仕込みの勾配とかでどうしたんですか。
僕先ほど型切り用で一応仕上げに削る用でということで杉田さんにお願いしたんですけども。
そうなると仕込みってどうなるんですか。
最終的な仕上げ刃物ですかそれともサンドペーパー。
サンドペーパーですね。
仕上げてなるとやっぱり勾配立てて逆面を置きないようにした方がいいかなとは思うんですけど。
だからそれは40度45度よりもうちょっと50度に近いような。
そうですね。
ラインナップとしては50度45度40度35度30度まで。
30度まで寝かせて。
30度はあまり作ってはないんですけども。
使うのは大久保さんぐらいですかやっぱ。
そうですねですね。
なんか30度まで行くとなんかもう使い手の技量がないとなんか逆目しか立たないみたいになりそうな気がするんですけどどうなんですか。
そんなこともないんですけど使いどころ刃を寝かせてしまうと台の幅を広く取らないといけないので。
使い勝手がちょっと悪くなってしまう。
そうで今結構対応できているので35度をお勧めしています。
そういうことですね。
だからこういう相談にも乗っていただけるということですよね。
でもクラフトフェアでちょっとお話聞いたんですけどDMで個別で相談してもなかなかもう受けられなくなってきたという話をちょっと聞いて。
そう難しいのでオンラインストアでラインナップ豊富に揃えてそこから選択してもらうっていうのがいい方なと。
直接なやり取りお互いなくて選びやすいし注文もしやすいかなと思っています。
なるほど。じゃあこれから杉田さんのランキンガナ欲しいなって思う人は杉田さんのオンラインストア売られるのを待つかもしくはクラフトフェアとかで購入するみたいな感じですかね。
そうですね。そっちの方が。
その二択ですかね。
その二択にさせていただきたい。
クラフトフェアでお会いした方は直接やり取りも。
受注で。
せっかく来ていただいたのにないっていうのはすごく残念なのでその方はちょっと差別するんじゃないんですけど特別にやり取りさせてもらってます。
なるほど。ちなみにオンラインストアも常に在庫あるわけじゃないじゃないですか。
そうですね。
何かいつ頃毎年在庫を補充して売るよみたいなのって決めてるんですか。
やっぱり夏と冬ですかね。クラフトフェア落ち着いたあたりと冬かな。鍛冶屋さんの状況にもよるので。
刃物の仕入れの状況にもね。
そうなんですね。
オンラインストア用に一応残してあるんですけど今回みたいに結構売れてしまうとかなり少なくなってしまう。
なるほど。
ご了承いただきたいです。
わかりました。じゃあ杉田さんのランキングが欲しい方はその2つで買うということですね。
インスタをずっとチェックして杉田ウォッチャーになっていただいて。
それかクラフトフェアここ出てるなっていう時に行くと。
追いかけていくっていうのがいいですよね。
でもなんかだいたい杉田さん出てるのってすごいデカい有名なイベントなので杉田さんの以外でも木工作家さん売れっ子の作家さんとか他にも陶芸とかガラスとか皆さんほとんど売れてる作家さんのイベントみたいなのが多いので勉強になるんじゃないかなっていう気がしますね。
そうですね。
なるほどこういう人たちが売れっ子なのかみたいな勉強になるんじゃないかと思います。
香口君も松本行ったじゃないですか。今回は何を勉強して帰ってきた?
今回はね僕ここでやっぱ戦わない方がいいかもしれないっていうことを学んだかもしれない。
ここを戦場としない方がいい。
ここを戦場としない方がいいかもしれないっていう感じかな。
クラフトフェアを今年はもう僕は出さないと決めたんですけど、もう一回ここに戻ってこようかなって思ってたんですけど、まあいいかなってなんかちょっと踏ん切りがついた感じがする。
そうなんですね。さっぱりしましたね。
さっぱりした。なんかあんまり未練を感じなかった。正直。
ていう感じ。
ていう感じ。なんか役落としみたいなあれですかね。
なるほど。別に役落としでもないですけどね。
浄化されたんですね。
浄化されたかな。
でもまあ絞っていくのはいいことですよね。
絞っていくのも一個作戦としてはアリなのかなって気がしますね。で僕はほらなんか下ろせないなって僕は思ってるので、そのギャラリーさんとかで下ろすの大変だなって思ってるタイプの人間なので、
別にそういう下ろす方が多いと思いますよね。売れっ子の作家さんとか見てると多分クラフトフェア大きいとこ出てギャラリーとかとつながりできて下ろしてっていう方がなんか見てて多いですけど、なんか僕はそっちじゃないのかもしれないって思った気がする。
人のタイプにもよりますけど、小口くんみたいなタイプもいるじゃないですか。で販売、製作、道具と木工用品やってるすぎ手さんって若干バケモノというか。
バケモノですね。完全にバケモノですよ。
パワー系というか。
パワー系ではないけど、でもまあ確かにそうですね。見てる感じはかなりなんか六角形のトータルバランスが全部いい感じですよね。
優れている。
そうなんですかね。
ちなみに言っときますけど、僕のやり方は全くお勧めしない。あのね、2019年に独立したの一緒なんですよ。僕も杉田さんも。
そうなんですね。
もうこの差ですよ、この差。この差を見てください、皆さん。
いやいやいや、でも小口くんは小口くんでね、ほらオリジナルの道を進んで。
そう、オリジナル。
オリジナルの道を進んで。
オリジナル、まあね、木工芸人としてね、オリジナルの道を進んでるという。
そう、そうしたおかげで杉田さんとかもいろんな話をしてるという。
そうですね。
嬉しい状況ですけど。
なんか一言というか、なんか軟禁に関わろうと思ってる若者とか。
できたら中古の小刃を軟禁化するのはちょっとやめてほしくて。
そうなんですね。
テーパーとか形状が全然違うので、逆に仕込みが下手にな、ビビりやすくなったりするので、そのね、金属加工できる方は別だと思うんですけど、
もしよかったら初めて道具店さんとか機編さんとか僕とか、他の大工道具屋さんとかとして現役鍛冶屋の刃物を作ってほしい。
なるほど。
これは今ちょっといい情報ですね。
はい、ですね。
仕込めない人は花太郎みたいに杉田さんに注文するのがいいかなということですね。
ですね。
杉田さんって多分皆さん知らない方も多いかもしれないんですけど、実は展示会みたいな企画されることもあったんですよ。
なんかキュレーターみたいなことされてて、いろんな作家さんを、違う業種の作家さんとかを集めて、
だから僕らがイス展やるみたいな感じで、キュレーター的なこともされてたことが実はあって。
杉田さんだから道具も作るし、作家として作品も作るし、なんかも企画するしみたいな。
結構ね、いろいろやられてるんですよ実は。
知らなかった。
その辺のなんていうんですか、手の広げ方が僕も結構近いもの感じてて、勝手に。
その辺の広げたくなる気持ちは僕もすごくよくわかるんですけど、逆に僕も今は結構それ抑えてるんですよ、広げすぎないように。
広げすぎると逆に全部がおろそかになってしまうし、なんかその怖さみたいなのがあるので、その辺のバランスを杉田さんどうされてるのかなと思いまして。
まず広げてるっていう感覚はなくて。
そうなんですね。
必要なものを取りに行ってるっていう感じ。
ちょっとRPGだと思ってて。
なるほど。
魔王を倒して平和を取り戻そうっていう目的があったら、仲間を集めて装備を整えてスキルをアップしてっていうことをリアルでやってるっていうだけなんですけど。
広げてるっていう感覚はないです。
そうなんですね。
今まで全然なかったです。
そっか。
ちょっと書かれて、これは広げてるのかとなかなか見返したらそう思ったんですけど。
ちなみに杉田さんにとっての魔王を倒すというのは、軟禁ガンナを広めるっていうところなんですか。
軟禁ガンナも手段の一つなので、僕のコンセプトとしてはものづくりの時間を楽しんでそれを提供したいっていうのが目的なので、それに対しての武器が軟禁だと考えてます。
そうなんですね。
で、キュレーションとかディレクションしてたのは、販売店さんの気持ちを知りたくて、企画力を高めたくて。
なるほど。
2023年、ちょうどクラフトフェアをお休みした年ですね。
はいはい。
ここにさっき目的があって、出店お休みって言ったと思うんですけど、これは企画力を高めたくてお休みしました。
なるほど。そうなんですね。
それはその年の前とかに、なんかそう思う企画みたいな。
企画がそうですね、ありまして。ある販売店さんで展示会やらせてもらったんですけど、本当にとてもお客さんたちがいい人たちで、もっと届けるには、そこのオーナーさん一人でやられてるんですけど、やっぱり一人のオーナーさんの企画って毎月毎月企画してたら似てっちゃうんですよね。
企画展マラソン状態になって息切れしちゃうような感じを見受けられて、それ何か力になれないかなと思う。
なるほど。
しかもあれなんですよね。よくあるパターンは、結構その、個展やられる作家さんとかもまんねり化してきて、毎年この時期にこの作家さんがここで個展するみたいなのがもう決まってきちゃうんですよね、パターンとしては。
だから、それを良しとするか、いや何かもうちょっと新しい風を吹かせたいというふうに思うのかっていうのが結構あるんじゃないかな、その悩むポイントなんじゃないかなっていうところだと思います。
で、杉田さんはそれで、自分ももうちょっとその企画力というか、そういう展示の見せ方とか、多分そういうのを勉強したいというか、力を伸ばしたいと思ってご自身で企画されたということなんですね。
ちなみにそれどうでした?やってみて。
やってみてすごいあの、開催する側の苦しみがわかりました。多分お二人もね、集まって体感したと思うんですけど、いや大変だなと。
大変ですよね。
参加作家が増えれば増えるほど大変だなって。
ですよね。
もう痛感しましたよね。
すごい勉強になりました。
その一年、その修行というかその目的のためにやって、そういう思いというか。大変なんだなっていう。
でも一応成功したかなって感じはしましたか?その展示自体は。
そうですね。成功したかなっていう感触はありましたね。
そうなんですね。
だから今はそのキュレーション活動というか、そういったことはお休み。
お休みしてまたちょっと制作とかに注力をしてきましたね。
なるほど。ありがとうございます。
あとちなみに杉田さんって参考にしてる人みたいな、ロールモデルにしてる人とかっていらっしゃるんですか?
いますね。二人ほどいますね。
ちょっと僕も小樽さんは別格なんですけども、一人軟禁カンナの販売とクラフト品というか工芸品の販売をしてた方が過去にいまして。
そうなんですか。
ちょうど近くにいまして、その人が一時期木工から離れてたり、軟禁を売らない時期があったんです。
その時期に僕が木工修行を始めたみたいで、軟禁が手に入らないっていう。
そうだったんですね。
その人は結構尊敬していて、ロールモデルに参考にさせてもらってますね。
もう一人が作家さんなんですけど、結構有名な東京の販売店や京都の販売店でお店をやって、その際にワークショップを開催されてる方なんですけど。
なんとなくわかってきた。
たぶんお弟子さんが出演した。
そうですね。
たぶんお弟子さんが1回番組に出てるはずですね。
ピンと来た人はなんとなくピンと来てるんじゃないかと思いますけど。
なるほど、そうなんですね。確かにわかるかも。
軟禁の注文いただいたんですよ。
お話ししていったら、展示会当初からワークショップは開催するようにしてますって。
なんでですかって聞いたら、やっぱりファンの人と距離が近くなるからよりコミュニケーションを取りやすいのがワークショップ。
今も続けてやっているって言っていて、こういう作家さんが増えれば軟禁も知り渡るし、その作家さんもワークショップに代用に買ってくれるし、すごくありがたいなと思って。
もう一人理想の人が。
そうなんですね、そっか。ワークショップでそのものづくりの楽しさを体験するっていうことに関しては杉田さん結構一貫して考えてらっしゃるから、そのあたりの古典のやられ方とかが。
本当に憧れですね。
でもなんかぶっちゃけその会場によってはあんまりこう汚してくれるなみたいなところも多分あるような気もするんですけど、そういうところが全部のギャラリーさんとかでできないのは多分あるんじゃないかなって想像はするんですけど。
なるべく開催できるような販売店さんと取引したいなと思って。
なるほど、そうですよね。
でも都内の販売店さんは狭かったね。
狭かったでね、しますもんね。
だから難しいところだと思うですね。
なるほど。そこも工夫中というか。
なのでカフェギャラリーさんとかちょっと郊外のカフェギャラリーさんとかと関係性築いてやるのが僕には合ってるんじゃないかなって今。
ちょっと郊外の方。
なるほど。
集客にもつながるのでワークショップがあれば、販売店さんとかにも利益というか得することがあるので、それが今一番合ってます。
そうなんですね。この間はなんかあれですよね、社文字のワークショップとかされてましたよね確か。
しました。一番今お世話になっている、ちょっと地元から近いところで同い年のご夫婦がやってるものすごくセンスがいいカフェギャラリーがありましてかなりお世話になってます。
そうなんですね。
なんかワークショップの内容としてはそのオーナーさんとちょっとお話ししながら聞いていったりするんですか。
そこのその会の社文字っていうのはお米作りをそこのカフェギャラリーでやられていて。
お米作りカフェでやるんですね。
そうですね。すごいあのお米の作りの大変さっていう。僕もあの米作り稲刈りに参加させてもらったんですけど、むちゃくちゃ大変だなと思って。
一粒食べるのめちゃくちゃ大変だなと思って。そこで感銘を受けまして社文字どうですかって。
お米も販売してるんで社文字とお米と変わってもらってお米のありがたみをっていう。
なるほど。
ワークショップにも意味付けはしているようにしてます。
そうなんですね。でもちょっとやっぱり思ったのがまたさっきの広げるフェーズの話じゃないですけどギャラリーさんとかでワークショップします。
そのたんびに例えば新しいこういうのを今回作ってみませんかみたいなコンセプトとして。
例えばさっきの社文字じゃないですけどお米作りのカフェだから社文字です。
例えば他のギャラリーさんとここはこういうの作ってくれませんかとかそういうお話もあるんじゃないかと想像するんですけど。
そういうのってどう折り合いをつけるのかというか。毎回やるのは正直しんどいじゃないですか。
しんどいですね。
どこまで拾えるか。
どこまで拾えるか。ボールは投げる人はいっぱいいると思うんですけどそれ拾えきれないんじゃないかなと思うんですよ。
やっぱり厳選するしかないので定調にお断りするパターンありますね。
やっぱりそうですよね。
ありますあります。全部やってたらクオリティー落ちちゃう。絶対落ちちゃうのでちょっと難しいですってお断りしますね。
ちなみになんですけどあともう一個またこれまた別の話なんですけど生活の道具クラフトフェアで売るようなお皿とかスプーンとかあるじゃないですか。
ああいうのを我々作るわけなんですけど偉大な先人方がいっぱいいらっしゃいますし売れっこな有名な作家さんとかねいらっしゃるわけですよ。
どうしてもインスタとか見てるとそういう人たちのものばっか出てくる。で気づいたら自分が作ってるものもなんかねそういう人たちっぽいのができちゃったりするんですよ。
その辺は杉田さんどのようにしてバランス取られてるのかなって思ったりしてるんです。
そうですね。やっぱりあのSNSはあんまり良くない面もありましてあんまり見すぎちゃうと寄ってっちゃう傾向にあるので。
でも先人たち先輩たちも上の先輩の方から入っている方も多いので最近はあまり気にしなくなったんですけどどうしても気になる方は他の業界に飛び込むっていうのをお勧めしてます。
器が好きだったら料理人のもとで修行しなさいみたいなそんな感じですね。それで見えてくるものっていうのが絶対あると思うので別の世界に飛び込むそれは絶対回り道じゃないよっていうことを結構若い方からそういう相談も受けるので。
そうなんですね。 言うようにはして。 そうなんですね。ちょっと断るじゃないですけどなんか他にもあと僕ちょっと気になってたのが杉田さんって前まで作ってたのをスパッとやめたりすることもあるんですよ。なんかそれがコーヒーのメジャースクープでしたっけ。
そうですねスクープって呼んでます。 なんですけどコーヒー豆はスプーンですね。最初の頃ってチュッパチャップスみたいなコーヒースクープ作ってらっしゃったんですよ杉田さん。
でも今は違くて全然違うタイプのものを作ってらっしゃるんですけど最初のスクープ僕すごい好きでチュッパチャップスみたいなすごいキャッチーなアイコンというか見た目をしててでもちゃんと南京ガンナとかで削られててすごいおしゃれな感じでしかも確かに高岡クラフトで入選とかされてましたよね。
そうですね入選ですねしてましたね。
なのでなんかめっちゃ売れてるんじゃないって思ったんですけどある時からコーヒースクープ変わっちゃいましてそれ何かきっかけとかあったんですか。
ありました一度コーヒースクープ落としちゃったことがあって割っちゃったんですよね。
その理由を突き詰めていったらコーヒースクープ落ちて小口が地面に当たってパッと割れちゃったのでこれどうにかならないかなと思って全然違う形に。
そうだったんですね。
ありました。
売れてはいたんですか。
販売はちょこちょこできてましたね動いてはいました。
あとシンプルな構造なので何かやっぱりマネじゃないんですけど同じような形が出てきちゃったのを見たっていうのもあります。
なるほどそうだったんですね確かにシンプルですもんね。
理由が主な理由ですかね。
そうなんですね。
じゃあ数字とか実績だけとかじゃなくてものづくりの趣旨。
趣旨としてちょっと不安定なものを提供したくないなと思って。
なるほどそうなんですね。
なんかあと食材?ろうそくの台とかも作られてたと思うんですけどある時はあれなんだっけ名前忘れちゃったコンクリートみたいなやつ盛んで最近使ってるやつ。
モールテックス。
モールテックスとかも使って。
モールテックスも使うんですか。
僕講習受けに行きましたね。
すごいですよね。
モールテックスって講習受けないとダメなんですね。
使えないんですよねあれ。
高い講習代が。
本当に僕からしたらそこまでやるのみたいなことを結構やってでもやった後にスパッとやらなかったりする時もあったりしてその辺の決めるところ?
広げるけどもうやめるぞって決めるところの決断するポイントみたいなのってどういう風に決めてらっしゃるんですか。
まずものづくりは安心安全が第一だと思ってて。
アートもものづくりもそれが一番だと思ってます。
食材にモールテックス使ったのは木の無垢の食材使ってた時に燃え移っちゃったっていうことが一発で。
そうなんですか。
これちょっと考えようと思って。
いろいろねモルタル系の塗料とかも探したんですけどモールテックスが伸縮にも対応して良さそうだと。
で火にも強かったのである程度。
でそこで使ってみていけたんですがちょっとコストがかかりすぎちゃって今の銅板をお皿にして敷いて食材作っております。
そうなんですね。
だからやめるポイントは安心安全でなかったらもうすっぱりとやめるっていうのを大事にしてます。
それでもまあ良さそうなその素材とか手法があればそこまで潜って取りに行くっていう。
いやすごいですよねそれがすごいなと思ってなかなかだって木工やっててモールテックス落として行こうと思わないじゃないですか。
盛ん屋さんが行くやつでしょみたいな。
そうなんですよ。で盛ん屋さんもやっぱりあの講習代高いからっていうぐらい。
そう盛ん屋さんもねなんか息しぶるぐらいのねやつですからね。
だからそれも一応突き詰め癖の一つ。
だから家具はできないなと。
なるほどそういうことなんですね。
もういろんなことになっちゃいますもんね。
もうわちゃわちゃになっちゃうので。
いや面白いな。
なんか今こう突き詰めていく癖があるじゃないですか。販売もやられて制作もやられてみたいな。
精神的なバランスというか得意不得意のバランスというかあとデータにまとめたりとかっていうのは一応全部得意なことで形成されてるんですか。
得意なのかな。よくわかんないんですよ。
でも苦にはならない?
苦にはならないです。やっぱり目的がはっきりしてるのでこれも必要なスキルだと思ってるんで全然苦にならないな。
そうなんですね。
苦手なこととかないんですか?
苦手なことはやっぱりこうやって喋ること。
すいませんそれ。
今日はちょっと苦手なこと無理をさせて。
すいません。
そうですねやっぱり喋るの苦手ですね。
でもワークショップとか接客とかはいけるってことですよねきっと。
ほったらかしにできるんですよ。
そうなんですか。
最初軽く説明してあと皆さん夢中で削るので割と喋らなくても。
そうなんですね。
始まりと終めをしっかりすれば。
販売の方も一応要点だけ伝えるとか相手職人さんだったりとかするときはやっぱり要点だけ伝えてっていう感じなんですか?南京ガンナの時とかは。
南京の販売はやっぱり職人さんは会話しやすいと思うんですけど木工品の販売はポップキャプションに任せて。
そうなんだ。そこにも下準備というか。
松本の時には準備できなくてそれが木工品の販売につながったのかなと思います。
今回の松本のことですか。
そうです今回の松本は木工品はあまり出なかったんですよ。
ポップ次第でもうちょっと売り上げいった可能性は。
いった可能性は大きいと思いますね。
ここからはまた話を切り替えていこうかなと思うんですけど。
杉田さんって道具を作るお仕事もちろんされていたり使い手の立場を考えて売ることとかもやってらっしゃるんですけど。
実はこの前僕らがゲスト会で呼んだニタドリさんいらっしゃるじゃないですか。
います。
鍛冶屋さん。
鍛冶屋さんの調査とかも実はされてたんですよ杉田さん。
学校から職名を受けて。
職名ミッション。
ミッションを受けて。
そうですミッションを受けて。
山本さんとかと一緒に鍛冶屋さんを回って現在の鍛冶屋さんの状況を調査するみたいなこともやられたことがあるんですよ実は。
ちょっと見た俺。
見ました?
鍛冶屋さんの現状とかその後継者の問題とか。
そのあたりですね。
ちょうど調査させていただきました。
杉田さんって本当にこうまんべんなく業界とその業界のもうちょっと端っこの方というか近隣のその部分接してる部分までなんか結構ちゃんと現場見て学びを得てらっしゃるんじゃないかって思うんですけど。
その辺から全部を見てみてなんか学んだこととか。
はい。
なんか発見があったこととかってあったりするんですか。
やっぱり手道具業界は人材不足なので。
やっぱり似たどりさんが若手のヒットに今なっているんで。
今後軟禁の販売っていうのは若手に集中してしまうので。
もしなんか病気でダメになってしまうと僕が軟禁も売れなくなってしまうっていうイメージもあって。
なのでそういう現状がすごく見えてきたかなと。
なるほど。
それもあってその軟禁の売る部分ではちょっと余裕みたいなのを持たせて価格設定してるみたいなのもそこにつながってくるってことなんですかね。
そうですそうです。
特殊技能であるところのね。
そうですね。
やっぱりそれはちょっと道具業界の現状と合わせてっていう感じなんですかね。
そうですね。価値を高めようっていう意味もありますね。
それでも当初よりは杉田さんやいろんな方が道具の値段の印象というか。
加工上げというか。
分かる分かる。
その意識改革みたいな啓蒙も一緒にしてくれて徐々にちょっと高単価になってきてるような気がするんですけども。
分かります分かります。
そこら辺も意識されてっていう感じなんですかね。
そうですね。もう第一に考えるのがやはりカチュアさんにお金を回せるような価格にした方が絶対いいのかなとは思って価格設定はしてますね。
何の話でしたっけ。
いやいやいや、でもなんかそうやって実際に使い心地を結構一番に考えていらっしゃるってことですね。
なるほど。
で、結構実体験が元になっていることも。
多いですね。
これちょっと話しておかなきゃいけないんですけど、僕も独立前に飲食店で働いてて。
へー。
僕はピザ担当だったんですよ。
そうなの。某チェーン店のね。
あ、違う。それはね、個人の。
そうなんですか。足はなかった。
高校時代は某チェーン店だった。
某チェーン店のね。全国大会まで行ってるんですか。
同じ経歴をたどっても、一方は杉田さんになるし、一方は花太郎になるので、やっぱ日々細かいことをちゃんと捉えていくセンサーを磨いていくことが大事だと思うんですよ。
なるほど。確かにね。
でもパスタ場はあのあれですよね。戦場ですよね。
戦場ですね。ピザもやってましたよ。
ピザもやってました。
ピザ釜でやって、こう伸ばして、フィールに乗せて。
そうそうそうそう。
巻き釜で。
そうそう、こうやって。
へー。すごい。
落としちゃうんですよ、たまに。
で、片っぽだけ微妙になったりとかしちゃうんですけど、だからそういう細かいことをたぶん皆さんこう拾う訓練。
拾わないとこっちです。拾わないとこっちですというか。ぼーっと生きてるとダメです。
なるほど。
細かいこと拾っていきましょうという。
皆さん、じゃあ細かいこと拾っていきましょうという感じですね。
僕がすごい印象に残ってるのは、杉田さんカトラリーも作られてて、今回松本のクラフトフェアでまた新作のカトラリー出されてたと思うんですけど、
何年か前か忘れましたけど、カトラリーの写真をあげてらっしゃる時があって、その時にディチェコの、ディチェコという麺があるんですよ。
パスタの麺の。
マニアックすぎ。
ディチェコを救うためのポークを作りましたみたいなの。書いてあった時があって、ちょっとそれ、僕絶対そこまで尖れないなと思って、やっぱそういうところなのかなっていう気が何となくこれまで話をしてて思いましたね。
今回もディチェコを食べやすいポークを作ったんですけど、全くごめんなさい、販売動かなかった。
そうなんですね。
そっか、やっぱディチェコなんですね。
やっぱりディチェコ美味しい。
昨日働いてたとこもディチェコでした。
そうなんですよね。
のナンバーイレブンっていう。
そうなんですね。
スパゲッティにっていうサイズおすすめです。
やっぱディテールにこだわっていくというか、そういうところも大事っていうことですかね。
そうですね、突き詰めちゃいますね。
あとやっぱ最後に気になるのは、ロマンとソロマンを往復している感じがすごく杉田さんからは感じられて、それがすごく美味いなって。
他の作家さん見てるとやっぱソロ版のところがうまくいってない作家さんもすごく多い気がするんですけど、杉田さんはその辺はやっぱかなり意識してらっしゃるんですかね。
ソロ版。
お金の面の話。
お金の面意識はしてますね。やっぱり一度コロナ前にショートしそうになったんですよ。
資金が。
資金が。そっからやっぱり勉強意識はしてます。
そうなんですね。え、なんかどうやって勉強されたんですか、それはちなみに。
YouTubeとかポッドキャストとか聞いたり見たりとか。
特別、専門的な勉強をしてるっていうわけではないです。
意識は高めるようにはしてます。
なるほど、そうなんですね。
意識して手に入る情報の中で勉強してった。
そんな感じですね。時間も限られてますし。
確かに確かに。でもなんか杉田さんはその辺が上手いなってなんとなく感じてますね。
じゃあここからはちょっと未来の話を聞いてみたいなと。
未来の話、はい。
思うんですけど、なんか次に作りたい一点になる作品みたいなのあったりするんですか。
考えてます。実は軟禁ガンダってあるものを作る負責にしか過ぎなくて。
え、実は。
そうなんですか。
ものづくりの楽しさを伝える武器でもあるんですけど、あるものを作るために軟禁をやってきたって言っても過言ではない。
それあるものっていうのはもう別に決まってるわけですよね。
もう決まってます決まってます。
それは今までのワードに出てきたりしました?
してないですね。
してない。
してない。話してない。
インスタとかにもなんか。
あげてない。
あげてない。
全くあげてないです。
今日初公開かもしれないみたいな。公開はしない?
公開はね、まだ試作もできてないので。
重いというか重いの部分はずっとある?
ある。部品はできてるんですけど今、今年の冬ぐらいにはお披露目できるかな。検証をやっぱりしたいので。
プロに使ってもらって。
分かったかも。
はい。
いいですか僕いっちゃって。
どうぞ。
コーヒー見る?
あれ?
違った。
違った。
すごい分かったみたいな顔をしたのに。
違ったな。
不信満々。
じゃあやっぱ倒したい魔王はいるわけですね。ずっと。
そう、中ボスというか。
中ボスなんですか?
大ボス文字はいるんですか?まだ。
大ボス。それラスボスかな分かんないですけど。
そうですね。
でもそれを倒したからといって目的達成ではないんですけど、ちょっと平和になるかなっていうぐらいの。
気になりますけど。
じゃあ今年中には分かるかなぐらいな。
かもしれないよっていう。
なるほど。
じゃあ謎として。
謎として。
でもちょっと楽しみですね。何なのか。
今までのやってきたことも結構それにつながってる。
そうですね。
一発ではたどり着けない道みたいな。
後回しにしちゃった感はあります。それに注力すれば先に作れたんですけど。
でも関連する美食のアイテムを。
そうなんですね。
めっちゃ気になる。
気になりますね。何なんだろう。
ゆくゆくはそのアイテムの完成品を販売して皆さんに逆さに広めていってもらおうっていうのが最終的な野望で。
そうなんですね。
そうすれば僕は作らなくてもいい。
そうなんですね。
ペッパーミルと同じですね。
実はこれ杉田さんスパイスミル作ってらっしゃいます。僕も実は作ってるんですよね。
杉田さんから中身を買って仕入れて僕も作ってるわけなんですけど。