2025-07-05 37:22

vol.119 [雑談回] ポッドキャストの盛り上がりと「野草」と「雑草」の生息域

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高橋和馬
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第1回 みんなのポッドキャストフェス (私の推しキャス賞受賞)
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ー各種配信先ー
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サマリー

ポッドキャストの盛り上がりと共に、高橋さんと奥田さんが自然資本論に基づいた雑談を展開しています。彼らは、野草と雑草の違いや生息域についての新たな発見を語り、リスナーが自然との繋がりを深めることを奨励しています。ポッドキャストの中で、野草と雑草の生息域や関連する疑問について議論されており、また、マングローブに関する体験やイワナの環境を守るためのドキュメンタリー映画についても触れられています。このエピソードでは、ポッドキャストの人気や「野草」と「雑草」の生息域についての雑談が展開され、特に環境問題や職業訓練の重要性について意見交換が行われています。

ポッドキャストの現状
自然と生きるを考える 自然資本論〜
この番組は森で働くことを愛する高橋 奥田が、マーケティングやデザイン視点を持ちながら、森、海、里など自然資本を巡る話を面白おかしくしていく番組です。
はい、高橋です。
はい、奥田です。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
はい、ちょっと今回久々に雑談、雑談をしましょうという。
めちゃくちゃ久しぶりの雑談回です。
何年くらいやってなかったかな?
そうですね、なんか全然最近雑談みたいなのやってない。
やってないね、確かに確かに。いいですね。
久しぶりにね、幕間だけ雑談ばっかりしてるから、ちゃんと収録もしようよっていうところはありますよね、撮れる内容については。
まあなんかそういうね、僕も高橋さんもいろいろやっているし、あと今回編集で入ってくれた山口さんとかも、ポッドキャスト番組めっちゃ担当増えてますっていう。
すごいっすよね、本当に。
そうです、タカさんとは最近会ってないですけど、タカさんも番組増えまくってんだろうねっていう。
いや、ポッドキャストですごいですよね、確かにね。
逆に僕もクローズのポッドキャストをやったりして。
そうですよね、奥田さんだって山口さんはポッドキャストもビデオポッドキャストも、あとゴミと家具の研究所とかもやってますもんね。
しかもあれですよ、とびちちの方もやってる?
そうそう、1年半ぐらい更新してないですけどね。
とびちの夜更けラジオっていう。
すげー面白いですけどね、あれも。
でもそうなんだよな、編集が大変なんですよね、結局ね。
時間はかかるよね、ずっとしても。
喋ってるだけだったんだね、まだ。
まあ、いけるんだけど。
身の回りでもやっぱりポッドキャスト番組めっちゃ増えてるじゃないですか、今。
めちゃくちゃ増えてますよね、最近だとグリーンズさんとかも始まったりとかもしてるし。
柿次郎さんも4,5本始めてるし。
4,5本ってすごいっすね。
一人喋りのやつとかもあるもんね、柿次郎さんのひとりがたり。
番組どうなってんだろうね。
全体の増えてる数量とか本数、番組数がどれくらいの数になってんのか今全然把握ができてないんですけど。
周りを見てるだけでも本当にものすごい数が立ち上がっている気がしますよね。
立ち上がってますね。
そうなってくるとやっぱり、ユーザーの数がどんだけ増えてるのかわかんないんですけど。
そんな聞けるの?
いや本当、聞きたい番組が増えてるのに聞く時間はないみたいなのはもう。
まさに悩み。どこから聞こうかなっていう優先順位にどうしてもつけちゃう。
そうだね、しかもYouTubeとかもそういう対談っぽいやつとかいろいろあるじゃないですか。
野草の探求
ありますね。
まあ正直映像流さずに音声だけでも聞けるから、目と耳のYouTubeと耳だけのポッドキャストっていう対比ももうすでにちょっと弱まってて。
確かに。
音声コンテンツとしてYouTubeも入ってるし、ポッドキャストも入ってるしみたいなとこで。
そう。
いやー厳しいね。
厳しい。
厳しいっすね。厳しいっすね本当。
と言いつつね、自然資本のリスナーさんがちゃんと1本あげれば少し増えるみたいなのをずっと続けてるから。
ありがとうございます。
ありがとうございますです。
どうですか?なんか聞いてますよって声かけてもらうこととか。
この間ね、あった。
新潟。
新潟で。
そう、新潟のこの間野草の勉強会みたいな山梨で三ッ星レストランとかのシェフに卸したりもされてる土コロビさんっていう。
鶴岡さんっていう女性の方が講師でワークショップみたいなものが開かれて。
柏崎っていう新潟県に沿いのエリアで開かれたんですけど。
そこが自然公園みたいな施設でやってたんですけど。
受付行ったら、受付なかったら、あれなんかやってますよねみたいなこと言われて。
って声かけられました。
嬉しいですね。
嬉しい。
すごい嬉しかった。話に弾んじゃったもんね。
なるほどね。
そっかそっか。
そうですね。
そういう聞いてくれてるんだったらこの文脈で話せるなみたいなのは確かにあるか。
うん。
どういう人かってなんとなくわかるじゃないですか。
僕たちの番組聞いてくれているということはみたいな。
なるほど。
自然を愛する高橋と奥高に対して。
あなたもそういう方ですよっていうところは大体確信が持てるんで。
そういう意味ではもちろん話。
その時は特に待ち時間も結構あったから、受付しながらずっと喋るみたいな感じだったんですけど。
でも嬉しいですよね。
そうやって声かけてくださることがあると。
そうですね。確かに。
やっぱそうだな。
僕もたまにお声掛けいただいたりとか聞いてますよっていうので、
すごいそれがやる気になるね。
なるね。
いるんだ本当にっていうのはあるけど。
そうなんですよ。
なんでこのポッドキャスト大戦国時代みたいな。
でも最初始めた時はやっぱり、でも2022年ですか僕ら始めたのは。
多分そうですね。
そうですね。
2022年時点ではまだそんなに周りでやってる人って多くなかったぐらいのタイミングですもんね。
多分なんかボイシーとかがちょっと流行り始めたりしてて、
ポッドキャストもみんな始めたいよねみたいな感じの雰囲気は多分あったけど、
多分始めてる人が少なかったって感じじゃないかな。
まあそうか。困難だったしね、すごく。
そうですね。
そうですね。ボイシーもありますもんね。
そう、ボイシーの方とか全然もはや分かってないけど。
なんかFM、スタンドFMでしたっけとか。
そうですね、ありますね。
結構音声アプリいっぱいあるんだよな。
そう、いっぱいある。
いかがですか皆さんっていうのは。
どうしたらいいんですか我々はっていうのはね。
農業、林業やってる人たちは聞く時間めっちゃあるから聞きまくってるみたいな。
結構現場に行きながら。
そうですね。林業も道作るときとかの重機の中が割と効いてるっていうね。
ですね。
そうそう。
とかがあるからね。
仕事しながら聞ける人たちは結構聞いてる。
たくさん聞いてる方も多いかもしれないけど。
普通に会社務でっていう風になるとね。
頭こんがらがっちゃうもん。絶対無理僕は。
いや無理だよね。
なんか聞きながら書くとかさ、難しいじゃないですか。
それは難しいですね。
でも最初もやっぱりポッドキャストいいなっていうのは、
再生数とか出ないし、いいね数みたいなのも大して出ないし。
そういう外部評価にあんまり晒されないっていうのがすごい良さだなと思ってて。
いやーそうです確かに。
数字も本当に別に頑張ってみようと思ったら見れるけど、
なんかそのダッシュボードみたいなとこ行って見ないと見れないから。
普段別にね。
そうね。ややめんどくさいもんね。
たまにスポーティファイのやつは、
僕エラーで全く見れない時期とかあったんですよ。
管理画面に入れない。
ずっとあれ入れないな、白くなったまんまだなみたいな状態だったりして。
気にせず。
ここ最近めっちゃ増えてきたから大丈夫かなと思うんですけど、
やっぱり気にせずに僕たちが楽しいのでやるということを大事にしないといけないなっていうのは感じますね。
そうですね。なんか通信意識しすぎたら急に続けられなくなりそうだし、
喋る内容っていうか、コンテンツの作り方みたいなのがすごい外向きになりすぎちゃいそうな気がする。
なるほど。じゃあもうちょい内向きにしていこうぜっていう。
でもそれが大事な気がするな、今。
下手したら伝わらなくてもいいんじゃねえかっていう内容も別にあってもいいと思うしね。
いいと思う、めっちゃ。
そうですよ。そういう意味では最近どんな感じで過ごしてるんですか?
最近高橋さんのはどんな感じなんですか、今は。
今は?
今、新潟?新潟で。
今、新潟ですね。最近は朝結構散歩してます。
いいな。
さっきちょっと野草の話も出したけど、植物の童貞というか、野草も自分で使おうみたいなのをできるようになりたいなって思って、
野草を食ったりして始めてるっていうのがあって。
いいじゃないですか。
外行ってまず植物の葉っぱとか、実が付いたり花が付いてたら調べやすいから一番いいんですけど。
それ見て、よく言われる雑草っていうか道端に生えてる植物って雑多すぎて何だか全然わかんないじゃないですか。
それを今月?5月の中旬ぐらいから6月の中旬ぐらいで60種ぐらい童貞してたんですよね。
道端歩いててもだいたいの植物がだんだんわかるようになってきて。
すごいっすね。
食える植物を見つけたら、調理の方法を調べて、大体食えたりするんだけど。
大体食えるんだ。
まあまあ食えるものが多いなっていうのは分かって、うまいかまずいか別として。
でもそれで食べてみるみたいなのを結構チャレンジ。
たまにお腹壊したりするんだけど。
え、そうなの?
それはね、道端すぎてよくない場所で採取しちゃったっていうのもあるかもしれないけど。
お腹壊すって結構怖いよね。
それはね、僕お腹弱めたから、たまに壊したのか。
因果関係が。
因果関係がよく分かる。
成分強すぎ問題で。
自然との関わり
でも慣れてないとかってあるんじゃないかなってちょっと思う。
なんかやっぱりミネラル分とかその悪とかが多分強い。
苦みとかそういうのめちゃくちゃ強かったりするじゃないですか。
あーでもそれなんかデトックス的なイメージもあるのかな。
お腹壊して一回押し出しとこうみたいな。
あるかもしれない。
量を食べたりすると、お腹壊したのは若干あったりもしたし。
でもお茶とかを作るのは結構ね、楽しかったっすね。
いやーいいっすね。自然回帰してるじゃないですか。
回帰してる。
そう、でもそれでしかも自分でやっぱりなんかこう、それを見て理解して使えるようになっていくって、
それやっぱりめっちゃ大事だし、なんかやればやるほど、
なんか外歩くだけでも結構楽しくなってくるっていうか。
あーいいんですね。風景の解像度が上がって。
上がってくる。ほんとに。
なんでお前らここに生えてんだよ。
森が森だけ、森じゃなくなってくるっていうね。
そう。
あるよそれは。
そう、ありますよね。
うん。
でもほんと雑草は、雑草と言われる奴らはコンクリーの近くか田んぼのあぜんにしかいないんだなっていうこともよくわかりました。
あー。いやでもそういう発見大事じゃないですか。めっちゃ。
森の中にはね、雑草ってあんまないなっていう。
なるほど。
うん。なんか野草?山菜?っていうふうに分類されてる奴は山にちゃんと行って。
うん。
やっぱり野草とかって言われてる奴は山の中にはいない。
里にあるんですね。
そう、里にある。
なるほどな。人との暮らしの中で。
そう。
気づいてるんだ。
そう。
素晴らしいですね。いい気づきじゃないですか、道場さん。
ね、本当に。それは森の中で暗いからっていうところはあるのかもしれないけど。
森、そうですね。そうですよね。
うん。光の当たり具合が多分ね、里の方と比べると全然弱い場所だと思うから、なんかきっとそういうのは原因としてはあるだろうなっていうのは。
いやー、気になる。気になる、それ。
ね。
なんか、今日も僕森行ってたんですけど、唐松林の下はやっぱ熊笹多いんです。多い地域、多い場所多いんですけど。
へー。
野草と雑草の生息域
多い場所多いんですけど、アホみたいな。その唐松の下に熊笹っていうセット結構多くて。
へー、あ、そうなんだ。
なんかそう、なんでここは熊笹でこっちはこの花草がいっぱい生えててって何が違うんだろうとかっていうのが、とても気になる今日この頃ですので。
なんかそこら辺ちょっと解きほぐしたいな。
いやー、わかります。
解きほぐしましょうよ。
解きほぐしましょう。
文化関係。
調べましょうよ。
そう、知りたいよね、確かに。
そう、なんでこっちにはこういう植生で、こっちはこういう植生なんだろうみたいなのが、それこそアゼンにはなぜ野草とかが多くて、山野草はどこに生えていて、森の中はこういう生態系なんでだっけみたいな。つって。
なんか、なんだろう、全体感として捉えちゃってるというか。
まあそう、確かに確かに。
これってそういうもんじゃないっていう感覚?
うん。
ありますよね。
なんとなくしかわかってないことが結構やっぱ山ほどあるから。
やばいね。
理解した、理解っていうか一回体感?体感かな?
自分で見て感じ取ったものに対して仮説検証してみたいっていうか、仮説検証っていうか調べてみたいって感じで、確かに。
そうですね。
そういう気になるポイントをメモしていかないといけないなっていうのはあるんですけど。
で、自然のこととかでも、色々僕らもまだまだ知らないことばかりなんですけど、
もし聞いてくださっている方の中でも、素朴な質問とかもらったらいいかもしれないですね。
確かに。
素朴な疑問投げかけてもらったらそれを調べて。
そうそう。調べなきゃねっていう。
やっぱりでも、そういうもんだよなって思えちゃってる部分が結構あるから。
確かにそれはありますね。
すごいシンプルな質問が来た時に、え?なんでだろう?
当たり前っていうか、当たり前ではないんだけど、当たり前として捉えてしまいすぎて疑問にすら思わない。
常識として認識しているみたいなとかね、色々あるじゃないですか。
あります。
なのでそれは是非聞いてもらいたいなっていうのは思ってるんですけど。
マングローブの体験
確かに。
で、僕もここ1ヶ月ぐらいは結構激動の1月を過ごしてたんですけど。
本格以外の激動がまだあったんですね。
いやそうですよ本当に。
でも本は一旦書きました私。
すごい。8号目からじゃあ進んで。
そうですね。今何号目いるんだろう?8.5か9号目か。
ここから何ラリーあるかによって。
確かに今現在地よく分かってない可能性ありますね。
偽ピークがありましたみたいな。
自分の中では一回は見晴らしいところに出たなっていう。
手前の山の可能性あるって。
そうなんですよ。双子山みたいな感じで。
もう1個あんの?みたいな。
なんとかやり切ったんですが。
それだけじゃなくというか、この間奄美大島にグリーンズの取材で行かしてもらったりして、
初めてマングローブリンをカヌーで漕ぎ出しましたけど。
マングローブリンめっちゃいいっすよね。
行ったことありますか?
僕はマレーシアで。
むしろ本場?
ボルネオ島っていう島の方に行って。
超本場じゃないですか。
カヌーで多分同じような。夜?
夜?
夕方から夜。
すごそう。
夕方に漕ぎ始めて、日が落ちるまでずっと、何時間漕いでたっけな。ちょっと忘れましたけど。
そんなに?
マングローブの中にホタルとかめちゃくちゃいて、
ホタルが光っているマングローブリンを進んでいくんですけど、
どんどん進めば進むほど、当然周りの光がなくなってくるから、
この南十字星とかが上に見えるんですよ。
星がものすごい降るような星が見えるような環境にいて、
マングローブはホタルがちょっと照らしてくれるみたいなツアーを参加したんですけど、
マングローブめちゃくちゃ面白いですよね。
ちょっと生態の話とかは全然、僕はその時聞いたとかっていうわけでは全然ないので。
確かに。英語ガイド?マレー語で?
えっとね、現地日本人ガイド。
これめちゃくちゃいいですね。
すごい。逆にマングローブリンなのにマングローブを見るっていうよりは、
そのホタルとか星空とかっていう環境を。
そうです。夕方、薄暗いっていうか、まだ結構明るい状態からスタートしてるから。
なるほど。
ちゃんとマングローブを見つつ、だんだん暗くなっていくみたいな感じ。
めっちゃリッチな体験。
すごいですね、それ。
めちゃくちゃ良かった、本当に。
一番海外のツアーの中で覚えてる顔。
めちゃくちゃいいじゃないですか。
でも、僕も初めてマングローブ行って、それこそマングローブの不思議な生存競争みたいなところとか、
あとは木水域に生きるみたいなことを中心に調べてたので、
潮の道引きの関係とか、マングローブの道がなぜできるのかみたいなのとかを学びながら、
不思議すぎるというか、本当に長野とか本州では見れないような景色だと思うんで。
イワナを守る意義
確かにね。
海の中というか、川?
そうそう、川と海の合流地点に。
木がいっぱい生えて、しかも根っこみたいなのが見えてるみたいなのは、
光景としてめっちゃ不思議ですよね。
めっちゃ不思議。
だからこそ、いろんな生き物がそこに共存しているみたいな話もあると思うんですけど。
それはちょっとこれから記事になっていくんで、ぜひ読んでもらえたらなと思いつつ。
京都に行って、ものづくりについてもうちょい考えようぜみたいなのを。
というか、大和はメンバーで視察行ったりとかしてたんですけど。
なので、6月って例年そんなに忙しくない説があるんですけど。
そうですよね。いつもだいたい秋口ぐらいが忙しいっていう。
秋からヤバいって感じなんですけど。
今年はもう今年度の企画類も6月中にある程度方向を決めなきゃみたいなやつが結構あって。
まあ超バタバタとして時間がないんですけど。
その中で1個紹介というかおすすめしたいのがあって。
森道市場に出展してたんですけど。
その中で上映会があって、ミルクの中のイワナっていうドキュメンタリー映画があって。
トラウト・イン・ザ・ミルクっていうイワナの環境を守ろうとしている人たちをインタビューしながら追いかけていくみたいな。
番組ドキュメンタリーなんですけど。
それが何て言うんだろうな。
死を残すことの意義みたいなのをすごい真摯に感じられるというか。
イワナって本当僕もそんなに詳しくなかったですけど。
めちゃくちゃ種類がいてみたいな話から。
そうなんですよ。
全然そんなイメージ。イワナはイワナっていう捉え方でしかない。
脊椎動物の中で最も多様な種であるっていう論文があるぐらい。
魚類の中でも多様な生き物なんだっていう話なんですけど。
種類が多い。
種類もそうですね。原種は残ってないけど。
分化していっている。
分化していっているんですが。
そこでヤマトイワナとかニコイワナとかアメマスとかいろいろ地方によって残っている。
ただそれが結構面白くて。
ダムができることで海と川の隔たりができて。
そこにダムだけじゃないですけど。
海との往来がなくなった中で原種として生きてきた種があったりとかするっていうので。
なんかすごい一番いいなというか。
それは是非見てみてもらった方がいいんですけど。
ただその森田健太郎先生っていう東大の先生が主役級で出てくるんですけど。
その先生のイワナに対する愛情とか改造度がめちゃくちゃ良くて。
例えば種を保存するって言った時に。
じゃあ最悪水槽に入れて種を残していくってことはできるんじゃないかみたいな議論とかがある中で。
そういう話ではなくて自分たちはイワナという種の生き様を残していきたいのですっていう話をしてくれるんですけど。
その言葉がものすごくいろんなことに対する回答としてめっちゃいいなというか。
確かにね。その環境も含めてっていうことだもんね。
だからその生き物が本来本能的に持ってる感情とか感覚みたいなのを失う状態。
それを取っちゃってとりあえず種として生きながらいているっていうのは果たして本当に健全なんだろうかみたいなことに対する。
イワナがイワナらしく生きるっていうことを残すことに自分たちの責任があるんじゃないのかみたいなことをめちゃくちゃ優しい語りで言ってくれるんですけど。
本当そうだよね。追族感がどうとかっていうつもりは全くないんだけどさ。
本当の姿はそこで見れているのかしらっていうところって結構疑問がありますよね。
環境に対して結局動物も植物も適応できるものだと思うので。
置かれた環境での過ごし方って恐らく変わっちゃうというか。
本来自然の中で過ごす生活スタイルと追族感みたいな囲われてしまった場所で見る姿っていうのが全然本当の姿とはちょっと違ってくるものも出てくる可能性はきっとあるだろうって思ったりはするので。
その東大の先生が言っていることは本当にめちゃくちゃすごい良い。
それも本当にどうして僕らがその環境みたいなものを維持していきたいのかみたいなことの一つの回答でもあると思うし。
それだけじゃなくてじゃあ僕らの生き様って何なんだっけみたいなのをやっぱり思い出したいなっていう気持ちもあるじゃないですか。
いやそうですよね本当に。
環境にめっちゃ左右されるから、特に人間の思考みたいな考えは。
そうですね。
だからこれが自分の生き様であるっていうのは言えると思うんですけど、でもたまには疑った方がいいみたいなのはちょっと思ったりするよね。
いや本当そうだよね。
言える?みんな言えるのかな?
これが自分の生き様であるんだよってね。
なんかすごい、やっぱり環境に左右されるっていうふうな話もしてくれたと思うんですけど。
外に自分が生まれて育っていく家庭にいる関わってくれる外の人たちとか学校とか、そういうものって最初自分の選択ができないじゃないですか、子供だったって。
そうなってきた時に、勝手にその方向性というか別に意図せずいろんなものがインプットされていく、その周りの人たちによって。
っていうことを考えた時に、社会人とかになるまで、大学生くらいから結構選択はできるっちゃできると思うんだけど。
そこまでって結構どうしてもレールが敷かれてしまう。
敷かれてるって言うとちょっと変かもしれないんだけど、その生まれた環境だったりとかによってだいぶそこの人生が変わってくると思うし。
それが自分の生き様って言えるものは結局その外の要因にかなり左右されていると思うんですよ。
だからなんかそれを生き様というのってどこのタイミングで。
なるほどねー。
自我じゃないんだけど、何か気づいてないことが多すぎる。
僕らもめちゃくちゃ知らないこと多いんですけど、全てを知った上で自分ってこういう人間っていう風に語れるわけじゃないから。
なんかそれが結構、どこでそれって気づくのかなみたいな。
どうしたら気づけるのかなっていうのが。
いやーそうですねー。
すごいいつも環境によって、僕だって別にずっと食品メーカーにいようと思ったら何も別に疑問に思わなかったらずっといただろうし。
うんうんうん。
だからたまたまやっぱね、出来事があるから何かに気づくみたいなことって。
しかもショッキングなことがあればあるほどきっと、それがね、そこですごい大きな疑問を持ったりするっていうことはあるし。
なんかこっち側、こっち側って言うと変かもしれない。
恥ずかしい。
環境意識と職業訓練
なんか結構環境配慮したいとかっていうふうに日本国内で思ってる人たちって、何かしらショッキングな出来事とか何かを感じ取っている人たちが多いんじゃないのかなっていうふうに。
割合としてね。
悲しみをはらんでいる場合が多いですよね。
奥田さんよくは1回絶望してるみたいな話。
絶望フレンズだからみんな。
えー社会ってこうなんだみたいな感じで。
その辺結構外部要因ってデカすぎるなって思うんですよね。
なんかよく、例えば2年ぐらい何もしない時間があったとして、仕事もしなくていいし、なんか好きなことをやっていいよってなったら、あなたは何をしますかみたいな質問あるじゃないですか。
ああいうのは試行実験では多分捉えきれない、想像がつかないんですけど、実際はやってみると多分飽きるじゃないですか。
例えばスマホをずっと見てたり、なんかゲームずっとやったりしていると、それでゲーム一生やってられるわっていう人は、それはそれでゲームの才能があると思うんですけど。
いや絶対そうだね。
でも多くはそうじゃない場合に、ちょっとじゃあいろいろやってみるかなみたいな感じで料理してみたり、物作ってみたり、エンジニアリングしてみたりとかってそういう中で、あれこれずっとやってられるなみたいなことって多分あるんだろうなって思うんですけど。
そういう時間がないよね、我々にはっていう。
そうね、全体としてはね。
でもなんか昨日6人ぐらい、もうちょっとかな、7人8人ぐらいでご飯食べてて、でみんな移住者だったから、移住してきて仕事を辞めたよっていう、数年経って最初リモートだったけど辞めちゃってみたいな話とか。
で、アゲマツギセンって木工の職業訓練校があるんですけど、すげえそこ行きたいんだよねとか話してて。
めっちゃいいですね。
みんな年下だったんですけど、めっちゃいいなって思って。
なんか、1年間勉強するとか、ちょっとこれに興味があって、今これすごいやってみたいよねみたいな話をしてるのを聞いていて、おじさんとしてはすごくいいな。
すげえ健全な話してるなと思って。
いいよね、本当に。
嬉しくなったんですけど。
この日常の連続の中で、どこかで連続から一度降りてみるみたいなの、簡単じゃないのは重々理解できるんですけど。
ポッドキャストとおすすめ
でも、意外とやろうと思ったらできるんだろうなと思うんですよ。
特に会社員ってそういうのが一番いい点ですよね。
会社員だとさ、職業訓練校だと給料もらいながら勉強できるし、会社も一応言うてやめようと思ったら辞められるはず。
僕ちょっと今、会社ってどうやって辞められるのかなって思いますもんね。
経営者ってどうやったら継承かって思いますよね。
新しい人に託すっていう方法はきっとあるんだとは思う。
解散しますみたいな、結構極端な話しかないんだっていうのは。
解散しますとは結構ね、もうちょっとどうするのって感じ。
なかなかできないと思う。
難しいじゃないですか。
だからもし社員であるってことは、実はすごく選択肢があるという気も、
別に経営者がないってわけでもないしな。
ないっていうことはないけど、社員とか抱え始めるとやっぱり責任があるからね。
雇ってるからね。
逆に言うと経営者の人たちは、もしかしたらそれが生き様としてしっくりきてる場合は全然いいと思うし、
自分がこれがやりたいと思ってやってる場合が多いと思うんで、
その中での苦しみってどこに行ったってあるからさ、
物だけ作ってたいんですって言っても無理な話だから。
そしたら職人にやった方がいいね。
そうそうそう。
でも職人、物作りにハマって職人、
作家になるってなってもやっぱり売るもやんなきゃいけないし、
向いてないこともやんなきゃいけないねっていうのはあるんですが。
そうですね。
まあそうそう、そんな感じで。
たぶん今劇場とかでは、
もともとなんか上映会とかをやりながら、
いろんなところで見れたような作品だと思うんですけど。
TVDも出ているので、
もし興味ある方がいたら見てほしいな。
あと本もめっちゃよくできてるんで。
でもトラウトインザミルクっていうので、
検索してもらったら普通に出てくるこの本。
ネットで買える?
ネットで買えます。
なんでそれ読んでもらうでもいいんですけど。
でもやっぱり僕は森田先生の生の声で聞いてほしいですね。
その優しみに溢れた眼差しを。
一回DVDか何かしらでとりあえず見よう。
そうですね。
上映会とかで誰か企画してくれたらいいのかもしれないけど。
っていうような感じなんで。
久々の雑談ですけど。
たまにこんな感じで近況とか、
おすすめの何かみたいな話せたらいいなと思うので。
やっていきましょうまた。
じゃあ今日はそんな感じで。
ありがとうございます。
ありがとうございました。
最後までお聞きいただきありがとうございました。
番組では皆様からのお便りを募集しています。
感想、ご意見、自然資本を生かした取り組みの情報、
自然にまつわる研究論文などぜひ教えてください。
お便りの宛先はメッセージフォームを用意していますので概要欄からチェックしてください。
Xでのメンション、ハッシュタグ自然資本論をつけてのコメントなどでも大丈夫です。
自然資本論は各週土曜日に更新されます。
最新話を見逃さないためにぜひ番組のフォローもお願いいたします。
もし気に入っていただければレビューをしていただけると励みになります。
それではまた次回お会いしましょう。
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