00:06
OKファームのOKです。この番組は、農業歴12年の私が、みなさんの思い出をもとに、今夜のこんだてを紹介するラジオです。
今日は、ラジオネーム、しーちゃん、女性の思い出です。
岩手県に住んでいた祖母のお家に行った時のエピソードです。
スーパーで買ったナスのお漬物をヘタ付きで出し、親戚一同で食べていた時に、みんなは歯でヘタを噛み切り食べていました。
ふっと、おばあちゃんに目をやると、ナスのヘタを手でちぎっていました。
「ばあちゃん、大丈夫?」と聞くと、「わしゃ、いればじゃから噛み切れんのじゃ。」と、しわしわの可愛らしい手でヘタを一生懸命ちぎっていました。
親戚で、「ばあちゃん、ごめんごめん。」と、ナスを小さく切ってあげた記憶があります。
ばあちゃんは手先が器用で、タバコの空き箱を使って、傘や鶴やカゴを作ってくれました。
他にもセーターやマフラー、マリ飾りやお人形などたくさん作ってくれました。
大王女で104歳まで自分でトイレに行っていた自慢のおばあちゃんです。
東日本大震災があった時には高齢者施設にいて、その時は無事だったのですが、施設も被災していたため、ドタバタの中、亡くなってしまいました。
今でも我が家で大切にしている飾りやナスの漬物を見ると、
可愛らしい手で一生懸命ちぎっているばあちゃんの可愛らしく愛おしい姿を思い出します。
というシーちゃんからのメッセージでした。ありがとうございます。
失ってみないとわからないものというものが人生にはたくさんありますが、歯というやつもね、その一つですよね。
皆さんちゃんと歯磨きをしてください。
そしてキーワードとして手というものが挙がりましたが、おばあちゃんのシワシワの手ですね。
パッと聞いたらネガティブなようにも聞こえますけど、その手も最初は小さな小さなね、はかちゃんの手だったわけで、
まあいろんな出来事とかね、その人の歴史みたいなものが重なってきて、その手になったんだなあというふうに思うと、
シーちゃんの言うようにね、愛おしい思いが芽生えるというのもなんか僕はすごくわかる気がしますね。
うちの亡くなったじいちゃんも畑仕事をもう80年以上続けてきた人だったので、
そのじいちゃんの手がやたらごつかったなあとかね、分厚かったなあみたいなことをこのメッセージからなんとなく思い出しました。
この放送を聞いているあなたも今日はね、ぜひご自分の手とか大切な人の手というのを気にしてみてはいかがでしょうか。
そしてOKファームがおすすめする今夜のこんだては、ナスの煮浸しです。
私の仕事仲間でもあり、友人でもあるアパラボというやつがいるんですが、
アパラボは主婦をやっているのでこういうレシピに詳しいんですよね。
ナスだったら何のおすすめ料理があるかなっていうのを聞いたら、煮浸しが楽でおすすめだよというふうに言ってくれました。
03:02
だしと醤油とみりんで焼いたナスを煮込むだけですというね、簡単なシンプルなお返事をくれました。
ナスといえば秋、秋といえばナスという感じの食材なので、旬を迎えたナスを煮浸しにしてみるのはいかがでしょうか。
そしてナスの煮浸しの味付けにおすすめなのが、僕の友人が作っているだしパック、その名もだしラボ。
さっき言った僕の友人が販売しているだしパックなんですけども、先日新発売になったばっかりのだしラボなんですが、
ご購入済みの方はね、ナスの料理をするときにだしラボをぜひ使ってみてください。
概要欄にだしパックのAmazonリンクを貼っておきますので、
何それとかね、まだ買ってないよっていう方はぜひチェックしてみてください。
改めまして、しーちゃん素敵なお話ありがとうございました。
この番組ではあなたからの食べ物の思い出を募集しています。
日常的なものから壮大なエピソードまで、どんなものでも大丈夫、匿名でもかまいません。
概要欄のリンクをクリックすれば簡単に記入できますので、ぜひよろしくお願いします。
今日のご飯があなたの人生で大切な一食になりますように。
素敵なお話、ごちそうさまでした。