音感トレーニングの基礎
大人のための音感トレーニング本を読んでいきます。
固定度等を固定し、私の教室では音階をアルファベットで言うことを固定しと呼んでいて、固定度とは区別しています。
この方が楽器奏者にとっては便利だからです。固定度だと一つの音名で最大5つの違う音を指してしまうからです。
一つの音にシャープやフラット、いやダブルシャープダブルフラットなどの臨時キーを付けた場合です。
楽器を弾いて譜面を読む場合、結局何音の音を弾けばいいのかということがわかればいいのですから、
曖昧な言葉では音符に対しての反応速度が落ちる原因となります。譜面を読むのが遅くなるのです。
特に従来の固定部教育の影響が残る一般の学習者にとって、音名からだけではシャープやフラットの区別がつかないという点からでも譜面アレルギーを招いてしまうでしょう。
このソーはシャープを付けて、このラーはフラットを付けて、3種類の読み方で見てみましょう。
Aの読み方の方が従来の固定度の証拠です。シャープやフラットの違いは自分の中でだけ区別を付けています。
Aの読み方の方が従来の固定度の証拠です。シャープやフラットの違いは自分の中でだけ区別を付けています。
Bの読み方は本章で新型と紹介されている固定度証拠の読み方です。
Cが私の教室で実践させている読み方です。固定Cソーという歌うための読み方ではなく楽器を弾く際の読み方ですからソー法という発音するには長いので歌うには適していませんが音符も記号もあるわけですから同じく記号であるアルファベットの方が視覚的認知速度が上がります。慣れると音符を見るとアルファベットの映像が浮かび上がります。
数読みというやり方で譜面の音符に音の音程もリズムも付ける音符だけを固定Cで音符の順にしてスペイン読み行為を順番段階でしています。
Cの読み方はスピードを上げて速度に言うわけです。EFシャープEFシャープFGシャープといった具合です。
ただし音程でメロディーを歌ったり弾いたり正確なリズムでメロディーを歌ったり弾いたりといったトレーニングはまた別のトレーニングになるのでC譜面の読みとは切り離して考えます。
音符を実際に歌う場合はスキャットで補いますが、この場合もメロディーの構成とメロディーの持つリズムは別々にトレーニングした方が効率よくマスターすることができます。
こうした意味から独特トレーニングの2つの側面があると言えます。それぞれ別のトレーニングを行った方が効果で好きです。
固定Cで音符読みをして何の音を弾くかをまず確認する。音符を見たら即座にBb Fシャープといえるまでスピードアップ。
慣れてきたら口には出さず思い浮かべるだけでさらに反応速度を上げていく。
最終的に音符を見ただけでBb Fシャープといった固定Cの記号が頭に思い浮かべるようにトレーニングする。
移動度称法の考え方
1日10分程度1週間ぐらいでマスターできるでしょう。
音符のリズムは手指でまたは口だけで歌うようなことです。
歌う際の言葉は一般的にリズムを歌う時の方式でもかまわないが休符をしっかり意識してあげたためにうんうんといった言葉も使ってリズムを歌う。
リズムの問題は本書ではないので省略して例だけお示ししておきます。
以上二つのトレーニングを一日一小節ずつ進めればいいやというような気持ちで楽な気持ちで進めて
これらの譜面を楽器の助けがなくても歌えるようになりたいというボーカル志望の人は
一の楽器奏者のための固定Cの代わりにスキャットで歌える能力を見なければならない。
この主張能力を磨くための知識として、次に行う移動度称法の考え方を学びます。
この移動度称法は絶対音科を身につけることができなかった人たちのメソッドになりますが、
ここで紹介した新型固定度称法の考えも利用した新型移動度称法になっていますから、
シャープやフラットの発音の違いをしっかり覚えておきましょう。
まずハチョウチョウで考える。結局のところ、移動度称法であっても固定度称法であっても
Cのキーのハチョウチョウのキーでは何の違いもありませんから、全ての基礎はハチョウチョウになるといいます。
音楽の世界でもあらゆる理論はハチョウチョウから生まれるという名言もあるぐらいです。
フラットやシャープがいくつもついたキーで、理論は考えたくないというのはプロマンも同じです。
まずは新型固定度称法を固定C双方といった理論をCのキーで実践活用していきましょう。