平安時代の貴族の特権
日本通史の664回目
歴史を分析していると同時に、政治の話もしていて
時々、どっちがどっちかわからなくなる時があるんですけど
今日は歴史のお話ですからね。歴史のお話で
武家編ということでお話しています。
武家、武士の前、武士の前、貴族という時代があったんですよね。
貴族という時代は、貴族ってそもそも何から始めないといけないんですけど
おそらく、藤原氏と言われた人だと思います。貴族ってね。
藤原氏もたくさんいて、たくさんいるんですけどね。
その人らは何をしてた人らかというと、特権階級。
だから、国がありました。国家権力がありました。国がありました。
国というのは、税金を集めて、それをみんなのためになるように使う。
そういうお仕事が国のお仕事ですよね。
ところが、特権階級という人は何をする仕事かというと、横取りするような。
本来なら国に入って、国民のために有効に使う。それが国の仕事なんです。
ところが、この税金を集めて、それを横から掠め取って、自分たちだけのために使う。
そういうことをした人が、貴族。特権階級。
横から掠め取る権利というか、そういう仕組みを作って。
厄介なのは、それを合法的にやるというところが厄介ですね。
悪い悪じゃないんです。
悪と善の別物。それもちょっと難しい話なんだけど。
合法的に、そういう仕組みを作り出す。天才的な。
平安時代。貴族が一番栄えた平安時代。
特権を作り出す。そういうのが盛んに行われていたわけですよ。
当時の特権ってね、おそらく省円という仕組みだと思うんですよ。
ただね、省円をちょっと調べたら、なんかすごい難しくて。
だから難しい仕組みを作るんですよね。難しい仕組みを作って、ちょっと一瞬理解できないような。
そういうのが上手いんですね。特権階級で。
省円って要は何かというと、
日本の平安時代、この時代の仕組みというのは、土地というのは全て国のもの。天皇のもの。
天皇のもの。そこから私たちは、国民は、民は、天皇のものをお借りしているんですよ。
なので、使用料を払いましょう。税金を払いましょう。という仕組みなわけですよ。
ところが省円というのは、タックス平民だな、日本は。無税、税金がかからない場所です。
で、藤原氏というのは、それをさらに省円というのを広げていくようなことが上手かった。
で、真面目に税金を払っている人はどうかというと、真面目に税金を払っているだけじゃ、とても足らなくなるわけですよ。
なぜなら、かすめとる奴らがいるからね。
ということで、普通の一般人の税金はどんどん上がっていく。
で、特権階級は特権階級をさらに大きくするような仕組みもあるわけですよ。
省円というのをさらに増やしていくような仕組みがあって。
だから、貴族階級はさらに特権を増やしていく。
で、農民はさらに税金が上がっていく。
そういう時代が平安時代だったわけですよね。
武士の台頭と変化
で、そりゃあ駄目でしょう。
で、言い出したのが仏家階級ですね。
仏家というか、平野正門という人が有名ですね。
反旗を翻して。
で、源氏と平家という二代幅という。
平野正門さんはまずは失敗したみたいですけどね。
でもだんだん平家というのが力をつけてきて。
で、貴族こんにゃろうというのかと思いきや、平家が貴族になっちゃったんですよね。
これが歴史の面白いところで。
あいつら悪い奴はやっつけろ!って。
やっつけたはいいけど、いざ自分がその立場になったら同じことをするような。
そういう感じがあるな、平家っていうのはね。
で、源氏というのはそこから一線置いたような感じですね。
貴族の世界から一線置いた。
だから平家というのは貴族階級に自分たちもなろうとした。
で、源氏というのはちょっとそこから一線を置きましょうねみたいな。
そんな感じですね。
ということでですね、貴族階級に不満を抱く。
ただね、当時の武家階級は武力を持ってましたから。武力を持ってるから武家階級ね。
で、貴族階級というのは特権を持ってるけど、いざ戦いになれば弱いですからね。
で、もう圧倒的に武家と貴族が入れ替わった。武士と貴族が入れ替わったわけだけど、平家の時代までは入れ替わろうとしたね、平家がね。
で、それじゃ一緒でしょっていう。
で、源氏というのはそこと一線を、距離を置くように。
ところが源氏の不思議なところで、だからね、源氏はそこを見てたから、
源氏ですね、鎌倉幕府は平家の失敗を見てたから一線を置くようにしたのかなみたいな。
そんな感じに思いましたね。
だからわざわざ京都から離れたところに幕府を。
貴族という人らはですね、そういうのうまいですから、ちょっと人の弱みに、人の欲につけ込んで、
地位とか金とかハニートラップとか、そういうのうまくて、ちょっと人を巻き込むのがうまい人らで。
で、源氏、源氏は、源のよりとも義経。義経が軍事の天才だったわけですよ。弟ね。
ところがね、京都の貴族に巻き込まれちゃったんですよね。
それをよりともが怒って、義経を制罰というかね。
ということで、だからそうなんですよ。
貴族の世界から武家の世界。武家の世界って何?っていうのはちょっとまた後ほどやりますが。
貴族の世界というのは特権階級の世界。特権をうまく作るような。
だから、硝煙の仕組みとかちょっと読んだんだけど、僕わかんなくてやっぱりね。
今の税金を取る仕組みとかでよく似てるなと思って、わけわかんない仕組みを作るわけですよ。
で、合法的に脱税をする。もしくは合法的に税金をピンハネするみたいな。
そういうのを作った権力社会ですね。
ただ、この言い方したら貴族のことを悪く言い過ぎてますね。
またそのうち貴族が作った文化の話もしたいと思います。
だから、とはいえいいこともいっぱいしたいわけですよ。
平安文化と呼ばれるような、例えば有名な紫色部とか、そういうのって貴族が作り出した文化ですからね。
それが日本に残っていますからね。だから一概にこんにゃろうという気もなくて。
はい、ということでですね。
いやー、これちょっとまとまりない話だったんですけど、今日はこんな感じです。