そうですね。よく聞きますね。
なんかそれでいくとナウシカはユバーバーなんだって言ってましたね。
そうなんですか。若彼氏ユバーバー。
若彼氏ユバーバーらしい。
ユバーバー。
それ聞いた後なんかちょっとナウシカと結婚するのはちょっとなんだろうなって思った。
こんななるんだ、こんなつってあれですけどね。こんななるんだって。
西をめでる姫っていうことらしいですけどね。
ナウシカ。
で、ユバーバーも、ユバーバーって当たり前のように言ってるけど、千田千尋に出てくるね。
千尋っていう名前を取って、あんたは千だって言った。
ユヤの偉い人?社長?
社長?オカミ?オカミでもないのか。
でもあそこで働いてるキャラクターって、カエルとかじゃないですか。
そうですね。カエルとナメクジ。
そうそう、ナメクジとか。
昔はカエルもナメクジも、昔は虫っていうカテゴリーだったらしいんですよ。
だから虫をめでる姫っていうのが、そのままユバーバーも同じことをやってる。
虫を従業員にしてめでてるっていうことで。
そういう繋がりがあるみたいですよ。
なるほどね。
で、じゃあ話としては別だけどもしかしたら世界線は同じだったってことですね。
そうそう、世界線は同じなのかもしれないっていうね。
そういうのたまんないですよね。
知ってる同士がちょっと繋がってるみたいな。
そうですね。歴史神話都市伝説っていうよりかは考察欲をそそられるというか。
考察欲をそそられますね。
確かに。
何が好きとかあります?
今出ましたけど、千と千尋はやっぱり一番回数見たかなっていうのがありますからね。
あれにまつわる都市伝説とかって何か知ってたりしないですか?
そうですね。
あれはでも都市伝説の宝庫っちゃ宝庫だよね。
ベタですけど、ユヤは風俗をベースにしてるんじゃないかとか。
ユヤって言ってますけど、結局は女性、千も一瞬際どい格好をしてるところを前しか隠してないみたいな服を着てたりとか。
そういうのは実はみたいなこと。噂では聞いたことがありますけど。
あと、そのお客さんが神様だっていうので。
実際に来るのがね、川の神とか。
お腐れ神とか。
ちょっとリアリティありますよね、そういう意味で言うとね。
あれが結構、ユヤに船で神様たちが来るシーンって覚えてます?
覚えてます。大きいフェリーみたいなやつ乗って。
ヨナヨナね。
顔にね、髪が張ったような、何もない透明なやつがふわーっと入ってきて、そうすると人の形を成したみたいな。
そうですね、ありましたね。
いろんな神様がいてね。
その神様たちをお迎えしていくと。
結局そのお腐れ神もね、名のある川の神様だったみたいなこと言ってましたけどね。
みんなそこで発散して清められてっていうのは、ちょっとリアルな感じがしますよね。
もう一つ有名なところで行くと、博の話とか。
博ね。
最初の戦が活躍するところでも川の神が出てくるじゃないですか。
川の神っていうところが、あの話では、あの千の千尋の物語がすげー重要になってると思ってて。
そうね。
龍神信仰っていうかね。
そうなんですよ。
あれを話そうと思ったんですよね。
スサノオの話の時に、川の話と青鉄の話と、やっぱりその龍神の話出てきたじゃないですか。
その辺と通じるのかなと思ってました。
そうですね。
あの、にぎはやひ琥珀主ね。
はい。にぎはやひ。
博の本当の名前、取られていた、山場に取られていた本当の名前が、にぎはやひ琥珀主っていう名前で。
その名前っていうのがどこから来てるかっていうと、っていうのがありました。
すごいバックボーンですよね、やっぱりね。
だからやっぱりそう考えると、ものすごく仕組まれたというか、勉強されて作られてるなっていう感じがしますよね。
面白いですよね。
なんか名を取られるっていう設定も面白いし、
なんか思い出すことで、
名を取られるっていう全体の設定も面白いし、
なんかあれですよね、実際線も自分の名を琥珀主に差し出すときに、ちょっと漢字間違えてるんですよね、確かね。
うんうんうん、そうですね、確かね。
なんか犬って書いちゃってるんですよね。犬って書いちゃってる。
そうなんだ、そこ、それはちょっと分からない。
なんか漢字を書いたら、ふわーって浮き出て、琥珀主がシュッて取って、千尋の線だけ残るじゃないですか。
うんうんうん。
でも、千尋が間違えて漢字を書いちゃってるから、それがわざとかどうか分かんないですけど、
結局それが本当の名前を取られてなかったから、最終的に戻れたっていう話がある。
なるほどなるほど。
それは聞いたことある。
それは初めて聞いたやつです。
でもなんか源氏名みたいなイメージですよね、多分ね、あの線。
うんうんうん。
千尋の線っていうの、名前を取られるっていうのはリアルな風俗で言うと、源氏なので、
そうだね。
自分、名を隠して。
一応名乗りなさいよってことですね。
そう、その設定も面白いなって思いましたけどね。
面白いですよね。
ちなみにさっきのにぎはやひんっていう名前って、なんかラジオで過去話したことあったかな。
えっと、古事記のとき。
古事記、どっかで話したかちょっとあんま覚えてないんですけど。
いや、全然覚えてないんですけど、にぎはやひのみことっていう、結構有名というか隠された神様がいて。
うんうんうんうん。
で、その神様自体は、古事記でも出てこないのかな。
あ、違う違う、古事記には出てこないんですよ。
古事記には出てこないのか。
うん。
けど、えっと、もともと、日本の家系をたどっていくと、家系っていうか、天皇の家系をたどっていくと、
一番最初に天照大神神がいて、神武天皇がいて、そっから天皇が始まりましたよっていうのが、古事記に書いてあるんですけど。
古事記の中で神武天皇が、神武統制っていうので、九州で生まれた神武天皇が、日本を統治するにはちょっと九州し、西すぎねえかみたいなことを言って。
ほうほうほうほう。
東に攻めいるんだよね。
はーいはーい。
攻めるぜ。攻めて。攻めてったときに、普通にこう、西から東に攻めると、自分たちはアマテラスっていう神様、天皇、太陽神の末裔として生まれていくにもかかわらず、
奈良県のあたりを攻めるのに、そのまんま西から東に攻めちゃったもんだから、太陽が昇る東に向かって西から攻めたから、っていう理由で負けちゃうの、一回。
へー。
戦い、戦に負けて、神武天皇のお兄ちゃんがその戦で殺されちゃったりとかして、結構大敗をしちゃうと。
ほうほうほう。
で、その時に反省点としては、自分たちは太陽の子らなのに、西から東に攻めたからだって言って、今度はその大和を、大和というか奈良を攻めるときに、迂回して、船で迂回して、東から西に太陽を背にして、攻めて、戦って、倒して、初代神武天皇っていう風に名乗ったっていうのは、
古事記に書いてある。
へー。
で、その時に、戦った、言ったら大和になる前の奈良県辺りを統治していた人たち。
ほう。
で、その人たちの大祖先が、にぎはやひの御事なのね。
へー。そんなとこで出てくるんですね。
そう。で、それは本当に古事記とか日本書紀には書いてなくて、仙台九字本義っていう、にぎはやひの御事だけのストーリーが書かれた本があって。
へー。
というか、歴史書があって、その仙台九字本義には、そのにぎはやひの御事はいついつ入ってきて、捉えして、こんなことやって、あんなことやって、みたいなことが、結構長期連載で書いてあるんですよ。
長期連載で。
長期連載でね。書いてあるんだけど、今の天皇は日本の子孫ですと。要は日本は神武天皇から始まったっていう歴史ですっていうのが、日本の歴史だから、日本書紀とちょっとね、バッティングするんだよね。
へー。
なんだけど、日本書紀の方、日本書紀というか古事記とか日本書紀で今伝わっている天皇家の歴史を生徒するために、仙台九字本義は、仙台九字本記は、義書とされたって聞いた。
なるほどねー。
なんだけど、本当は日本国っていうのは、昔はにぎはやひの御事っていうのが、そういう人というか神様が統治していて。
ほう。
で、その統治していたところを神武天皇、要は新しく入ってきた天孫降臨したアマテラスの子孫が戦って、勝って、交渉して、そっから日本は作られたんだよっていうふうにしたという説もございます。
へー。面白いっすねー。
もしくはやよいじんかもしれないよねー。
そうなんすよねー。
で、鉄を使ってね。
そう。
こう戦って。
で、ちょうどその縄文から平安、平安じゃないや、縄文とやよいがこう文化的には入り混じっている時代で。
うんうん。
で、縄文に残っている、縄文文明が残っている日様のあの村。
はい。
で、西に行くっていうのもなんかまた。
おー。
なんていうんだろう、歴史知ってる人からすると、こう天孫降臨とか、あとはやよいじんっていうのは九州からね、こう入ってきて。
で、そこから全国に広がっていったっていう説が入浴なので。
そういう意味では、西の方でやよいじんがいて、そこに訪ねていく。
縄文人は東にいて、その縄文人が訪ねていくっていうのも、なんか裏設定としてはね。
そうですねー。
知ってる人は、あ、そういうことかってなるっていうね。
そうですねー。だから芦田川の国はもともと東北だったりとか、東に位置してたっていう感じですよね。
そういう位置関係だっていうのも分かってきますよね。
そうですよねー。だから東と西でこう分かれてて。
これは確かそうだったかなと思ってるのが、その当時、そのもののき姫が公開された当時の説としては、
その縄文人の生き残りというか、縄文人っていうのがどんどん東に行って、えにしと呼ばれて、
それが北海道の方まで行って、北海道の、あ、名前が出てこない。
あいぬ?
あいぬになった、みたいな。そういう学説が有力されてた時代らしいですね。今はなんかそれが否定されてるらしいんですけど。
そうなんです。当時としては有力な説。
当時としてはそういう話があって、多分そういうのも意識されての東の設定なんだろうね、東北とか。
早尾さん的な解釈だったってことですね。
早尾さん的な解釈だと。
じゃあ、なんでしょう、弥生神が新たな技術を持ってきて、森を壊してというか。
森を切り開いて、古い神様たちを殺して、新しい神様を祀ってみたいな、そういうことがあったっていうのを宮崎監督視点で描いたものが、
あのぐらいの時代だとね、そのままかもしれないですね。
そう思うと、数話前に話した日の鳥も、あれも手塚治の解釈で日の鳥をベースに古事記だったりとか神話を解釈して描いてたわけで。
やっぱ歴史なんだよね。
歴史なんですよね。
歴史を知っておくとジブリもまた面白いし、日の鳥もまた面白いしっていうことで。
もしかするとこれが何十年とか何百年後とかになると、ジブリが神話になって語り継がれてる可能性もあるという。
ありますからね。
面白いですよね。
面白い。だから神話を元にしたり歴史を元にしてる新しい解釈がまたそれを歴史として認識する未来人がいるかもしれない。
そうですね。
もののけ姫とかが神話になる時が来るかもしれないっていう。
もののけ姫も面白いけど、そうやって宮崎監督が相当調べてるっていうことがわかるから、宮崎駿監督視点の古事記ってなんか見たいね。
めっちゃ見たいですね。
めっちゃ見たいね。
最後の作品で宮崎駿新作古事記とかできないかな?
やばいっすね。
めちゃくちゃ見たいなそれ。
僕結構やっぱり宮崎駿さん個人にもすごい興味があって、結構いろんなドキュメンタリーも実は見たことがあるんですけど。
意外とYouTubeとかが分割で転がってたりするんで、あんま良くないですけど、そういうのも見れたりはするんですよね。
そういうのを見てると、やっぱりこう、もう多分皆さんご存知ですけど、こだわりが半端ないじゃないですか、あの人の。
そうだね。
やっぱりそういうこだわり、実際そういう製作現場とか、東っこがないかな、ジブリのスタジオがあるとか、そういうところに密着とかしてるとやっぱり凄まじいんですよね、熱量が。
危機迫るものがあるよね。
危機迫ってますね。
そこまで行ってこその、やっぱりあそこまでのクオリティとか濃さだと思いますし。
あとはまあ一緒にやってるあの鈴木敏夫プロデューサーの、まあそのなんでしょうね、手綱さばきっていうんですかね。
そうだね、いい意味で話聞かないみたいなね。
だからその辺あっての凄さなのかなと思うので。
しかもそんなジブリもね、あの買収されて。
それもなんかニッテレ的にはっていうかジブリ的には結構いいという話らしいですね。
みたいですね。
日本文化的にはちゃんと日本の会社囲って残していくっていうのができるといいよねということらしいですね。
まあなんか見てると毎度毎度やっぱり非常に資金的には大変らしくジブリは。
綾尾さんがお金をたくさん使うらしいんですよね。
そうですね。岡田利夫さんのそれこそジブリの歴史みたいなやつで過去の作品の収益全部出してやってるやつ面白かったですね。
むちゃくちゃ赤字なんですよね。
失敗とか大失敗とか書いてある中で一番ダメだったやつがヘルって書いてあって。
ヘルじゃん。これは地獄ですね。
何がヘルだったかちょっと覚えてないんだけど。もう一回見返してみようかなと今思いました。
いやでも本当岡田利夫さん目線のジブリ話は本当に面白いですよね。
面白いね。面白いですよね。
やっぱり元々アニメガイナックスを作った社長が岡田利夫さん。
そのアニメーター目線のいろんな事情を知ってる中でのジブリの解説になるので。
ねえ。探求心もねやっぱり大事なんですよね。そういう意味ではね誰かの好奇心を刺激する新ラジオ。
今回はとてもふわっとした朝愛知式を伝えましたけど。
そこから誰の好奇心を刺激できるのかちょっと謎ですが。
まずはみんなあのとりあえず岩船神社に行こう。
そうですね。ちゃんとリアルな話に繋がりましたね。
そうですね。岩船神社に行くとジブリ熱が高まります。
そうですね。でもう一度もののけ姫を見ていただいて。
そう。もののけ。あれやーって絶対なるよ。
なるんだ。