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2025-09-05 06:59

リズム練習245 from Radiotalk

サマリー

このエピソードでは、4分の4拍子のリズム構成やそのニュアンスについて詳しく解説されています。

4分の4拍子の解説
リズムの練習、ページ目245、です。
4分の4拍子とは?
さて、いよいよ4分の4拍子の確信に迫りました。
前のコーナーでは、例えば、タイムシグネチャーが4分の4となっていても、
それは本来の4分の4拍子の他に、8分の8のニュアンスもあり、2分の2のニュアンスもあることが分かりました。
そこを踏まえた上、
それでは、4分の4拍子とは一体どんな拍子なのか、これを考えていきましょう。
まず、ビートの構成は次のようになっています。
タン、タン、タン、タン。
アクセントを使えた2拍、2、4拍、ご存知のように、オピュラー音楽にとってのバックビート、アフタービートともに、
例によってダウンビート、アップビート、もちろんこれはあくまでもビートの構成を表したものですから、
実際のメロディに付随するリズムは必ずこのように演奏されなければならないというものではありません。
しかし、一定のリズムを繰り返すような場合、つまりリズムをパターン化して演奏するときは、
大概このコードが現れてくると考えていいでしょう。
特にドラマによって作られる基本的なリズムのパターンでは、このリズム構成が明確に現れています。
ツッツッタッタ、ツッツッタッタですね。
1拍目と3拍目にキックと言われるバスドラム、2拍目と4拍目はアクセントに伴って叩かれるスミネアドラム。
2拍目のスネアよりも4拍目のスネアのサウンドは心地よい溜めが効いて、
上昇感が強いのは4拍目が第1拍目に対するアップビートとして機能しているからです。
これは同じ関係の2拍3拍より強烈な印象を与えます。
ここからも4分の4拍は4分の2拍を単に2倍したものとはこのあることが説明できます。
するとこれまで2拍4拍目のバックビートを結構注意深く弾いていた読書の中には、
2拍4拍目ってアップビートなの?という声が上がるかもしれません。
特にドラマやギタリストの中にはどっちかと言うとダウンビートっぽくて、
それは気持ちよかったんだけどなぁという人も少なくないです。
結論から言うと実はそれも間違いではないです。
2拍4拍目のバックビートはアップビートと捉えるか、それとも1拍目2拍目と同様にダウンビートと考えるか、
アメリカ人の間でも意見が分かれるところです。
ここでは解釈は異なる2つのアプローチがあるということだけで述べておきましょう。
ただ理論的には2、4、1拍3拍に対する裏と考えるのが自然なのであって、
2、4拍をダウンビートするのはそれなりのタイム操作考え方の調整が必要となっております。
そしてまさにこのアプローチはモダンロックのタイム解消そのものであろうと考えられます。
ここでは体を大きく左右に揺らしてみましょう。
右に傾ける間には8拍子8分音符を2つ、反対に左に傾ける時はやはり8拍子分音符を2つ演奏します。
8拍の頭の部分ではダウンビートらしく発音するニュアンスの表現を与えてみましょう。
うーん、ちょっと、ちょっとですね、もう一度。
ちょっと、もうちょっと。2回以降が足らないのでもう一度。
明日読み直します。
06:59

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