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2025-09-24 05:13

リズム練習254 from Radiotalk

サマリー

今回はリズム練習の254回目で、シンコペーションのさまざまなフレーズを紹介し、演奏における拍子の変化について解説します。

シンコペーションの紹介
リズムの練習です。254
ちょっと本を読んでいきます。
これもシンコペーションです。
シンコペーションといっても、その種類はいろいろあります。
これから紹介するトリッキーなフレーズのシンコペーションの一つに数えられるものです。
シンコペーションなの?
これの一体どこがシンコペーションなの?という方に種明かしを。
まずフレーズの構成をよく見てください。
すると、そこに規則性が発見できます。
具体的に言えば、タタタタターというフレーズが4小節に分かってずっと続いてくる。
タタタタター、タタタタターになるとね。
つまり、元の拍子は4分の4拍子なのに、演奏すると聞こえてくるのは4分の3拍子なのですね。
4分の4拍子の中の3拍子以外でしょ。
これを聞こえてくると、檻の拍子にかけて変えてみたのが次の部分です。
タタタタター、タタタタター。
そうです。こんなトリッキーなリズムが隠されていたんです。
だからこそ何気ないリズムなのに、演奏したものを聞くとシンコペーション効果と同じものを考えさせるでしょう。
ちなみに元の拍子が4分の3拍子だったらどうでしょう。
タタタタター、タタタター。
今度は3拍子の中に4分の2で作られたフレーズが入っていて、元の拍子が何だったか混乱させるような動きをしています。
ちょっと意地悪なフレーズだけど、できるようになるとなかなか悲しいものです。
最後に、こんなのを紹介したいと思います。
これと同じアイデアはロックにもジャズにも頻繁に行われています。
いや、これなしではロックもジャズも1、2スタートもすごくなっていっても大袈裟ではありません。
タタタタタタタ、タタタタタター。
アクセントで途切られた8分音符がまるで3連符のように聞こえやすいのがわかるでしょう。
これは元の拍子の中に8分の3のフレーズが混入されているというものです。
はい、ありがとうございました。
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