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2025-09-19 06:14

リズムの練習252 from Radiotalk

サマリー

シンコペーションの基本概念を解説し、音楽におけるビートの変化やアクセントの付け方について考察しています。

シンコペーションの理解
おはようございます。リズムの練習をしていきます。
252
コーンを演じます。
シンコペーションとは?
シンコペーション
ポピュラー音楽に頻繁に使われるものでありながら、なかなか定義しづらい、洋楽的要素の一つです。
シンコペーションでロックとかジャズなんかでよく使われている、あれでしょ?
普天音符やタイや休符なんかで作られる、ほら、インパクトのツエール
と、まあ、これくらい説明できれば十分じゃないでしょうか。
では、でも、それでは全く実態がはっきりしません。
そこで本集はビートがどう変わるかという側面からシンコペーションを説明しようと思います。
ということで、シンコペーションになりますよ、今日はね。
まず、譜面を見てみましょう。
オン・オフ・オン・オフ
8分音符がタッタッタッタッタッタッタッタという譜面です。
音符の下に記入されたオンはオンビート、オフはオフビートを示しています。
オンビートとは文字通り、まさにその笛にビートが乗っているという意味。
オフビートとは、そこにビートは来ないよという意味で解釈してください。
日本ではオンを表、オフを裏と呼んでいる。
さて、一般的に考えれば、このオンビートの部分に当たるのはダウンビートになります。
オフビートの部分には滅多なことでそれは来ません。
今、滅多なことと言いましたが、その滅多なことがシンコペーションです。
例えば、次のような場合を考えてみましょう。
トコトコトコタッタッタッタッタッタッタッタという譜面ですね。
よく見かけるシンコペーションのリズムですが、
このような場合、いちいち表記されなくても若干アクセントをつけて演奏されるのも早い常識となっています。
タッタアクセント、たったーた。
ではどうしてこのようにアクセントをつけるのか皆さん疑ってみたことはありませんか?
そこにはこんな理由があったのです。
シンコペーションによって
本来そこにあるべきビートが
その右隣の音符のビートの性質と変わってきました。
具体的に言えば次のように
オンビートとオフビートの言い換わりが起こります。
ここで大きく変化したのは
1拍目の裏と3拍目の裏です。
本来ならここにオフビートがあったはずですが
それによって右隣の音符に結ばれたことによって
その音符が持っていたオンビート的性格が
ここに乗り移ってきた。
そう考えるのは自然でしょう。
つまりシンコペーションリズムなら
普段ありえないオンビートとオフビートの
乗り換えだと言えるわけです。
だからここにアクセントがつく。
アクセント問題はあくまでもその結果にすりません。
なかなかお好み深い話ですね。
ありがとうございます。
06:14

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