二人会の開催と立川わんだ師匠の名古屋弁講座
はい、シェアする落語のシケです。6月10日水曜日、新宿無何有におきまして、わんだ・寸志二人会に行ってまいりました。
わんだ・寸志二人会は、どれくらいかな?わんだ師匠が真打昇進してから聴いたかな?
もう名古屋にね、かなり拠点を移されちゃってるんで、三四楼寸志二人会は東武練馬の三凱亭であるとか、今は無きミュージックテイトで聴いてましたけども、
もうね、本当に昔行ったなっていう、そういうイメージでございますよ。たまたまね、今日時間ができたんで、フラッと当日券で行ってまいりました。
開口一番がですね、立川わんだ師匠『名古屋弁高座』。相変わらずつっかえつっかえなまくらですね。二つ目成り立ての人みたいな感じの。そこから、名古屋弁に入っていくっていうね。
ある種の根問物ものなので、もっとなんかこう、聞きに行くほうがもうちょっと荒れてもいいんじゃないかなって思うんですけど、割と素直なんですよね。
名古屋弁は面白いんで、それで笑っちゃうっていう、そういう感じでございますかね。でもなんか久しぶりにね、立川わんだ師匠こんな感じだったなっていうのをね、思い出しながら聴いてましたけども。
立川寸志さんの昇進準備と『棒鱈』
続いて立川寸志さんでございます。真打昇進を控えて今お忙しでありましょう。
いやもうまくらからね、あのわんだ師匠兄弟子への愛情と、これがきっちりとまとまる。この辺が兄弟の違うところですけども。
「マッポ」の話ね、自分の地元の立川からですね、わんだ師匠が名古屋という地元を持ってて羨ましいという話から自分の地元の立川の話、そこからマッポという言葉の語源、そこから『棒鱈』に入っていくという、まあこの辺りは本当にきれいですよね。
スーッと入っていくと。やっぱりね、寸志さんの『棒鱈』、あのまず下げをきっちり決めたっていうのがすごく大きいんですけど、さらにね、やっぱり削ったところがね、きれいに削れてるっていうのがいいですよね。
別に、この型が一番いいっていうわけじゃないんですよ。寸志さんがやるんだったら、この型だなっていうところですよね。
僕は某評論家と違って『棒鱈』は大好きで、いろんな人がやってる『棒鱈』が好きなんですけど、寸志さんの『棒鱈』のこのなんか洗練具合っていうかね、いいところを削っておいしいところを表に出してる感じが好きですね。
立川わんだ師匠の二席目『あくび指南』
で、仲入りを挟んでもう1回ですね、またわんだ師匠なんですよ。だからまぁABABスタイルですね。なんとなくこう短めにやって寸志さんに振ってるという雰囲気でございますが、だからわんだ師匠の2席目がですね、『あくび指南』。
これね、面白かったんですよ。あるギミックを使って、他の『あくび指南』とは違う、改作かなっていうぐらいのところのいじり方をしてるんですけども、
なんていうかな、すごい面白かったんですよね。そのギミックはどういうギミックなのかはちょっと伏せておきますけども、ただね、やっぱりあれって一緒に連れてきた人が退屈する話なんで、退屈するところぐらいまでもっとやってほしいなっていうのはちょっとありますよね。
要するに面白かったんでもうちょっと聴きたかったなという、そういう感じですね。
立川寸志さんの得意ネタ『一眼国』
で、トリがですね。寸志さんで、今度はですね、『一眼国』。寸志さんの『一眼国』ってのはもうね、だいぶ前から定評がある寸志さんの得意ネタの一つですけども、
『一眼国』に至るまでの寸志さんの場合ですね、『一眼国』の話を吹き込むのが落語家なんですよね。
この落語家と見せ物をやってる男の会話のところをですね、だいぶシチュエーションを変えてきて、非常にシンプルにまとめてますよね。
そこで、落語家なんで役にも立たない軽口を叩くんですけど、その辺で笑わせてくれるところがね、ヘビのやつ大好きですね。
そこから入っていくっていうあたり。後半はもう『一眼国』の世界です。久しぶりに聴いて楽しかったなっていうのと、
やっぱりこういうところ、こういう噺はやっぱり寸志さんの力が存分に発揮できる話だなというふうに思いました。
二人の掛け合いと今後の展望
お二人でエンディングトークでお開き。ちょっと打ち上げで軽くその場で飲むという感じでございましたけども、
なんかね、寸志さんも肩の力抜けてて、久しぶり「27世紀の爆笑王」わんだ師匠の落語っていうのもね、
これはこれでなかなか楽しかったりなんかして、いい夜だなというふうに思ったんですけど、
やっぱりなんかね、わんだ師匠が、これは持ち味っちゃ持ち味なんだけど、迷いとか照れとかみたいなものを振り切って、
自分の武器をバーンと前に出したらめちゃくちゃ面白いのは、もっとめちゃくちゃ面白いはずなので、
それで寸志さんと二人でね、もうちょっと木戸銭取れる会をやってほしいなと。
こういう言い方は変ですけど、なんだろうな、もっとお金取ってよっていう感じでした。
というところでですね、寸志さんもちょっとね、寸志さんはもちろんこれから、
真打昇進に向けてのいろんな野心的な試み、6月30日の大きな会もありますし、
その辺は楽しめるわけでございますが、わんだ師匠もね、ちょっといろいろと仕掛けてるような話を聞いてますので、
名古屋中心とはなると思いますけど、東京の方でもね、聞けたら面白いんじゃないかなというふうに思います。
ということでシェアする落語の四家でした。ではまた。