1. シェアする落語のスタンドエフエム
  2. 【第26回】ちょちょら組#13 22..
2022-06-19 08:33

【第26回】ちょちょら組#13 22/06/18 #落語

4人とも凄いっす。
#落語
#ちょちょら組

#橘家文吾
#柳亭信楽
#三遊亭ぽん太
#立川かしめ

---
stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。
https://stand.fm/channels/614acca39ccb419e5f1db0cc
00:00
はい、シェアする落語のshikeです。
昨日6月18日、お江戸両国邸にちょちょら組を聞いてまいりました。
ちょちょら組はですね、立花谷文吾さん、劉邸志柄木さん、三友邸ぽんたさん、
たてかわかしめさんというですね、東京4団体の2つ目4人が、それぞれ文吾さん古典、志柄木さん新作、
ぽんたさん新品、かしめさん改作というですね、ジャンルのお話をやるという、そういう会でございます。
一応この4人はアイドルユニットということになっていて、曲まで一応作ったんですが、今回の回では全くその辺は触れられず、アイドルユニットというコンセプトはとっても薄いものになっています。
オープニングトークで4人がですね、いろいろとちょちょハッシュのやり取りをするんですが、志柄木さんとかしめさんの間の仲がどんどん悪くなっていくというところで、みんなで笑いをとると。
この話どこにオチがつくのかなぁ、大丈夫かなぁと思ってたら、ちゃんとオチをつけて笑わせてくれるあたりは、さすが落語家さんだなというふうには思うんですが、
なんかこの会らしいダラダラっとしたトークですね。 開講1番は今回は文吾さん、犬の目。
古典パート担当なんですけど、かなり快作でしたね。
くすぐりの入れ方は大変面白いと思いますし、文吾さんは見るたんびに人物をしっかり一人一人作っていこうという意図が見られて、そこはとっても楽しいなというふうに思いました。
続いてですねポンタさん、一番大変なチンピン担当。 チンピンというのは他の人があまりやらない話ということですが、
なんでやらないかというと基本的に面白くないからなんですね。 今回はなんと白毛屋。これは僕はですねテレビで宇多丸秘書がやったのをかけて、ちょっとアゼンとしたような話で、
ある意味落語っぽいっちゃ落語っぽい。 最後まで聞いても何の解決もしないという話なんですが、やってる方としては手応え感じにくいだろうなという、笑えるところは全然ないし、かといって感動させるでもない。
ただその話にポンタさんがしっかり引きずり込んでくれるっていうところはやっぱさすがだなというふうに思いますね。
03:07
特にあの地語りのテンポがすごくいいし、この話は結局下げが言いたいだけの話だなというふうに思うんですけど、そのあたりの下げに持っていくまでのところがね、
言い立てですかね、すごく重要なんですが、あたりがすごい綺麗なのがやっぱりポンタさんらしくて、この話をやれる力量があるっていうところに関心しちゃいます。
仲入りを挟んでしがらきさん。 しがらきさんは新作5本に古典もやられる。古典の方が持ちネタが多いなんてことをおっしゃってましたが、
新作5ですね、聞くたんびにこの人の新作っていうのは裏切らないですね。
面白い。 最初にもう
出落ちっていうか、強烈なその設定をかまして、そこで一回客が大笑いするんですけど、
その設定を使い倒すんですよね。 今回はスタンガンという話なんですが、
スタンガンを ある特殊な使い方をして
それがもう 次から次へと
スタンガンなんですよ。 ある特殊な使い方をする、スタンガンをある特殊な使い方をするっていうのをひたすら繰り返していくんです。
なので、なのでって言い方も微妙ですが、ネタを笑わないように苦労しておりますが
この話、話の半分ぐらい、演者である滋賀瀧さんは
絶叫してます。 絶叫するたんびに僕らは笑わざるを得ないという、とてつもない新作ですね。
広瀬和夫先生は最近、滋賀瀧さんを知っているみたいなんですけど、この日も会場にいらっしゃってまして、
ネタの出しの張り出しを見て、お帰りになる時ですね。 ああ、やっぱスタンガンかっておっしゃってましたね。はい、スタンガンです。
で、最後の滋賀瀧さん。 滋賀瀧さんは古典落語の改作をですね、まあ師匠が小平師匠ですから。
をたくさん手がけていて、どれも面白いんですが、 僕は猫と金魚とか大好きですけども
今回はですね、夏の鴨先生のですね、作品をさらに改作するというですね。
なんか元がわかんないから改作なのかどうかよくわからないという話もありましたが、 それはともかくこっちもまたすごく面白かったですね。
ゴンスケ幽霊という話なんですが、 話の間何回ゴンスケって言うんだろう。何人ゴンスケが出てくるんだろう。
06:08
というですね、あの 夏の鴨先生の持っている
しっかり落語でありながら、しかもこの話は偽古典ですから
落語の世界でありながら、そこに異常さが加わってくる。 縦川吉祥さんのアプローチとちょっと近いところがあるんですけども
古典落語の世界観の中に異常なものが紛れ込んでくる その
夏の鴨先生独特の奇妙さ、奇妙な笑いの上にさらに 柏さんが奇妙なものを乗っけていって
奇妙な大騒動になっていくというところで、本当に異常な世界なんですけど
いやね本当にね、ネタ割りたくないから異常な世界なんて言い方しますけどね 本当に異常な世界なんですけど、とにかく笑えるし
よくこんなややこしい話をこんなにすんなり聞かせるなというところが、やっぱりあの これは柏さんの力量だなというところで
まあ物の見事に4者4様で 違うハードルを自分に貸して、違うハードルを違う形で飛び越えている感じが
この回がすごく面白いところですね 一応今回の話の縛りはびっくりだったらしいです
もう4者4様に僕もびっくりです だがアイドルというコンセプトはもうほぼ
合ってるようなないようなほぼないんじゃないかというような感じで 一応会場でDVDとかチェキとか売ってましたけど
売ってるだけという感じではあります ただあくまでもアイドルユニットであることをですね
設定として主張したままこのまままた続けてほしいなというふうには思います 次回は9月だそうです
ちょっと長くなっちゃいましたけど今日はぜひ行っていただきたいなというふうに思います ちょちょら組でしたそれではシェアするランコウのしけでしたではまた
08:33

コメント

スクロール