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【#336】立川寸志トリ噺五十席其の二十五 最終回26/5/12
2026-05-13 06:55

【#336】立川寸志トリ噺五十席其の二十五 最終回26/5/12

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『写真の仇討ち』あれくらいの尺で十分トリ取れるでしょう。真打昇進に向けてまた武器を増やした寸志さんでした。ますます楽しみ。 #立川寸志
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抜け雀
シェアする落語の四家です。 5月12日火曜日、アートスペース兜座におきまして、寸志トリ噺五十席・最終回行ってまいりました。 立川寸志さんがトリを取れる噺で50席を披露するということで、今年10月の真打昇進を控えて進めていた、ずっと連続的に開催していた、今年に入ってから毎月開催だった企画で杉江松恋先生をプロデュースということですね。平日だったので、僕は本当に2,3回?3,4回かな?しか行けなかった。 2,3回ですね。まあいいや、どっちでも。行けなかったのですが、最終回たまたま時間が取れましてお伺いすることができました。 1席目がですね、『抜け雀』。 『抜け雀』って丁寧にやるとこんなに時間のかかる話だったんですね。改めて思いました。寸志さんの『抜け雀』は、宿屋の主が婿養子であるっていうことをですね、 フレーズとしてこう繰り返していくことで、そこが軸になった笑いが一つ取れるというところと、 絵師の親子の関係が他の方に比べると丁寧に描かれている。そもそもなんでその立派な姿になった若い絵師がもう一度あの宿屋に来ることになったのかというところまで描かれているので、初めての方にはこっちの方が納得感が高いかなっていうのと、 まあ楽しい、普通に楽しいというところですよね。相変わらずそのここは絶対に揺るがないとこだと思うんですけども、寸志さんらしいいかにも寸志さんらしいなというところでございましょうか。 仲入りを挟んで2席目がですね、珍しい話ですね。写真の仇討ち。
写真の仇討ち
芸協でやる人がいるっていうのは聴いていたんですが、 芸協の若手桂南馬さんとネタ交換だそうです。まあ本当にね、あのさらっとした噺で、またそのなんでしょうね、やっぱりサゲが一番聴かせどころみたいな、よくあるタイプの噺かなっていうふうには思うんですが、あの若くて、 恋愛に夢中すぎて、ちょっとおかしくなっちゃう男と、それをいなすおじさん。その2人しかほぼ出てこない噺をですね。
明確なキャラ付けっていうか、寸志さんらしい、テンポ良く、その若い愚かな、 落語によく出てくる男を
描きつつ、彼がただバカなのではなくて、バカで純情で、喜怒哀楽の入れ替えが、入れ替えというか切り替えというか、変化が激しくて、上の人も平気でバカにしちゃうところが、からかっちゃうみたいなところがあるというですね。
まあ良くも悪くもいい加減で、でも愛すべき男っていう、まあ言ってみれば落語によく出てくる人ですよね。
それをこの、なんていうのかな、リアルって言い方は落語のリアルですよね。落語のリアルで、そこにいるように演じてくれるので。
でまた、あのおじさんがね、おじさんはもうこういうおじさんを本当に寸志さんは得意にしているところかなって思うんですけども、
この好対照を綺麗に描いていくんで、それほど笑いが多い噺ではないんですけども、
聴かせてしまうというですね。終わってみるとまあ満足感が高いというあたりが寸志さんらしいところだなというふうに思います。
まあ元々あのもう何年も前から早く真打になればいいのにと言われてた人なので、
今こういう充実の高座を聴いても、寸志さんだからなっていうですね、
なんでしょうね、驚きはないんですけども、やはり他の二ツ目同様に真打昇進を間近にすると、それまで良かったところがさらにグッと良くなって、
いよいよ真打だねっていうようなですね、雰囲気がなんかこの芸の中から出てくるみたいなね、ところはやっぱりあるんだなっていうふうに思いました。
で、このシリーズが最終回で、また別のシリーズもこの前最終回になって、いよいよ寸志さんの二ツ目としてのですね、
集大成が作られるというような集大成になっているというところで、6月30日にまた大きな会がありますので、
これも平日なんでちょっと僕はいけるかどうかわかんないんですけども、ぜひね、あの多分日暮里だと思うんで足を運びいただきたいなっていうふうに思います。
もちろん披露目はですね、披露目は間違いなく楽しいんですけど、披露目の手前のね、ここから真打になるぞっていうあたりがね、非常に楽しいですから、
ぜひ足を運びいただきたいなというふうに思います。シェアする落語の四家でした。ではまた。
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