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2022-11-03 06:42

【第50回】吉笑 真打計画 Re:02 『キッショウと浜野矩随』22/11/03

#落語
#立川吉笑
#浜野矩随
立川吉笑さんの浜野矩随素晴らしかったです。吉笑さんの落語で初めて泣きました。


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00:01
はい、シェアする落語のshikeです。
本日11月3日はですね、北沢タウンホール、下北沢の北沢タウンホールで、なんと、昼夜で別の落語界に行ってまいりました。
どっちも立川流なんですね。
昼はですね、立川吉祥さんの新市計画02。
02でいいのかな?02?まあいいや。
浜の利益をかけるという話でですね、これは効かなきゃと思って前売りを買ってたんですが、それが7月で。
7月のですね、会がちょっとコロナで流れちゃって、会場を変えて11月3日改めて開催ということになりました。
まずですね、最初の方の枕がですね、10月31日に行われたNHK新人落語大賞の決勝について、観光霊が惹かれていて喋ってはいけないという話ですね。
これで、優勝したことを前提にした流れと、優勝できなかったことを前提にした流れと、両方喋ってみたりとか、色々と匂わせたり匂わせなかったりとかしてですね。
別に優勝しててもしててなくてもですね、今日のその優勝してるかしてないかが言えないということを前提にした枕がですね、大変に面白かったというような話でございます。
そこから、これ今日ネタ卸しなのかな?なんか最近作ったネタっていうふうには言ってましたね。
いがいっけいというネタなんですが、面白いんですけど、どうやってネタバレしないように言おうかな。
ともかくですね、迫力はないです。
いやいや、こういう言い方だとね、よくわかんないですけどね。
要は、小声の落語です。
小声の落語というものが成立するんだなというふうに思いまして。
2席目がですね、プルップルなんですよね。
僕はもう前座から2つ目に上がる前の頃からキッショウさん好きですから、聞いててよくわかるんですけど、
キッショウさんがね、弾けるネタってやっぱりね、肉体が起点なんですよね。
03:03
下打たずとかゾーンとかですね。
数学的なロジックで積み上げていくところに独特の笑いを作るんですけど、
ただなんか起点になっているのがね、結構肉体だなっていうふうに思って。
改めてプルップルも生で聞いたの初めてかな?聞かせてもらうとですね、
本当に肉体を制御できない人間のおかしさですよね。
とにかく笑いました。
ここでもう終わるのかなと結構時間が経ってたんで、
ここでもう中入りにしちゃうのかなと思ったら、そこからダッキのお百をかけたんですよね。
この後ハマノかけるって決まってるのに、ここでダッキのお百かけるんだっていうですね。
僕もダッキのお百はキッショウさんでは初めて聞きましたけども、
いわゆるその地語りの、
なんていうんですかね、講談っぽいところですよね。
地語りのところのリズムがとっても綺麗ですよね。
ただ、まだこの話は煮詰められるなっていうふうに思いましたね。
もっと悪いやつを悪くかけるんじゃないかなっていうような気がしました。
でもね、こういうところまでやっぱちゃんと幅を広げてきてるんだなっていうところにですね、
キッショウさんの凄さを感じますね。
そして中入りを挟んで3席目がハマノ乗り受けだったわけですけど、
素晴らしかったですね。
多分、ダンショウ師匠からだと思いますけど、
ダンショウ師匠のハマノを僕はずいぶん昔ですけど、
上野広工事邸で聞いて本当に感動したことがあるんですけど、
あれがよみがえってきましたね。
さすがにずいぶん昔なんで、型の細かいところは覚えてないんですが、
多分キッショウさん独自の演出がそこらここらに入っている。
なんかね、立川キッショウで泣いたのってひょっとして初めてかなっていう。
泣きそうになった話はね、すごく昔にあるんですけど、
赤の色の夕日っていう。
でも成功法の明光伝で泣かせてくれるところまで立川キッショウという人が来たんだって。
昔から見てる分だけ言い方がやらそうになっちゃいますけど、
本当に見事だなっていうふうに思いました。
うん、新市計画ということで着実に立川流の新市への道を辿っているというかですね。
06:13
もうゴールが見えてきてるんじゃないかなというような楽しい回でございました。
新市計画ですね。これからも多分シリーズで続いていくと思いますので楽しみにしたいと思います。
ではまた!
06:42

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