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2025-08-02 07:28

リズム練習221 from Radiotalk

サマリー

リズム練習221では、アップビートとダウンビートの違いや、その音楽的な意味について詳しく解説されており、特にG7とCコードの関係が例として挙げられています。

リズムの基礎
おはようございます。リズムの練習をしていきます。221。
これを実際のリズムの運動の中で確認してみましょう。
ダウンビート、アップビートです。
このような上昇感を伴うアップビートに対してはウエハク、一方、下降感を伴うダウンビートに対してはカハクという日本語訳を与えられたのは当然だったかもしれません。
ただし、初めのアウフタクトイコールアップビートの問題に戻るなら、アップビートのウエハクという訳を与えてしまったために、同じ意味で使われるアウフタクトをウエハクと呼べなかったのでしょう。
そこでグニクノサクトとしてアウフタクトというドイツ語を他に持ってきてしまった。
そのため、僕たちは長い間、洋楽のリズムの本質的な要素の一つであるアップビートから遠ざけられる結果になったのです。
さて、同じリズムでも3連符のリズムを演奏するためのアップビートはどこにあるでしょうか。
これ、昨日読んだけどな。また読みます。
これでスッキリしました。
8分音符と同じに、1拍目、1打目がダウンビートで、その次にアップビートが来ることがわかります。
違いと言えば、8分音符が時間を均等割りしたのに対して、3連符の場合は1打が長くなり、2対1の比率で時間を分割した。ただそれだけのことです。
こうして作られた2対1の3連のリズムを、8分音符の均等割りのイーブンフィルに対してスイングフィールとかバウンズフィールと呼んでいます。
これは後でジャンル別にリズムの解説でも取り上げますが、ここでは両方の名前をしっかり覚えてください。
イーブンとスイング、バウンズ。話を元に戻しましょう。
先にアップビートとダウンビートは音楽関係のようだと言いましたが、これをコードに例えることもできます。
ギターや鍵盤楽器があったらコードのG7を弾いた後すぐにCコードを弾いてみてください。
この2つのコードは共に弾き合っています。G7があるからこそ、そこで初めてCが安定することもできるし、
もしそれがG7だけだったら、体が宙に浮いたまま、次にどう解決するのか。
宙ぶらりんの状態でファンで仕方ない。つまりG7はCに対するアップビートになります。
これは同様のことはリズムでも起こります。ちょっと次のリズムを見てください。
よく弾かれるロックリズム。それもベースで弾かれることの多いリズムです。
アリフレティメースで、ここではさっき言ったアップビートとダウンビートの弾き合いが濃厚に出ています。
これを視覚したものが次の部分です。
カッコで作った部分、つまりアップビート、ダウンビートの移行の中にあります。
言い換えれば、この単純なリズムは単純そうでいて、結構奥が深い。
なぜなら、1拍目のタ・ア・アから2拍目のウラ・タまでをリズムのまとまりとして捉えるのではなく、
リズムの因果関係からしたら、ウラ拍のタからア・ア・アがリズムのユニットになっているからです。
このようにリズムを感じ取って演奏すると、今までのリズムの雰囲気とは全く違ったものになるはずです。
やはりリズムとは恐ろしい。
いや、だからリズムは面白いのです。
いや、これね、ちょっとね、面白い話だな。
また、またちょっと。
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