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2025-01-19 09:14

#7茨城県でみたマンボウの衝撃【自然の推しを語るラジオ】

今回のテーマは変わった形で人気の魚「マンボウ」です。めちゃくちゃ死にやすいっていうウワサがありますが、実際のところどうなんでしょうね?「マンボウ」について掘り下げます。


【参考図書】

「マンボウのひみつ」澤井悦郎


#自然の推しを語るラジオ #マンボウ #大洗水族館 #魚

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自然の推しを語るラジオ、このポッドキャストは、自然界の好きなもの、推しているものについて語っていく番組です。よろしくお願いします。
さて、実はですね、最近この番組のサムネイル画像と言いますか、表紙の画像が変わりまして、見ていただけましたでしょうか。
これが、青色の空間にマンボウが浮かんでいる写真に、タイトルの自然の推しを語るラジオっていうロゴが入ったようなタイトル画面になっているんですけれども、
これがですね、最近、茨城県の大笑い水族館に行った時に、マンボウの飼育されているところがあって、それがかっこよかったのでそのままサムネイルにしちゃいました。
このサムネイルからひょっとしたら入ってくれている方もいるんじゃないかと思うんですけれども、今回のテーマはこのマンボウについてです。
マンボウってなんとなく個人的には好きな人が多い魚なんじゃないかなって思うんですよね。
他の魚って横長のまっすぐな棒みたいな形をしていると思うんですけれども、マンボウってなんか平たくて、他の魚と全然違う形してますよね。
棒って浮かんでるイメージもあって、名前の響きもマンボウってなんかノホホンとした感じのイメージがあって、なんかみんな好きかなっていうなんとなくのイメージがあるんですよね。
こんな魚の中でも大きくて変わった形の魚、マンボウについて話していくんですが、皆さんマンボウってどういうイメージを持ってますかね。
僕はなんか昔、ツイッターかなんかでマンボウはすぐ死ぬっていう話、例えば
ものすごい数の卵を産むけれども、いろんな要因、なんかストレスとかで死んでしまうとか、ちょっと水面から跳ねて、水面に着水するときの衝撃で死んでしまうとか、なんかちょっと他の魚にぶつかって死ぬとか、いろんな要因でちょっとしたストレスで死ぬというか、とにかく弱いっていうイメージがあったんですよね。
でも今回調べたところによると、このマンボウがすごい弱いっていうのは、実は証拠もない噂だったらしくって、ツイッターによるデモだったというふうに言われています。
でもおそらく大半の人がこの話が本当のことだったっていうふうに思ってるんじゃないかなと思いますけれども、今回はこのマンボウについて話してみようと思います。
今回このマンボウの話を何でしようかと思ったかというと、冒頭に言ったように最近岩手県の大原井水族館に行ったときマンボウを見かけたんですけれども、結構衝撃を受けたんですよね。
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何をびっくりしたかっていうと、まずマンボウって大きさがイメージだと1メートルぐらいなのかなと思ったんですけど、結構でかいマンボウの白犀があったんですよ。
この水族館にあったのがウシマンボウっていう種類のめちゃくちゃでかい種類のマンボウの白犀があってですね、全長3メートルぐらいあるマンボウだったんですね。
こんなでかいザブトンのような物体が海の中を泳いでいるんだっていうことにまずびっくりしましたよね。
さらにびっくりしたのが、この大原井水族館にマンボウ専用の水槽というのがあるんですけれども、その中にマンボウが3匹ぐらい入っていて生活しているんですが、
その水槽の中でマンボウが高速で泳ぎ回っていたんですよね。
この大原井水族館に来るまで私マンボウってふわふわ浮かんでいるようなイメージがあってですね、
というのも昔大阪の水族館、海遊館でもマンボウを私見たことがあったんですけれども、
その時はただふわふわ浮かんでいるだけであんまり泳いでいるっていう印象はなかったんですよね。
それがこの大原井水族館ではエサやりタイムみたいなものがあるんですが、その時は結構な勢いでエサを求めて泳ぎ回っていてそれがびっくりしましたね。
その勢いっていうのもなかなか表現しづらいんですが、普通の一般的な魚と同じぐらいの速度かなっていうぐらいの速度で、
少なくとも自転車と同じぐらいの速さぐらいじゃないかなっていうぐらいの速さでしたね。
マンボウの泳ぎ方もちょっと変わっていてですね、マンボウって上下に大きなヒレがあると思うんですけれども、
このヒレを左右に振るというか、話しづらいんですけど下敷きを左右に振った時にふわんふわんいう感じで、
左右に上下のヒレを動かして泳ぐって感じだったんですよね。
マンボウって形が腹ビレと尾ビレがない代わりに上下に大きな背ビレと尻ビレがあるっていう形だと思うんですけど、
一般の魚は尾ビレで泳いでいるのにマンボウは尾ビレがないので、その上下にある背ビレと尻ビレを左右に思いっきり振って泳いでいるって感じなんですよね。
この不思議な泳ぎ方だなってすごい思ったんですけれども、この泳ぎ方実はめちゃくちゃ珍しい泳ぎ方らしくって、他の魚ではなかなかいないらしいですね。
こういう変わった泳ぎ方と意外と俊敏な動きを見て、マンボウって意外と早いし面白いなっていうので結構びっくりしましたね。
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こんなマンボウなんですけれども、今世の中の人がマンボウっていう魚のことを知っていると思うんですよね。
ただこのマンボウは1550年くらいまで結構マイナーな魚だったらしくって、実物とか存在を知っているのは漁師さんくらいだったみたいです。
マンボウが認識されるようになったのは有名なエッセイ作家の北森雄さんが書いたドクトルマンボウ航海記っていうエッセイがあるんですけれども、
このシリーズ私結構好きで、ドクトルマンボウシリーズ、ドクトルマンボウ青春記とかめちゃくちゃ好きで何回も読んだ記憶があるんですが、
このドクトルマンボウシリーズがベストセラーになったことによって、このマンボウっていう魚のことが世の中に広く知られるようになったっていうふうに言われています。
それまでのマンボウの呼ばれ方は地方によってバラバラで、例えば私が調べたところによるとウキキとかバラバーとかいろんな呼ばれ方があったみたいで、統一あまりされてなかったみたいです。
ただこのドクトルマンボウの本が広がって以降マンボウって呼ばれることが多くなったみたいですね。
このマンボウって呼ばれるようになった由来もはっきりとしていないんですけれども、マンボウについていろんな生態とかが最近は徐々にわかってきたらしいですね。
例えばこのマンボウの飼育っていうのはかなり難しいみたいで、1970年くらいは頑張ってもやっと1ヶ月飼育できるくらいだったみたいなんですよね。
それが1980年代ぐらいになるとやっと1年超えるぐらい飼えるようになったかなぐらいで、徐々にマンボウの生態とかがわかってきて飼育期間も伸びてきたっていうような感じみたいです。
最近は水族館を含めて多くの場所で飼育されるようになってきたみたいですけれども、現在でもマンボウって魚は飼育がすごい難しい魚っていうことには変わりなくって、
日々いろんな工夫とか挑戦がなされて、今目の前で飼育されているのが見ることができるのかなというふうに思います。
これまでの試行錯誤とかいろんな研究の積み重ねがあって、水族館でマンボウが見ることができるようになっているんだなというふうに思うので、
ぜひ水族館に行った際にマンボウがいたらですね、このマンボウの飼育の陰にはいろんな研究があったんだなというふうに思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
以上、自然の推しを語るラジオマンボウ編でした。お聞きいただきありがとうございます。
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