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こんにちは、さんぽ.fmです。 前回の配信から半年以上が経ってしまいましたが、
なんとか生きています。皆さんはいかがお過ごしでしょうか? もう蚊に刺されたりしましたか?
私は今年はもう早速蚊に刺されました。 私は本当に東京に来てから毎年数十箇所蚊に刺されるので、
毎日日焼けスプレー、日焼けじゃないや、虫除けスプレーを持ち歩いているんですが、
それを吹きかけても刺されることすらあるぐらい、とっても蚊に刺されます。
蚊に刺された場所は植物園なんですけど、 つい先日もとある植物園に行ってきましたので、
今日はその植物園についてちょっと話したりしようかなーって思います。
それでは早速先日行った植物園についてお話ししていこうと思います。 先日行きましたのは、
東京の目黒にある 国立科学博物館付属自然教育園
というところです。 目黒駅から徒歩10分ぐらいで行くことができます。
歴史としても結構古くて縄文時代の土器が見つかってたり、 江戸時代にはどっかの藩主のお屋敷だったので土類が残ってたりとか、
結構歴史ある土地なんですけど、 そこに自然教育園がありまして、
この自然教育園の中に水性植物園だったり、 武蔵野植物園というエリアがあったり、
いくつかのエリアに分けられている感じですね。 大人1人あたり320円で入ることができます。
私も今回初めて行ったんですけど、
驚いたことが一つあって、 目黒って言ったら東京の
真ん中ではないけどかなり
栄えているところで、 しかも山手線の内側にある自然教育園なんですけど、
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高層ビルの姿が全然見えないことに驚きました。
東京近郊の庭園とか植物園って、 結構活かさせてもらってるんですけど、
やっぱりどうしても庭園って開けていたりするので、 奥に高層ビルの姿が
映り込んだりだとか、 高層ビル自体は悪くないんですけど、
どうしてもその庭園と高層ビルの姿が アンマッチだなぁって思うことが多々あって、
そういう意味で言うと、今回行った植物園は
木々の背丈が高いのと、 寮もたくさんあることに加えて、
多分敷地の広さとかも関係しているんでしょうけど、 本当に空と木々と植物とみたいな、
それしか視界に入らないような景色が待ち受けていて、 びっくりしましたね。
こういうところあったの知らなかったなぁと思って。
そういう風景見ると、
なんて言うんですか、落ち着くので、 また一ついいスポットを見つけることができたなぁというふうに思いました。
ぶっちゃけ植物園というか自然教育園は、
渋めだとは思います。
やっぱり来ている客さん、 5年配の方も多いですし、
展示されている内容も結構渋いなっていう感じのものが多いんですけど、
他のまるまるガーデンとか、
大きな公園の花庭みたく、色とりどりの花がたくさん咲いているっていう状態ではなくて、
そこにある自然をそのまま維持したり、 管理していくということを多分大切になさっているところなので、
ありのままの雑草とか、ありのままの木々とか、
花は全体を100%とするなら、 5%ぐらいあるかないかっていう感じなので、
でもそれはそれで良さがあっていいなというふうに思いました。
花って、私も参拝船まで過去に触れたことがあるんですけど、
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花を見るのが好きで、
綺麗な花を見るのとても落ち着くし、
私も綺麗な花を見に行くことは多くあるんですが、
やっぱりああいう場所を歩いていると思い知らされるというか、ずっと頭に思っていることは、
いやでも花は虫のものだぞ、花は虫のものだぞっていうのを頭に思い浮かんでいて、
それは何でかというと、ある一時期花に関する知識とか造形を、造形ってかっこいい言葉で言うとちょっと恥ずかしいけど、
深めようと思って、ずっと花に関する図鑑だったり本を読んでいた時期があるんですけど、
花が綺麗である、ああいう形や色とかになっているのは、
もちろん品種改善をされたチューリップみたく、人間が鑑賞用に綺麗にされたものももちろんたくさんあるんですけど、
花っていうのは植物で、それは花が、
虫がね、虫だったり昆虫が花の蜜とかを吸って、花の蜜とかを吸いやすいように設計されている花の構造とかあるんですよね。
上向きになっているものだったりも、下向きにすぼんでいるような形だったり、
それについて厚く語っているというか、花のこの構造は、
厚く語っているわけではないです。私がそう読み取っただけでした。
そういうふうに花のこの構造は、昆虫とか虫のこういう目的があってこういうふうになっているとか、
そういうふうに、そういう視点から書かれた本がありまして、
はぁ、そうなんだなぁって全然知らない世界だったなぁ。
なんか、自分が見ることを第一に考えていたなって、その時にかなり思い知らされまして、
で、私はちょっと昆虫とかがあんまり得意ではないので、
両方すぐに愛するということは難しいんですが、少なくとも花は好きなので、
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どう考えているかというと、さっきの歩いている時に、いくら花を見たい、花を見る目的、
そこに花があったとして見ようと思っても、大きい昆虫とか、大きくなくてもいいんですけど、昆虫とかが
飛んできたりしたら、すいません、虫のものでした、申し訳ありませんっていう気持ちがあって、
人間はあくまで見に来ただけなので、ちょっとテリトリーを誤解してしまって、
すいません、あくまで虫のものですよねっていう、なんかどこに減り下っているのかわからないですけど、
でも私の中にはそういう感情があって、単純に虫が怖いという感情ももちろんあわせ持っているんですけど、
そんなことを思いながら花を見ていたりしますね。
そうですね、そこの自然教育園で見た花は、一番印象に残っているのは花ショウブですね。
花ショウブは紫色が、一般的なと言ったらおかしいか、紫色が、
で、あやめとかによく似ているって言われている花で、なんかこう6月とか、
6月か5月とかがその一番花ショウブが輝く時というか、咲き誇る時なので、この季節が来たなーっていう感じに思いますね。
柿ツバタとかにも似てますね。
なんかいいんですよね、そういう花ショウブとかあやめとか柿ツバタとかが、
なんでいいかって思う、たぶん厳選って、
明確にどこにあるかわからないですけど、たぶん小中学校の頃にはそういうことを思っていて、
歴史の資料集によく屏風に、
花ショウブなのかあやめなのか柿ツバタか忘れちゃいましたけど、そのどれかがよく書かれていたりしますよね、昔の屏風に。
その金っぽい屏風にその姿が描かれている姿を見て、
あーめちゃくちゃいいなーって思ってた、
のすっごい記憶にあって、これですね、柿ツバタ図っていう国宝の、
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今ネットでちょうど見つけたんですけど、この尾形香林さんが書いた、
この有名な柿ツバタ図の、いやーいいですね、たぶんこれを見て最初に、
まあその頃はこれが柿ツバタと認識していたかわからないんですけど、いいなーって思って、
もう北海道にいた時って多分あんまり目にする機会がなかったので、東京に来てからたぶんじっくり、
それこそここ数年で見たと思うんですけど、いやー、いいですね、たまらなくいいですね。
柿ツバタ図の今根津美術館の説明に、本作品は江戸時代のみならず、日本の絵画史全体を代表する作品といって過言ではないと書かれています。
いやーでも本当に素晴らしくいいなっていうふうに思います。
こんなに柿ツバタの話題をしてしまって、まあそろそろ終わりに行こうかなと思うんですけど、
目黒で、そうですね、自然教育園をそんな風に、
一通り楽しんだ後に、目黒駅の前に美味しそうな和菓子屋さんを見つけまして、
玉川屋っていうところなんですけど、ちょっと評価も良くて口コミ見て美味しそうだったので、そこでバターどら焼き、人気のバターどら焼きを一つ買って帰りました。
はい、ということで久々の参拝でもらったんですけど、お聞きいただきありがとうございました。またどこかで。