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2025-08-30 10:41

【#263】らく兵・吉笑二人会 25/8/29

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1時間半に2人の魅力をぎゅっと。
仕事で疲れているところにちょうどいい落語会でした。
#立川らく兵 #立川吉笑
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サマリー

立川らく兵さんと立川吉笑さんの二人会が神田連雀亭で開催されています。短時間でスムーズに進行するスタイルが魅力とされており、吉笑さんの軽快な語りとらく兵さんの独特なボケが絡み合い、楽しい時間を提供しています。

二人会の魅力
はい、シェアする落語の四家です。8月29日金曜日。珍しく仕事が早めに上がったので神田連雀亭亭、立川らく兵立川吉笑二人会に行ってまいりました。
今や立川流の若手真打のお二人ということになりますね。
このお二人が、真打が神田連雀亭に出るのは珍しいんですけど、夜は貸席なのでね、時々あります。
で、この会が面白いのはですね、非常に限られた時間で二人で二席でスパンと終わるという感じです。仲入りなし。
ここがすごく良かったですね。正直ね、仕事の後で、しかも金曜日の夜だと疲れてるんですよ。
あんまり長いのはね、面白くても疲れちゃうところがあるんですけど、この二人の軽快な落語を2本ずつピシッと決めて、ふっと終わる。
終わってちょうど8時っていうね、とっても良い会だなというふうに思いました。
で、まずですね、立川吉笑さんですね。まくらでですね、今楽屋で起こったらく兵さんのちょっと変なところをですね、スパッとまとめて、スパッとまくらにしてスパッとお笑いを取る感じのこのスピード感がたまんないですね。
ネタはですね『犬旦那』。これね、前から演目だけ知ってて初めて聴きました。正直言いましょう。そんなに面白いと思えなかったんです。途中まで。
吉笑さんが吉笑落語、特に擬古典をやる時の軽快な語り口、そこは楽しめたんですけど、そんなに笑いどころがある噺ではないかなというふうに思っちゃってたんですけど、
サゲ聴いて、で拍手してるとね、なんか満足感があるんですよね。滑稽噺なのにそんなに笑わなかったのに満足感があるっていうのはちょっと不思議な感覚だなっていうふうに思いました。ちょっとこれもう1回聴いてみたいですね。
で、立川らく兵さんです。らく兵さんがですね、今ちょっと言えないけども、とってもおめでたいことがあって、僕はとっても嬉しかったんですが、ちょっとすいません、ここでは言えません。もうちょっと待ったら言える。
それに関するまくらがまたとっても面白いんですよね。そこからですね、なんでこの会をやることになったかっていう話で、らく兵さんは酒でしくじって波紋にもなっている人なんですけど、吉笑さんも酒でいろいろあったので、
真打昇進までは飲まないということにして、真打昇進パーティーで長かった禁酒を解いたという方ですね。で最近結構飲んでいる。で時々あのタイムラインまで醜態が上がってくるっていうですね、大丈夫かなみたいなところもあったりするんですけど、
その吉笑さんから電話があって、兄さん飲みましょうって、夏の鴨先生と吉笑さんが飲んでたらしいんですけど、飲みましょうっていう風に酔っ払って電話がかかってきて、夜中2時とか言ってたのかな。
らく兵さんも飲まないから自転車でそこまで行ったら、コンビニの前かなんかだったかな、質問されて兄さんはなんで勉強会をやらないのですかと。勉強会っていうか独演会っていうかね。
で立川流でその独演会をやらないのは何でですかっていうのね。ピシッピシッと理詰めで詰められて、すいませんすいませんって言って言われたのでもう仕方なく始めることにしたと。
でまあそれもあって2人で会をやろうかと言って今日やることになったっていうですね。
面白いですね。吉笑さんらしいらく兵さんらしい。もう絵が浮かぶ話ですね。でそこからは先ほどの話ということでもうこれは得意ですよね。『親子酒』に入りました。親子酒はさっきのおめでたい話ともちょっとつながりがあるんですけどね。
もう楽しい。もう1席も、らく兵さんの高座は全く同じなんですけど、この小ボケが、もうソーダの泡みたいにプシュプシュプシュプシュ出てくるんですよ。
それがねポコンポコンポコンポコンコネつながって笑いがどんどんどんどん積み重なってくるっていう、すごいですよね。でその小ボケのその泡の中に、小さいけど微妙に小さいけどもその微妙な狂気、狂ってる気が含まれているあたりが
やっぱり立川流いうまあ談志志らくのつながりなのかなあっていうところですね。ちっちゃいのがね、いっぱいプツプツプツプツプツプツ入っている。それが、ぶつかりありながら笑いを積み重ねていくっていう感じですよね。
まあでも面白いです『親子酒』良かったです。でもすぐそこで吉笑さん出てきて今度は非常に懐かしい噺『何時材』ですね。あ、吉笑さんねいいこと言ってました。「らく兵ファンに感謝してほしい」そうですよね。
でそこから入った話が懐かしい『何時材』ですね。何時の人材の材と書く『何時材』です。これはあの剣道の大会の様子を描いた技古典。
まあもう完全にもうこの数学好きの吉笑さんが作った。まあ今でも他の人はこういうのは作らないだろうなというですね。
数字の落語です。数学的な数学的なものを笑いに変えていく落語ですね。でこれはね吉笑さんが始めたことだし、いまだに誰もやってないんじゃないかなと思うんですけどね。
で僕はでも本当にあの吉笑さん聴き始めた二ツ目になったばっかりぐらいの頃にこれを聴いてうわぁ立川吉笑さんってこういう人だなっていうふうに思った話で大変懐かしく楽しませていただきました。お笑いです。はい。
で最後もまたらく兵さんで、まあそろそろ秋も来てるということでこれもらく兵さん得意ネタ、目黒野さん。だから全体的な流れはねオーソドックスなんですけど、その子坊主義というか、子坊主義というか。
で受けると思ったら何度もやるっていうところでまたそれがどんどん積み重なっていくところがねまた素晴らしいですよね。ちょっと見たことある人ためはすぐピンとくると思うんですけどね。
あの3枚よりねタイが面白い。タイのね3回目が面白いですね。タイがね、すみませんこれわかる人しかわかんないんで申し訳ないんですけど、あの瀧川鯉昇師匠のそこつぬ釘のパオパからパオゲルからゲルっていうのを思い出すんですよね。
まああるその仕草なんですけども、もうあそこほんと爆笑しちゃいますね。ということでこぼけこぼけが積み重なって笑いをとっていくというところでですね、目黒野さんは軽快に決めていただいてぴったり80割。
いや良かったですね。非常に良かったです。いや本当にねこういう短くて、しかもこれ2000なんですよ。真打2人出てて。っていうのもねすごくいいですよね。で連雀亭でしょ。そんなに宣伝してないけどちょうど連雀亭がぴったり埋まるぐらい。ちょうど前になるぐらいのお客さん。
僕はあの直前に、本当に直前に予約は一応入れたんですけど、ほぼ当日ですわね。そういう一人二人当日に来てちょうど前になるぐらいのお客さんに対してやっていくというような回ってね。とってもいいですね。この辺りもやっぱり希少さんのプロデュース力なんだというふうに思います。
ということでですね、大変楽しませていただきました。シェアする落語の主家でした。ではまた。らく兵さんおめでとうございます。
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