1. しらいチャンネル
  2. 【徒然草ミニッツ】第73段
2025-07-08 04:44

【徒然草ミニッツ】第73段

この番組は「1日8分で600年分の知恵をポケットに」をコンセプトに、吉田兼好の『徒然草』を 1日1段ずつサクッと味わい、通勤・家事のスキマ時間で “古典チャージ” していこうという教養ショートラジオです。
---
stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。
https://stand.fm/channels/664ee785316143a77128e577

サマリー

虚言が広がる現代において、彼らは目の前の真実を大切にし、情報を正確に確認する重要性について話し合っています。

00:06
【徒然草ミニッツ】
さあ始まりました、【徒然草ミニッツ】。この番組は、
【1日8分で600年分の知恵をポケットに】をコンセプトに、
吉田健康の徒然草を1日1段ずつサクッと味わい、
通勤・家事の隙間時間で5点チャージしていこうという教養ショートラジオです。
よろしくお願いします。
さて今回は、第73段を見ていきましょう。
早速、現代語訳です。
虚言と現実の違い
耳で聞く噂話と、実際に目で見る光景は全く異なる。
さらに恐ろしいのは、自分が話を真実らしく語れば、
その虚言は面目を保つ力を持ち、やがて公的な証言として定着してしまうこともある。
誰しも、そんなはずはないと反論できず、嘘がいつの間にか通説となってしまう。
このように、虚言がはびこる世でこそ、私たちはありふれた日常のままを大切にし、
特別騒ぐことなく淡々と受け止めるべきである。
真正面から奇談ばかりを語るのではなく、
良き人はむしろ慎んで静かにしている。
はい、ということでね。
これ今聞いても、なるほどと、負に陥りますね。
要点3つ。噂話は脚色と時間で真実らしくなる。
耳で聞く話と目で見る現実は異なる。
嘘が証言となり定着する恐ろしさ。
現代への示唆、なぜ今も刺さるのか。
情報リテラシーの必要性
SNSでデマが繰り返し拡散されると、事実化してしまう現象は、
まさに700年前と同じ構図。
どんな情報も疑い、確認することが不可欠である。
まさにですよね。フェイクニュースとかまさにこれですよね。
ポピュリズムと大衆扇動がね、本当にこことつながる部分ですね。
日常&情報リテラシー応用ネタ。
ソース確かめチャレンジ。
重要なニュースや噂を聞いたら、
必ず公式発表、一時資料、複数の信頼できる媒体で事実確認をし、
メモしておく習慣をつける。
これはめちゃくちゃ大事ですよね。
チャットGPTとかで、この見解のソースはどこですかって聞くといいかもしれないですね。
誰が言ってるのか、どの立場から言ってるのかっていうのを確認するといいかもしれないです。
語りの精査と検証
語りの精査ワークショップ。
社内や友人グループで最近耳にした話を持ち寄り、
何が事実で何が憶測かをみんなで検証する小さな会合を定期開催。
なるほどね。
事実と解釈を切り分けるっていうのがいいのかなと思いますね。
3つ目。
情報を受け取った時、拡散していい、後で検証。
拡散禁止の3段階ボタンを自分で設け、
衝動的なシェアを抑える自己ツールを導入。
なるほどですね。
確かにセンセーショナルな話題が出てくると、
何も考えずに、ほぼ無意識でシェア、拡散してしまうたりっていうのがあるのでね。
それが誤情報だったって広まった時には収集つかなくなっているっていうこともあるのでね。
判断・保留ってやつですよね。
っていうのをやっておくといいのかなと思いましたね。
はい、というわけで今回は良かったんじゃないですか。
ぜひ皆さんも日常&情報リテラシーに応用してみてください。
というわけで今回はここまでとなります。
また明日お会いしましょう。
さよなら。
04:44

コメント

スクロール