00:05
しおりのやりたいことをやるラジオ
今日はですね、舞台で演劇をしてきましたよというお話をさせていただきます。
またこの人何やってるんだっていう感想をいただきそうなんですけれども
ちょっとご縁があって、シークスピアの代表作とも言われるハムレットの舞台に立ってきました。
今日は演劇することになった経緯と、あとは演劇を通じて気づいた自分の欲求みたいなところをお話しさせていただければと思います。
演劇に関心がない、演じることがないよっていう方も、通ずる部分、何か自分と同じ部分が見つかるんじゃないかなと思いますので、ぜひお聞きください。
まずですね、私は演劇にかなり疎くって、シークスピアとかハムレットっていう単語で聞いたことはあるけど、ほとんどわかりませんという状態で行いました。
あるご縁がありまして、いわゆる演劇のワークショップっていうんですかね。
本物の舞台でとかではないんですけれども、お客さんもいた状態でホールで演じてきました。
私はハムレットの恋人オフィリアを演じさせていただきました。
そのワークショップの中では、まず台本をいただいて、演じる人たちで集まって、この台本を見ながらどんな内容なのか、
だとか、どんな感情を持っているのかっていうのを釣り合わせしていくところから始まりました。
普段私たちが生活する中でも、同じ言葉を発してたとしても、相手によって受け取り方が違うことってありますよね。
なので台本だけじゃわからないような、ここってこういう気持ちなんじゃないかとか、
あとはなんか忘れていたような前後のシーンの切り替わりのところだったりとか、
いろんなことをみんなで意見出し合いながら、セリフには直接書いていないけど、こんな場面だったんじゃないかっていうのを想像したりしました。
面白いですよね。まずはこういうふうに本読みっていうのかな?をするみたいです。
私、シェイクスピアをほとんど見たこともなかったんですけれども、
シェイクスピアってもう亡くなりになってから400年ほど経っているそうなんですね。
それでもなお今愛されている理由としては、人間が永遠に抱え続けるテーマを扱っているからというふうに言われています。
03:03
例えば人間関係、家族だったり、友情、友達だったり、恋人との恋愛だったり、
これって普遍的なものですよね。
あとは死に関するものだったりとか、政治に関するもの。
この普遍的な悩みを生きてたら1回は感じるだろうっていう、
みんな誰もが共感できるような悩みを抱え続けるテーマを扱っているようです。
その上でシェイクスピアは特に登場人物の心の中だったりとか考えていることを非常に深く描写しているというふうにその時の先生はおっしゃってたんですけど、
自分でも気づいてなかったような、そういうことなんだよねとか、こんな細かいところまで描かれてるんだみたいな、
そういう小さな表現だったりも鮮明に表現しているからこそ、今もなお舞台で取り上げられたり、小説などとして愛されているというふうに言われています。
演じてみた感想なんですけれども、一言で言うとすっきり!みたいな感じだったんですよね。
私が上手い、下手かに関しては初めてなので、もちろん上手いと到底言えたものではなかったと思うんですけれども、
でも演じて感じた自分の欲求があって、それはもっと自分を表現したいっていうことだったんですよね。
練習の時は欲望はつけるけど、本読みみたいな感じでやってたんですけど、
いざ舞台に立ってみると、私一丁前の女優ですみたいな感じで、めっちゃ感情を込めて自分のブレーキをぶっぱなしてたんですね。
夫と子供が見に来てくれてたんですけど、最後すごかったね、感情が爆発してたねって言われるほど、
おそらく私は舞台役者になりきってその場を楽しんでいたんだと思います。
私だけじゃなくて、他の方も舞台の上での表現が一番濃ゆくて、やりたいようにやって、
見てくださっている方に届けたい熱い思いなども皆さんから感じられましたし、
自分にもそういう欲求って眠っているんだ、眠ってはないか、でも改めてそういう欲求があるんだなってことに気づきました。
06:00
今後もちろん私が演劇を続けるとかお仕事にするってことはないと思うんですけれども、
その欲求に気づいた、自分を表現したいとか、もうちょっとブレーキをぶっぱなしたいみたいな、
ブレーキぶっぱなす?取り外す?なんていうんですかね、とにかくガーっていきたいみたいな、
なんかそういう自己表現したいっていうのかな、そういう欲は感じましたね。
例えば自分で今私は授業を作っているんですけれども、それも一つかなというふうに思っていて、
具体的にはジャーナリングに関する講座を主催していまして、書くことと対話、お話しすることで、
その受講生さんが自分の向かう先、コンパスを見つけて、自分にとって大切なことを大切にしながら、
分かりやすく言うと目標に向かっていく伴奏のサポートなんかもさせていただいているんですよね。
受講生さんの多くは日頃自分のことを考える余白がない、忙しい家事だったり育児だったり介護だったり、
いろいろとなかなか時間が取れない人たちだからこそ、ちょっと時間を作って書いて話して、
本音を出して、本音に沿ってやりたいことをやって、
時には失敗したりとか、あれちょっと違ったかもって感じることもあるんですけども、
それも含めていろんな感情を味わって生きていってほしいっていう思いが、
私はこの講座に、自分がやっている講座に込めているんですよね。
それが演劇を通じて感じた思い?
自分をもっと表現するとか、ぶっぱなす。
さっきからぶっぱなすって言ってるんですけど、どういう表現がいいか分からない。
解き放つみたいな。
それを割と、もうできてるんじゃないかな、体現できてるというふうに感じました。
自分を表現して、本音を出して、
自分だけじゃなくて受講生さんだとか、
あるいは全然知らない人だったとしても、
人の心が動く瞬間って私好きなんですよね。
それがまさに演劇で演じたことに通ずるものがあるなと思いました。
あともう一個、私は企業さんのインスタの運用代行をさせていただいているんですけれども、
コツコツとコンテンツを作るというよりかは、中に入って議論したりとか、
入っているメンバーの方がそれぞれ何を考えているのか引き出す。
そこからどうしていくかって考えるのは得意だし、
これからもやっていきたいなと思っているので、
自分を表現するとか本音で生きるとか、
そういうことは自分にある価値観、大事なことだなと演劇を通じて改めて感じました。
09:04
なかなか演劇をやる機会は人生の中でないと思うので、
それは人生の一つの素敵な思い出になったなというところと、
皆さんももしかしたら普段やらないようなことをやってみるからこそ、
改めて自分の欲求に気づいたりとか、
あるいは全然違う自分の気持ち、本音に気づくことがあるんじゃないかなと思って紹介させていただきました。
ちょっと調べたら演劇のワークショップってありそうだったので、
興味のある方はぜひぜひです。
では今日はこの辺りにしたいと思います。
ではまたねー。