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2022-12-25 04:55

【第58回】圓橘の会22/12/18

#落語
#三遊亭圓橘
こちらの都合で一席しか聴けなかったけど、年の瀬には『大つごもり』です。
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はい、シェアする落語のしけです。
お詫び。 先日、12月の円吉の会、三友邸円吉師匠の会に行ってきたのですが、
行ってきたと言っても、私のですね、 勤めているマンションの理事会が延びてしまいまして、
最後の一石しか聞けませんでした。 最後の一石についてちょっとだけお話をします。
こちらがですね、ネタ出しなんですけども、 樋口一葉作、大都合思いというお話ですね。
僕にとっては、 年末に聞く話としては、柴浜よりも遥かに上の存在ですね。
とても美しい人情話です。 また、こういうお話を
円吉師匠が好んで描けられるのも、とてもよく わかるなぁという、こういうお話を落語に仕立てて
描けられる円吉師匠は、僕は大好きです。 やっぱりこの
濁後の名作って冬が多いですけども、 冬を舞台にしたものが多いですけども、
この寒さと 貧しさというのは非常にこの
見えやすいですよね。
主人公の女の子が、水を汲む、
お風呂を沸かすための水を、井戸から汲んでくる。
それを、下駄が、下駄なんですよね。 下駄を履いていて、舌が凍っていて、
転んでしまって、 桶を壊してしまう。
で、その 勤め先の
おかみさんに怒られるというシーンがあって、 そこにこの貧しさと悲しさが、
痛みが凝縮されているんですけども、 こういったところの
円吉師匠の 描写力といいますか、
こちらのイマジネーションを喚起させていただける力っていうのが、 もう本当にすごくて、
もう話自体は非常にささやかな 話なんですけども、
ちょっとね、大返りっぽいかなぁとかね、 思ったりしましたけども。
いいですよね。 大嗣森は、私読んでないですけども、
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小説先に読んでから聞いてもいいかもしれないですね。
今年描けられたんで、 来年の年末に描けることはないかなぁというふうに思うんですが、
再来年あたりですね、またこの円吉の回で、 この樋口一葉の大嗣森を
聞かせていただけないかなぁというふうに思っております。 ということで、
中身のないお話で申し訳ないんですが、 本日はこれまで。そしてですね、
新春1月2日、1月3日に
円吉一問会がこの深川東京モダン館で行われまして、 ここにはですね、
三友邸満吉師匠、三友邸長吉師匠、 そしていつも出ている三友邸まんまるさん、
これはですね、満吉師匠のお弟子さん、 創出園になると思います。
ぜひですね、深川東京モダン館のサイトを検索して、 ご予約いただければというふうに思います。
これは新年らしくて、 私も毎年お伺いしている回です。
2日、3日、どちらかでもですね、 ぜひ来ていただくことをですね、
お勧めいたします。 ということで、シェアする落語の式でした。
ではまた!
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