サボテンの観察スポット
はい、今回も始まりました。草とか石とかのラジオ。このポッドキャストは、自然界で好きなもの、気になるものについて深掘っていく番組です。よろしくお願いします。
さて今回は、サボテンについての回、第2回でございます。 前回までは、種から育てるサボテンであったり、サボテンの愛好家の集まりの話だったんですけれども、
今回はサボテンを実際どこに見に行けばいいか、サボテンを作っている町、サボテンを食べる話についてしようかなと思います。
まずサボテンを見たいって思った時に、どこに行けばいいのかっていう話をすると、やっぱり僕は植物園が一番いいんじゃないかなって思うんですよね。
というのも、植物園に行くと乾燥した地域を再現した温室っていうのはだいたい1個はありまして、そこにいろんな種類のサボテンが置いてあることが多いんですよね。
僕が植物園の中でサボテンを見るのにすごいいいなぁと思ったのは、山口県にある時和公園という植物園があるんですけれども、
ここは本当にサボテン室のクオリティがすごくてですね、まず温室がとても広くて圧倒されるんですけれども、大きなサボテンたちが伸び伸び上に伸びていてですね、すごい面白いなぁと思いましたね。
その中には直径1メートルぐらいある大きな金シャチっていう大きなサボテンであったりとか、トゲじゃなくて毛のようなふわふわしたサボテンがあったりですね。
形が多様なサボテンが見れてすごい良かったですね。
あとサボテンって冬の寒さにはかなり苦手としているんですけれども、日本は寒いところでも全国サボテンが見れる施設っていうのは割とどこにでもあるんですよね。
例えば本州の一番北にあるサボテン園というのが青森県の良い越山森林公園というものがあるんですけれども、ここはホタテとかで有名なムツワンのすぐそばにありますね。
ここにも行ったことがあるんですけれども、かなりいろんな種類のサボテンを扱っている大きな温室があって驚きですよね。
かなり本州の先の辺境なんですけれども、そこにサボテンがたくさん見れる施設があって、それに興味を持っている人がたくさんいるんだなっていうのはちょっと発見ですね。
それにですね、北海道大学の植物園、これ札幌の市街地にあるんですけれども、ここにも本当にたくさんのサボテンがあって、
人間というのは本当に気温とか関係なくサボテンを頑張って集めて育ててしまう生き物なんだなっていうことを思いますね。
なので皆さんとりあえずサボテンをいろいろ見てみたいという方はですね、近くの植物園に行っていただければいいんじゃないかなと思います。
春日市のサボテン文化
一方で、普段我々がホームセンターとかで買うようなサボテンって、もともとはどこで育てられているのかという話をしようかと思います。
日本のサボテンの大きな産地というのは愛知県の春日市っていうところにありますね。
ここは日本のサボテンの出荷量全国1位のサボテンの町で、本当に町を挙げてサボテンの町っていう感じなんですよね。
この間、この春日市に行ったんですけれども、この春日市市役所の周りには当然のようにサボテンがたくさん植えられていますし、
春日市の商工会議所にもサボテンの絵が描かれた垂れ幕みたいなものが描かれていて、やっぱりここサボテンの町なんだなって思いますね。
この春日市にあるサボテン農家さん、後藤サボテンさんというところは卸売じゃなくて小売もその場でやっていてですね、
そこに1回行ってみたいなと思っていたので、この間行ってきたんですけれども、本当に一面にいろんなサボテンが所狭しと置いてあるようなところで、
普段ホームセンターとかで売っていないようなちょっとしたレアサボテンとかも大量にあってですね、
直接こういうサボテン屋さんに買い付けに行くっていうのもすごい良いし、見てるだけでも楽しいんじゃないかってことを思いましたね。
こんな地域を挙げてサボテンをしている春日市なんですけれども、この春日市にある大きなショッピングモールイイヤス春日というところがあるんですが、
そこに無印良品があるんですけれども、これすごいオシャレな無印なんですがサボテンを売っているコーナーがあるんですよね。
普通に会員用のサボテンもちょっと売っているんですけれども、食べられるサボテンを売っていたりするんですね。
これは内輪サボテンという平べったい内輪のような形のサボテンがオシャレな空間に並べられていて売ってあるんですけれども、
このサボテンそのものだけじゃなくてサボテンの飴とか、なんか舐めるサボテンというものが売っていたりもしましたね。
こういう食用のサボテンの葉っていうのは太陽の葉っていうメーカーさんが栽培されているみたいなんですけれども、
こういう食用サボテンの葉っていうのは爬虫類の餌、例えばリクガメとかをペットで飼われている方に需要としてかなりあるみたいで、
それが人間も食べられるよっていうことで売っているみたいです。
自分もちょっと興味があったので買って食べてみましたね。
サボテンの食べ方としては皮を剥いてポン酢との和物にして食べたりしたんですけれども、
食べた感想としてはそれ自体の味っていうのはそんなにないんですけど、ねっとりとした粘液があってアロエときゅうりの間みたいな味でまずくはなかったですね。
春日市はサボテンのグルメにも力を入れていてですね、サボテンラーメンというラーメンを提供している中華料理師船というところがあるんですけれども、そこにも行ってきました。
サボテンラーメンはサボテンの形をした器の中に緑色の麺が入ったラーメンだったですね。
麺の中にサボテンが練り込まれていて、なおかつ上にもサボテンが乗っているんですけれども、なんか食べた感じサボテンの味がするかって言われたらよくわからなかったんですけれども、
それでもこういう遊び心がある食べ物ってちょっと面白いですよね。
以上のようにですね、日本全国いろんなところ、寒いところから暑いところまでどこでもサボテンを見れる施設っていうのはありますし、
中には地域を挙げてサボテンをしている場所っていうのもあるかなと思います。
なのでぜひですね、皆さんも近くにサボテン園があったりサボテン販売店があったらですね、そこに行ってサボテンを見てみるっていうのは面白いんじゃないかなと思っていますので、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
以上、草とか石とかのラジオサボテンについて第2回目でした。お聞きいただきありがとうございます。