にわかの肯定を考える
皆さんおはようございます。こんにちは。花農家&花屋ラジオ、シミズノブユキのここにいます。
普段は花農家と花屋をやりながら、新しいお花の取り組みを行っているマルチフローリスとシミズノブユキが、花業界について明るく楽しく、時には鋭く語っていく番組となっております。
はい、そういうわけでして、今日のテーマですけども、まあちょっと花業界とずれるかもしれませんが、
にわかの肯定っていうことをテーマに話していきたいと思いますので、結構ね、好きな言葉なんですけど、にわかの肯定っていうね、
なんか、にわかの話、あの、にわかファンとかですね、にわかの話をしていきたいと思いますので、よろしくお願いします。
はい、そういうわけでして、にわかと聞くと、皆さんどんなイメージを持たれますか?
なんか、薄っぺらいとかいうイメージ、なんかね、どちらかと言うたら、あんまりいいイメージを持たないですよね、にわかって言うと。
うん、なんか、いいイメージを持たれないというか、にわかなんでしょうとか、まあ結局は、知識が浅いんでしょうっていうことなんですよね、結局ね。
で、まあまあ、僕も結局は、野球、まあもともとラグビー大好き人間ですけど、スポーツ全般好きなんで、野球とかも見たり、サッカーも見たりするんですが、
野球を見ながら、あのストレートは2シーブだ、どうだ、みたいなことを、普段は言わないですけどね、ちょっとお酒飲んだりとかすると、友達の前とかで言うんですよね。
あのピッチャーはマジ2シーブだ、とか、なんとなく2シーブわかるんですけど、多分ですが、本当の野球やってる人からしたらマジでにわかなんですよ。
で、まあまあまあ、これ逆の立場で、僕もラグビーやってたって言ってたし、ラグビー見まくってますけど、でもやっぱりトッププロに比べたらやっぱりにわかレベルなんですよね。
でもやっぱりその辺の人に比べたら、多少の知識はあると思うんですけど、まあまあそういう人のことを見て、この人にわかだな、とかいうふうな思ったりもするんですよね。
そういうふうな話をすると、なんか知識も大してないのに、何をかたとるんだ、みたいな。
まあまあまあ、花業はちょっと落としてみると、まあまあ大した技術もないくせに、何を生きてるんだ、みたいな感覚とちょっと似てるんかなと思ったりもするんですが、でも正しですが、まあまあ、これどの業種も同じことなんですけど、にわかがいないと盛り上がらないんですよ。
で、これってもう何が言いたいかといったら、みんな野球に、たとえば阪神、今年ちょっと大阪ということで、阪神が優勝しましたけどリーグ戦で、阪神が盛り上がってますけど、もし、じゃあ阪神ファンからしたら、佐藤テルが今年ホームラン9局打って、っていうのもあれに行って、今年開花しましたよ、みたいな。
佐藤テルについて、ああこうだ、語ります、かたとる人的に今年に関して打ち方がとか、体の開きがとか、そういうのを言い出してる人、山ほどおると思いますし、まあ僕も、そんなそこまで佐藤テルの話してへんかって思うんですが、でもまあまあまあ、そういうちょっと阪神株で、ちょっと阪神詳しいですよ、みたいな話をしてる大使つけにはかなるんですけど、
けど、こういう人たちがこういう話をするから盛り上がるんですよ、結局。
で、この人たちが全員プロしかこういう話した、もちろんにわか禁止します、いや、プロだけ喋ってくださいってなったときに、いやまあまあまあほとんどの人間がにわかなので、てかまあ絶対大多数がにわかですよね、で、ってなったときにプロしか喋れなくなったらもう業界が狭すぎるんですよね、閉鎖的になりすぎるんですよ。
狭くなりすぎて、で、結局にわかの人たちがそういうことを見ないことによって業界が盛り上がらないんですよ。でも、なんかにわかを若干みんな否定をするところがあるんですが、やっぱり盛り上がってんのはやっぱりにわか様々なんですよね。
花業界の活気
だから、なんかね、ちょっとこれ花業界の話なんですけど、花業界もなんですが、やっぱりちょっとお花も大して知らんくせにとかそういうお客さん、なんかね、やっぱりちょっとよくミーハー的にお花を買いに行けた人に対して、もっとちょっとお花を詳しい人に売りたいとか、
もっとお花、こんな、なんていうの、お花、もっと知らん、有名なとか、有名とかじゃないな、もっと知られてない素敵な花があるんですよとか、そのマニアックな素敵な花があるんですよとか、
ほんで普通のなんかちょっとオーソドックスな百合であったりとか、赤い薔薇であったりとか、薔薇と霞でブーケ作ってくださいとか言うと、まあまあにわかかみたいな、で、作る方はやっぱりね、やっぱりプロなんで、そういうオーソドックスなね、まあいろんな品種を持ってる店からしたら、
あの赤薔薇と霞って別にウチじゃなくてもいいしみたいなところ、まあまあ僕もまあまあ思うところはあるんですが、けど、なんかね、まあそこをね、別にそういう人たちはね、あくまで知識がちょっと薄いだけであって、まあ言い方は言ってもにわかだけであって、でもそういう人たちがやっぱりいないと、やっぱ花業界は盛り上がらないですよね、結局は。
で、じゃあこれを作るブーケとかの技術の話で、実はこのスパイラルの角度がこうだ、揃ってるからそうだっていうね、スパイラルの角度が開いてることによってみたいなことを話しすると、まあにわかる人からしたらもうほんまどうでもいい話なんですよね、これって。
で、まあ難しい話で、で、でも業界の人、これが本物のお花の話だみたいなところはもう気持ちもわからなくもないんですけど、ただし、でもそこはそこでまた積み上げじゃないですけど、技術を披露する、知識を披露するっていうところの人間として、まあもちろんプライド自信を持ってやっていくのも全然いいと思うんですけど、
かつてでもそういう、まあそれとはまた別の、こういう盛り上げてくれる人たちっていうのは、まあ僕はその業界的に、自分がどうだこうだ、好きな花だとかね、やっぱり自信を持ってるとかそういうこだわりとかもありますけども、
庭花で花好きな人たちがいないことには業界は絶対盛り上がらないので、その人たちはその人たちでやっぱりありがたいと。ぜひぜひ、ぜひぜひ花業界を庭花で盛り上げてもらいたいなっていうのがありますよね。そういうのがあるから自分のやっぱりこだわりのものであったりとかそういうのっていうのが逆に目立つっていう、逆張りじゃないですけど逆張り的に目立つっていうところもあるし。
だからやっぱりそこをね、庭花を肯定して、もうこの業界入ってこんといてとか、庭花の人がもうそんな花買わんといてとか、そういう話違うなと思って。だから、持ってる持ってない、売る売らないは置いといて、まあちょっと別、戦略的なんで別の話とはいえ、程度やっぱり庭花の人たちが居ることによって業界が盛り上がるということはやっぱりある程度意識しとかないと。
だから、かと庭花に対して商売かける人も絶対いらっしゃると思いますし、別にそれは全然悪いことではないと思いますし、むしろそういう人たちにとってやっぱりそっちのほうが商売的な話で言うと、やっぱり売上立てやすいですしね、絶対数多いですからね、庭花のほうが。
だから、でもこういうこと言うと、庭花って言う言葉がやっぱりすごい否定的に感じるんですけど、でも、いい言葉かどうかわからんけど、でも別にそれをやっぱり否定するのはちょっとどうかなと思うんですね。庭花様様へと僕は思っておりますっていう話ですね。
これはもう庭花業界に限らずですけど、どんな業界でもそうです。やっぱりサッカーも野球もマラフミもそうですけど、庭花ファンがおることで業界が盛り上がると。
それに対して、そういう人たちがおるから本物の今いらっしゃるコアファンも、そこはやっぱり感謝するっていう言い方はあれだけど、そういう人、庭花を排除するっていうのはちょっとまた違うなとは思いますんで。
庭花業界もそう。もっともっと庭花ファンに増えてもらえるような楽しい取り組みをやってもらわないと業界っていうのは盛り上がらないなと思いますね。業界を盛り上げたら、なんて言うてんやろな。やっぱり業界盛り上がってほしいなっていうのが今日のまとめとなっております。
というわけで、今日は日曜日か。もうすぐ9月も終わりますけども、今日1日が皆さんにとって素敵な1日になりますように。どうもありがとうございました。