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2025-08-29 05:03

リズム練習243 from Radiotalk

サマリー

リズム練習において、タイムシグネチャーの重要性やその読み方、特に4分の3拍子のビート構成が詳しく説明されています。

タイムシグネチャーの理解
おはようございます。リズムの練習をしていきます。234、本を読んでいきます。
先に、2ビートと4ビートを例にして、タイムの違いを認識することがいかに大切かをお話ししました。
そこで、ちょっと順序が逆になった感がありますが、タイムシグネチャー、標識語の読み方の注意点を紹介しておこうと思います。
まず次のタイムシグネチャーを見てください。
4分の3と書いていて、3が1小節に含まれるビートの数を示す。ビートが何分音符なのかを示す。
これがワルツナードに使える3フォータイム、4分の3拍子の標識語です。
これを見たとき、あなたは何を考えますか。あるいは、この記号から何を読み取りますか。
4分音符がビートで、それが1小節の中に3個あると考えるでしょう。もちろんそれは間違いではありません。
しかし、それでは不十分です。なぜなら、タイムシグネチャーが1小節にビートがいくつか入るかという細部の指示に追われないからです。
タイムシグネチャーから読み取るべき、最も大切なことは、その小節内のビート構成だと僕は考えます。
思わずビート構成などという慣れない言葉を持ち足してしまいましたが、これは小節内のビートがどのような構成になっているかということです。
ちなみに、4分の3拍子は次のようになります。
ダウン、アップ、アップ、ダウン、アップ。この場合、1拍目はダウンビートです。
そして3拍目は、次の小節の1拍目と密接な関係を結ぶアップビートになります。
この真ん中の2拍目の上向きの矢印に角をつけたのは、ここが3拍目になると全く同じニュアンスではなく、アップビートに近いのだけれども、そういう強い性格ではない。
あえて言えばスタートはアップビートだからです。
それさえわかっていれば、あとはダウンビートとアップビートのニュアンスを理解していれば、このタイムは誰でも演奏することになります。
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