1. シェアする落語のスタンドエフエム
  2. 【#296】三遊亭司の会25/11/29
2025-11-30 09:21

【#296】三遊亭司の会25/11/29

spotify
真打昇進から十年。あの日と同じ演目『明烏』に司師匠の進化をしっかりと実感することができました。
歌司師匠の『火焔太鼓』はベテランの滋味。

歌坊さん、まずは片喰を目指してがんばってください。


●十年前
https://shike.blog.jp/archives/51977861.html
---
stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。
https://stand.fm/channels/614acca39ccb419e5f1db0cc

サマリー

三遊亭司の会では、10周年を迎えた司師匠の初高座や弟子の歌坊さんが登場し、伝統的な落語の魅力が再確認されている。宇多寺師匠の出演や橘家吉之介師匠の素晴らしいパフォーマンスもあり、非常に賑やかな会となっている。

三遊亭司の会
はい、シェアする落語の四家です。11月29日土曜日、圓橘の会からですね、移動いたしまして、
鎌田、アプリコにおきまして、三遊亭、司の会、三遊亭司師匠の会に行って参りました。
司師匠、10周年ということでですね、しかもですね、弟子、初めての弟子をとって、その弟子がなんと本日が初高座という、そういうですね、記念すべき日ということでございます。
会講一番がですね、その弟子、三遊亭、歌坊さん。坊は坊主の坊ですね。
いや久しぶりに前座のスリリングな高座を聴きましたね。最初すごい固いんですよね。最初すごい固いんです。
ただ、だんだんだんだん乗ってきて、あ、ようやくこのラク号の調子になってきた。ちょっと受けたりもするっていうところで、ちょっと詰まったりするという、そんな感じの同感でしたね。
でもこういう高座聴いてるとやっぱり同感を前座にやらせる意味みたいなものもね、すごくわかるし、新鮮でもあるし、興味深いところもありますね。
歌坊さんについてはですね、初高座ですから、今のところ何を言うっていう話でもないんですけども、三遊亭司司長と選んだこのセンス、これでもって将来有望というふうに私は思います。
で、司司長が登場されまして、なんか疲れてるんですよ顔が。横でその弟子の初高座を聴いてぐったりしたみたいですね。もう帰りましょうかみたいなことをおっしゃっていました。
自分のね、初高座も同感で、その時の思い出話として、真打ち昇進からですね、10年という歳月についてのですね、様々な思い出話が非常に興味深く、数ちゃんと笑いを取ってくれるというところから六尺棒。
六尺棒はね、師匠の得意ネタではございますが、いつもにも増してね、トントントンといってメリハリが効いて、いい高座でございましたね。で、これがね、お父さんと子供の話ですからね。
はい、で、この後ですね、息子お父さんの上のおじいちゃん、司司長の師匠でありますところの三遊亭宇多寺師匠が登場されました。
なんか、足を滑らせて足首を痛めてしまったというところで、合挽きをね、使われて、ちょっとこの合挽きが高くてですね、なんかこう半分立ってるみたいな感じでしたけども、その合挽きをどこにどう置いたらいいのかで戸惑っている宇多坊さんの姿もまたうゆうゆしくてですね。
で、もう宇多寺師匠はもうベテランのですね、醍醐味でございますよね。もうまくらからもうデピテベテランのしっかりとした感じでですね、客席を改めて温めた後にですね、なるほど、こう来ましたかというところで『火焔太鼓』でした。
もうそれも結構正当な派っていうかね、あんまりこう、師匠師匠の方と変わらないんじゃないかなというふうに思うんですけどね。まあこれもまたドカンドカン受けてましたね。非常に楽しかったです。
で、仲入りが入りまして、膝に入りますのが、まあね、三代目三遊亭宴会一門の花ですよね。
橘家吉之介師匠でございます。僕は三遊亭アスカの頃から知ってますよ。テレビでね、ルンルンあさるく生情報で出ましたが、そんな昔の話はともかくといたしまして、まあね、もうチャキチャキで美しくて歌がうまくて三味線がうまくてっていうところはね、何にも変わってはいないんですが。
いやもうますますですよ。素敵ですよね。いやもうこれ以上の膝はございませんね。
でね、今日ね、太鼓がね、今日というかこの日ね、太鼓が入ってない。まあ歌ぼうちゃんまだ叩けませんかって。そりゃそうですよね。なんて話もあってですね。太鼓なしでいろんな曲をやるんですよ。その昔の昭和の名人の出囃子であるとかですね。
狸もやるんですよ。で狸ってすごく長い曲でめちゃめちゃ難しい曲ですよ。で本当は太鼓とあと包みが入るんじゃなかったかな。そういう曲なんですけども、もうノーパーカッションでちょっとね三味線を軽く叩いたりとかしてそういう音も出しながら。
落語の魅力
で、これはまあキセノツ結晶のいつもの手なんですけど、とっても長いのでっていうところでいきなりブツッと聴いて、はいお時間ですって言って帰っていくというですね。いやもうね、江戸の粋をね、この茶目っ気たっぷりにやるっていうところがね、もうかっこいいですね。よくあれ歌いながら弾けるなっていうですね。もう本当寄席の地味編ですよ。素晴らしい。
で、司師長が、トリネタが、えーこれはネタ出しでしたね。えー明かす。これね10年前の真打昇進の時に、鳥でやっていたネタということで。で僕10年前も聴いてるんですよ。うーん。
10年前聴いててねこの『明烏』ではいいなこの綺麗な
落語をしっかりできる人が親家になられていいねっていうふうにねそれまでもあの 信頼をするネズミ穴とか聴いてあーこの人はいいなっていうふうに思ってたわけでまぁ
それでね披露目にも行ったわけですけども
いややっぱりねー 落語か10年
ちゃんとやってるとあの時もうまいと思ったけど さすがにもっと上手くなってますね
細かいことはね私はよくわかりませんけどもやっぱメリハリでしょうね あのやっぱ緊張と緩和
メリと針 厳米と助け特に助けがいいよねうん
なーん ね有名な話ですからもう数字は全部頭にこびりついているわけで
そういう意味になればなるほどやっぱりこのテンポの良さであるとかいうあたりが ですね
こっちの心にちゃんと響いてくるかっていうところがありますよね 非常にねあの押すとこ引くとこ
メリハリがね聴いて非常にビート感のある 落語になっていて
あの頃 のあの新少子の時のネズミあのですねええ
『明烏』も決して嫌いじゃないですけどもいい出来でしたけども あやっぱ10年経つとすごいなっていうふうに思いましたねうん
ねえ というわけで3世代
の 孫本人親を聴いてまたこの『明烏』も父親と息子の話というところもですね
いう趣向になってますよね いや本当に司書ぜひねもっとねあのお客さんも結構いっぱい入ってていい会になって
ましたけども 普段の会にもね
ぜひ来ていただきたい藪伊豆の回とかねぜひ来ていただきたいと思いますし 予選もねもっとちゃんと読んでほしいなというふうに思いますね
これからますます楽しみでございます ということでシェアする落語の四家でしたではまた
09:21

コメント

スクロール