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【徒然草ミニッツ】
さあ始まりました、【徒然草ミニッツ】。この番組は、1日8分で600年分の知恵をポケットにおコンセプトに、
吉田健康の【徒然草】を1日1段ずつサクッと味わい、通勤・家事の隙間時間で5点チャージしていこうという教養ショートラジオです。
よろしくお願いします。
酒の供え方の考察
さて今回は、第182段を見ていきましょう。早速、現代語訳です。
詩状の大名言、高地下の経が、から酒、乾いた酒、ですね、から酒イコール干した酒を、
久後、天皇の食前に立て祀った。
それを聞いた人々が、そんな癒やしいものを供える作法はないのではと批判すると大名言は答える。
酒そのものが禁じられているというならわかる。
だが、酒の白干しイコール干し物は何の差し添わりがあろう。
あゆの白干しは添えないのかと言ったと。
ここでは素材名と加工形態を区別せよということ、そうなんですね。
要点3つ。近畿は素材か形態かで分けて考える。
一括りの決めつけ和素法を誤らせる。
仙霊イコール分類の流土が命。
酒にやりイコール酒の白干し。
はい。
現代のルールの影響
そして、現代のしさ&使い方。
ルールは名寄せで崩れる。
生物禁止なのに日物もNGと早がてん。
肉持ち込み不可なのに植物性代替肉まで止める。
まず原子のスコープを言語化。
原材料、加工用途、場のどこに線があるか。
あー、なるほど。
割と、いや、どうなんすかね。
NG、飲み物NGって思っていても、
蓋付きのペットボトルとかだったらOKとかっていうところもありますけど、
そういうこと言ってんのかな。
無理やり例えるというか、例を出すと。
そんな感じですね。
あとは運用の落とし所。
1、2、3、分かれてて。
1、原則。
2、区分。
3、例外の判断窓口。
3段で書けば現場のシート移植が減る。
ちょっと微妙だったな。
名前負けの注意
次、名前負けに注意。
酒という語の庶民イメージが先行すると、
加工イコール儀礼食の位を見落とす。
プロダクトでも旧名の先入観で価値を低く見がち、
仕様と品質で見る目を養う。
あー、ありますよね、これは。
名前負けというか、似たような例で言うと、
海ぶどう。海ぶどうも商品名ですもんね。
名前、本来の名前はなんだったっけな。
もう覚えてないわ。
海ぶどう。
くびれづた。
くびれづたっていうのがそもそもの名前で、
海ぶどうっていうのが商品名なんですよね。
そういうのも結構あるかなって思いました。
というわけで、ぜひ皆さんも日常、
いかないか、まあまあまあ、
注意しながら見ていってください。
というわけで今回はここまでです。
また明日お会いしましょう。さよなら。