ガチャガチャの魅力
はい、今回も始まりました。草とか石とかのラジオ。このポッドキャストは、自然界で好きなもの、気になるものについて深掘っていく番組です。よろしくお願いします。
さて、今回のテーマはガチャガチャでございます。あのコインを入れてハンドルを回すと、カプセルが出てくる小型の自動販売機のことですけれども、皆さんはよくやりますでしょうか?
僕はですね、年に2,3回ぐらいやるかなぐらいのガチャガチャユーザーなんですけれども、昔に比べてガチャガチャの専門店ってショッピングモールとかに行くとかなり増えたような気がしますよね。
例えばガチャガチャの森とかガシャポンのデパートとかいろんな店舗があると思うんですけれども、なんかガチャガチャが所狭しと集められたコーナーがいろんなショッピングモールに増えたんじゃないかなと思います。
そんなガチャガチャの中で結構、生物のモチーフのフィギュアとかそういうものが多いかなって思っているんですよね。
代表的なもので言いますと、バンダイさんが出している生き物大図鑑のシリーズだったりとか、株式会社イキモンのネイチャーテクニカラーのシリーズとか、海洋堂のフィギュアとか、そのあたりがかなり有名どころじゃないかなと思います。
どれも僕はすごい好きでして、ツイッターとかで追っていたりするんですけれども、今回このガチャガチャをテーマにしようと思った理由は、最近海洋堂のフィギュアミュージアムに行って、いろんな生き物のフィギュアを見たからですね。
海洋堂について知らない方もいらっしゃると思うんですけれども、海洋堂はガチャガチャに限らずいろんなフィギュアを作っていることで有名な会社でして、
例えばアニメとかエヴァンゲリオンとかのフィギュアを作っていたりとか、ガチャガチャに限らず、昔よくあったペットボトルのキャップについているフィギュアみたいなものも販売されたり制作されたりしてきました。
こんな海洋堂のフィギュアミュージアムですけれども、滋賀県の北の方の長浜という町にあります黒壁スクエアというところにあります。
この黒壁スクエアってどういう場所かというと、関西の方は結構知っている観光地かと思いますが、
伝統的な建築物、街並みを活かした観光地でして、その中の商店街の中にこの海洋堂のフィギュアミュージアムがあるんですね。
このミュージアムに入りますと、これまでこの海洋堂が作ってきたフィギュアの展示が大量にあるんですけれども、
例えばケンシロウとかエヴァンギリオンのフィギュアとか、すごいクオリティのものがたくさん並べてありましたね。
そんな中で僕はやっぱり気になるのは生き物フィギュアのシリーズですよね。
生き物フィギュアコーナーってやっぱりあったんですけれども、いろんな海洋生物のフィギュアとか恐竜の模型のコレクションとか本当にいろんな種類がありましたね。
どんなフィギュアも一個一個だけだとただの模型にしか見えないかもしれないですけれども、たくさん並べられていると本当に一つの博物館の展示みたいな雰囲気があってすごい面白かったですね。
その中でも特に面白いなと思ったのは、フィギュアがジオラマに並べられているブースで、
例えば海の中の生き物が水槽のような箱のジオラマの中に置かれていると本当に博物館の展示の一つって感じでしたね。
例えばモリアオガエルの産卵のジオラマとかがあったりするんですけれども、本当に一見本物の水槽に見えるような作り込みで面白かったですね。
こんな海洋堂の生き物の造形を担当されている方で、特に原型師の松村忍さんという方がいらっしゃるんですけれども、非常に生物に対する造形が深い方みたいで、この人の作品というのはどれも本当にすごかったですね。
松村さんはアメリカの自然史博物館の展示とかの大きな模型の製作にも関わっていたりするので、そういう専門の方が知識を持ってガチャガチャの造形を作っているということであれば、やっぱりガチャガチャのクオリティも上がるのかなという、納得できる気はしますね。
バンダイの生き物大図鑑
こんな風にいろんなガチャガチャを見て思ったのは、最近ガチャガチャの値段少し上がりましたけど、それでも500円とかそれぐらいで、博物館の展示物のようなものが自分が触れる形で手元に置いておけるっていうのはすごい面白いなって改めて思っているんですよね。
今回改めて生物系のガチャガチャについていろいろ調べてみたんですけれども、僕、海洋堂の話をしていたんですけれども、それとは別にバンダイさんの生き物大図鑑っていうシリーズがすごい好きなんですよね。
このシリーズで特に有名なのは、ダンゴムシガチャっていうのが昔あったと思うんですけれども、このシリーズですね。
このダンゴムシガチャって知らない人のために説明をすると、ダンゴムシの丸々気候をかなりリアルに再現したガチャガチャでかなりヒットしたんですよね。
これは直径10センチぐらいのダンゴムシを自分の手元で自由に丸めたり伸ばしたりできて、足も結構リアルに再現できているっていう、そのクオリティがすごい人気で、一時期はいろんなところに置いてありましたね。
このダンゴムシガチャのバリエーションもかなり豊富で、例えばダンゴムシ、黒いやつをイメージすると思うんですけれども、いろんな種類の、例えば青いダンゴムシとか、あと日本の伝統色カラーとか、あとなぜか風神来神が背中に描いてあるダンゴムシとか、いろんなバリエーションがあってですね。
それはそれで人気だったんですけれども、このバンダイさんはこのダンゴムシガチャを皮切りに、いろんな生物のフィギュアをガチャガチャで販売しているんですよね。
そのシリーズの中では、生き物種類でいうと、カメとかクワガタとかトックリバチとか、いろんな結構変わった内容のものも多くて、どれもかなりリアルですごい好きなんですよね。
例えばカメガチャを1回やったんですけれども、今その中で当たったミシシッピアカミミガメの模型が目の前にあるんですけれども、
カメの甲羅の中に頭が出たり入ったりすると思うんですけれども、その気候もかなりリアルに再現されていて、このシリーズの動かせる可動フィギュアっていうところがすごいなって思ってますね。
あとカラーリングも本当に本物に近いというか、複雑な甲羅の立体の上にかなり細かい塗装がされていて、本当にこだわって作っているなと思いますね。
他にも好きなシリーズとしてカニガチャがあったんですけれども、これは本当にいろんな種類のカニが入っていて、
今回サムネイルになっているのはメガネカラッパっていうその中の一つですね。
カラッパってあんまり有名なカニじゃないと思うんですけれども、カニの中でも少し変わった形で、ハサミを前で合わせて足をたたむと丸くなることができるっていうそういう特徴があるんですね。
このカラッパは形が面白いのでいろんな水族館で買われたりしているんですけれども、このガチャであるカラッパについてですね、バンダイさんのこの生き物大図鑑の製作ブログっていうのにその製作秘話が書いてありましたね。
このカニガチャのカラッパっていうのは最初いろんな情報を調べて、このカニの情報を3Dモデルに落とし込んで、それを実際のモデルとして作って試作してみたそうなんですよね。
ただ最初はこのカニの関節の自由度が高いものを作ったせいで、逆に生き物を触っている感覚というのが失われて、手元でカニを動かす面白さみたいなものがなくなったそうです。
そこであえてこの関節の自由度を減らして動かせる方向を制限することによって、よりカニらしいフィギュアを作っているみたいなことが書いてあったんですよね。
この記事を見た後に改めてこのカニのフィギュアを触ってみると、確かに微妙に動くけど制限された動きの方がより生き物らしくていいなっていうのは思いましたね。
その他にもこのブログにはいろんなことが書いてあって、例えば配色へのこだわりみたいなことも書いていて、今は少量バッタのフィギュアを開発中みたいなんですけれども、
その配色のテストを何度もしている話であったりとか、新しいダンゴムシガチャ、よりリアルに作っているよとか、そういう取り組みとか本当にいろんなことが書いていて、見ていて飽きないのでぜひ見てみてはいかがでしょうか。
このようにですね、今回生き物のガチャガチャについていろいろ紹介してきましたけれども、
生き物って触っていろいろ観察したいなと思っても、やっぱり命って大事なのであんまり乱暴にできなかったり、ずっと手元に置いておくのって難しかったりするじゃないですか。
そういうことを気にせずに自由に生き物の面白さとか体の構造を楽しめる手段がこの生き物ガチャだと思うので、もしお家の近くでこういったガチャガチャを見かけた際にはですね、ちょっと一目を気にしながらでもいいのでガチャガチャを回してみてはいかがでしょうか。
以上、草とか石とかのラジオ、生き物のガチャガチャについてでした。
聞きいただきありがとうございます。