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2025-10-19 11:34

トーク665[日本通史]武士編 今と似ている武士の政権のおこり from Radiotalk

サマリー

武士の政権の始まりは、特権を狙う貴族の行動から生じ、当時の税制や土地制度が大きな影響を与えています。その結果、武士階級も貴族と同様の権力を持つようになり、その仕組みは現代においても問題を抱えていると考えられます。

武士の政権の始まり
トークの665回。
昨日の話と重複すると思うんだけど、
武士の始まりは今と似ているなということで話してみたいと思います。
貴族という人らがいたわけですよ。
貴族というのは、特権階級という。
その特権階級に来た人は、どうするかというとですね、
もっと特権を作ろうと思うわけですよ。
特権階級。天下り先をみたいな感じだよな、天下り先。
今で言う天下り先を。
でも当時のやり方は、当時日本の土地というのは全て天皇陛下のものだったわけですよ。
ただし例外というのがあって、何かの条件を満たせば、
省円というものが与えられるわけですよ。
省円というのは何かというと、無税。
だから全部日本の土地、日本の土地というか天皇陛下の土地、
イコール日本の税金、税金というか日本の土地ですね、天皇陛下。
例外タックス平分、省円というものができるようになった。
田畑も耕した分だけ税金も持って行かれますからね。
農民としては面白くないわけですよ。
でも国もよく考えたもので、
でも自分で田畑を耕して、新しく開墾した土地については税金を免除してあげましょう、
みたいなことを言い出したわけですよ。
で、頑張り目に出しました。
とはいえ、自分で開いた土地も別に税金はかかるわけですからね。
税金はちゃんと払いますって払う。
で、農民たちも自分の土地がどんどんできていきました。
でもそこからできたお米何割かは国に税金として持って行かれる。
そういう仕組みだったわけですよ。
でも自分の土地だからいいですよね。
ところが藤原氏という人が、
お前その土地、俺に寄付しないか?
寄付?
でも寄付するって言っても名目だけで、名前だけで、名目で、
それ別に今まで通りに自分たちで、
今まで通りに別にしててもいいんだよっていう。
ああそうですか。そうすれば税金収まらなくていいでしょ。
ということで、藤原氏に農民が寄付しだしたんですよ。
それぞれ無税になりますからね。
ただ藤原氏はまあまあとはいえ、ちょっとキックバックをよこせよみたいな感じで。
だから藤原氏の硝煙、これは藤原氏に限ったことじゃないと思うんですけどね。
いろいろな地方の有力の人とか寺とか寺院とかにみんな寄付しだしたわけです。
で、税金払わなくていいから、その代わりキックバックを要求されるということになった。
だからその割合がですね、鎌倉時代じゃないわ、奈良時代、奈良時代はゼロだったんだけど、
だんだん増えてきて、その硝煙と言われる無税の土地が国の土地よりはるかに増えてきたという感じで、
国はどんどんどんどん国の力がなくなっていくという感じですよね。
で、贅沢するのは貴族だけみたいな。
それで硝煙という仕組みを作り出したわけで、無税というか、本来なら国に入るべき財源を横から掠めとる、そんなイメージですかね。
だから藤原紳士というのは、すごく勉強熱心で、そうやってですね、いかに本来なら国に入るべきをチョロまかすかという、
武士階級の変化
そういうことをすごく研究してきたような一族で。
ところがですね、そうなると人ってどうなるかというと、もっともっともっともっと、
さらにそういう悪いことをする仲間を増やすみたいな。
だから雨下り先をどんどん作ってみたり、助成金をどんどん作ってみたり、
その度自分のところにキックバックがもちろんあるんですよ。
そういう仕組みをどんどん作っていく。
それをみんながやりだすとですね、もうそういう時代になってくるわけですよ。
みんながお互いよそのことは文句言わない。
その代わりうちのことも文句言わないでね、みたいな。
そういう構造になっていくわけですよ。
ところがそれを見てて、ずっと見てて腹立たしく思ってたようなグループがいるわけですよ。
貴族武家会、武士というそういうグループですね。
要は兵士、戦争や戦い、武士の人たちから見たら貴族の人とかって腹立たしいわけですよ。
やりたい放題やりやがって。
俺らは命をかけて戦っているんだよ、みたいな。
不満が爆発したんですよね。
武士が貴族階級を、不正はこれでなくなる世の中になるかなと思いきや、
同じことをやっちゃったわけですよ。
貴族がやっていたことを同じことを。
平平氏って呼ばれる人たち。
そこで現地という人がやってきて、平氏を滅ばした。
で、鎌倉幕府という流れですよね。
鎌倉幕府は偉いことで、距離を置いたわけですよ。
貴族のような生活から距離を置いたわけです。
だからわざわざ鎌倉ですよね。
そういうのが偉いなあと思いますね。
鎌倉時代とか鎌倉幕府ということはこれから勉強しないといけないんですけどね。
ということで、利権をいかに作るかということに明け暮れていた平安時代ですね。
貴族の世界。
ところが、天皇陛下というのはちゃんといたわけですよね。
天皇陛下イコール国ですからね。
だから天皇陛下にお金を渡すんじゃなくて国ですからね。
そこにうまく、だから権力、国家権力みたいなもん天皇陛下。
国家権力を傘にして合法的に自分たちの私服を燃やすという。
そういうことですね。
だから合法的に私服を燃やす。
合法的に本来なら国に入るべきお金を自分のところに入ってくるみたいな。
そういうことをずっと考えてたんでしょうね、藤原氏という人らはね。
そういうことで今も似たような話だと思ってですね。
合法的にいかに自分のポケットに入ってくるか。
そういうことを考える人らであふれてるんじゃないですかね、国の機関はね。
で、いつまでもただそんなことは許してはおけませんよということで立ち上がった武士階級の人たちですね。
ところが武士階級の人もいざいざそうなってみたら自分も同じようになってしまいました。
ちゃんちゃんなんですよね。
タイラーさんの時代までね。
ということで僕たちも戦わないといけないんだけどいざ勝ってしまったら同じようになってしまわないかなということをよくよく考えないといけないなと思いました。
この話をね、もうちょっと面白くいい話にしたいんだけどちょっとまだまだ話す力が不足してるなと思いました。
はい、じゃあとりあえずそんな感じです。失礼します。
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