みなさんこんにちは。シンの木工家ラジオ始まりました。この番組は、シンの木工家になりたい、家具屋の花太郎と、アルバイトのこーぐちくんがお送りする、木工バラエティーです。こんにちは。
今日はちょっとだけマイクが良くなってます。
だいぶですかね。ちょっとだけどころではないかも。金額で言ったら。
どうですかね。なんか、アーテンドルフくらいな感じですかね。
かもしれない。
のマイクを今日はレンタルで使ってますので、若干今後数回だけ音質が上がる可能性がありますね。
あと今日はですね、僕が新築を建てた時の話をちょっとしたいと思いまして。
ぜひぜひ。
家具屋というか木工屋的に面白い部分もあるし、何かこれから家を建てる人の参考になればと思いまして。
そうですよね。
というわけで、僕が新築4年くらい前かな。
そんなに経ちます?
3、4年くらいは経ってます。
なんで僕が家建てようかなと、なんで帰るかなと思ったかと言いますと、
まず僕が住んでた場所は実家に住んでたんですけど、おじいちゃんが建てた地区60数年の主屋というか、地区60年のお家と、
うちの父親が建てた地区30年のお家が。
増築したんですか。
増築して、考えなしに増築したもんだから、変な格好になってて、あまり住みやすいとは言えなかった。
なるほど。
っていうのと、僕も子供が生まれて、地区60年の方にいたんですけど、娘の寝息が白いと、寒すぎて。
なるほどね、寝てる時に吐く息が、白い冬の時の寒さで、はーっていう息を吐いてると。
寝てる時にね。
寒そうに吐きながら寝てたから。
その情景はめっちゃ思い浮かびますね、分かる。
これはちょっと覚悟を決めて、建て替えなきゃダメかと。
あったかいお家を建てようってことですね。
建て替えなきゃじゃないですね、何とかしなきゃと思ったんですよね。
なるほどね、その時はね。
それで、建て替えるか、リフォームするか、または土地をね。
別の場所に買って。
っていう選択肢がいろいろあったんですけど、まずうちはですね、我が家はプラスワンが近いっていう。
ワークマンが近い。
そうなんですね、花太郎さんは木工やってる人からしたら羨ましがる立地環境にありますからね。
小学校も近いし、スーパーも近いから。
それもそうですよね、本当に近い。
唯一難点があるとしたら、国道も近いので、車通りが大きいっていうのが。
めちゃめちゃ激しいですね。
あったので、メリットの方がでかいので、我が家を建て替えようと。
なるほど。
建て替えようという話で。
面白い。
リフォームって安くなるイメージがあるんですけど、
ちゃんとやると新築よりお金かかったりするんですよね。
なるほど、既存のものありきでいろいろやらないといけないから。
かつ、現代の耐震とかいろいろな基準に合わせながらグレードアップしていくので、
大体同じくらいかかったっていう話をよく聞きますね。
他の部分に回せると。
持っていけると。
なるほど。
3つ目。これが僕が取った方法なんですけど、設計師さんに頼むという。
設計さんは建築士さんでもいいんですけど、そのメリットとしたら、自分の好きな家が建つと。
それが一番大きいですね。
やりたいことがいろいろあったので、その人に頼んで注文をつけてやってもらうと。
デメリットとしたら、設計師さんが家を建てるんじゃなくて、設計師さんが考えて大工さんが家を建てるので、
そこが費用がダブルにかかっちゃうっていうところが。
そういうことですね。設計費が別でドカッと必要になるってことですね。
僕がやりたかったことなんですけど、
軒天、屋根の日差しの裏側に無垢を張りたかったっていう。
かっこいいですよね、あれ。
そう、かっこいい。
壁は外壁ですね。外壁は塗り壁が良かった。
これただ僕が良かっただけで、いろいろ価値観あるんですよね。
そうですね。今だったらガルバがいいとかね。ガルバリウムとかありますよね。
ガルバリウム広範は屋根と同じ素材で、服とか外壁やるとか。
流行りですよね。
あるのでいろいろあるんですけど、僕いろいろ現場でお家とか入って、
これがいいな、あれは嫌だなとかっていう、過剰描きの項目がたくさん。
花太郎さんが仕事の現場でいろいろ見た中で、
これはこうだ、ああだっていう話を聞いたりとか実際見たりとかして、
それで行き着いた花太郎的な選択肢としては、塗り壁が良いと。
いいな。あと、今屋根が思い切り出てなくて、壁と一緒のラインで屋根が終わってる家とかあるんですよ。
ああ、軒がないお家ってことですか。
そう、軒がないお家。で、今耐水とかいろいろ結構進歩してる。
防水性能みたいなのが。
防水性とかが進歩してるので、多分いいんだろうけど、
なんとなく僕ちょっと昔の感覚引き立ってるので、軒とか日差しは出したいなっていうのが。
それはね、僕も結構個人的にそうかも。だって玄関入るところまで雨降ってくるわけだから。
傘差そうかなって思って外出たらもう雨当たっちゃいますからね。
そうなんですよ。で、そういう部分があったので、知り合いの設計師さんに頼みました。
で、これ知り合いだっただけで、僕一回も一緒に仕事したこととかなかったんですよ。
その当時?今はね、ガンガンやってるけど。
今はガンガンやってるんですけど、その当時なかった。仕事したことはなかったんですよ。
で、いいよっていう話で、奥さんと話しに行って、結果、家が建つまでどれくらいの期間がかかったかっていうと、
2年かかりました。家が建つまでに2年かかりました。
ヤバいっすね、2年か。
2年かかったんですよ。
その間じゃあ、2年間は別の家を借りて住んでたわけですよね。
えっとね、フルで2年間住んでたわけじゃなくて、考え始めたところをスタートとすると、
なるほど、から2年ってことですね。
家が建つまでに。
はいはいはい。
で、たぶん結構毎週ぐらい。
あ、打ち合わせを?
打ち合わせしてたんですけど、たぶんね、半年ぐらいプランが。
寝る時間が。
寝る時間。
打ち合わせ、設計師さんとの打ち合わせが半年ぐらいあったと。
あったと。
なるほど。
結構長いでしょ。
結構長いですね。
なんかたぶんハウスメーカーとかに頼んだらもうちょっと早いんですかね。どうなんだろう。
あ、でも住宅展示場とかに行っていろいろ見る期間とかも含めたら、まあそんぐらいかもうちょっと長いのかなって感じなのかな。
えっとでもね、待ち場に立つうちものすごい早く立ちますよ。
あ、そうなんですね。
そっかそっか。
びっくりするぐらい。1ヶ月ぐらいで形になってるから。
あ、そうか。後期はね。
後期はね。
そうそうそうそう。
だからたぶんプランニングから始めてもそんな半年ぐらいでね。
あ、そんなもんだ。プランニングから始めても半年終わるんだ。
で、営業さん急かすしね、たぶん。
あ、そうでしょうね。きっとノルマがあるでしょうからね。
で、設計師さんと大工さん。で、大工さんは知り合いの地元の大工さんを使いました。
あ、そうなんですね。
で、かつ僕が変則的だったのが、分離発注っていうやり方をしたんですよ。
通常は設計師さんで建てる場合でも設計師さんと契約して、かつ大工さんとの2つの契約で済むんですよ。
あ、そうなんですね。
大工さんが全部電気屋さんとか屋根屋さんとかの面倒を見てくれるから。
あ、じゃあ大工さんが割と監督的な、現場の監督的な。
そう、監督的なんですけど、僕は何をしたかというと、分離発注といって十数社と契約したんですよ。
大工さん、屋根屋さん、外壁屋さん、電気屋さん、みたいな、諸々の。
あ、じゃあだから本来であれば大工さんが監督的な役割をするところを、
花太郎さんが自ら私監督になりますということで、直接職人さんと契約を。
なるほど。
このメリットは、メリットとデメリットとなるんですけど、
メリットは、だから大工さんが多分一社につき、それでも商売なので少しずつ利益乗せていくんですよ。
あ、そうですよね。
そう。なのでそこの分を、僕ちょっと減らしたかったと。
よさもなかったので、減らしたかったっていう部分と、
ですね、そこが一番かな。
あ、そこが一番ですね。
そう。で、デメリットとしたら、もう十数社と契約するんで、
もう契約書を自分で作って、契約書の内容を考えて、
はんこください、はんこください、つってやってったっていう。
なるほど。
半雑なんですよ。
そりゃあめっちゃ大変そう。
そう。で、材料費も自分で買ったりとかして。
あー、なるほど。
そうなんです。
本来であったら職人さんが発注して、現場持って行って加工するところを、
花太郎さんが資材だけは買っておいて、
職人さんにそれを渡して、これを加工してくださいってお願いするからです。
これ加工してくださいみたいな感じでやりますね。
なので、連携が取れてないんですよ。
僕が連携取らなきゃいけない、監督が。
もうピッチでバラバラにサッカー選手が動いてるわけですよ。
で、僕がこれやってください、あれやってくださいみたいな指示出してやるんですけど、
それぞれの仕事の状況とかもあるから、
思い通りには動かないと。
そうでしょうね、きっとね。