくも悪くもいろんなことをつまみ食いの感じでいろんなことやってる人ほどこじらせてるみたいになるので、
なかなか一個一個のその防具もいらん、とりあえずその盾も置いとこ、その兜も置いとこ、パンツ一丁が一番早いわ今っていう感じなんですよね。
そんな感じで今回金沢のランニング部をやってまして、僕からまず言いたいのは、ちょうど金沢マラソンも終わって、
マラソンが直近にない方が多かったので、ちょっとランニングフォームだったり普段のランだったり、ランニングをどう楽しみながら自分の記録を伸ばしていこうかねっていうことで話をしてて、
いつもその練習会ではランニングフォームはポイントを三つに絞ってお伝えしてたんですけれども、今回はもうさらにポイントを絞って、とりあえず一個、その一個をひたすら集中しつつもう一個だけみたいな感じで、
三個だったのを二個に減らして、もうとにかくこれだけやってみたいな。もうこの一個のポイントをひたすら集中的にやってやってやってやって、で、とあるタイミングでふと二個目を思い出してやってみて、もう一個でいいから、もう三つでも忘れちゃうでしょっていう風に言いながらやってもらいました。
いやー、そしたらですね、とある参加者さんの方が、もう非常に恐ろしい県幕で走ってくれてたわけですね。
普段はね、温厚でね、もうわーんとした感じの女性の方やったんですけど、もう見るにね、もうオーラがね、普段と違うんですね。もうすごい殺気だってる、もう覇王色をまとってるような、ヨラバキルぐらいの感じで、かなり覇気をまとってらっしゃったんですけれども。
で、練習会中にちょっとお声をかけて、「どうですか?」って聞いたら、「わからん!むかつく!」
いやー、面白かったですね。いやー、面白かったって言ったらなんか、あのー、バカにしてるような感じで聞こえたら申し訳ないんですけど、全くそんなことはなくて。
えー、とにかくそういうふうに悩みながら、考えながら、自分の頭で考えながら、生二が言ってることはどういうことなんやと、思考錯誤してもらいたいんですよね。
えー、それがやっぱ、ランニングは面白いというか、もうシンプルに何の道具も使わんと、自分の体をいかにうまく効率よく動かすかみたいな、それの究極形だなと。
走るっていうのを突き詰めるって、むずいなーって、僕も日々思ってるんですけど。シンプルがゆえにむずい。
ランナーの悩みと感情
素材の味を生かして、ほんのわずかなお塩の味だけで、こう、料理を提供するような感じで。
ちょっと間違えたら味薄いし、ちょっと間違えたらしょっからいし。いやー、この塩梅がむずいけれども楽しいし。
それがしかも人によって違うっていうのが、えー、最終的にはもう皆さんのご自身の感覚の中で、あ!これかも!みたいな、はまるときが来るんですけど。
それをねー、ひたすら探してもらいたいんですが、えー、どうやったらいいの?答えは何?合ってるの?私間違ってるの?どうなん?っていう。
もう、なんかねー、答えを早急に求めちゃう感じが、僕もそうなんですけど。
なんか今の世の中の流れ的にあって、いやん、そんな答えばっかり欲しがらんでも、みたいな。
答えはあなたの中にあるんですよーって言って、えー、やってもらってたんですが、非常にその方は腹立つ、ムカつくって言ってて、おそらく自分がうまくいかないことに腹立たしさを覚えてたのかなと思うんですけど。
なかなか大人になって、そういう、こう、純粋に腹立つみたいな気持ちになるので、僕はいいなーと思ってて。
だから僕も今、なかなかうまくいかない、まだその、なんだかんだ、ちくしょうって思いながら、また試行錯誤してるのかなーと思いましたね。
うん、なんか、社会人になって最初の方は、上司にもういろいろ怒られ理不尽なことを言われ、なんやねんこれ理不尽やなと思いながらも、ちくしょう一番下っぽいしやるしかねーなーみたいな。
で、歳とってきてどんどん、なんか、どっちかというと人に何か教えたり、なんかせなあかん立場になったりしてくると、なんかいつの間にか怒られることがなくなってきて、
あ、怒られそうやな、みたいなポイントになってきたら、なんとなーく、こう、なんだろうな、それを避ける手段というか、うまいこーっと言い終わったりするような感覚が、なんか出てきたりして、
なんかのらりくらりやれてしまってるような、なんかそんな気もしつつ、でもなんか純粋にクソできひんとか、なる感情っていうのは、大人になるにつれて少なくなってくるかもしれないなーと思うと、
いや、そういう感情に苛まれて、ちくしょうって思うことも、なんかこう、原動力の一つになるのかなーと思って、えー、僕はニコニコ小柄かに見ておりました。
その方が殻をぶち破って、そういうことかーってなる時が来るのか、もしくは、何やあいつ何も言わんと、何が塩味やねんボゲー、ただしょっぱいだけじゃーっつって、練習会に来なくなってしまうのか、わかりません。
僕も日々勉強、日々精進しております。どういう風にしたらみんなが楽しく学びも深めれて、で、ランニングが楽しく。
参加者の声と呼びかけ
いやー、少々練習会。
わーちゃんさ、金出していってよかったなーって思ってもらえるように。
常に、なんか頭が休まらんという感じですね。
どうしたらいいかなー、どうしよっかなー、こんなことしてみようかなー、あんなことしてみようかなー、味付け減らしてみようかなー、増やしてみようかなー。
でもなー、みんなとんかつやカレーやラーメンや、こってりしたもんばっかり毎日YouTubeの動画で、もう頭パンクするぐらいに見てるしなー。
っていうので、ちょっとここ最近は、自分でいろんなことを、あーじゃこうじゃということを減らしているという取り留めもないお話でございました。
これ共感してくれる人いるかなー。
これ聞いて、あーそういや私そうやわーとか、あー俺そうですみたいな、あーもう完全に訳わからんなってますみたいな人がいれば、ぜひ、僕の金沢でも京都でもランニング部では、そういう方をお待ちしております。
全く総力、総力関係なく、あーでも早い人はお断りでございます。
もう余裕でサブスリーしてますみたいな人はもういいです。早くなるな。
そんな感じで。
だいたい僕の練習会来てくださっている方は、3時間半切り目指してます。サブ4目指してます。
4時間半切りたいです。
5時間切りました。切ってませんぐらいの人かな。
あとはもう、これからマラソンにチャレンジしますみたいな方も来てくださってて、
基本周回コースを走ることが多いので、待たせちゃったらどうしようとか、
あー人、他の人に迷惑かけたらどうしよう、私遅いんやしなーみたいなので、なかなかそういう練習会に参加するのをためらう方が多いんですけど、
そういう方も気にすることなく走れるように、周回コースを基本的には使っているので、
ぜひ迷えるお羊ちゃんは、ぜひ僕のランニング部にお越しください。
そのお悩みぶった切ってあげましょう。
はい、そんな感じで最後宣伝になっちゃいましたが、僕はランニング部で何やってんのかということをお話ししました。
この間の参加者の人のあの感情が良かったなぁ、見てほしいなと思います。
はい、そんな感じで今日は失礼いたしまーす。
