今回の第25回目は、24回目は、まず事前情報として、進撃の巨人のね、作者の磯山はじめさんが、進撃の巨人は北欧神話から影響を受けているという
名言があったということで、北欧神話について話しながら、2人の脳を完全に中二病と化す回でした。
という感じですね。 中二病とかしましたよ。
がっつりですね。 だからぜひね、第25回目の放送ですけど、なんか24回聞いてないなっていう人は、24回目の話を聞いた上でこれを聞いてもらえると
より面白いかなと思いますね。
ぜひぜひ。
はい。 今回も進撃の巨人ということで、とっても最近ね、アニメも最終回を迎え
そうですね。 ホットな話題ということで。漫画もね、あの33巻でしたっけ?
ですね。 までですし、全部出てますし、最終回まで全部あるし、アニメもAmazonプライムビデオで全部出てますね。
そうですね。全部見れます。 今からでも遅くない。気になる人はですね、今この場ですぐにこのラジオを止めて
なぜかというと、ガンガンにここからネタバレをめちゃめちゃ話すんだよ。 ネタバレ込みの考察なんでね、今日はね。
もうねネタバレなしでは語れない。 謳れない。
いや本当に。 幼虫以外ですよ。 なんでね、そこはもう幼虫以外です。もう知りたいっていう人はもう今すぐ切って。
そうですね。 新ラジオのリスナーの方は、進撃の巨人を読むまでは第25回は封印しておいてもらって。
ぜひ。 ぜひ、全部読んだ暁25回目を振り返りしてもらえればなと思います。
それお勧めします。 はい、お勧めします。
ということで、今日のおつまみは進撃の巨人ですね。 深掘り。
はい、で、またいつものごとくお酒を飲んで進めていくんですが、私はですね、秋田に出張に行ったときに一緒に買ってきた、秋田杉陣っていう。
秋田杉陣のハイボール。
そんなあるんですね。 をいただこうかなと思って。はい、そうなんです。
何が秋田杉陣なのかは書いてはおりません。
何かしら秋田杉の要素があるのであろうと思っております。 つけてるとかですかね。違うのかな。陣につけてるとか。
上流種なんで、その秋田杉入れて上流しているのかもしれない。 ね、かもしれないですね。
ちょっとその辺は詳しくわかりませんが、概要欄に詳しく出ていると思いますので、よろしくお願いします。
はい、続いて私は、ちょっと前々回と引き続きなんですが、CMWC限定クラフトビールを。 あら、いいですね。
サワーエールですね、今日はね。 ちょっといただこうかなと思います。
かっこいいパッケージですね。
第23回のときに説明したんですけど、メッセンジャーの世界大会のときの限定ビールで、
去年の世界チャンピオンが僕とトールさん共通の友達で、 世界一のメッセンジャーがいるんですけど、その人がパッケージにデザインされたオリジナルビールです。
あと味もね、監修されているという。 そう、そういえばなんか前回あんま言ってなかったんですけど、
メッセンジャーが仕事終わった後に飲みたいクラフトビールっていうのがコンセプトらしくて。 あらま、いいコンセプト。
ちょっとね、なんかエナジードリンクみたいな味なんですよ、若干。
で、なんかレモン。 そう、あのクラフトビールなんだけど、レモンピューレとベルガモットピューレが入ってるって書いてて。
ちょっとね、爽やかな、エナジードリンク系の美味しい味なんですよ、ぜひ。
めっちゃ飲めるし、ごくごくいける感じのやつで。 いいですね。
いただきます。 はるかさんどうぞ。
私はですね、宮崎に出張に行った時に買ったタカチホさんの梅酒を飲んでおります。 あら、タカチホさんクリーム梅酒、いいですね。
神話のクリームですね。 神話から。
タカチホの。 美味しそう。
はい、そしたらじゃあ、いただきましょうか。
はーい、いいですね。
あ、なるほどなるほど。 色がついてるってことはもしかしたら
醤油じゃなくて漬け込んでるのかな。 きれいな色。
おー、ジンですね、ジンの香りが。 ジュニパーペリーの香りがしっかりしてる。
それじゃあ皆様お酒は揃いましたでしょうか。 聞いてる皆様もお酒は揃いましたでしょうか。
ではそれでは今日もよろしくお願いしまーす。 カンパーイ。
カンパーイ。 あー飲みやすい、ジンこれ。
飲みやすいなー。水、水みたい。 杉の感じですか?
杉の感じはなんか遠くにするかなーって感じなんですけど、
ジンが苦手な人たまにいるじゃないですか。 ジュニパーペリーの香りとかちょっと苦味が苦手だなーみたいなのが時々いるんですけど、
これは飲めるね。いい意味で軽い。 飲みやすい。
高千穂梅酒はどうですか。 高千穂もすごい飲みやすいです。
ロックで飲んでるんですけど、 パルカさんお酒そんなに強くないですもんね。
強くないんですけど、ロックの方が飲みやすい、飲みやすいというかすっきりしてます。
いいですねー。
それもネットで買えるようだったら概要欄に載せておきますので、ぜひチェックしていただければ。
メーカーの皆様ぜひスポンサーこちらでです。 お待ちしてまーす。
お待ちしてまーす。
ということで、始まりました。 進撃の巨人界大大大大ネタバレの考察。
第1回を経てるので、みんないい感じにお酒も入ってちょうどいいんじゃないでしょうか。
そうですね。
ちなみにちょっと進め方どうしようかなと思ったんですが、
気になるワードを掘り下げながら聞いていこうかと思ってるんですけども、
いくつか共通点はあって、まず私が先陣切らせていただいてもよろしいでしょうか。
どうぞどうぞ。
よろしいですか。
北欧神話勉強したかと思いますので聞いてる方。
あんだけ言いましたからね。
4回聞いていただいて。
まずそもそもの設定っていうのがね。
設定がまず共通点ですよね。
北欧神話ではね、さっき言ったみたいに、
アース神族が住んでいるアースガルズという場所があって、
その土地には1階、トワマンの1階には人間が住んでいて、
人間が、北欧神話では柵なんだけど、ほぼ壁ってことだよね。
そうですね。
その壁に囲われて、中に人が住んでいて、外には巨人がうようよしている。
まさにだ。
まさになんですよ、まさに。
進撃の巨人界だから言える、さっきまでの、僕らのさっきまでですけど、
北欧神話界では言えなかったんですけど、ネタバレに絡んできちゃうんで。
これね、最後どうなるかっていうと、最終的にですね、
壁は外にいる霧の巨人ヨトゥンっていうのが、壁を壊して、
アース族を混乱させるっていう設定としては、まんまです。
まんま、進撃の巨人の一環に出てくるやつと一緒ってことですよね。
そう、なんだっけ、なんだっけ、あのセリフよ。
あのセリフね、その日人類が思い出した奴らに支配されていた恐怖を、
鳥籠の中に囚われていた屈辱を。
第1話、2000年後の君へっていう回の有名なやつですね。
そうですね。
なんか、記憶っていうのがね、進撃の巨人では大きく関係してきますしね。
そうですね。
という設定のところから大いに関係してくるんですけども、
どうですか、お二人、何か気になったワード、北欧神話の中に気になったワードとか、
だから進撃の巨人もね、特別な力を持った9つの巨人が出てくるんですけど、
子祖の力を持ったエレンが殺されて、巨人の力がなくなる。
その9つの世界がユグドラシルごと崩壊するみたいな感じってことですよね。
要は座標がなくなって、9つの巨人が滅亡するみたいな。
その設定とかもまあまあそうだよね。
9つの巨人の中でどの力欲しい?
めっちゃ難しいことを言わないと。
なんか本当に面白いくらいいろんな力があるじゃないですか。
9個バラバラで。
ちなみに富士山は?
俺は一番最後のファルコが鳴った、
ズルい。
空飛べるしっていう。
空飛べるしじゃないですか。
でも私は寝方の巨人が好きです。
何でもちょっとやれるってやつね。
何でもうまくできるじゃないですか。こなしちゃうじゃないですか。
なるほどなるほど。
寝方は格闘センスがあって。
かっこいいですよね。
出頭しててね。
走れるし。
あれってさ、それまでは寝方の巨人というか、その世界には男の巨人しか出てなかったじゃない。
だから寝方の巨人って呼ばれてたでしょ。
あれの考察がね、ちょっとなんでかっていうのが本当の話はわかんないんですけど。
あれはアニが鳴ったからとかそういうことですか。
そうそうそうそう。
でも後々思い返すと、最初に登場してたのが男の巨人しかいなかったのは、
なんかこう、島流しじゃないけど、えっと何送りだったっけ、楽園送りかな。
楽園送り。
楽園送りって男の人ばっかだったよね。
確かにそうですね。
まああれから。
もしかしたら、そうそうまああれから、楽園送りにされるのは、なんかそういう悪いことをした男たちで、
女の人たちはもしかしたら、なんかこう酷い目に合わされて殺されるみたいな、
なんかそういうことで男の巨人しかいなかったのかなっていうのが荒い感じがします。
確かにあの、お父さん?えっと、エレンのお父さんの妹。
エレンと一緒にこう自分たちの壁を越えて飛行、見に行ったじゃないですか。
その時も結局マーレ兵の飼っている犬に食べられるというか、食い殺されて、
実際は島にはこう、島流しにはされてないから、確かになんか納得。
で、唯一俺が描写的に覚えているのが、あのエレンのお父さんの、主人公のお父さんの奥さんのダイナフリッツ。
王家のですね。
ダイナフリッツね。王家の血を引く。
あの奥さん、要はジーク・イエガーのお母さんだけが、あなたを探し出すわ、みたいなことを言って、楽園送りになって、
それが第一話に出てくるエレンのお母さんを食べた、ちょっと目型っちゃ目型ダイナフリッツ。
ダイナ巨人って言われるやつですよね。
うん、ダイナ巨人。
あー、なるほど。
目型ですね、目型になりたい。
トールさんどうですか?
いやー、いろいろ今聞いて悩んだんだけど、やっぱり、やっぱりセンツイ。
あー、センツイもいいですね。
万能、スイッツイは強いっすもんね。
セコいですよ、センツイは。
センツイ、セコくていいでしょ、あれ。後ろからいろんなもの作ってね。
本体は別に首にいなくていいですよね。別のところに。
そうそう、しかも超硬い水晶に守られてるっていう、めちゃめちゃずるい。
確かに確かに。
あ、でもあの辺もね、設定も面白いよね、ほんとに。
面白いですね。
それをほんと、20前半の作者が、あの設定を最後まで考えてたんですかね、やっぱり。
すごいですよね。
最後まで。
確か、進撃の巨人がほぼデビュー作というか。
デビュー作。
そうそうそう。
でもあれって最初、週刊の方のジャンプに持ち込まれたんですよね。
みたいですね。
あ、そうだったんだ。
でも跳ねられて、月刊の方ですか、に行ったけど、でもあのグロさは週刊じゃやれないですよね。
あ、で、別冊少年マガジンに行ったってことね。
あ、そうか、別冊少年マガジンか。
で、ようやくやれたけど、それもいろいろ運命ですよね。
そうだね、ほんとに。
なんかあの、ほんとにこの作品で出し切るぐらいのつもりで、デビュー作一冊かけりゃいいやっていうぐらいの出し惜しみのない漫画だっていう評価。
あ、そうなんだ。
その九つ、九っていうのもね、いいワードですね。
ほんとですね。
いいですね。
いきなりでもやっぱりイグドラシルから九つってなって、そこまで繋がってきてるんですね。
ちなみにさっき、司祖ユミルっていう話もあって、その司祖ユミルもう少し掘り下げてもいいですかね。
ぜひ。
おお、はいはいはい。
司祖ユミルの設定っていうのも、北欧神話にちょっと紐付くところがあって、司祖ユミルには、進撃の巨人で出てくるユミルにも、娘だけど3人子供がいるよねと。
いますね。
シーナ、ローゼ、マリア。
で、それの3人が、言ったら三つの壁の名前にもなってるわけですね。
そうなんですよね。
で、司祖ユミルというか、元初の巨人ユミルも、ちょっと一代経てますけど、有名な三柱の神様を生んでるわけですよね。
オーディン。
あと、弟たちの名前がバリとベーっていう3人の子供。
で、ユミルも3人の子供みたいな。で、三つの壁。そういったところもね、多分意識して描かれてますよね。
しかも、その司祖ユミルの体を使って、北欧神話だと世界を作ったっていうところも。
その進撃の巨人もね、言うたらその死体を食べて、マリアとローゼとシーナが食べて、その世界観を作るっていう、なんかそういうところもね、ちょっと通じるところがありますし。
設定でいくと、パラディ島にいるエルディア人だけが巨人になれるっていう素質を持ってるんですよね。
だからそれが、ユミルから生まれた3人の娘から、またさらに生まれた一族だけがその血を持ってるっていう、そういう設定なんですよね。
そういう設定です。
で、そのパラディ島にいるエルディア人という人たちと、その外にいるマーレ人とかっていう人たちは、またそれはそれでいろんな対立があるんですよね。
そう。最初はね、最初はパラディ島にいる人たちは人類は自分たちだけだったと思ってたんだよね。
そうそうそうそう。で、外から巨人にどんどん攻められていって、で、こう内に内に入っていってるけど自由になりたいから外に行こうっていう動きを最初の方はしてるんですよね。
でもその巨人がそもそもなんで人間を襲ってるかっていうのが序盤全くわかんないじゃないですか。
わかんなかったですね。
全くわかんないよね。もう想像してなかったもんね、あの中間。そういうこと?みたいな。
もういきなりね、ここを聞いてる人からしたらめっちゃネタバレですけど、序盤のあの設定と、後半、中盤以降ですかね、十何巻くらいからなのかな。
結局壁外に出る、壁とか壁の外に出れるんですけど、そこから先の展開、怒涛の展開、すごかったですよね、やっぱね。
いやーあれ本当に意外だったよね。だって壁に出て終わりじゃん、普通、ああいう世界観だったら。
本当そう。
で、巨人の親玉みたいなやつがいて、それを倒して世界に平和が訪れましたじゃん。
まさかだよ。
海を見るっていうことが、それこそ子供の頃の夢だったわけじゃないですか。
夢だもんね。
そうそうそう、エレンとアルミンが本を見てね、何だったっけ、火の海があってとか、雪の山とかがあって。
雪原があって。
それを見るために。
炎の大地。
炎の大地、外に行きたいっていうのが主人公の欲求というか夢だったよね。
それのために外に出る、動きをする調査兵だっていうのがいたんですよね。
調査をするためにね。
そう、外に調査をする。
外に調査をすればするほど、どんどん巨人と戦うことになって、被害が出て、どんどん人が死んでいくっていう、救いのない始まりなんですよ。
しかもさ、巨人たちを倒すのも最初は誰も倒せなくてさ。
一体の巨人を倒すのも相当大変だった。昔の世界では。
途中ありましたよね、説明で。一体倒すのに30人くらいの人間が必要なんじゃないかみたいな。
あ、あったねあったね。
確かセリフで。
忘れてたけど。
ぐらい犠牲にしてやっと倒せるっていう。
そうね、後々からするとすぐ一人が一体ぐらい倒せてるから相当戦力上がってるよね。
アッカーマンがすごいと思います。
アッカーマンがね。
アッカーマン一族がすごいですね。
アッカーマン。アッカーマン一族説明してくださいよ。
アッカーマン一族は唯一、巨人の師祖ユミルの力を影響されない一族とされていて、
二つ、先人としての力であったりに長けている一族であるというふうに言われている民族ですね。
あれも、だってさ、出てきたときにリヴァイとミカサが同じ名前ってどういうこと?みたいなのあったもんね。
本当に。
よくわかんなかったですよね、あれね。
最初の設定で、さっき師祖ユミルの力って言ってましたけど、
師祖の巨人の力を使って壁街に逃げ込んで、記憶を改ざんされたみたいな設定がありますよね。
みんな覚えてないみたいな。
でもそれを覚えてないっていう力をアッカーマン一族は聞かなかったっていうのが途中で出てきたんですよね。
設定が本当にすごいよね。
で、アッカーマン一族によって殺させるみたいな。
最後ね。
リヴァイ兵長の最強の戦士として出てくるんですよね。
あれもね、一方ではやっぱり北欧神話に紐づいてるんじゃないかっていうのがあって。
リヴァイはよく雷神トールと立ち位置が似てるね。
トールはオーディンの息子として生まれるでしょ。
オーディンは神様と巨人のハーフで生まれてるんだけど。
ってことはリヴァイ的にもアッカーマンという巨人の力と人間の力を言うたら、ハーフとして引き継いでいるみたいな設定なんだろうか。
あとは最後にヨルムンガンドっていう、トールはラグナロクでヨルムンガンドを倒して、一応勝つんだけど猛毒を食らって瀕死というか死ぬっていう。
その設定も最後、進撃の巨人ではジーク、獣の巨人と戦って、最終的には倒すんだけど、大将で戦えなくなる。
固めと片足なくなってますよね。
最強なんだけど、最終的に行き着く先がちょっと見える。
そういう設定もある。
めちゃ強いですよね。
漫画もアニメもリヴァイとの戦闘シーンっていうか、圧巻ですよね。
アニメになると動きもついて、立体軌道の感じとかがすごい出て、面白かったりするからね。
かっこいいなぁと思いながら。
結構リヴァイ人気ありますよね。
リヴァイは人気だよね。
ジークがリヴァイ相手に言う面白いセリフがあったじゃん。
なんでしたっけ。
なんだったっけな。
あそこは陰伝の相手みたいな感じですもんね。
そうそう。リヴァイがすごい嫌いなんだよね、ジークは。
アフリカ神話の天空神。
なんて名前なんだろうね。
ふざけてるのかみたいな。
なんだおにゃんこぽん。
しかもずっと覚えられない。
おにゃんこぽん、おにゃんこぽん。
あれはでも本当にそうだよね。
あんなシリアスな。
ワタとかの名前も。
あんなシリアスな世界観にさ、おにゃんこぽんって言うじゃん。
ハンジさんとかがさ、おにゃんこぽん。
ふざけてるのかと思ったもんね、最初。
でもなんか実在する、あれなんですよね、神なんですよね。
神の名前って聞いたことあります。
アフリカ神話の天空神ですね。
聞いたことある。すごいですよね、そんなとこから。
そういうところからね、アフリカと繋がりがあるよね、みたいな話があって。
さっき言ったエルディア人が島を送りされたパラディ島は、もともとマダガスカル島をひっくり返した、地図をひっくり返して、まったくぴったり同じみたいな。
なんかあれなんですよね、進撃の巨人に出てくる文字って、普通に読むと読めないけど、上下片方にするとカタカナになってるんですよね。
そう、あれもすごいよね。
日本人じゃなきゃ読めないっていうのも少し、作者が日本人だからこその意気というか。
確かに。
あと、あの世界だと太陽は西から昇って東に沈むんだよね。
いろいろ逆転してますよね。
いろいろ逆さまに作ってんだよね。
なるほどね。
で、あれだよね、ナチスが計画してたマダガスカル計画っていうのがあって。
うんうん。
それは知ってるよね。
なんかあれですよね、ユダヤ人語みたいな話ですよね。
そうそうそうそう。ナチスドイツが計画してて結果、実行はされなかったんだけど、
ナチス政権下のドイツがマダガスカル計画っていうのを計画してて、
その当時いたヨーロッパにいるユダヤ人を全員マダガスカル島に移住させるっていう計画があって、
しかもそのマダガスカル島っていうのはパラディ島とひっくり返してマダガスカル島の地図を逆さまにして当てると同じぐらいの、同じような形をしてるっていうところで、
設定的にも言ったらパラディ島に送られたエルディア人がマダガスカル島に送られる可能性があったユダヤ人みたいな。
なるほどね。
だからユダヤ人迫害のことをその中では言ってるんじゃないかみたいな。
その設定とかも聞いたときにうわーって思えたね。
現実にそんなことがあるってことも正直知らなかったし。
そうだね。それも実行されてなかったとしても恐ろしいもんね、そんなの。
それをもしされたらっていう世界線ってことですよね。
そうそうそう、そういうこと。設定としてね。
それも特別な力を持ったエルディア人をっていうのも、ユダヤの民もユダヤ人たちも結局ユダヤ教徒が特別な力があってとか、
そういう話も実際の世界にはあるもんね。あるっちゃあるもんね。
なんかね、お金を稼ぐのがすごいね、上手な一族とか民族だったりするから。
そういうところを照らし合わせたかもしれないですね。
みたいな、みたいな。
いろいろ出てくるね。
深掘れば深掘るほどですね。
なんか、はるかさん他に気になるキーワードありますか?
ありますか?
気になるキーワード、いっぱい話しちゃってましたもんね。
それこそ北欧神話にひも付かなかったとしても、あそこが印象的だったなーとか、
あの設定はちょっとなかなか考えつかないよねーみたいなこととか。
なんか一個いいですか?
はい。
どうぞどうぞ。
演劇のテーマで話そうみたいな話になったときに、
いろいろと改めてアニメを見たりとかしてたんですけど、
その中で気になったのが、
どっちが善でどっちが悪かみたいな話を結構序盤からしてるじゃないですか。
そうだね。
壁内の人間が善として、襲ってくる巨人が悪みたいな話としてスタートしてたじゃないですか。
その悪を倒せば自由になるみたいな設定で物語が進んでて、外に出ようって。
でも実際外に出てみたら、そうじゃなかったじゃないですか。
結局壁の外はまた別の大きな世界があって、
海はあったけど、見たかった海はあったけど、
その海の向こうにまた大きな世界の大きな戦争というか構想みたいなのがあって。
結局、平和って何?みたいな。
本当だよね。
その時の名言がやっぱめちゃめちゃ考えさせられるよね。
向こうにいる敵全部殺せば、俺たち自由になれるのかな?みたいな。
あれか、今調べて出てきたけど、
壁の向こうには海があって、海の向こうには自由がある。ずっとそう信じていた。
でも違った。海の向こうにいるのは敵だ。
向こうにいる敵全部殺せば、俺たち自由になれるのかな?
やべえね、このセリフ。
やべえですよね。
結局エレンが後半から闇落ちするじゃないですか。
闇落ちをして、自分のいた壁より外を地ならしっていう。
巨人をいっぱい使って真っさらにして、自分たち以外なくせば幸せになるだろうっていうような感じで行動をするじゃないですか。
それが一個人の正義というか平和の思想なのか。
何が読んでる僕らも、これって本当に正しいんかな?とか思いながら読んで。
あの考え、いろんな違いを見てびっくりしました。
オタキングの岡田先生がおっしゃってましたけど、進撃の巨人は思想書になり得るって言ってた。
なるほどね。
本当にいろんな残酷な現実があってそれに立ち向かって、結果もいろいろと考えさせられて。
確かに確かに。
前半だと壁内にいるという欲圧があるじゃないですか。
その欲圧を自分たちの力で脱回して自由になろうぜみたいな動きじゃないですか。
それって現実世界とも通じてるなと思ってて。
今ってどっちかというと、その欲圧が徐々にダイバーシティだとか。
そういう話は欲圧がなくなってきた時代だと思うんですけど。
ちょっと前の平成とかで、そういう欲圧ばっかりだったと思うんですよね。
家族とはこういうものだとか、男とはこういうものだ、女とはこういうものだみたいな。
そういう欲圧があって、今自由になってきてるよって思うけど、実際その自由も自由だよっていう欲圧な感じがしてて。
ちょっと言ってること難しいですけど。
言ったら悪っていうものを倒せば素晴らしい世界になるよっていうような考えはずっと書かれてたけど、
実際その悪を倒すって、昔の戦争時代で言ったらヒトラーがいてソ連がいてみたいな。
そういうのを戦争して倒すと幸せな世界が来るよって思ってたけど、実際その次って今はウクライナ。
そんな甘かないよねみたいな。
そう甘かないよみたいな。
結局その敵を作るとかそういうことじゃなくて、日常みたいな。
それぞれみんなそれぞれの日常を、エレンたちも木に駆けっこしてるみたいなシーンが確かあったと思うんですけど、
それが幸せなんじゃないかみたいな描写をしてるような気がしてて。
進撃の巨人では。
そうだよね。
今思想書って言ったのがそこに通じて、深い漫画だなって確かに思いましたね。
深いですよね。
ナショナリズムって言葉があるじゃないですか。
世界的に他の国と国とのみたいな。
要は組織の中の、言ったら愛国心とかそういう集まれる思想みたいなことでいくと、
やっぱりナショナリズムを高めるのは外からの危機らしいんですよ。
危機があるとナショナリズムが高まると。
その危機っていうのも面白くて、例えばクラス対抗リレーってするじゃん。
そうするとクラスとクラスが敵同士でクラスの一致団結をするっていうナショナリズムが生まれて、
それが学年対抗になると急に今まで敵だった同士がまた敵ができると一致団結すると。
今度はそれがどんどん大きくなって学校対学校だったらまた今まで敵同士がくっついて戦う。
死とか権とかどんどん国とか大きくなっていく。
だから仮想敵が外にあればあるほど実は人類は一致団結できる。
だから巨人の力が、巨人が脅威じゃなくて、巨人じゃないところに脅威ができて、
巨人が亡くなった時に壁の中では人間対人間の争いが生まれるんだよみたいな描写もあったよね。
うん、ありましたね。
結局仲間割れみたいなね。
一番怖いのは仲間割れだって言って。
最初のシーンで壁が壊されて、第一の壁が突破されました。
そうなった時に、戦士たちを鼓舞する言葉で、中途平坦の一番偉いハゲのおじさん。
ピクシス司令。
ピクシス司令がめちゃくちゃすごいことを言うんだよね。
今ここで立ち上がらなかったら、食料がなくなって、人間同士争うことになる。
だからここで死んでくれって言って、演説して戦いに行くっていう。
あのシーンもね、結構グッとくるよね。
確かにね、ありましたね、そのシーンね。
2枚目の壁の内側の人たちのために死ねと。
そうそう、死ねと。
でね、もう一個すごい面白い話があって。
進撃の巨人を面白く見るには、壁の大きさを把握してると面白いっていうことを言ってて。
あ、そうか。ある程度漫画が進んでて。
ただ漫画にも面白い描写があって、これ遥か知ってるかわかんないけど、
エレンが初めて進撃の巨人になって、いろんな巨人と戦うシーンがあるじゃない。
あのシーンの一コマに謎に建物の中を覗いてる男2人が描かれてる。
あ、それ知ってます。
それは誰かわかんないんだけど、エレンとジークなんじゃないかっていうのか。
すごい。そこまで組んでたのかな。
すごいよね。マジで。
それが進撃の巨人の能力だったんですよね。
そうそう。それが結果ね。
ずっと何かわからなかったんですよね。
進む攻撃?
エレンっぽいキャラのことなのかな?
巨人を駆逐するから進撃の巨人なのかと思ってたよ。
そういう意味ではなかった。
ちなみに宇宙人が未来人の可能性があるっていう説知ってる?
宇宙人が未来人?
どういうことですか?進撃関係なくですか?
進撃関係なく、今宇宙人の姿ってさ、顎が細くて目がでかくて頭がでかくて、要はグレイって呼ばれてる見た目。耳が大きくて。
未来人間が進化していくと、栄養はサプリとかで得られるようになるから咀嚼しなくなって、顎が細くなって。
目からの情報っていうのが増えて、スマホとかで。目だけが大きくなって考えることが増えるから頭も大きくなって。
体は華奢になってて。人間がそのまま1万年後とかに進化すると、あんな形になるんじゃないかって言われてる形らしい。
そのグレイ型が過去に行けるようにタイムマシーンを作ってて、タイムマシーンは今この世界で言うUFOとして、歴史的な事件があるタイミングでものすごいUFOが目撃されるらしい。
要はタイムスリップして、事件があったところを時間旅行しに来てるっていう話があって、それを思い出したから話した。
あ、なるほどね。それがジークとエレンがやってたってことじゃないかって。
そうそうそう。それがやってることなんじゃないかっていう。
なるほどね。すごいですよね、あれはね。伏線だらけの漫画ですからね。
伏線だらけ。だって第1巻の何マス目かに数字が書いてあるんだよね。
845とか3桁でしたね。
845ページ後にエレンが死ぬんだっけ。
あ、そうなんですか、あの数字。
そうそうそうそう。
あの数字なんか分からんみたいな感じだったと思うんですけど。
あれね、確かそうだった気がするよ。
へー。そうなんだ。
だからそこからもう結末が分かってて、作者も書く段階で何巻で終わるみたいな宣言してたんだってね。
結果伸びちゃったらしいんだけど、そこからもう、要は伏線も含めて全部を構想してたっていう。
すごいな。
伏線でいうと、一番最初に大型巨人が攻めてきたときって、足でバーンって蹴って穴が開くじゃないですか。
その瞬間、確か大型巨人の斜め後ろのすごい高いところからの描写で、壁を上から見てるみたいなシーンがあったと思うんですけど。
その時ってよくよく見てみると、大型巨人の足跡が描いてないらしいですよね。
そうそうそう、一歩目しかないんだよね。
一歩目しかないですよね。
どこからか来たんだったら足跡が残ってるはずなのに、一歩しかないから、確実にそこで出てきたっていうことじゃないですか。
それも多分みんな全く気づいてなかったんですよね。
全然気づいてなかったです。
全くわかってなかったもんね。
よくよく人間が巨人になって、そこにドーンと現れるっていうことが後々わかるから、まあまあ衝撃でしたよね。
まあまあ衝撃だったよね。
すごいんだよな。
伏線だらけだった。最初のだから、2000年後の記名っていうのも最初意味わかんなかった。
今確認した、それが845の伏線だったって。
845話目のタイトルが2000年後の君へ。
じゃあ第一話が2000年後の君へで845っていうのが出てきて、845が2000年後の君なのか。
ちょっと待って、わかんないわかんない。ちょっと待って。
仕組んでたんだ、やっぱりいろいろ。
すごいな。でも伊沢さんはアニメが結構漫画で表現しきれなかったことをアニメで表現してるから。
漫画で、アニメでね。
って言ってたりしてますね。
結構大事なんだ、アニメ自体も。
みたいですね。
アニメ自体はすごい大事みたい。
漫画ももちろんすごいけど。
ちゃんと保管してやってくれてると。
じゃあ両方見るべきか。
いやー本当に両方見ていただきたい。
そろそろ時間なんですけど。
あ、そろそろ。
まとめると。
そうですね。
もうそろそろ1時間経つんでまとめるとですね。
漫画もアニメも見てね。
ぜひ見てほしいですね。
最後に一言聞きたい。
何ですか。
エレンがさ、最後鳥になるでしょ。
おお、重なってるやつですね。
あれも最初から決まってたんだよね、伏線があって。
なるほど。
羽ばたいてる左手でしょ。
そうそう、それそれそれ。
ぴったり重なってるやつですよね。
そう、ぴったり重なるシーンがあるとか。
あと、エレンが鳥の目線で見てるシーンがあるっていう。
ほー、そんなシーンありましたっけ。
鳥になって、鳥の目線で見てるコマと、
鳥を、誰だったかな、ガビだったかな。
鳥を見てるシーンがあって、2人の目線のコマがあるんですよ。
ちょっと楽しみに見てみてくださいよ。
鳥の目線のシーン。
まだまだありますもんね、正直。
まだまだあるね。
これはちょっとやべえな。
これはちょっとやべえな。
いやいやいや、やばいですね。
10年も経つからね。
真上から見たファルコのコマと、ファルコが鳥見てるコマがある。
戦争してるときの、ファルコが戦争してる時のあれじゃないですか。
そうそうそうそう。
それそれそれそれ。
すごいよ。
最後のシミはちょっとやばかったですもんね、いろいろね。
やばかったね。
ちょっとしみじみ感じちゃう。
いや、ほんとに。
ちなみに、鳥っていうところで北欧神話最後つなげると、
北欧神話のオーディンっていう最高神がいて、そのオーディンは2羽の鳥を飼ってるんですよ。
飼ってるっていうか、渡りガラスがいるんですけど、その渡りガラスにいろんな情報を取ってこいって言って、その情報を聞いてるの。
オーディンは。だからいろいろ知ってるみたいな。
それで全知全能。
それが調査兵団の旗なんですよ。自由の翼なんですよ。
助かりー。
なるほど。
調査するっていうね。
いやーわかんない。
お後が。
お後がよろしいようで。
すげー確かに羽だ。
そうなんです。
最後どうしますか?はるかさんに締めてもらえますか?
そうですね。どうでした?ゲストに来てみて。
感無量でございます。
感無量でございます。
もっともっといろいろお話ししたいところではございますね。
そうですね。
結構神話つながりな、神話を参考にしてアニメって、作品ってやっぱり深いですね。
深い。
深いんですよ。
どれだけ作者が考えて調べてやってるか。
本当に。神経系の巨人だけでなくいろんな作品やっぱあると思うんですけど。
神話を元にしてる作品って結構、何度も見たくなったり読みたくなったりする作品ばっかりなので。
考えさせられるし。
本当ですね。