価格設定の難しさ
皆さん、おはようございます。こんにちは。花農家&花屋ラジオ、清水信之のここにいます。
普段は花農家と花屋をやりながら、新しいお花の取り組みを行っているマルチフローリスト清水信之が、花業界について明るく楽しくときめきが鋭く語っていく番組となっております。
早速ですが、今日のテーマは、安売りもぼったくりも続き続かないというのをテーマに話していきたいと思いますので、よろしくお願いします。
はい、そういうわけでして、個人花屋さん、個人ビジネスの永遠のテーマですね。価格という感じですけども、特に安定してしまえばね、そこまで感じはあるんですが、最初やっぱり特に事業を始めるときに、価格という感じで決めるときに、どうしても自分を安くしてしまう傾向はありますよね。
これもあるあるだと思うんですよね。いくらにしたらいいんやろと。その利益をどんだけ載せるんだっていうのはね、あの程度の決まっているところはあるんですけども、やっぱりそこは自分の時給を減らして、でも価格を下げたらお客さんに来てもらえるっていうのはマインドになってしまいますよね、どうしても。
でもその価格というのは意外とお客さんそこは見てないというか、比較対象があって安く感じる安く感じないというのはあると思うんですけど、比較対象がない場合は、なかなか価格っていうのはそこまでお客さん知らないんですけど、やっぱり自分本人としたらこんなんで売ってもいいのかしらみたいな感じによって、とか自分の中で自信がついていかないことによって価格っていうのをちょっと抑え気味にしてしまうと。
今日の題名にもあるんですけど、ただその価格で続けると経営がしんどくなってきたときに続けられなくなってくるんですよね。経営が続かない。だから一時のその数ヶ月とか最初の方を身を粉にして働くときは、別に頑張ってやっていけるかもしれないですけど、それをずっと何年、5年10年続けていくってなっていったときに、やっぱり安売りは続けないと。
なってきたときにだんだん上げていくと。価格上げるってやっぱりしんどいですよね。難しいですよね。でもかといって上げにくいっていうのが、これ永遠のテーマです。そこはみんな結構取り組むって言うとあれですけど、悩みつつ解決方法、いろんな解決方法があるんで、その辺の話はまた今度どこかで。
前もしたかな、このラジオでも。なんですが、安売りは良くないよっていうのはみんなわかってるっていうのはもちろんそうです。安売りやってて、じゃあ安売りはあかん、では価格上って言って急に価格を上げる方もいらっしゃるんですけど、僕はね、これもある意味良くないなと思ってて。
なんでかって言ったときに、昨日まで、例えば1000円やったものは、急に明日1500円、2000円になりますってなったとき、お客さんからしたらええってなりますわね。そこに対して、このままの昨今のインフレ状態ということで価格を上げますやら、そういうのももちろんつけた上で理由付けしていくっていうのももちろん全然アリだと思うんですけど、
もっと明確に何かをやっていかないことにはやっぱりお客さん納得しないと思うし、そこって難しい話です。僕自身が逆の立場だとしたときに、もともとその価格自体が安いなってずっと感じてたものであればそこまで感じないのかもしれないですけど、それが当たり前になっていったものは、
むしろお客さんでその価値については、やっぱ売る側よりは知識がないんでわからないんですよね、間違いなく。というときにこれは果たしてまともな価格なのかどうなのか、実は安かったということすらわからない人が多いので、じゃあ価格を上げますってなったときにしんどいなっていうのはわかるので、ちょっとそこは説明責任とかいうわけではないんですけど、
しっかりお客さんも納得した上の理由付けをちゃんとしてあげないと、ただ私実は安くしてました、価格を高くしますっていうだけでは、やっぱりお客さんに対しては良い印象は持たれないでしょうねっていう。さらにそれじゃなく別の話になっちゃうんですけど、自分の価値よりさらに高くなってしまう恐れもあるわけじゃないですか。
逆に最初の価格を安すぎるのもどうかと思うんですけど、なかなか正当価格でいくのもどうかと思ってるんですよ。それは技術とか、技術不足ももちろんあるでしょうし、発信能力、自分の知名度ですよね。技術もそうだけど。自分の知名度がまだない中で、なかなかその辺の知名度ある人と同じ価格にするっていうのもちょっと難しい話かなと思ってきて。
それで言ってしまったときに、ある種価値をちゃんと示せれてないのに高い価格っていうのは、言葉あるけどぼったくりに近いものになってくると思うんですよね。
ぼったくりまでって言い方がちょっと、ぼったくりって言うとわざわざ騙してるような形になるかもしれないですけど、でも一緒のことですよね。結局価格に合ってない、さらに高い金額っていう。それはそれでまたお客さんは離れていくって思ってて。
ぼったくりっていうか、自分の価値に合った価格はいいと思うんですけど、価値以上の価格設定にすると、これまたやっぱり続けれないんですよ。お客さんが来なくなるので。そんなに言うほどお客さんはバカではないので、そこはうまく自分の発信をやっていかなあかんと思うし、ちゃんとして発信ができるってことは僕はある意味価値だと思ってるので。
バリューのほうね。価値提供、チャンス率で発信してちゃんと影響力を持てる人っていうのは、商品の値打ちだどうだっていうより、その人の出す人の値打ちっていうことにもなるので、そこは価格として反映させてもいいとは思うんですけど、それもない状態で価格だけ上げてしまうと、やっぱりそこっていうのはまた続かないなっていうのはちょっと思いますね。
価値提供の重要性
結局なところ、価格に合ってない安いのももちろん続かないし、価格に合ってない高いのも、価格ってそれを僕だけも言うんですけど、技術だけじゃないです。技術、製品力じゃなく、その売っていたしているお店のバリューとかその人のバリューっていうものも、とかあと発信力ですねっていうのも含めてです。
それって含めた上で、合ってないもの、さらにそれより高いものっていうのも、またまた続かないっていうのはちょっと思いますね。だから結局、それって何が大事かというと、やっぱりリサーチ力によって自分の価値っていうのはどれぐらいのものなのかっていうのを正当評価した上で、そこに対してのちゃんと価格の設定プラス、価格プラス、それに対してのしっかりした説明というか、価値を価値提供というか、
価値提供の説明というか発信力っていうのも、不切当になってくるのではないのでしょうかっていう話ですね。だから結局は安売りもぼったく高く、ちょっと意味のない、説明のつかない価格高騰っていうのもやはり続かないなっていうのが今回のまとめとなっております。
だから価格を下げるのもよくないし、上げるにもちゃんとした価値をちゃんとつけましょうっていう話になっております。はい、というわけで、福岡は週末ということでだんだん涼しくなってきてますね。秋も近づいて、秋も近づいても秋ですけど、まあまあだんだん涼しくなってきて動きやすいと思いますので、皆さんこの週末も頑張っていきましょう。
今日1日が素敵な1日になりますように。どうもありがとうございました。