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支援する落語の四家です。 5月12日火曜日、アートスペースカブト座におきまして、
寸志取り話50席最終回行ってまいります。 立川寸志さんが取りを取れる話で50席を披露するということで、
今年10月の真打昇進を控えて進めていた、ずっと連続的に開催していた、
今年に入ってから毎月開催だったのかな、企画で杉江松恋先生をプロデュースということですね。
平日だったので、僕は本当に2,3回?3,4回かな?しか行けなかった。 2,3回ですね。まあいいや、どっちでも。行けなかったのですが、
最終回たまたま時間が取れましてお伺いすることができました。 1席目がですね、
ぬけすずめ。 ぬけすずめって丁寧にやるとこんなに時間のかかる話だったんですね。
改めて思いました。寸志さんのぬけすずめは、
宿屋の主が無雇用士であるっていうことをですね、 フレーズとしてこう繰り返していくことで、そこが軸になった
笑いが一つ取れるというところと、 絵師の親子の関係が他の方に比べると丁寧に描かれている。
そもそもなんでその立派な姿になった若い絵師がもう一度あの宿屋に来ることになったのかというところまで描かれているので、
初めての方にはこっちの方が納得感が高いかなっていうのと、 まあ楽しい、普通に楽しいというところですよね。
相変わらずそのここは絶対に揺るがないとこだと思うんですけども、寸志さんらしいその
スイングジャズのようなね、快調なリズムで
長い話が長く感じられない。 終わってみたらこんなに時間が経つだのっていうようなところがですね、
いかにも寸志さんらしいなというところでございましょうか。 仲入りを挟んで2席目がですね、珍しい話ですね。写真の仇討ち。
芸協でやる人がいるっていうのは聴いていたんですが、 芸協の若手桂ナンバさんとネタ交換だそうです。
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まあ本当にね、あのさらっとした話で、またそのなんでしょうね、やっぱりサゲが一番聞かせどころみたいな、
よくあるタイプの話かなっていうふうには思うんですが、
あの若くて、 恋愛に夢中すぎて、ちょっとおかしくなっちゃう
男と、それをいなすおじさん。その2人しかほぼ出てこない話をですね。
明確なキャラ付けっていうか、寸志さんらしい、
テンポ良く、その若い愚かな、 落語によく出てくる男を
描きつつ、彼がただバカなのではなくて、バカで純情で、喜怒哀楽の入れ替えが、
入れ替えというか切り替えというか、変化が激しくて、
上の人も平気でバカにしちゃうところが、からがっちゃうみたいなところがあるというですね。
まあ良くも悪くもいい加減で、でも愛すべき男っていう、まあ言ってみれば落語によく出てくる人ですよね。
それをこの、なんていうのかな、
リアルって言い方は落語のリアルですよね。落語のリアルで、そこにいるように演じてくれるので。
でまた、あのおじさんがね、おじさんはもうこういうおじさんを本当に寸志さんは得意にしているところかなって思うんですけども、
この交代章を綺麗に描いていくんで、それほどその笑いが多い話ではないんですけども、
聞かせてしまうというですね。終わってみるとまあ俗感が高いというあたりが寸志さんらしいところだなというふうに思います。
まあ元々あのもう何年も前から早く真打になればいいのにと言われてた人なので、
今こういう充実の高座を聴いても、寸志さんだからなっていうですね、
なんでしょうね、驚きはないんですけども、やはり他の二ツ目同様に真打昇進を間近にすると、それまで良かったところがさらにグッと良くなって、
いよいよ真打だねっていうようなですね、雰囲気がなんかこの芸の中から出てくるみたいなね、ところはやっぱりあるんだなっていうふうに思いました。
でこの話が最終回で、この話とかこのシリーズが最終回で、またあの別のシリーズもこの前最終回になって、いよいよ寸志さんの二ツ目としてのですね、
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醜態成が作られるというような醜態成になっているというところで、6月30日にまた大きな会がありますので、
これも平日なんでちょっと僕はいけるかどうかわかんないんですけども、ぜひね、あの多分日暮りだと思うんで足を運びいただきたいなっていうふうに思います。
もちろん披露目はですね、披露目は間違いなく楽しいんですけど、披露目の手前のね、ここから真打になるぞっていうあたりがね、非常に楽しいですから、
ぜひ足を運びいただきたいなというふうに思います。シェアする落語の四家でした。ではまた。