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はい、シェアする落語のshikeです。ゴールデンウィークでもう一つ、展覧会というかギャラリーに行ってきたんですね。
こっちでもね、落語家の創作活動なんですけど、こっちはなんとね、前座です。
たてかわののいちさん。たてかわののいちさんが、師匠であるたてかわしらの師匠に命ずられて、
毎日一ネタ、なんでもいいから書きなさいと、紙に書きなさいというふうに命じられて、
サボったら波紋ねというふうに言われたらしいですが、ののいち一日に一ネタというところで、
イラストと言葉が入った、ちょっと漫画と言っていいのかどうかちょっとわからないですけど、
これを一日に一ネタやってたんですね。これが本当に面白いのは、前座自身の修行の積み重ねと、
その前座から見た様々な落語家、様々な落語家の横顔というのが見えるんですよ。
これね、落語ファンならたまりませんよ。前座の視点から見たそれぞれの師匠方の顔が見えるって、
もう楽しいことことのないじゃないですか。もう好めないじゃないですか。
ののいちさんのこの絵のタッチも可愛くてね、いい感じですし、やっぱり絵もとても可愛いんだけど、
その絵以上に、そこに入ってるそのコメントね。そのコメントがすごく素敵なんですよね。
落語家は、前座はこうやって落語家になっていくんだっていうのがね、すごくよく見えてくる。
これはね、やっぱり知らぬ師匠の凄さですね。
やっぱり知らぬ師匠が初めてお弟子さんを取るということで、相当考えて悩まれて、
様々な試みをして、多分その中に失敗した試みも色々あるんでしょう。
その中で、様々な試みをしたが故に一個大成功したのがこれなんだなっていうところがあって。
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これ前座の古典っていうタイトルなんですけど、確かに古典なんですよ。展示されてるんですけど、
まあなんかその寮で勝負するっていうコンセプトだったらしくて、その一日ひとネタがブワーッと貼ってあるんですね。
ブワーッと。でね、ブワーッと貼ってあるんだなっていう風にスルーできたら良かったんですよ。
ところがね、一個一個が面白いんだ。一個一個が面白いんで、読んじゃうんですよ。
そうするとね、すごいいっぱいあるんで、それが壁に貼ってあるんで疲れる。疲れるけど楽しいから読んじゃう。
だから3時間いた人とか、2日に渡ってきた人とかいたらしいです。いやもうそれすごいわかりますよ。
いやもうとってもいいですね。これはやっぱりね、師匠としての立川志良のプロデュースの力と野農地産というですね、非常に将来も楽しみですけど、
今一生懸命前座修行している落語家のですね、視線と、なんだろうやっぱりセンスも出てますよね。
が、とっても楽しいコンテンツになっているんですね。
思ったんですけど、立川流中心にいろんな落語家さんが絵と文章の中に登場するんですよ。
これね、5年後10年後20年後ってね、コンテンツの価値がどんどん上がっていくと思います。
あ、この頃のこの師匠はこんな感じだったんだなっていうのが映されてるわけですか。
そういう意味でも本当に素敵な企画だなっていうふうに思いました。
ちなみにですね、僕は出てませんけど、僕の会もちょっとだけ絡んでいまして、立川楽平さん、あれ?5月1日から?
楽平師匠にしておきましょうか。楽平師匠がシェアする落語に出てもらった時にチラシを作っていて、
12月の深川東京モダン館の立川流一文会でチラシを配ってもらいたかったと。
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僕はその時はデータだけ渡してたんで、チラシまだ届いてなかったんですよね。
ただ僕は持ってたし、僕はその会場にいてたんですけど、
楽平さんは送ったデータを、またそれも完成版じゃないんですけど、その完成版じゃないデータをコンビニのプリンターで出そうとしたんですけど、
なぜか手札ぐらいの写真のプリントになって出てきて、すごいちっちゃくてお金かかったチラシをいろんなお客さんにばらまいたという非常に面白いことがあって、
それをネタにしていただきました。これは嬉しいですね。
これは何が嬉しいって、やっぱりこうやってね、ちょっと歴史が残っちゃうんですよ。楽しいですね。
僕は本当に縦川竜の章大丸さん、縦川章大丸さんと縦川野野石さんを知ってます。この2人はね、本当先が楽しみです。
野野石さんのこの前座の個展、これも申し上げないです。5月3日までなんですよ。
縦川知らぬ師匠のツイートXのポストまで結構読めます。さっこのぼって見ていただくのもいいかなと思いますし、
これだけ面白くてお客さんを呼べてるわけですから、これ多分本になるんじゃないかな。
そんな期待もしております。ということで前座の個展、深川東京モダンカン、非常に楽しませていただきました。
ありがとうございました。シェアする落語のしけでした。ではまた。
