誰かの好奇心を刺激する、神ラジオ
第1・第3日曜19時オンエア
この番組は、普段の暮らしでは役に立たないが、酒の咳では役に立つ、歴史や神話・都市伝説を酒のつまみに、無責任だけど割とガチで話すフリートーク番組です。
第24回目の今回は、好きな漫画やアニメにまつわる都市伝説について、完全フリートークでお話しします。
フリートークも来るよ〜楽しみに〜
はい、こんばんは、トウルです。
こんばんは、フジーです。
はい、始まりました。第24回目の放送。
記念すべき第24回目。霧の悪い記念すべき第24回目の放送。
でもね、1個気づいたんですけど。
あ、1個気づいた。何ですか?
はい、1周年です。
あ、嘘嘘、本当に?
そうなんです。正確に言うと、去年の11月6日が第1回の放送日だったんですよ。
あらま、おめでとうございます、1周年。
おめでとうございます。それを1年越えて1回目の放送ということで。
あらま、素晴らしい。
ある意味、霧の悪い霧のいい回。
あ、すごい、さすがフジーさん。それを把握していて、私はそれを知らず喋っているという感じ。
記念すべき1周年会ということですね。
そうですね。今回特別に。
そうですね、そうと思って。
今日は普段とは違って、2人だけじゃなくて、特別ゲストを。
特別ゲストはですね、一緒にプロ素人としていろんな遊びを一緒にしている、はるかさんです。
はい、何か喋ってください。
こんばんは。
すごいタイミングですね。
すげー、本当に1周年。
すごい、おめでとうございます。
ありがとうございます。
おめでとうございます。すごいタイミングに呼んでいただいて。
すごいタイミングで、しかもやっぱりここまで来れたのは、聞いてくださる皆さんのおかげですね。
そうですね。毎回毎回、僕らのたわいもない話を聞いていただいて、フォローもしていただいて、本当に。
そして今日は1人増えてまたたわいもない話をしようとしてもるわけですからね。
そう、それができるのが。
前回のジブリでしたよね、前回。
前回のジブリでしたね。
面白かったですよ。
ありがとうございます。よかった。
聞いてました。
ジブリの回は本当に、やばいネタがない、ジブリに行こうみたいな直前で決めて、時間がなさすぎて。
その割には意外と喋れるかもしれない。
さすがジブリですね。
さすがジブリですね。
日頃から見てたのが、なんとか出てきましたね、あの時はね。
本当に本当に。
聞いてる方もフォロワー数もとうとう、SNS合計すると200人弱ぐらいになるんじゃないですか、ひょっとして。
YouTubeとSpotifyとスタンドFLとか合計すると200人ぐらいになるのかな。
地道にでも、ちょっとずつでも増えていっててありがたいですね。
ありがたいですよ、本当に。
まだまだこれから続きますので、今後もどうぞよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
ということで、今日はスペシャルゲストを招いて話す内容なんですけども。
シリーズで続けております、好きな漫画やアニメにまつわる都市伝説とかいうことで。
もうぜひちょっと話したい話としては、はるかもね、実際にこれ話せたらいいなみたいなことでリクエストももらった。
これからも本当にアニメ版がですね、先週?先々週?収録日の直近で最終回を迎えました。
タイミングのめちゃめちゃいい、進撃の巨人についてお話できたらいいなと思います。
ほんとタイムリーですね。
めちゃめちゃタイムリー。何もかもがタイムリーですね。
すごい。
めっちゃ見てました?皆さん2人とも。
めっちゃ見てました。
見てましたよ。何回も見てました。
そういうことでいくと、進撃の巨人はね、知る人と知る神話に紐づくアニメというか漫画でございます。
せっかくの1周年ということとゲスト回ということで、1回の収録で終わらせるのはもったいないよねということで、2回に分けてお届けできたらいいなと思います。
はい。贅沢ですね。
進撃の巨人について話すんですけど、進撃の巨人のパート1は、進撃の巨人というのが北欧神話に結構紐づいておりますので、その北欧神話についてちょっと話をしつつ、その予備知識を踏まえた上で、
パート2ということで、進撃の巨人の深掘り考察というか、感想というか、ネタバレがんがんありまくりの話をできたらいいかなと思ってますので。
だからあれですね、このパート1、北欧神話を聞いて、なんかちょっと面白そうだなと思ったら、まずその2週間、次の週までの2週間の間に進撃の巨人を全部読み漁っていただいて。
そうですね、ぜひぜひ。
で、その話を分かりやすく。
アニメだと結構長いかもですけど、漫画だと33巻ぐらいだからサッと読めますね。
サッとね。文字は多いけどサッとね。
あれもね。
それいいですね。
前半はあんまりネタバレなしということでいいですか?
前半はそうですね、バックボーン的な話で、普通にこう、北欧神話ってこういう神話だよみたいな、そんな話をしていけたら面白いかなと思っています。
わかりました。
いいでしょう?
今日のつまみは進撃の巨人で。
はい、今日のつまみは進撃の巨人で。
まあ、はるかさん今日、前単で7分使いましたけども。
あ、もうそんな喋ってる?
いつもですね、飲むビールを、ビールじゃない、お酒を決めて紹介をしておりまして、まず私はですね、ちょっと進撃の巨人っぽいラベルだなと思って、
この間秋田に出張行ってきたときにですね、買ってきた、この生ハゲが書かれた、タザワコビア。
タザワコビア。
ファイツン。
すごい生ハゲ。
パッケージがなんか、すげえリアルな生ハゲ書いてますね。
進撃っぽいでしょこれ。
はい、いただきます。
進撃巨人っぽい。
じゃあ続いて私は、ちょっと前に関西の方に行ってまして、その時のお土産、滋賀の方にも行ったんですけど、
ライブ前にあれかな、とおるさんと一回行ったときも飲んだやつなんだけど、
トゥーラビ。
初ブルーインカンパニーの、
O.G.ペイルエール。
カンガルーの絵が書いてある、かわいい。
いただきます。
はるかさんは?
はるかさんは?
はい、私はですね、クラフトビールなんですけど、
京都浄土というところで作られている、
アカネというクラフトビールを持ってきました。
ありがとうございます。
じゃあみんな今日はクラフトビールということで。
そうですね。
そしたらじゃあ、グラスに注いでいただいて。
いい音がする。
これ撮れるのかな?いつも撮れてないな、あんまり。
こう鳴らしておくか。
じゃあ注げましたか?
注ぎました。
それじゃあ今日1日、1日?違う違う。
1日は終わろうとしてるんですけど。
それじゃあ今日もよろしくお願いします。
カンパーイ。
カンパーイ。
やっぱバイツンはうまいな、バナナの香香の香りが。
いいですね。
生ハゲはバイツンですね。
バイツンです。
おいしい。
ということで、早速北方神話の話をしていかないと。
オーディンに突き沿って狂ったように戦う強戦士がベルセルク。ちょっと漫画のイメージと近いでしょ。
確かに。
そういう本当にみんなも聞いたことがあるような神様たちがいっぱい登場するんですよ。
結構いろんなところで使われてるんですね。
いろんなところで使われてる。
それはでも歴史的にひも解いたことってあんまりないと思うんですけど。
そもそもですね。北欧神話っていつ頃の話かっていうと、実はキリスト教が社会に広がっていく前に信じられていた神話で。
できたのは2000年以上前なんじゃないかっていうことらしいんですけど。
その時まだ文字として残ってなくて、句伝で伝わってたからよくわからないらしいです。
その成り立ちだったりとか。
なんですけど、スカンジナビア半島とかデンマークとかアイスランドあたりで広まっていたような神話だったらしいんですけど。
キリスト教よりも前に広まっているので、多神教の世界観なんですよね。
エジプトとかギリシャの神話とかも基本多神教じゃないですか。
そうですね。
その多神教の世界観で後のキリスト教の方が、この間結構前に古事記の話もしましたけど。
多神教だと国をまとめていくのに少し分が悪いんですよね。
異神教の方が国を束ねやすいので、そういう意味もあって異神教のキリスト教にどんどんヨーロッパも移行されていくと。
実際にできたのは2000年前ぐらいのものらしいんですけど。
広まっていったのは8世紀のバイキングの時代でございます。
バイキングですね。海賊ですね。
確かにバイキングも北欧とかそっちが初めですね。
そうなんです。
そのバイキングたち、要は海賊たちがその当時大国だったイギリスをどんどんどんどん脅かしていったんですよ。
虐奪したりとか戦って、村を襲ったりとかね。
その当時のヨーロッパっていうのはすでにキリスト教が広まりつつあったんですね。8世紀ってことは。
ヨーロッパ人からしたらそういうキリスト教を信じてるけど、襲われる異教というか異国のバイキングたちが信じてる神話だったっていうような背景。
敵国の声みたいな。やめろーみたいな。そういう感じだったみたいですよ。
そんな感じなんだ。
なんでバイキングたちが広めてたか。なんでバイキングたちによって信じられてたかと、北欧神話ってほぼほぼ戦いなんだよね。
戦ってる物語なんですかね。
基本戦ってる物語だから、バイキングたちが戦いとかをなりわいにしているじゃない。
その謀略を尽くしてみたいな。
そう、奪ってみたいな。
戦う時に神に勝利を、祈りを捧げる。
そういう感じで強い神様、戦いの神話が広まっていったんじゃないかっていう風に言われてて、
特に有名な神様、北欧の最高神っていうのが、さっきも言ったようなオーリーっていう、
もう中二だったら誰でも知っている、ファイナルファンタジーの召喚獣で出てくるオーリーっていう神様がいるんですけど。
召喚獣に出てくるんだ。
この神様は、もう本当に戦いの神様なんですけど、
召喚獣に出てくるんだ。
この神様は、もう本当に戦いの神、知恵の神、もうとにかく策略家の神っていう。
めっちゃ強い。
そう、めっちゃ強い。
そのオーディンを崇めながら戦いを挑む時に、もともとオーディンってグングニルっていう槍を持ってるんで。
グングニルって聞いたことあるな。
グングニル、聞いたことあるでしょ。
なんかあるっすね。
なんかあるでしょ。
投げると必ず当たるっていう投げ槍なんですけど。
そう、そうなんですよ。
で、これがちょっと長くなったけど、背景で。
12世紀には、一般書物化していくんですけども、
結構その世界観っていうのが独特で、
まず、世界の成り立ちみたいなのが、日本神話だと、
天のぬぼこで混ぜて、滴った雫が、
島になりましたみたいな、そういう話があると思うんですけど。
この北欧神話の世界の成り立ちっていうのは、
先に、世界には氷の世界と炎の世界がありましたと、2つ。
で、その氷の世界と炎の世界がぶつかって、水が滴って、
そこから、原初の巨人が生まれました。
で、その巨人は、
水が滴って、そこから、原初の巨人ユミルが誕生します。
え?
ユミル来ましたね。
ユミル来ましたね。これは後でまた深掘りできれば面白い話ですね。
いきなり面白いスタートですね。
でしょ?いきなり意味わかんない。
もっと意味わかんないのは、次からで。
その、師祖ユミルと一緒に、もう一つ生まれるものがある。
師祖ユミルと一緒に生まれたのは、一頭のメウシが生まれる。
メウシ?
メウシ。ユミルとメウシが生まれる。
で、しかも、そのメウシが、氷の世界である氷をペロペロって舐めて、
そのペロペロって舐めた氷が、どんどんどんどん黒い物体になって、
それが人の髪、髪の毛になって、どんどんそれがむくむく膨れて成長していって、
ブーリっていう神様が生まれるっていう謎の世界観。
むず。
すごい。何なんだ。
メウシが氷舐めて、髪の毛が神になって、
しかもその神様から全ての神があと生まれてくるっていう、
よくわかんない世界観の始まり。
神話あるあるで、ちょっとよくわからない設定ですよね。
よくわかんない。
古事記でもね、よく右目から左目からとか、よくいろいろありましたよね。
この場合は、牛が舐めた氷から神が生まれるという話でございます。
すごい世界観ですね。
シソユミルとメウシが出てきたと。
そうそう。今、シソユミルとメウシが出てきて、
で、そのメウシからブーリっていう神様が出てきました。
で、そのブーリがユミルの体から、またユミルの体からもいろんな巨人が生まれるんですよ。
で、そのユミルの体から生まれた巨人をブーリが妻として芽取って、
で、そのブーリとユミルの娘から生まれたのがオーディン・ハジメさん兄弟の神様が生まれる。
そこでオーディンが。
そこでオーディンが生まれるんですよ。
で、なぜかオーディンが最高神だから、先にオーディンかと思ったらそういうわけではないっていう。
なるほど。
で、なぜかここでも三兄弟なんですね。面白いですね。
あ、なんか聞いたことあるぞ。
そうだね。
すごい伏線派。
古事記内でも出てくるし、新劇内でもやっぱり三兄弟ってちょっとね。
なんかね、あるんですよね。
で、そこからですね、まだ世界化できてないんですよ。北欧神話の世界は生まれてなくて、全体世界化。
先に神たちがいるってことですね。
そうそう。ちょっとずつ生まれていって、で、このオーディンが世界を作っていくっていう話なんですよ。
へー。あ、ユミルじゃないんですね。
そう、ユミルじゃないの。で、これがめちゃくちゃ面白いのが、そのオーディン三兄弟はなんで世界を作ったかっていうと、
なんか俺たち三人だけじゃつまんなくね?っていうところから始まるっていう。
暇だった。
暇。暇だってなって。
それで、じゃあなんか世界作ったったら面白いんじゃね?みたいなことを三兄弟で話して。
で、その時にお兄ちゃんのオーディンが、そうだそうしようよ、じゃあ作ろう、ユミルの体でって言い出すの。
ほー。え?
意味わかんないでしょ。
意味わかんない。
オーディンがユミル殺して、体で世界作ったらいいんじゃね?みたいなことを言って、
オーディン兄弟がユミルを殺すっていうところから始まるんですよ。
ほー。バイオレンスですね。
バイオレンスだよね。
要はお母さんの体でってことですよね?
まあ、おばさんかな?おばあちゃん?
おばあちゃんの体をバラバラにして。
体をバラバラにして。
残酷。
怖すぎるよ。
発想がすごいですね。
オーディン三兄弟がユミルを殺して、
そのオーディンがユミルの体を余すことなく作って生まれた世界が舞台になるんですけど、
面白いのがね、肉は大地になりました。
ユミルの肉が大地になりました。血とか汗っていうのは海や川になりました。
骨は山になりました。
歯とか骨のかけらは岩石や砂になって、
髪の毛は草や木になって、
最後にユミルの頭蓋骨をその世界にパコッとか被せて、
要は僕らが見ている空っていうのはユミルの頭蓋骨の内側のことなの。
やっぱりそういうぐらいの巨人から作った世界。
そうそう。そういうぐらいの巨人から作った世界で、
脳みそはクモになって、
クモ。
それだけじゃなくて、
本当は余すことなく使って世界を作って、
でもオーディンたちはそれだけだとちょっと暗いねみたいな話になって、
炎の世界から火の子を集めて空に巻いて、
一番大きいやつが太陽、次に大きいやつが月、
小さい子たちは星になったとさっていうのが世界です。
ちょっと可愛らしいですね。
ファンタジーな要素もあって。
面白い。
面白いよね。北欧神話の謎に面白いんだよね。
さっき話にも出てたけど、
でっかい木って言ってたじゃん。
でっかい木ね。
でっかい木って何かっていうと、
その世界の中心に、その世界を支えるようにどでかい木があって、
そのどでかい木の名前も多分聞いたことある人いると思うんですけど、
ユグドラシルっていう木があるんですよ。
ユグドラシルね。
ユグドラシル。
昔バンプでもユグドラシル、バンプオブチキンでもユグドラシル。
そうだね。
ちなみにバンプオブチキン。
中学生。
どうぞどうぞ。
ちょうど僕も中学生ぐらいだったから、
たぶんあれで若干中二病感を感じてたんだろうなと思いましたよね。
だよね。
ねー。
バンプオブチキンの曲名でグングニルっていう曲もありますので、ぜひ。
あ、そうだ。
まあね、あの人はちょっと中二病感ある。
中二病感あるよね。
ユグドラシルの木で、
支えられた世界に9つの世界を作って、
その9つの世界が、
その全体の世界観の舞台になってくる。
だからね、さっきこのユグドラシルでっかい木、
宇宙樹とか世界樹って呼んでる木なんですけど、
そのキュウっていうのも後からちょっとつながってきます。
うずうずしてます。
うずうずしてる。
うずうずしてます。
うずうずしてる。
9つって聞いても楽しみます。
やっぱこの辺を知ってるか知ってないかで、
やっぱ進撃の巨人の面白さは全然違いますよね。
全然違うんですよ。
違いますね。
で、ここからは世界が今できましたっていう話なんですけど、
じゃあここに住むのはどんな人たちなの?みたいな。
さっきオーディンたちが俺らだけじゃ寂しくね?みたいな話したと思うんですけど、
なんか寂しいから人間作るかみたいな感じで、
今度は万物の父であるオーディンが人間を作るんですよ。
人間も作られ方っていうのが結構面白くて、
2本の流木がありました。
流木がありましたと。
流木。
流木。
で、ちょうどいいじゃん。この2本の流木があるからさみたいな感じで、
オーディンがその流木に命を、魂を与えてる。
ほう。
で、その弟が知恵とかを与えてる。
で、最後の弟が、俺形にするよって人間の形にして、
初めての男女が生まれましたっていう世界。
人間の作り方雑ですね。
雑でしょ。人間から、木を人形にして、魂やら何やら入れてできました。
はあ。謎だなあ。
すごい。そうやって人間できるんですね。
そうそう。
で、それもちょっと面白いのがですね、人間作ったんだけど、
ここもちょっとうまく繋がってくるんですけど、
人間作ったんだけど、人間どこに住まわせようかなってなったんですよ。
その9つの世界のどこに住まわせようかなって。
で、一番最上階、要はタバマンの最上階みたいな、
一番いいところにはオーディンたちが住んでるんですよ。
ほうほう。
アース神族っていって、この世界には神様が2つ出てくるんですけど、
アース神族っていう、本当にオーディンたちが所属する神様たちは、
タバマンの最上階にアースガルズっていう、
そういう場所を作ってそこで暮らしています。
で、第一に人間住まわすかって、要は一階かな。
タバマンの一階に住まわすんだけど、
住まわすんだけど、そのタバマンの外には、うじゃうじゃと何がいるんでしょうね。
そんな設定なんだ。
そう、そんな設定なんですよ。
巨人がいっぱいいるんですよ、その世界では。
なるほどね。
まんまですね。
まんまでしょう。で、その巨人から守るために、
大地のユミルのまつげで作った柵の中に人間を住まわす。
まんまですね。
まんまでしょ。
すごい。
ちなみにその柵の中に人間が住むミズガルズっていう世界を作るんですけど、
これファイナルファンタジー7詳しい人は知ってるんですけど、ミッドガルっていうのもそこから来てるんですよ。
知ってる人はあれね、確かに囲われてて中に人間が住んでるっていう風になるやつ。
すごいな。
この辺はまんま使ってんですね。
そう、まんまなんですよ。
そこに神も満足して、これで巨人たちに襲われないように人間を住ませられるなみたいなことを言いながら、
他の世界にもいろいろと違う神様の万神族って呼ばれている、
アース神族と万神族、あとは人間とか巨人とか妖精とかいろいろ出てくるんですけど、
それが9つの世界でそれぞれ住んでますっていう設定。
ミズガルズとか、要は人間の世界と神様の世界とかはちゃんと書いてあるんだけど、
その他どこに住んでるのかよく分かりませんみたいな表現らしい。
どっかにいますみたいな。
その辺急に雑っていう設定が。
主役以外は全然モブですみたいな設定です。
確かにマイティーソーでも神がいるとこがアスガルドで、下がミッドガルドっていうのは確かに出てきましたね。
まんまじゃないですか。
そこでもちろん万物の神がオーディンなんですけど、
このオーディンが本当に知恵の神様であり戦いの神様なんですけど、
武器はさっき言ったみたいな投げれば必ず当たるグングニルっていう。
馬は8本の足があるスレープニルっていう神の馬にかけていくみたいな。
戦いの神なんだけど、投げやりを投げるっていうところから先陣を切っていくような神様ではなく、
ちょっと後方から支援するみたいな軍師的な神様だから。
それが神様だから。
だから当時のヨーロッパの戦術の一つに、
くさび型神経っていう、本当にそういう神経があったんですけど、
戦争の時にね。
その神経はオーディンが作ったっていうふうに呼ばれてるぐらい、戦いの神としての知恵は明確だった。
すごい。
このオーディンがね、もともと万物の神だったんだけど、結構貪欲な神様で、
もともと知恵があったかっていうと、そこまでなかったらしいんです、最初は。
なんだけど、イグドラシルの根元の方に知恵の泉っていうのがあって、
そこに住んでる知恵の泉の管理者の巨人に、
ちょっとこの知恵の泉の水飲ませてよって交渉して、
その巨人がイジバルで片目をえぐって川に泉に投げたら飲ませてやるよみたいなことを言って、
それをあ、わかりましたって目をとって投げて、
全知全能の神になるっていうエピソードがあって。
だからオーディンは片目がない描写で描かれてます。
うんうん、確かに。
片目つぶってる。
こっちに眼帯したりとか。
そうそうそう、そうなの。
ね、ありましたね。
で、もう一つ、これもね、まあ中二心くすぐる。
もう一つね、魔法を授かりたいっていうことで、
ユグドラシルの世界樹の枝で修行しますみたいな、
俺、修行しますみたいな感じで、
首を吊って、もう一個わかんないんだけど、
自分で首を吊って、ぐんぐにるを自分で刺して、
9日間生き延びるっていう謎の苦行をして。
よくわかんないな。
で、そこで手に入れたのが、
多分本当にいろんなファンタジー漫画に出てくるルーン文字なんですよ。
ほー。
聞いたことあるでしょ、ルーン文字。
ルーン文字を手に入れた。
そう、魔法陣とかに書かれてる文字。
魔道書とかに書かれてる文字。
魔法文字、ルーン文字。
へー。
好きな人好きなだろうな。
ファンタジーにもど影響を与えてる北欧神話。
で、オーディンの息子がトールなわけですよ。
雷神トール。
トールですね。
で、その雷神トールが、
トールって書いたり、ソウって。
あ、ソウって書いたりね。
読み方がいろいろあるんですよね。
で、それがマイティ・ソウのモデルですね。
うん、そうですね。
マイティ・ソウもハンマー持ってますよね。
投げると。
雷を起こせるっていう。
ミョルニル。
ね。
ミョルニルっていう。
絶対に言いたくなる武器。
ミョルニル。
マーベルだとムジョルニアって呼ぶんですよ。
ムジョルニア。
読み方もいろいろ、読めないですよね。
ミョルニル。
で、トールが出てきたり。
で、巨人の有名な神様。
巨人に有名人もいて、
巨人ロキ。
あ、ロキね。
ロキはワンピースでも出てきますね。
出てきますね。
このロキもね、巨人って基本悪者みたいに描かれることが多いんですけど、
このロキは、なぜかひょっこりアースガルズにいて、
タワーマッサージ業界に住んでて、
なんかすごい仲良く、神様と仲良くしているんだけど。
なんだけど、時には巨人の味方したり、時には神様の味方したりみたいな、
結構チャラいやつ。
なるほどね。
で、そのチャラいロキが、いたずらをいろいろするんですよ。
神様とかにいたずらして。
なんか知らないけど、あるオーディンかロキだったか忘れたけど、
奥さんの髪の毛を寝てる間に丸坊主にするみたいな謎のいたずらだったかもしれない。
そんなすごいいたずら。
謎のいたずらをするんですけど。
ちょっとやることが幼稚ですね。
で、そのロキの最後のいたずらっていうのが、
オーディンの息子で不死の神様がいるんですけど、
その不死の神様がすごい偉い人気な神様だったらしくて、
その人気が嫌だって言って嫉妬して、その子供を殺してしまうという。
もういたずらじゃねえっていう。
シンプル悪者。
シンプル悪者。
急に嫉妬心で。
それがきっかけで、ラグナロクに突入していくんですよ。
そんなって言ったら失礼ですけど、それで最終戦争に入っていくんですね。
そう、ロキが元凶。
きっかけがそこなんですね。
いたずらの最終がそこまで行っちゃうという。
そう、ってことはワンピースまだロキ登場してないけど、
ひょっとしたらどういう立ち位置なのかなとかっていうのも楽しくなるんですね。
なるほど、なんかやらかしてっていう可能性があるんですね。
へえ。
いや、面白い。
考察しちゃいますね。
そうでしょ。
今45分くらいなんで、ここの最後のシーンで、さっき言ったみたいに北欧神話の面白いところは、
最後の終末戦争が書かれてるっていう話をしたんですけど、
この最終戦争は巨人対神っていうので、戦うわけですよ、簡単に言うと。
ほうほうほう。
巨人対神。
そう、巨人対神が戦っていくんですけど、
そこに出てくるのは中二病くすぐる名前がいっぱい出てくるんですけど、
まず神様側はやっぱオーディンとかトールとか、
そういうちょっといい感じの神様、強い神様が出てくるし、
あとはロキが悪いことしたじゃん、最後。
子供殺しちゃったじゃん。
だからそのロキを懲らしめるために、
そのロキにロケを張り付けにして、
上に毒蛇の牙を割って、