イベント概要と前座の紹介
はい、シェアする落語のシケです。 1回ですね、音声ファイルが壊れてしまったので再アップします。てか、録り直してアップします。 5月29日金曜日、池袋演芸場、東京デブサミット行ってまいりました。
18回目になるこの企画。 もともと大阪の企画だったみたいなんですが、それで東京もやるということで東京デブサミットと、そういうタイトルがついたわけでございますね。
まず開口一番前座は入船亭ちゑりさん、全然デブじゃない。 ご自身もデブサミットらしくなくてすみませんというふうにおっしゃってました。
私初めて聴かせていただきます。口跡口調がいいですね。 素晴らしいと思いました。入船亭扇辰師匠のところの女性のお弟子さんでございます。
ちょっと今後注目したいな。 続いてですね、古今亭志ん陽師匠。久しぶりですね。久しぶりに聴かせていただきます。
古今亭志ん陽の落語と演出
『写真の仇討ち』。 まずまくらから面白かった。まくらが非常にデブサミットらしい痛風の発作を起こしたと。
今まで痛風の発作が起きないようにギリギリのところでコントロールしてたのが、ついに発作になっちゃったというような話と、子供の運動会に行ってきたという、そんなお話でしたけど、しっかり面白かったです。
ネタが『写真の仇討ち』。珍しいネタですよね。立川寸志さんがこの前やってましたのを伺っております。
難しいというかね、そんなに笑えるところがあるわけではないんですよね。ただその無分別な若者と分別なる大人というこの2人。
ほぼこの2人しか出てこない話ですから、この会話で見えてくる関係性みたいなところがですね、そういうところが面白い。ギャグで笑わせる噺ではないんですよね。
前半その若者が年寄りをおちょくって、そのおちょくりが反転していって、若者の方が情けなくメソメソするみたいな、そんな噺なんですけども。
やっぱこういうね技で、技をお持ちの方は技で聴かせるなっていうところでですね、なんかすごい楽しめました。
でここでですね、確かここでだったと思うんですけど、柳家一琴師匠が出てきて、出番なのかなと思ったら、高座返しを始めて、高座返しをする振りをして、振りをしてというかしている最中に次の出演者の名前を見て座布団をぶん投げて帰るっていうですね。そういうことをやってまして、これコントなんだということに気がつきました。
林家きく麿の落語と新作
次にご登場されたのは林家きく麿。
きく麿師匠ね、もう最近作るネタが全部面白いんで、全部聴いてるわけじゃないですけども、次から次へと面白いネタが出てくるんで、今度は何で来るんだろうと思ったら、だいぶ昔若い頃に作られた『陳宝軒』でしたね。
古今亭志ん朝師匠にいろいろアドバイスされて『陳宝軒』という名前をつけたという話もあったかと思いますが、まずまくらが面白かった。
まくらがですね、トイレに行きたくてしょうがないっていう話なんですけど、これ以上言っちゃうと、あと何回か多分使うまくらと思うんでやめてきますが、
面白かったですね。何でしょうね、サービスエリアとか道の駅とか、なんかああいうところの話ってなんか面白いですね。道の駅のトイレの話だったんですけども、そんなところで『陳宝軒』です。
これははっきり言って、『金明竹』ですね。『金明竹』のパロディです。パロディにするだけあってですね、非常に強力なギャグがバンバン入ってくる仕掛けになっていて、九州のお土産の話なんですけどね。
九州のお土産の話を順番に並べただけでこんなに面白いっていうですね。だからこれは福岡弁なのかな。福岡弁で九州のお土産をまくしたてるという、そういう話なんですけども、面白いですね。さすがでございます。
ただやっぱ最近のやつが、僕はもうすごい色々好きなので、またちょっときく麿師匠の話色々聴きたいですね。今度はあのね、いろんなベテランの方がきく麿師匠の話やるだけの会が確か7月31日とかあるんですよね。柳家小里ん師匠が『ロボット長短』やるとか。ちょっとそれもね、行けたら行きたいんですけどね。
春風亭一蔵の演出と林家たたみの登場
続いて、ここでまたですね。今度はですね、春風亭一蔵師匠が出てきて、脚立を出すんですよ。出して、位置を変えたりして、使うでもなく、座布団のですね置き場所を置く位置を微調整して、よしこれでOKみたいな感じで、脚立をしまって、
メクリを見たら、次の出演者の名前を見て、座布団を叩きつけるというこの一人コントに乗って現れたのが、私こちらも初めて、林家たたみさんです。
東京デブサミット、最初はみんな100キリ以上あったらしいんですけど、健康のためなのかなんなのか、どんどん皆さん痩せていっちゃってですね、これはデブサミットと言っていいんだろうかという感じだったんですが、そこに期待の大型新人ですね、林家たたみさん。
とにかくデカい。デカいなぁ。100キリは優に超えてるでしょうね。いい顔してるんです、ネタがですね、まくらもね、なかなか二ツ目になってまだ半年ぐらいからにしてはね、いいとこついてる感じのまくらをしてて面白かったんですけど、ネタはですね、珍しいですね。
これはね、神田茜先生原作の『初恋えんま』です。これあのね、茜先生ですから当然講談なんですけども、まあ落語ですよね、非常に落語っぽい新作講談ですね。だから落語にするにもね、やりやすいんじゃないかなと思ったんですけども、たたみさんはあんまりそのテクニックで聞かせるタイプではなくて、愛嬌ですね。
三遊亭歌武蔵の漫談と落語家の不在
全身から出てくる愛嬌で聞かせるタイプの方だなと思いました。このネタもなかなか合ってるんじゃないかなというふうに思いました。ここで仲入りです。この後ですね、仲入りが明けまして、三遊亭歌武蔵師匠。この企画のリーダー格ですよね。多分ね、香盤一番上だと思いますし。で、歌武蔵師匠がですね、漫談でしたね。いつも相撲関係の漫談だと『支度部屋外伝』という演目がついてますけど、これは何でしょうね。『刑務所慰問外伝』。刑務所慰問に関わる話でしたが、面白いですね。
こういう漫談はね、こういうテーマ性のある漫談ってやっぱ面白いな。『支度部屋外伝』と同じくらい面白かった。知らない話ばっかりなんですよね。刑務所って中こんなになってるんだっていうところからいきなり爆笑と。
なんと死刑囚まで出てくるんですけどね。その死刑囚が出てくるところが一番面白かったですね。一言も喋れませんけどね。そうですかっていうね。『子ほめ』ですかっていう。そういう話ですね。あとやっぱり刑務所の慰問というとこの方ですよね。桂才賀師匠。
ここで落語は終了。つまり、柳家一琴師匠と春風亭一蔵師匠のお出番がないんですね。ちょっと残念でした。
大喜利と出演者の変化
大喜利でございます。大喜利司会は歌武蔵師匠でたたみさん、春風亭一蔵師匠、柳家一琴師匠、古今亭志ん陽師匠、林家きく麿師匠の順で並びました。これちょっと後で順番変わったりもしますが。
1問目、2問目、3問目と出ていくんですが、とにかくきく麿師匠が自由すぎて全然収集つかなくなってましたね。全く収集がついてなかったです。
グダグダな笑いが飛んだのと、柳家一琴師匠が驚くほど痩せていて、もうデブでもなんでもなかったです。前々からお痩せになって、体重を意図的に落とされていたのをよく知っていましたが、
もうだって90キロ台が60キロ切っちゃったって言うんだもん。それはちょっとね、お体のためにはそっちの方が絶対いいんですけども、この企画だとちょっと浮きます。しかもなんかちょっとお怪我されちゃって、一琴師匠だけ椅子にお座りになってましたね。
あんまり痩せすぎたので周りの人からはガンだガンだっていうふうに言われていました。3問目が、あいうえお作文で5文字の言葉をお客様からいただくということだったんですが、3つ目の最後のお題を私が出させていただきました。
ひらがな5文字、羽織紐。いいでしょう。こういうね、美しい粋な楽しい題をですね、お出ししたんですが、この羽織紐の「も」を担当した、一番最後にオチをつけるところを担当した春風亭一蔵師匠が一気に汚い方向に持って行ってしまって、もうやってられませんと歌武蔵師匠が言ってお開きということになりました。
でも一蔵師匠は若頭っぽく場を取り仕切っていく感じがですね、すごくいい感じがしましたね。でも落語聴きたい。ちょっと聴きたいです。一蔵師匠。最近ラジオがね、すっごい面白いんで、またちょっとね、落語も聴きたいなというふうに思っております。
イベントの締めくくりと今後の展望
ラジオはですね、ラジマガフライデーという金曜日の朝文化放送ですね。春風亭一花さんのコーナーもあります。いいラジオですよ。これ面白いですよ。ちょっと話がずれましたけども。池袋演芸場はですね、21日からの下席での夜の部が落語協会特選というのかな。落語協会の人を中心にいろんな企画をやってました。
そして東京デブサミットもその一つだったんですけども、面白かったですね。年に2回ぐらいやってるみたいなんで、また行ってみたいなというふうに思いました。シェアする落語の四家でした。ではまた。