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【自然の推しを語るラジオ】、今回から始まりましたこの番組では、私、ジェイソンが自然界で推しているもの、つまり好きなものについて語っていきます。どうぞよろしくお願いします。
さて今回第1回のテーマはサメでございます。 サメ、皆さんどんなイメージを持っていますでしょうか?
海のギャングとか童謡な生き物みたいなイメージもあるでしょうし、サメ映画でいろいろ見た印象もあるかなと思います。
今回なぜサメの話をしようかと思ったかというと、最近、北欧の家具メーカーのイケアでサメのぬいぐるみが話題になっているんですよね。
このサメのぬいぐるみは全長1メートルぐらいの青い水色のサメのぬいぐるみなんですが、これは2019年頃から日本で流行りだしたんですよね。
これがなぜ人気が出てきたのかっていうのははっきりとわからないんですけれども、表情が可愛いとか大きくてふわふわしていて抱き心地はいいからとか、
SNSでバズったからとかそういう理由があったんじゃないかなと思います。 僕もなんとなくこのぬいぐるみ欲しいなぁと思って
買ってみたんですけど、色合いとか肌触りがすごい良くて落ち着く感じで愛着がすごい湧いてきたんですね。
それをきっかけに普段自分が触っているこのぬいぐるみ、まあそもそもサメだったけど、生き物としてサメってどういうものなんだろうっていうことにすごい興味を持ったんですよね。
そこで今回は水族館に実際に行ってサメを見てみたりとか、サメ関係の本を読んで調べたサメ関係のお話についてしていきたいと思います。
まずそもそもサメって一体何なんだろうっていう話ですよね。 一般の普段我々が食べている魚と似た形、ヒレがあって鱗があってみたいなところはありますけど、少し顔つきが違ったり、
何か違うカテゴリーの生物の気がしますよね。 サメの特徴としては骨がまず軟骨っていうところですね。
骨が柔らかいゴムのような構造になっているというのが一つの特徴ですし、 サメ肌って言ってごつごつした鱗に覆われているっていうのも特徴です。
あとは魚は浮き袋によって浮き沈みするような体の構造になっているんですけれども、サメの場合は肝臓に蓄えられた油によって浮力を得ている
っていうところが魚と違うところです。 今回は実物のサメを見てみようと思ってアクアワールド大洗い水族館に行ってきました。
ここは茨城県の海岸沿いにある水族館なんですけど、黒潮とオヤシオがぶつかる潮目が近くにあって、サメが近くにたくさん種類がいるということでサメをすごい推している水族館で、サメの飼育種類数が日本一の水族館なんですね。
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この水族館に行ってまず面白いなーって思ったところが、 サメの形がすごい多様性があるっていうことですね。
サメって聞いてイメージをするのは上手に出てくるホウジオサメみたいなサメだと思うんですけど、そういうやつばかりではないんですよ。
例えば有名なシュモクザメっていうタイプのサメは、頭が掃除機のヘッドみたいになっているようなサメでそういうのがいたりですとか、地面に寝っ転がってじっとしているタイプのサメ。
また餌をやったらすり寄ってくるネコザメみたいな、本当にいろんなタイプのサメがいるんですよね。
個人的には大きくてちょっと黄色みがかかった皮膚に反転があるトラフザメっていう形がいるんですけど、これはすごいかっこよかったのでぜひ画像検索とかしてもらえたらなーって思います。
この水族館ではサメの餌入りタイムっていうのがあって、それでシロワニの餌入りタイムがありました。
このシロワニっていうのはジョーズみたいな悪そうな顔のサメなんですけれども、こいつがいる水槽の中に小魚とかイカが餌として投げ込まれるんですよね。
最初この餌が投げ込まれるとサメが餌に食いついて、食いちぎったり襲いかかったりするみたいなイメージをしていたんですね。
ただ実際に見てみると、餌を食べるには食べるんですけど、普通に餌が自分の近くを流れていてスルーしてしまったりですとか、割とのんびりと餌を食べている感じがして、そんなに恐ろしい感じっていう食べ方ではなかったですね。
映画とかを見て怖すぎるイメージを持っていると若干物足りないなーって思ったりはするんですけど、こういう映画とかのバイアスが消えたっていうのはこの水族館に行って実際に見てよかったことですね。
あとこの水族館では建物天井の方に生き物の白犀がいくつか吊るされているんですよね。
その中でウバザメっていうサメの白犀が吊るされていまして、このウバザメがどういうサメかっていうと、かなり大きい6メートルくらいのサメでプランクトンとかを食べている種類のサメなんですけど、口がとにかく大きいんですよね。
直径開けた状態で1メートルぐらいあるんじゃないかぐらいのでっかい口を持つサメなんですけど、常に大きなロートみたいな口を開けて水をこしとってプランクトンを食べているらしいんですよね。
このサメの形は今回行く前から知っていて、実際本当にこんな顎が外れそうなくらい口を開けて生きている生き物が世の中にいるのだろうかっていうことを若干心の中で疑問に感じていたんですけど、実物の白犀を見れたのは本当に良かったですね。
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あとはこの水族館の中にはいろんな飼料室みたいなところがあるんですけど、サメの卵が展示されていましたね。
自分今回調べるまでサメの卵についてあまりイメージがなかったんですけど、卵の形っていうのはサメの種類によって形がだいぶ変わってきて、普通の丸みを帯びた卵のものもあれば、螺旋状のドリルみたいな形をしているものもあって、工芸品みたいな形でとにかく綺麗でそれがびっくりしましたね。
あと孵化しつつある、もうすぐ赤ちゃんが卵から帰るよっていうような卵を見ることもできたんですけど、その赤ちゃんもすでに5センチぐらいで、かなり卵の中で大きくなってから孵化をするんだなっていうことが知れたのが良かったですね。
あとこの水族館ではフードコートがあってサメの肉が食べれたんですよね。 サメのカレーとかサメのナゲットみたいなものがあったんですけど、僕が食べたのはダブルシャークセットみたいな名前だったと思うんですが、サメがナゲットやかつ揚げ物になって食べれるっていうようなものでした。
自分はこれまでサメの肉としての美味しさについては噂ではアンモニア臭いからまずいっていう話を誰かから聞いたことがあって、あんまり美味しくないんだろうって思っていたんですけど、実際食べてみるとハンペンと鶏肉の間みたいな味で割と美味しかったですね。
後からハンペンの原料って何なんだろうって調べるとサメが使われていたりしたので、それはそうかっていう感じはしたんですが、新しい気づきですよね。
ちなみにサメの肉について少し調べたところ、私は関西に住んでいるんですが、関西ではスーパーでサメの肉って見かけることはないんですよ。
ただ関東ではちょくちょくスーパーでもサメの肉が並んでいたりするみたいなので、ぜひ関東にいる人は食べてみてはいかがでしょうか。
今回水族館でサメで見た後にサメの本を何冊か実は読んでみたんですよね。
その中でサメ肌について触れられている本がいくつかありました。
サメ肌って何か触ったこともあるんですが、ザラザラしていて触ったら痛いかなぐらいの印象は前からあったんですけど、このサメ肌正確には縦輪と呼ばれているものです。
これがサメ肌があると何が嬉しいかっていうと、泳ぐ時の水の摩擦抵抗が減らせるらしいんですよね。
このサメ肌は実は私たちの生活の身近なところでも使われていて、例えばわさびおろしにも利用されています。
サメの皮おろしって言って、サメの中のカスザメっていう種類が主に使われておりまして、皮を木の台に貼り付けてわさびをおろすのに使われているみたいですね。
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ちなみにこのおろしでするとすごいわさびがクリーミーになるらしいので、自分も1回このわさびおろし使ってみたいなって思いましたね。
以上ここまでサメについて話してきましたけど、僕も調べているうちに意外と自分たちの生活にサメって関わっているんだなということに気づけました。
またこれからも自然についていろんなことを深掘っていきたいなと思っておりますけれども、今回第1回サメについては以上になります。
お聞きいただきありがとうございました。