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2024-04-30 14:49

56 価値について

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サマリー

現代の社会では、価値とされているものが価値であり、その種類が増え続けています。 エンターテインメントのビジネスとしての不健全さや医療ビジネスの悪影響について話し合われています。

価値の主観性
価値とかもね、ちょっと話変わっちゃうけど、価値みたいなものも不思議なもんでね。価値とされているものが価値であり、
なんか、価値のないとされているものには価値がないってなってるみたいなのが不思議だなみたいな。それもやっぱ主観的なものだったりすると思うから。
誰が決めてるんですか、それ。
まあ、ビジネスマンは市場が決めてるみたいなこと言うけどね。市場ってなんだよみたいなね。
本当ですよ。市場って何。でも結局、誰が何を価値に思うかで、価値ってまた変わってくるなって思うんですよ。
この人がこういう価値を抱いてるけど、この人はこういう価値を抱いてる。じゃあどっちの価値が本当に価値かって言ったら、そこって比べられなくないですか。
うん。比べられない。
ってなってくると、結局価値の種類が増えちゃって、どんどん増え続けちゃってるみたいな感じがするんですよね。
増え続けちゃってると思う。
うん。
でも、時と場合によってその価値を使い分ければいいと思うんですよね。
例えば、100メートル走で対決して、勝ったら商品もらえますと。
そしたら足早いってことは価値になるけど、みたいな。
5人で連携して、5人6脚やりますとかだったら、連携できる人の方がいい、みたいなやつするし。
そうですよね、確かに。
時と場合で何が価値となるのかみたいなのって変わってくる気がするし。
変わりますね。確かにサッカーやってるとそれは感じますね。一人じゃ力を発揮できないけど、複数組み合わさったらものすごい力を発揮する選手とかもいるんで。
うん。
ですよね。それが、もっと言うと、今100メートル走とか走るに立っておいちゃったけど、勝ち負けじゃない種目みたいなのもあったり、
種目っていうか、種目って言わないのかもしれないな。勝ち負けじゃない事柄もあるかもしれないので、そういうものだったらまた別の価値。
そうですね。
最終的に今の社会ってそれが全部お金に最後還元されて、それがいくらですみたいになっちゃうから、結局経済的価値があるかないかでほとんどのものが判断されてしまう。
価値と経済的価値
そこで判断されますよね。選手とかもそうなんですよ、結局。お金で価値を決められるんですね。
この選手の市場の価格はこの値段みたいな。誰が決めてるの、このお金っていう。
で、結局サッカーが上手いかどうかじゃなかったりするわけでしょ。人気があるかとかもいろんなものが入ってるわけですよね。
そう。実力があったとしても市場価値がないっていうふうな評価される人もいますし、
それはそのね、人気であるかないかっていうのは非常に大きく考えてますけど。
恐ろしいよね。
本当に恐ろしい世界なんですよ。
だからビジネスはビジネスだよねっていうことを、難しいなあ。
ビジネスにしなくていいものまでビジネスにしてると思うんですよ。お金でしか計られなくなっちゃったら故に。
それはちょっとやりすぎてるところがあると思いますね。
なんかお米を買うのに、お米とかぼちゃを交換しましょうってするより確かにお金を返した方が楽だなとか、
本当に必要なものを交換するために便利だなみたいな。
ところが、あるラインを超えたらもう飽和しちゃってるから、
もういいじゃんお金は豊かに生きていこうよって思うんだけど、
全部お金でしか計られないし、お金でしか買えないから、稼がないといけないから。
お金じゃないところもあっていいですよね。
もっとね。
そう、だから稼がなきゃいけないっていう方法になっちゃいますよね。
そうなると、これも何回か前に話したけど、お金を動かすためのアクションになっちゃうから、
本当になんか新しくアイデアが生まれたねとか言うのではなくて、
価値と信じているものを生み出すとかじゃなくて、
今これが価値って言われているから、とりあえずこれをやっとこうみたいなやっつけの。
でもそれって価値と言われているだけで、
マジでどうでもいい広告が出てきたわみたいな。
なんかクリエイティブですとか言ってるけど、それマジでどうでもいいんだけどっていう。
社会が何かになりましたか?みたいなやつだってするわけですよ。
別に僕がやってることも別に社会は変えてないから、
社会に役に立ってるんですか?って言って立ってないと思うけど、社会っていう意味ではね。
けど、そういうあんまり社会にとって何にもならないことを
お金にしてでも生きていかないといけないみたいなことが結構ちょっと異常だなって思ってるんですよね。
何だろう、農業以外は別に価値ないと思うんですよね。結局。
いやいや、工業もあるじゃないですか。工場とかもやっぱある。
それは色々あると思うんだけど。
住むところと食べるものさえあれば生きていけるじゃないですか、人間って。
最低限ね。
最低限。
でなっていくとお金って別にいらないじゃないですか、もはや。
医療とかいろんなものを考えていかなければ、確かにそうですよね。
輸送するとかなんとかかんとかとかね。
ビジネスの本質
無駄なビジネスが多いなって思うのは、
そういう本質的なところをもう完全に飛び越えてしまって、
お金をいかにして生み出すかだけしかもう考えてないじゃないですか、結局今の現代のビジネスって。
なんか気持ちを動かしてお金を動かすってなってる感じがあるから、
人を喜ばせるみたいに。
いいじゃないですか、もはや。
いかにしてお金を生み出すか。
いろんなことをビジネスに変えていくか。
で、じゃあそれをやったことで人の懐かしさは占うかもしれないけど、心は豊かになるのかって。
難しいよね。
ところもあるし。
女子サッカーとかもすごくアメリカでやってると、すごく過激にビジネス化してるなってのは、ここ数年ものすごく感じていて。
なんかビジネス度が高くなってしまったがゆえに、なんか純粋さっていうか、
ほんと感覚的なところなんですけど、そういうところを感じられなくはなってますよね。
純粋にゲームを楽しめる場があって、それを選手もスタッフ含めてみんながそのゲームをいかにして勝っていくかっていうことだけに
フォーカスを当てて、作業を進めていくっていうものではなくなってる。
やっててすごく寂しいなって感じるところが多いですね、ここ数年は。
そうですよね。
で、こういうことを言うとビジネス系の人たちは批判してきますもんね。
じゃあお金がなかったらどうやってやるんだよって言うんですけど、今言ってるのはそういうことじゃないですからね。
確かにそうだけど、過剰すぎるんだよっていう話であって。
もしくは本来、生きていくことができていたら、設備の部分とかはあると思いますよ。
いろいろ建設するのとか大変だろうしとかあるから、そういったインフラ的なもの、広い意味でのインフラ的なものは必要だなって僕は思ってるんですけど、
エンタメとかあの辺ってそんなにビジネスビジネスせない感度かなって思っちゃうんですよね。
思いますよね、そこ。
寄付とかでやればいいじゃんって思ってるって感じ。その規模を大きくしたいときはね。
確かに。
これがいくらですっていうサービスとしてのお金じゃなくて、普段無料でありますと。
無料でできる範囲ってこんなになっちゃうから、大きいとこでやりたいと思ってるんで、寄付金が一定、例えば何千万集まったらこの会場でやりますみたいな。
いつ集まるかもわかんないけど、集まり次第どこどこの会場でやりますみたいな。寄付でやればいいじゃんっていう。
確かに。
先に場所を押さえて、この場所をあれするためにグッズとチケット代と動員しなくてって逆算してさ、ビジネスにめっちゃいくじゃないですか。
で、もう来るんだから喜ばせるためにこれしなきゃみたいな感じで、本来やりたかった演目をちょっとわかりやすくしようとかさ、どんどんビジネスの方に寄せていく感じになるから。
じゃなくて、やりたいことをもっと純粋に表現して、作家なら作家でやって、よりこういう規模でやるのにお金がいるから寄付してくださいって。
エンターテインメントビジネスの不健全さ
そうしたら、それが集まったらその規模でやれるから、みんなでもっと観戦できるよねとかっていう、お金の出方みたいなのがもっと変わっていかないと、
特にエンターテインメントを広い意味での、今度そっち側であればあるほど、仕掛けてる側、ビジネス側がコントロールしてるじゃなくて、払ってる側がコントロールすることになるから、そうすると寄付になったほうが。
確かにそうですね。
そこのインフラ的なものとエンタメ的なものっていうのは、お金の発生の仕方が分かれたほうが美しいんじゃないかなって僕は思ってるんですけどね。
確かに。そのほうが健康的に見えます。
そう、エンタメ結構不健全に感じてるのはそういうとこなんだ。エンタメのビジネス。
分かるんですよ、事情は。お金がかかるってのも分かるし、それがないといろんな規模でやれないとか新しいことができないとか。
もうじゅうじゅう僕も資金がないから分かるんだけど、でもサービス的にやっちゃうと、その1回で満足させるって方向になるから、どんどん、
なんていうの、体に悪いけど砂糖めちゃくちゃまぶしましたみたいな感じになっちゃうというか、不健康になってるよみんなみたいな。
いやでもそうしないと食べてくれないんですみたいなやつになるからさ。
確かに。
なんかあんまり、それがやりたかったんだっけみたいな、みんなに砂糖かけまくって糖尿病にしたかったんだっけみたいなことが思っちゃうから、本末伝統になるみたいな。
富と名声を集まったけど糖尿病の人をたくさん作りましたみたいなさ。
そんなばっかじゃないですか。
そう、そんなばっかになって、そっちの方の圧力が強いなって思うから、不健全だなーって思ってますね。
すごい不健全なビジネス多いと思いますよ。
医療ビジネスの問題
特に食とか医療とかに関しては。
そうね、確かにいろいろ考えたけど、食とかそういう医療福祉みたいなものでさえそうなってますよね。
無限に延命するとかね。
実際に僕の友達とかが看護師やってて、家族とかがエグいらしいですもんね。
死なれたら年金が止まるんで、人工呼吸切れてくださいみたいな。
もう思いっきしATMとして生存させてるみたいな。
やばい。
お見舞いとかにも。
みんなはみんなじゃないですよね、もちろんみんなじゃないけど、ザラにそういう人たちがいて、病院としても儲かるから。
まあいいですよね、その方が。
そうそう、経営的に維持できるから、儲かるっていうのは経営が維持できるってこと、お金が回るからね。
そうなんです、結局健康な人たちしか生まれなかったら病院のビジネスって崩壊するじゃないですか、医療ビジネスって。
だからあえて病気を作るような、そういう添加物だったりとかっていうのを含ませるようなものが出てくるじゃないですか。
そう、だからアメリカなんかの医療ビジネスもやっぱ顕著ですよね。
保険、アメリカの医療費ってめちゃくちゃ高いんで、保険に入ってないと医療受けられないんですけど、大体アメリカ人の傾向としては何でも手術をする傾向にあります。
何かあったらすぐ手術。
それは病院側が儲かるからってこと?
そうです。
患者側も医者の言うことは信じるじゃないですか、結局。
でも保険がカバーしてくれるんで、そこは手術を受けるっていう選択をするんですけど、請求書とか見てるともう桁が一桁二桁ぐらい違うんですよ、日本と。
それくらいやっぱアメリカの医療ビジネスってすごいんで。
だからこそいかにして患者に手術をさせるかみたいなことばっかり考えてるようにしか見えないですね、私には。
いるでしょうね。
結局、ちゃんとしたお医者さんがそういう中で埋もれちゃいますよね。
競争ってなった時には、ビジネスに走ってるほうが、競争って意味では、ビジネスの競争でいうと勝っちゃうから、真摯にコツコツやってる人が埋もれちゃって。
いるんだろうけど目立たない。で、目立ってるのはそういう医者みたいになっちゃうみたいなね。
ちゃんとやってる人たちっていっぱいいるんだけど、一方で金儲けのことしか考えてない人たちも、やっぱゲームとしては強いから、目立っちゃって。
結局ビジネスってそうだよね、みたいな圧が、そういう空気を醸成しちゃって、みたいな。
いやー。
恐ろしいわ。
金に溺れるか。
時間の話からね、社会の闇まで話しちゃいましたけど。
そうですね。
今日はこんなところですかね。
はい。
番組のご意見ご感想、こんなテーマで話してほしいなど、ハッシュタグしそふれをつけて、ぜひXにポストしていただけると嬉しいです。
それではまた来週。さよなら。
さよなら。
14:49

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