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2024-10-19 08:10

日本人は逆張り思考なのか?

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サマリー

ポッドキャストでは、日本人の逆張り思考について考察されています。投資に関する誤解やマインドセットが逆張り行動を引き起こしている可能性について議論されています。

日本人の逆張り思考の原因
ベトナレンテ、この放送は、SWC Sloth with Creatorsコミュニティメンバーのしらいがお送りします。よろしくお願いします。
さて、今日もノートにアップした記事を読み上げていきたいと思います。
タイトルは、日本人は逆張り思考なのか?、です。
では、早速いきたいと思います。
フィナンシェというサービス内、SWCに読み物、無料版というものがあります。
今回は、それをもとに考察をしてみます。
読み物を引用しているので、そちらを読んでなくても大丈夫です。
ポイントは2つかなと思っています。
しかし、ボリュームがあるため、投稿を分けて書きました。
1つ目は、日本人は逆張り思考じゃない、について考えてみる。
2つ目は、一発でガツンと増える、を時間軸とテールイベントから考えてみる。
この2つです。
では、早速見ていきましょう。
まず1つ目のポイント、日本人は逆張り思考じゃない、について考えてみます。
結論は、しっかり調べずに値段、株価のみで判断しているから逆張りになってしまう。
以下、読み物、無料版から引用します。
投資がめちゃくちゃ上手い人がいて、何千億円レベルの人、その人が投資の極意みたいなのを言っていたんですが、
安い時に買って高い時に売ること、と言っていました。
日本人がやる挙動としては、株とかでも何か値下がっている時に買おうとする、という傾向があったりします。
例えば、今まで1000円の株価が急落して300円になると、得なんじゃないか、と思ってしまうんですね。
で、こういうタイミングで買ってしまう。
逆に1000円の株価が1300円になってから、何か値上がったなと思って損した気持ちになるので買わない、みたいにすることも。
これで引用終わりです。
多分ほとんどの日本人が逆張りをやっている意識ではなく、安い時に買って高い時に売る、こういうことだよね、と思ってやっていた挙動が
結果的に逆張りになっているんじゃないでしょうか。
これは、勘違いが招いた逆張りと言えそうです。
では、何でこうなってしまうのか考えてみたのですが、これじゃない、みたいなのが3つ思いつきました。
それぞれ見ていきましょう。
まず一つ目が、安いからお得マインドが根付いている。
日本に住んでいて普通に生活していると、いい製品に囲まれているせいか、悪かろう安かろう、みたいなのに意識が向かないんじゃないかなと思いました。
なのでつい、安いとお得と考えてしまい、安くなっている理由にあまり目が向かない。
安いのには訳がある、と思ってもどこかで、訳ありだけど商品自体は素晴らしいんでしょ、と考えてしまったりもします。
2つ目が、値引きシール仮説。
これは、1にも通じるところで、給楽した株を値引きシールが貼られている良い商品、みたいに捉えてしまっているのではないか、というものです。
上の例で言うと、1000円の株に700円引きのシールが貼られている、値引きシール仮説、
上の例で言うと、1000円の株に700円引きのシールが貼られている、もともと1000円のものが300円で買える、お得、みたいな感じです。
株価という流動的なものを、商品の価格みたいな固定的なものとして捉えているのにも問題がありそうです。
3つ目は、シンプルにバリュー投資ができていない、というものです。
バリュー投資を簡単に説明すると、他の投資家が気づいていない、価値ある、割安株を買う投資です。
中古車の購入を例に考えてみましょう。
元の値段が200万円のAとBの車が50万円で売られていたとします。
A、新車同様だが、ブレーキに欠陥があり、リコール対象、回転には知らされていない。
B、煙草の匂いがひどく、シートもボロボロ、一目見ればそれとわかる。
バリュー投資の場合、色々調べた上で、Aはリスクがあるので買わない。
Bの場合、煙草の匂いはシートについているので、シートを全部取り替えれば問題なく使えそう。
シートを全部取り替えてクリーニングをかけるとすると、15万円、合計75万円で買えるならお得。
そのまま使ってもいいし、相場だと120万円で売れそうなので、売れば45万円の利益が出そう、というふうに考えます。
一方で、バリュー投資ができない場合は、
Aはほぼ新品。掘り出し物じゃない?ラッキー。
Bは何か臭うし汚いし最悪。同じ値段なんだからAの方が断然いいに決まっている。
と、調べもせずに値段だけでAの車を買うようなものです。
後者はその後、大事な人を乗せたドライブでブレーキが引かず、自分の命だけでなく大事な人の命も奪ってしまう。
なんてことが起こるかもしれませんね。
とても安直で危険なことは誰にでもわかります。
中古車の例で言うと、それはそうだろうと思うかもしれませんが、一体どれだけの人が株で同じことをやっているのでしょうか。
安値の株を買う前に、財務諸表や取締役の経歴、市場の変化など入手可能な情報を比較・検討・精査した上で購入しているのでしょうか。
なんか良さげな株が安く売っている。買いだ。
そうやってその後どんどん下落していっても上がると信じて持ち続ける。
あるいは手をつけてはいけないお金で難品買いをして損失を膨らませ取り返しのつかないところまで行く。こんな風になっていませんか。
難品買いというのは株価が下落した時に買いますことで価格を平均化する投資方法です。
こんな風にやっている場合、それは中古車の例と全く同じです。
バリュー投資ができていないせいで、自分の大切な資産を不必要なリスクにさらしているんですね。
というわけでまとめると、値段括弧株価のみに基づいて判断すると意図せず逆張りになって危険なので、ちゃんと調べて投資しよう。
一発でガツンと増えるの考察
というわけで今回はここまでです。
2つ目の一発でガツンと増えるを時間軸とテールイベントから考えてみる。
こちらについては次回また放送したいと思います。
これが何かのお役に立てれば幸いです。
コメントや感想等ございましたら、このコメント欄で教えていただけると嬉しいです。
ではこのあたりで失礼したいと思います。
最後までお聞きくださった皆さんありがとうございます。
それではみなさん、そろそろスロース。
08:10

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