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【徒然草ミニッツ】
さあ始まりました、【徒然草ミニッツ】。この番組は、1日8分で600年分の知恵をポケットに、をコンセプトに、
吉田健康の徒然草を1日1段ずつサクッと味わい、通勤・家事の隙間時間で5点チャージしていこうという教養ショートラジオです。
よろしくお願いします。
さて、今回は第77段を見ていきましょう。
早速、現代語訳です。
知識の伝え方
世の中には、取扱いを知らない人をあれこれ言い立てるのは簡単だが、
本当に道を知らない人を親切に案内し、分かりやすく説明し、質問にも丁寧に答える、そんな人こそが尊ばれる。
特に、片隅にいるような聖者や法師たちは、世間の人たちの上に立つかのように振る舞わず、むしろ自分の知るところを隅々まで探り、
どうしてそんなにも熟知しているのか、と誰もが驚くほどに知識をわけへたてなく語り広めていた。
真の案内者は、知識をひけらかすのではなく、相手の目線に寄り添い、丁寧に伝える人である。
要点3つ。知識自慢より親切な案内が評価される。
真正の案内者は、相手の立場を尊重する。
質問に丁寧に応じ、理解を深める。
現代への示唆。なぜ今も刺さるのか。
上から目線で知識をひけらかすエキスパート症候群は、今もSNSや職場で問題に、健康は700年前に神聖の案内者を称えている。
いや、いますよね。
自分がそうなっちゃってんじゃないかとは思っちゃうもんすけど、
ねえ、そんなんも知らねえの?とか言ってね。
言うやついるなあ、そういう人になりたくないな。
実践的な学び
日常&ナレッジシェア応用ネタ。
ペアティーチング。
新入社員や後輩には、一方的講義ではなく、ペアで作業しながらリアルタイムで説明。
手を動かしつつ理解を深める。
FAQ作成。
まず1個目からですね。
そうですね。インタラクティブな学習っていうのがいいんじゃないでしょうかね。
アクティブラーニングっていうところですよね。
一方的に聞くんじゃなくて、お互いこうやり取りしながら進めていくと、知識も深まるんじゃないかと思います。
2つ目FAQ作成ワークショップ。
社内でよくある質問を集め、回答チームで精査。
誰が見てもわかりやすいガイドを共同で作る。
よくあるんじゃないですか、これは。
回答を作る。
3つ目リスニングファースト。
説明を始める前に、まず相手の疑問や背景を丁寧に聞き、何が知りたいかを確認してから話す習慣を取り入れる。
そうですね。大事ですよね。
リスニングファースト。まず聞けってことですね。
慶長ですね。
まず相手のニーズを理解するっていうところが大事かなと思います。
一方的に当たりをつけて言うんじゃなくて、まずはじっくり聞きましょう。
話はそれからだってことですね。大事大事。
というわけで、ぜひ皆さんも日常&ナレッジシェアに応用してみてください。
今回はここまでです。また明日お会いしましょう。さよなら。